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佐久間スポーツジム

投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
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2025/07/07 00:51:58 (sEz/5txh)
「さてとそろそろ時間だ。行きましょうかお父さん。」
佐久間スポーツジム事務所の壁に掛かっている時計を一瞥して、亮平が父に声をかける。
「ジムでお父さんは止めろと、いつも言っているだろうが。」
「はいはい、会長。新規採用職員の面接に行きますよ。」
苦笑いを浮かべながら、父光一に再度声をかけデスクから立ち上がる亮平。

亮平が歩き出すと小走りに追ってきた光一が追い付き
「どうだこの〇〇って娘(こ)は。大学でスポーツ関連の講義取ってたみたいだし、何より可愛い顔してるじゃないか。」
と耳打ちをする。
「インストラクターに顔は関係ないでしょ会長。それになんでそんなこと言うんです?」
「いつまで経っても結婚しないから、母さんが心配してるんだよ。いい女(ひと)がいないなら、ジムで見つけたらどうかって。」
〇〇という娘は亮平から書類選考を任された父と母が、顔で選んだことを亮平は知らない。

「全く母さんったら・・・」
言いながら、付き合ってはいるがこの頃心の距離が遠く離れてしまった、船見を思い浮かべる亮平。
思い浮かべたその映像を頭の中から追い出すように、数度頭を振る亮平。
「くだらないこと言ってないで、面接に集中してくださいね会長。」
言い終えると面接会場にしてある、会議室の扉を開ける亮平
扉を開けると長机二つにパイプ椅子四つ、そのうち二つには男女が一人ずつ座っている。
それに相対するようにパイプ椅子が一つ置かれている。
長机側のパイプ椅子に腰を下ろす亮平と光一
「お待たせしました、入って貰って」
腰を下ろした亮平は最初から応接室内にいた男に声をかける。
「はい。」
そう言って男は、亮平と光一が入って来たのとは逆側のドアを開け
「お待たせしました〇〇さん、中にどうぞ。」
と、外にいる人物に声をかける。
男は人事課長の堂本。
因みにもう一人最初から室内にいた女性は、インストラクター長の黒木である。



ここは、〇〇県下に数軒のジムを構える佐久間スポーツジム
亮平が継ぐ前までは、一軒だけそれもマシンだけを置く小さなジムだったが、亮平が父の跡を継ぎ、なんとか事業を拡大することに成功して、業界でも中堅を位置する規模まで成長することができた。
今日は本店(一号店)の改装拡大に伴う人員採用の面接なのだった。

〇〇さんになってくれる方こんな感じの導入であそびませんか?
〇〇さんがスポーツジムの会員から痴漢行為をされたり、亮平とあんなことやこんなこと、光一からスケベな視線向けられたり、その他流れで色々と。

 
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/26 20:24:57    (N1dVWziG)
胡々希が退出して、男四人となったジム内
「(心の声:気にしてないじゃ困るんだよなぁ。もっともっと気にしてくれないと…じゃないと先に進めないし(笑))意識したか?そう思うか目黒。」
目黒「えぇ、顔の赤面といい、気にしてない発言といい、口とは裏腹に十二分に意識したと思います。
それと、横山さんと京本さん、井ノ上さんは社長のお気に入りですので、勝手な行動なさらないで下さい。
菊池さんは改めて言わなくてもお分かりですよね。」
菊池「目黒さん、分かってるよ。その大きいガタイで凄まれると怖いよ」
横山・京本「やっぱり亮平さんのお気になんだ(笑)
でもいつまでも待っちゃいないよ。
欲しいものは早く手に入れないと。」
「分かってるよ。でも物事には順番ってものがあるだろ。
手に入れた暁には、皆にもいいもの見せてやるよ。
仕込みはもう完了してるから。な、勝ちゃん(笑)」
菊池「あ、ああ…」
横山・京本「なに?何なの?いいものって。
仕込みって何なのよ?教えてよ菊池さん。」
菊池「お、俺の口からは絶対に言えない。
知りたいなら、亮ちゃんから聞いてくれ
(カメラとかの事俺からばらしたら、借金一部棒引きの話おじゃんになっちまうからな。)」
横山・京本「亮平さん……目黒さんも知ってるの?」
「二人とも、知りたかったら上手くいくように応援しててくれ(笑)」
目黒「私の口からは何も……お三方今日はもうジム、鍵閉めますから、出て行ってください。
明日からは通常通りの営業時間ですので。」

三人と別れマンションに戻って来た亮平と目黒
マンションのリビングにあるノートPCを立ち上げると、各カメラと盗聴器を起動する。
寝室のベットで横になっていた胡々希が立ち上がり、着替えを始める。
一人という安心感からか、躊躇なく着ていたウェアを脱ぎ捨てていく胡々希。
「井ノ上さんが玄関出たところ見計らって、俺達も出るとしようか。
そういえば米倉さんとの話、話し進んでるの?」
目黒「よ、米倉さんは、レ…レズビアンで……そ、その……」
「目黒、何言ってるの?お前らしくないな、俺が聞いてるのは業務提携の話。お前と米倉さん、二人の関係の話じゃないよ(笑)」
目黒「業務提携……そ、そうですよね。うちも女性会員そこそこいることですし、米倉さんのエステ店からうちに出向いてもらって、自分でできる簡単なエステの講習とかも面白いかと話してるんですけど…
それに社長が睨んだ通り、エステに来ているお客様の中にも、運動で健康的な体を維持したいと思ってる人は多いみたいです。」
「そう…まあ、ゆっくりでもいいから話し進めておいてくれ。」
「はい分かりました……あっ社長、井ノ上さん出掛けるみたいです。」

玄関に設置したカメラが、靴を履こうとしている胡々希の姿を映し出している。


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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/25 04:26:47    (MBDuBWF3)
小走りで急いで事務所に行きドアをノックすると室内に入り一礼すると堂本に。
「部長、菊池さん、横山さん、京本さんが特別会員になっくれるそうです。
入会書の書類一式、五名分頂けますが?」
堂本「それは良かったとして五名分ですか?」
「はい、五名分です、オープニングセレモニー前、大西さんが女性二名紹介してくださったんです。」
堂本「会社としてはもう少し人数欲しいところですが…、
新人の井ノ上さんにそれだけの会員が付くと言う事は喜ばしい事です。」
書類一式を用意してもらいやはりジムへ小走りに戻ると。

菊池勝利が亮平に胡々希の唇の感想を聞いている。
(心の声:そうか!菊池さん、あの日居たから水分補給させる為の口移し見てたんだ!恥ずかしい……。)

(心の声:途端に体温が上るのが解る、顔紅くなってないかなぁ?
今声掛けても大丈夫かなぁ?社長はキスだと思ってないんだ、良かった…。
唇に触れたの2人目だ、ぼんやり覚えてるけど………。)
横山「井ノ上さんは災難だったけど亮平さんは約得だよな、彼女の唇、柔らかそうだし
それに口移しなら舌だって…ねぇ?笑」
菊池「あの姿見たら萌える。笑
亮ちゃん、水分補給のためとは言えかなり戸惑ってたよな。
うら若き乙女に俺らおっさんがあのプルプルした瑞々しい唇にキスするのに葛藤してた?」
京本「口移し行為なら躊躇ないよね、でも……、もし俺が彼女にキスするなら深く長いのがいいかな?」
目黒「あっ、井ノ上さん、社長も三人とも悪ノリし過ぎです。
井ノ上さん、お気になさらない様に
この四人集まれば“自分のお気に入り”の話をするんですよ、全く呆れますよね。」
「それって社長が…私を…?(心の声:私を気に入ってくださってると?)」

顔が紅いのは隠し様がない、亮平の顔をまともに見れない。
ドキドキするのは異性として考えているなのか、羞恥なのか判らない。
菊池「井ノ上さん、ごめんごめん、調子に乗りすぎたね。
……うぶな反応可愛いね、今まで付き合ったことある人、2人くらい?」
京本「またそうやって菊池君、井ノ上さん、困ってるじゃないか。」
「いえ……、高校生の時に所謂ボーイフレンドが居ましたが…。(心の声:一瞬、チュッでしただけなのよね。)
大学生の時のお付き合いと言うのは初めてでした。」
横山「(心の声:でしたか、なら今フリーなんだ、亮平さんがいかないなら俺がアプローチしても?)
全く2人ともおじさん丸出しだよ、井ノ上さん、変な質問して悪かったね。
次ジム来るまでに会員書に記入してくるね。」
「すみませんが宜しくお願いします。」
三人に頭を下げると亮平の元に。

「あの日の事、あの……救急処置だと思ってますから…、気にしてませんし気にしないでください。
し、失礼します!」
今度は五人に頭を下げ更衣室へ。

「おかしく思われちゃったかなぁ?」


目黒「これで井ノ上さん、社長とのキスを意識しましたね。
あとは社長が…、もっと意識させればいいだけですよ。
この後、井ノ上さん、スーパーに行くでしょうからご一緒したら如何ですか?」
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/24 21:54:30    (hBuDLrtz)
社長やりましたよという風な顔を、こちらに向ける胡々希。
「よかったね井ノ上さん、三人も入ってくれて。
三人の気が変わらない内に、特別会員の入会申込書、堂本部長から貰って三人に渡してあげて(笑)」
事務所へ小走りに向かう胡々希。
Tシャツで上半分が隠された、ヨガウェアに包まれている桃尻を眺めながら
「三人とも特別会員になってくれてありがとう。
彼女新入社員で失敗もするだろうけど大目に見てあげて(笑)」
菊池「彼女いい尻してるな。あの時尻も触っておくんだった…それにしても亮ちゃん、井ノ上さん使って焚きつけるなんてお主も悪よのぉ(笑)」
横山「亮平さんに上手くやられちゃったかな。
でもあの健康的なお尻…水着で包まれてるお尻も見られるんだね。」
京本「亮平さん、商売上手なんだから…
横山さんいいな。俺も水着見たい。
フォームチェックしてとか言えば、俺も水着見られるかな?どう思う亮平さん。」

「特別会員用のトレーニングメニューは、担当のインストラクター・トレーナーに作成をお願いするんで、希望を言っておけば大丈夫だよ。随時見直しもするから途中からでも大丈夫だし…」
亮平がそう言った時、事務所から胡々希がジムに姿を現すが四人はまだ気が付いていない。
大西と婚約者の祖母、大西の取り巻きのお姉さま方もいつの間にかジムからは姿が消え、ジムにいるのは四人と少し離れたマシンに目黒がすわっているだけ。
菊池「そう言えば亮ちゃん、井ノ上さんの唇の感触どうだった(笑)」
横山・京本「えっ、菊池さん何その話?亮平さんなんなの?」
「勝ちゃん、誤解するような話し方止めろよ。サウナ事件の時、井ノ上さん最初自力で水飲めなかったから、口移しで水分補給させただけだよ。確かに唇と唇は触れたけど…所謂キスとは違うって言うかなんというか…」
いつの間にかマシンから離れ近くに来ていた目黒が
「社長…」
と小声で注意するが…
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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/23 13:27:47    (m5zlfaRb)
最後の一押しが欲しいみたいで私から頼んで欲しいと言う事はもし勧誘したら私が担当になるのかなぁ?
そう思いながら亮平と目黒と三人の前に立つと頭を下げる。
「菊池さん、先日はありがとうございました、申し訳ありませんがあの日の事、あまり覚えてなくて…。」
菊池「いやいや、脱水で朦朧としてたし仕方ないですよ。」
「そう言って頂けてありがたいです。……社長、本当に私の会員で?」

菊池勝利と横山忠義と京本北斗の目を見ながら。
「菊池さんは仕事のストレス解消な感じでジムに?」
菊池「よく分かりましたね、趣味って趣味がなくて休みの日、朝から飲んじゃうんですよ。」
「成る程…、でしたらヨガなど如何ですか?
横山さんは職業柄、運動不足解消ですかね?」
横山「その通りです、やっぱり二人より締まってないですか?」
「いいえ、ご職業をお聞きしたのでそうなのかなぁ?と思いまして何かお苦手な事ありますか?
それから京本さんはガチ勢とおっしゃってるので気分転換をしてみませんか?」
横山「俺、泳げなくて…。」
「でしたら私が手助け出来ると思います、京本さん、あっ、菊池さんも私が勉強したリズム体操…。
喋り過ぎですね、すみません、ヨガ、リズム体操を見てから決めて頂きたいと…。」
菊池「亮ちゃん、この娘、面白過ぎるよ。」

三人が笑い出すとキョトンとする胡々希。
目黒「菊池さん、横山さん、京本さん、井ノ上さんの事、誂わないで下さい。
ウチのホープなんですから!」

ホープ?えっ?それだけ期待されてるの?頑張らなきゃ!

菊池、横山、京本「「「イヤイヤイヤ」」」
菊池「反応が可愛いからさ。」
横山「一人ひとりの意見を聞いて真面目だなって思ったんだよ。」
京本「ガチ勢の俺にリフレッシュ方を今まで言ったインストラクター、あっ、井ノ上さんはトレーナーだったね。
居なかったんだよ、俺は井ノ上さん紹介で入らせてもらうよ。」
横山「そうだな、俺もイザと言う時、泳げるのいいと思うからそうさせてもらうよ。」
菊池「井ノ上さん、趣味、ヨガだとモテる様になるかな?」
笑いながら三人が特別会員になってくれると言ってくれた。

「お三人ともありがとうございます、初指名です。」

菊池(心の声:リズム体操だと乳揺れ見れるか?)
横山(心の声:水着でマンツーマン、楽しみだよ。)
京本(心の声:へぇー、ガチ勢の俺に別の物を薦めるなんて中々の度胸だな。)
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/22 23:07:04    (LHsolY.Z)
オープニングセレモニー・館内案内も無事に終わり、一息付いていた亮平はトレーニングルームの隅の壁際で屯している、横山・菊池・京本の三人組に気が付き、傍に行って
「どう?新一号店の感想は??なかなかでしょ(笑)」
横山「おめでとう亮平さん。立派な物作っちゃって。借入凄いんじゃないの?税務処理は請け負うよ(笑)」
「格安とかただとかつかないの?横山さん(笑)」
菊池「建物で困りごとあったら、何時でも行ってくれよ亮ちゃん。」
「勝ちゃん、大活躍してくれてるから(笑)また何かあったら真っ先に勝ちゃんに連絡するから。」
京本「亮平さん、おめでとうございます。新入社員も入ったことだし、今度また救命救急の講習します?講師請け負いますよ。」
「そうだね、やっといた方がいいかな。大西君は分かってるかもだけど、井ノ上さんは知識だけだろうから…後で堂本部長と話してどうするか連絡します。」

トレーニングルームを見渡すと、大西は自分が連れてきた会員に囲まれて、談笑しているが胡々希は手持無沙汰な様子。
「そうだ、皆に改めて井ノ上さんを紹介するね。」
そう言うと三人の顔に期待の表情が。
「井ノ上さん、ちょっとこっちに来てもらっていい?」
その声に気が付き亮平の傍に来る胡々希。
三人に対して深々と頭を下げる。
その時白いTシャツが透けて、赤いヨガウェアとその背中が、三人の目に焼き付く
横山・菊池・京本三人がそれぞれ「おぉ透けてるよ…健康的な背中だな。できればTシャツ無しで背中を拝みたい。」と心の中で同じようなことを考えていた。

胡々希の礼が直るのを待って、
「井ノ上さん、こちら右から横山忠義さん・菊池勝利さん・京本北斗君
横山さんと京本君は初めましてだよね。
横山さんは税理士、京本君は救命救急士をしてる。京本君はトレーニングガチ勢だから(笑)
菊池さんは例の件の時、俺や目黒と一緒に助けてくれた人なんだけど、覚えてるかな?
三人とも俺の飲み友達なんだけど、井ノ上さんの紹介ってことで特別会員になってもいいって(笑)」
菊池「亮ちゃん、俺はまだ決めてないぞ。(笑)」
横山・京本「亮平さん、そんなこと一言も言ってないでしょ。(笑)」
「口ではこんな事言ってるけど、入る気は満々なんだ。でも最後の一押しが欲しいみたいで(笑)井ノ上さんから頼んでみてくれる?(笑)」
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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/22 09:40:38    (91kfeIbS)
亮平から名前を呼ばれ、一息つくと静かに口を開く。
「皆様、初めまして…、井ノ上胡々希と申します、社長からご紹介がありました様に
大学では健康科学科で学んだ経験や、管理栄養士、健康運動指導士、健康運動実践指導者を学び
その方面で会員様に手助けが出来たらと思っています。」

ペコッと頭を下げると菊池、横山、京本とマダム達が拍手をする、頭を下げてから大西丈一郎の隣に立つ。

横山「小声:菊池さん、京本、あの娘、ヤバいな。こう何だろう…。」
菊池「小声:康二、北斗、あの娘のおっぱい揉みたくなるんだろ?笑」
京本「小声:それは解るが亮平さんが気に入ってるみたいだし。」
横山「小声:でも亮平さん、俺にプールの個人レッスン受けたらとか。」
京本「小声:触る機会がとか。」
菊池「心の声:亮ちゃん、何を考えてるんだ?」

三人が亮平を見ると胡々希の真後ろに立っている。
堂本「社長、大西君と井ノ上さんと握手をして下さい。
会員様向けの情報誌に今月号として載せますんでお願いします。
社長が右側に大西君奥で井ノ上さんは手前で左側に横向きで顔はこちらに、撮りますよ。
はい、チーズ!」

目黒「エントランスに貼る紹介写真も後ほど紹介内容は他の方の書いてある物を参考にするといいですよ。
社長の紹介も載っていますが今は殆ど業務をされてる為、社長です。御意見など御座いましたへ御要望カードに記載の上、隣の入れ物に入れて下さい。と書いてあるだけですが。笑」

堂本号令で更衣室、ジム、プール、ジャグジー(プールにあるジャグジー)、スパ施設の順で案内。

それが終わると一旦、ジムに戻り堂本は事務所に戻っていく。
大西「お祖母ちゃん、どうだった?」
祖母「うん、丈ちゃんに合うジムだと思うよ。
もう少し祖母ちゃんの知り合い誘えばいいの?」
大西「ありがとう、お祖母ちゃん、でも自分の力だけで頑張ってみたいんだ。」
祖母「流石、偉い!皆さん、聞きました?孫婿の丈一郎を今後とも宜しくお願いします。」

丈一郎の婚約者の祖母が連れてきた会員達は苦笑しながらも同意する。
98
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/21 22:59:18    (RDpvPJfM)
すみません。汗
菊池勝利ではなく大西丈一郎で。笑

名前間違えてました。

明日、レスしますね。
97
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/21 22:29:05    (OiHUGsWE)
堂本の司会で滞りなく進められていくオープニングセレモニー。
神妙な面持ちで話を聞いている社員たちに目をやり
「心の声:ようやくここまで来たか。長かったな…」
末席に並ぶ胡々希に目を向け
「心の声:引っ越しの時の業者アルバイトの慌てようったら無かったな。
俺が顔出しただけでしどろもどろになって…
逃げるように井ノ上さんから離れて行ったっけ。
それにしても井ノ上さん何着ても似合うよな。
あのウェアを引きちぎって、大きいおっぱい晒して舐め倒したいもんだ。」
顔に笑みが浮かんでいたのか、その様子を目にして隣の目黒が
目黒「小声:社長、ようやくリニューアルオープンですね。笑みが漏れてますよ」
と声をかけてくる。
「小声:あ、あぁまあな…(心の声:井ノ上君のこと想像してたら、笑みが浮かんでたか…いかんいかん。)」

今度は招待客の方に目を向ける亮平
「心の声:見た所井ノ上さん目当ての特別会員は、勝ちゃんと横山さん・北斗君他は2~3名ってとこか。
女性の特別会員は大西君が連れて来てくれた人で5名くらい、今まで通ってくれていた人でこれも5名くらいか。
まあ滑り出しとしては上々かな。
それにしても勝ちゃん、スポーツクラブまでお目付け役付きかよ。」
そんなことを思っていると、司会の堂本から挨拶を求められ演台の前に。
一度大きく深呼吸をしてから徐に口を開く。
「只今ご紹介に預かりました、佐久間スポーツジム社長の佐久間亮平です。
私の父が開きましたスポーツジムを引き継ぎ、ここまで大きくできましたのも、すべて会員の皆様のおかげでございます。
ここで改めて感謝を述べさせていただきます。
ありがとうございました。」
一歩下がり、深く礼をする亮平。直って再び演台に近づき言葉を続ける。
「新一号店リニューアルオープンに当たり、2名の新規インストラクター・トレーナーを採用させていただきましたので、既存のインストラクター・トレーナーと同様に可愛がっていただけてらと思います。
それでは2名の新規インストラクター・トレーナーからそれぞれ意気込み等、一言貰いたいと思います。
先ずは大西丈一郎君。
大西君は弊社が新規に採用するグループレッスンに興味を持って、転職してきてくれました。
では大西君。お願いします。」

亮平に代わり演台の前に立つ大西。
「只今ご紹介に預かりました、大西丈一郎と言います。
同業他社からの転職組になりますので、それなりの経験はあります。
皆様の体つくりのお手伝いができればと思っています。
宜しくお願いします。」
大西が話し終え軽く礼をすると、パチパチと拍手が起きる。
その拍手が収まると、大西の代わりに再び演台の前に立つ亮平。
「続きましてもう一人の新入社員、井ノ上胡々希さんになります。
井ノ上さんは大学でスポーツ関連の講義を受講しており、
インストラクター・トレーナーになることを夢見て弊社に、入社してきてくれました。
井ノ上さん、宜しくお願いします。」

96
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/21 07:34:35    (RDpvPJfM)
時間遡り&一部訂正。

新装開店を明後日に控えた午前中、引っ越し業者がインターホンを鳴らす。
前から約束していた社長室に居る亮平に連絡を入れると業者と共に亮平がやって来る。
ドアを開けると業者のアルバイトが一瞬目を胡々希に向けてソワソワしている。
寮に入ると段ボールの置き場を指定しているとアルバイトが胡々希に声を掛けナンパしてくる。
「連絡先ですか?困ります、遠慮します。」
アルバイト「遠慮しないで、遠慮…。」

アルバイトが何かに気づき後ろを振り返ると亮平が?

引っ越し業者が帰ると一番大きい段ボールを開ける。
「やっと手元に来た〜、あっらすみません。
抱き枕なんですけど横に抱いたり足の間に挟んだりして眠ってるんです。」

とベッドの上に置く。

ジム新装開店当日。

赤色バッククロスタンクトップの足首まであるヨガウェアを着てスタジオでストレッチをしていると
受付までと堂本に言われ白Tシャツを着てから受付前に行くと菊池勝利はお姉様方に囲まれている。
「おはようございます、大人気ですね。」
お姉様1「あら、貴女もインストラクターさんなの?」

無遠慮に上から下までジロジロと見てくる。
「この一号店でトレーナーをさせて頂く事になりました、井ノ上胡々希と申します。
以後、宜しくお願い致します。」
お姉様1「勝利くんに色目使うんじゃないわよ!」
菊池「井ノ上さん、此方は僕の婚約者のお祖母様なんだよ。
お祖母ちゃんも井ノ上さんは今年新社会人の娘なんだから覚える事、沢山で僕なんかに目を向けないし
それに僕は○○○(婚約者)が好きだし結婚したらお祖母ちゃんも一緒に住むんでしょ?だから安心して?」
「菊池さん、ご婚約なさっていたんですね、おめでとうございます。
式はいつくらいに予定してるんですか?」
菊池「このジムの長期休みの時にリゾート婚ってやつを家族旅行も兼ねてと○○○とも話してるんだ。
あっ、社長がいらしたよ、お祖母ちゃんも変な事言わない様にね。」
祖母「勝利くん、ごめんね、あと井ノ上さんもごめんなさいね、勝利くんが男前過ぎて色目使う人が多くてね。
だからこうやって私が見張りに来てるのよ。」
「そうなんですね、お祖母様がいらっしゃらない時、私も見張ってますね。
社長、おはようございます、いよいよオープンですね。
菊池さんもいらっしゃったんですね。」

亮平の横には目黒。
菊池横には京本と横山。
数人の会員が居る。

堂本が司会をしオープン式を始めていく。
95
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/20 22:56:00    (GtdCSSWe)
吞みながら改めて亮平が、
「横山さん、北斗君、特別会員の件前向きに検討してくれよ。勝ちゃんはもう入ってくれるって言ってるし(笑)」
菊池「おい亮ちゃん、まだ入るなんて一言も言ってないぞ。」
「でも井ノ上さんから、グループレッスンや個別レッスン受けられるんだぞ。勝ちゃんがそんなチャンス、みすみす逃す筈ないって思ってるよ(笑)」
菊池「ま…まあな(照笑)」
「横山さん、泳げるようになりたいって言ってたじゃないですか。彼女プールも見てくれますよ。何だったらその後一緒にジャグジーって手も(笑)」
横山「プール…それにジャグジーも一緒にか、それはいいな。北斗君前向きに考えるか?」
京本「亮平さん、俺女の子も大好きだけど、トレーニングの時はガチ勢なんだけど大丈夫ですよね。」
「北斗君の場合は自分をわかってるだろうから、危険な態勢になっていないかとか、注意して見てるだけだよね。黒木と違って股間はガン見しないだろうけど。それにその分触れ合えるチャンスは少なくなるけど(笑)」
京本「あっそうか……じゃあ初級者のふりしようかな(笑)」
「それもいいけど、分かっちゃうと思うよ。みんな特別会員の件前向きに検討してくれてるってことで、詳しい案内は堂本部長が作ってるから、近日中には渡せると思う。じゃあここはお開きで……」

伝票を手にすると、合計を確認して、渋沢札数枚と共に、
「目黒悪い。これで先に行って会計しといてくれる?」
目黒「わかりました。会計前で待ってます。」
のろのろと帰り支度を始める三人。その間に伝票とお金を持った目黒は、一人会計に向かう。
会計前で合流した一行は、店を出て二次会へと流れていく。

翌朝マンションで朝早く目覚めた亮平
「うっ…少し飲み過ぎたかな。二日酔いの顔じゃ流石に恰好付かないし、熱いシャワー浴びてすっきりするか。」
ノートPCを起動させてから浴室に向かう亮平。
シャワーを浴び髭を当たり、すっきりとした表情でキッチンに立つ。
簡単な朝食を用意して、リビングテーブルに行き、起動させていたPCを操作しながら朝食を食べ始める。

「朝からこれはなかなか刺激的だな。本当にいい体してる…経験は渡辺君だけか。彼一人よがりそうだし、開発されてないんだろうな。米倉さんの時もなんかいもいってたし。早く俺の体の下に組み敷きたい……そういえば、黒木が持ってきた色々な道具、ここにあるんだよな。面白そうなものもいくつかあるし、捨てないで取っておくか。」
そんなことを考えながら食事をしていると、いつの間にか始業5分前に。
「やっぱりこういう時上下移動だけで済むのは楽だよな。井ノ上さんも入寮したことだし、早く本格的に引っ越すとするか」
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