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佐久間スポーツジム

投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
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2025/07/07 00:51:58 (sEz/5txh)
「さてとそろそろ時間だ。行きましょうかお父さん。」
佐久間スポーツジム事務所の壁に掛かっている時計を一瞥して、亮平が父に声をかける。
「ジムでお父さんは止めろと、いつも言っているだろうが。」
「はいはい、会長。新規採用職員の面接に行きますよ。」
苦笑いを浮かべながら、父光一に再度声をかけデスクから立ち上がる亮平。

亮平が歩き出すと小走りに追ってきた光一が追い付き
「どうだこの〇〇って娘(こ)は。大学でスポーツ関連の講義取ってたみたいだし、何より可愛い顔してるじゃないか。」
と耳打ちをする。
「インストラクターに顔は関係ないでしょ会長。それになんでそんなこと言うんです?」
「いつまで経っても結婚しないから、母さんが心配してるんだよ。いい女(ひと)がいないなら、ジムで見つけたらどうかって。」
〇〇という娘は亮平から書類選考を任された父と母が、顔で選んだことを亮平は知らない。

「全く母さんったら・・・」
言いながら、付き合ってはいるがこの頃心の距離が遠く離れてしまった、船見を思い浮かべる亮平。
思い浮かべたその映像を頭の中から追い出すように、数度頭を振る亮平。
「くだらないこと言ってないで、面接に集中してくださいね会長。」
言い終えると面接会場にしてある、会議室の扉を開ける亮平
扉を開けると長机二つにパイプ椅子四つ、そのうち二つには男女が一人ずつ座っている。
それに相対するようにパイプ椅子が一つ置かれている。
長机側のパイプ椅子に腰を下ろす亮平と光一
「お待たせしました、入って貰って」
腰を下ろした亮平は最初から応接室内にいた男に声をかける。
「はい。」
そう言って男は、亮平と光一が入って来たのとは逆側のドアを開け
「お待たせしました〇〇さん、中にどうぞ。」
と、外にいる人物に声をかける。
男は人事課長の堂本。
因みにもう一人最初から室内にいた女性は、インストラクター長の黒木である。



ここは、〇〇県下に数軒のジムを構える佐久間スポーツジム
亮平が継ぐ前までは、一軒だけそれもマシンだけを置く小さなジムだったが、亮平が父の跡を継ぎ、なんとか事業を拡大することに成功して、業界でも中堅を位置する規模まで成長することができた。
今日は本店(一号店)の改装拡大に伴う人員採用の面接なのだった。

〇〇さんになってくれる方こんな感じの導入であそびませんか?
〇〇さんがスポーツジムの会員から痴漢行為をされたり、亮平とあんなことやこんなこと、光一からスケベな視線向けられたり、その他流れで色々と。

 
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31
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/17 16:35:07    (kWAJNOrm)
私、井ノ上胡々希は大きな声を出す事があっても身体が震えるほどの怒りを感じる事は今までなかった。
そのせいか過呼吸になりその場に膝をつく、ハァハァハァ………、早く浅い息づかい…、そのままブラックアウトする。

心配する声が聞こえる、あまり聞き覚えのない声、確か私は今まで彼氏の渡辺照と話してたはず彼の声じゃない。

頭を支えられ首元に柔らかい物が…、横向きにしてくれ、洋服の上からブラのホックを外す手。
この手知らない、でも性的な物は一切感じない、ショートパンツのボタンも外されたがその上に重みがある。
鞄?何だろう……、こんな駅前で倒れてしまった私を助けてけれてるの?

ストレッチャーかな?体が浮き寝かされてバイタルを取ってるみたい。
……何も考えられないまま救急車が走り検査が行われる、目が重い、開きたくない。

胡々希の右手が宙を浮く。
「パパ、ママ……、置いていかない………で。
私、パパとママみたいに…、したかったのに……。
さいよう、しょうがくきん…、頑張ったのに…、もうダメだ……。」


佐久間亮平が緊急連絡先に連絡をすると胡々希の父の姉、胡々希からして伯母、井ノ上里香。
里香
「胡々希の就職先の社長さんでいらっしゃるんですね、……申し訳ありません、ここ十年ほど胡々希には会っていませんし疎遠なんですよ。
胡々希から聞いてません?早くに胡々希の父母が居なくなり、父方の祖父母と生活してたんですが……。
胡々希には本当に悪い事をしました、私の元旦那が胡々希に手を出そうとしたんです、それを私、責めてしまって……。(泣き声)
胡々希は悪くないのに…、中学生の胡々希が誘惑する訳無いのに…、嫉妬心から罵ってしまいました。
今更、私、合わせる顔ありません、謝罪ついでに胡々希に付き添っていただけませんか?
そしてその彼氏とか言う男から遠ざけで頂けませんか?
厚かましい願いと思いますが胡々希も今更、私に会いたくないでしょうし………。」


翌朝、目を覚ますと………。
「えっ?社長?」

椅子に座り腕組みをし眠っている佐久間亮平。
(心の声(昨日の…、あの時からずっと傍に居てくれたの?
おじいちゃんやおばあちゃんみたいに心配してくれてるのかなぁ?
……それとも就職前に問題を起こしたから採用取り消し?
そうだよね、取り消し仕方ないよね、トラブルになるなら切られても仕方ないもんね。
悲しいけどお礼を言って去るしかないよね。))
30
投稿者:**** 2025/07/17 15:57:05(****)
投稿削除済み
29
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/16 22:48:09    (xXBHFtUH)
胡々希が渡辺照の手を引っ張り壁際に連れて行き、何事か言い合いを始める。
亮平は何となくその場を離れる気にもなれず、少し離れたところで成り行きを見守っている。
何事かごねている渡辺照と静かながら激昂している様子の胡々希。
何と言ったかは定かではないが、少し大きめの胡々希の声が聞こえたと思った次の瞬間、胡々希の身体が床に倒れる。
渡辺照は何をするでもなく、その様子を見下ろしている。
「井ノ上さん!大丈夫!!」
亮平は駆け寄り、来ていた上着を頭の下に差し入れる。
「渡辺君何してるの!駅員さんに連絡して」
亮平も動転はしていたが、むやみに身体は揺らしてはいけないということは、頭のどこかにあったようで、声だけかけ続けている。

渡辺照に連れられて駅員もその場に来る。
駅員が「救急車呼びました。10分位で到着するとのことですが。」と報告したころには、周りに野次馬が半円を作っている。
来るのが遅いなと思い始めたころ、サイレンが近づいてくるのが聞こえ、サイレンが近くで鳴りやんだかと思うと、ストレッチャーを押した救急隊員が近づいてくる。
「どうしましたか?貴方は?」
救急隊員が何故か亮平に聞いてきたので、亮平は自分の身分と見ていたことを正直に話す。
「そうですか。では貴方佐久間さん、救急車に同乗してください。」
ストレッチャーに付き添い、ロータリーに降りる亮平。
促されるまま、救急車に乗り込む。
外では照も乗りたそうにしていたが、その目の前で閉じられる後部ハッチ。
数分の間受け入れ先を決めるため、無線でやり取りしていた救急車だったが、サイレンを響かせて走り始める。
車内では救急隊員がバイタルを取ったり、胡々希に話しかけたりと、忙しく動いている。
数分いや十数分、数十分だろうか走った後救急車が止まり、後部ハッチが開かれストレッチャーが運び出され、救急室に運び入れられる胡々希。
処置をするということで、救急室外のベンチで待っていると、救急室に呼ばれる亮平
医師に問われるまま、ここでも亮平は自分の身分と倒れるまでにあったことを医者に話す。
「そうですか。倒れた時に頭は強打して無さそうだし、バイタルも正常、まあ問題はないと思いますが、血液検査だけやっときます。一応今夜は泊っていただいて明日には帰れると思います。」

医師がそう話している間にも看護師がベットを運び込み、胡々希の身体がベットに移され、病室に移動される。
少しの間ベット横の椅子に座り、胡々希の顔を見ていた亮平だが、談話室へ行き、携帯電話で堂本課長へ連絡を取り、起こったことを話して、井ノ上胡々希の実家へ連絡を取らせる。
病室へ戻ると、胡々希はまだ眠っている。

28
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/16 19:40:07    (T9G4MBRV)
◯◯駅の階段を降り改札口を出ると見上げ誰かに文句言っている渡辺照の姿が見える。
た同時に「この野郎」と声を荒げる渡辺照の声。
驚き見ると亮平も居る、(心の声(友達の話し本当だったんだ…、真逆とは思ったけど何してるのよ!もう、頭痛い……。))

駆け寄ると亮平に向かい謝罪をする。
「度重なる失礼、申し訳ありません。
渡辺君、なぜ社長に凄んでるの?みっともないよ?それにこんな駅のど真ん中で!こっち来て!」
渡辺照の手首を掴み隅に連れて行く、心配そうに亮平がこちらを見ている?

渡辺
「胡々希ちゃん、あのおやじに俺に連絡しない様、言われたんじゃないのか?!」
「なぜ社長がそんなする必要があるの?それにおやじだなんて失礼でしょ!」
渡辺
「アイツ、絶対胡々希を狙ってる!目が厭らしい!」
「話が見てないんだけど…?」
切々と亮平が胡々希顔、身体目当てで採用した。と言い出す。

「渡辺君、会社の面接って社長一人の権限で採用出来ると思ってるの?
渡辺君が内定もらった会社ってそんな会社なの?」
そう言うとモゴモゴと口籠る。

「それに仮に社長が渡辺君と会うな。と言ったとしてもそれに私が従わないといけないの?
私が会いたくなかったから会わなかったの、話したくなかったから話さなかったの、理解出来てる?」
渡辺
「俺の事、好きじゃないの?」

「今は好きじゃない、最後に会った日、渡辺君、何て言ったか覚えてる?」
渡辺
「えっ?何か変な事言ったかな?」

「言ったの!それで私が怒ったの、だから連絡したくなかったの。
渡辺君、社長の事、身体目当てと言ってたけど…、それ以上の事、貴方言ったのよ?
社長に言いがかりつけてなかったらもう少し落ち着いて話ししたかったけど…。
もう立ち話でいいや、寮に入る事になって寮規則で家族以外の異性を入れる事、出来なくなったの。
覚える事も多いし暫く会う事、出来ないからそれを伝え様と思ったから会いに来たの。」
渡辺
「えっ?何で寮?何で異性入れられないの?」

「会社の持ち物だもの、規則が有って当然でしょ、大学だって寮、異性の立ち入り禁止でしょ。」
渡辺
「それはそうだけど休みの日は会えるでしょ…。」

「私は土日、祝日休みではないよ?」
渡辺
「それは有給取るなりして俺が合わせるよ。」

「……新入社員が?急用でもないのに有給?それに会社にもよるだろうけど有給取れるのって半年くらいしてからだよ?」
渡辺
「胡々希ちゃんが休みの日の夜に会えるよ。」

「ねぇ、渡辺君と呼んでる時点で気づいてくれないかな?
呆れてるの、ガッカリしてるの、距離置きたいの。」
渡辺
「何か怒ってるだけだと思ってた。距離置くの俺嫌だよ。」

ゴネてゴネてゴネ巻くりの渡辺照と話の通じなさにいい加減疲れてきた胡々希。
27
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/16 16:29:49    (xXBHFtUH)
「大西君は入寮無理か……夜になってこの建物に女性一人だと何かと物騒だよな。
俺が寮のフロアに引っ越し…それもいいかな(笑)通勤時間も格段に減るし、いい年した男がいつまでも実家暮らしじゃ、女性も寄り付かないってもんだし、会長は早く出て行けって五月蠅いんだよ……
俺が住む住まないは別問題として、マンションタイプの方、一部屋だけでも寝室の内装だけ特急で進めさせてくれる?そうすれば堂本課長とかが終電逃してもそこに泊まれるでしょ。」
「なぜ私なんですか(笑)私は愛する妻子の元へ電車があるうちに絶対に帰宅しますよ……それは置いといて、内装の件承りました。明日にでも内装屋手配しておきます。」
「うんよろしくね(亮平心の声:メール処理終わったら駅向こうの家具屋行ってベット見てくるか。)」
「じゃあ、私はこれで失礼します。鍵お願いしますね。(堂本心の声:まさか本当に住むわけじゃないよな…俺が焚きつけたわけじゃない、俺は関係無いぞ。)」

堂本が社から出て行き、メーラーを起動する亮平
「京本さんと横山さん、特別会員の事聞きつけちゃったか…黒木君も口が軽いな……こんな口が軽いようじゃ考えたほうがいいかな。」
そんなことを思いながら京本・横山へのメールをしたため始める亮平
メール
【耳にしちゃいましたか(笑)…お二人に隠してたわけではないんですが、一号店(本社ビル)の改装が終わったら、メニューを一新して個別レッスン等を導入しようかと考えています。上階には今までなかったスパ・サウナも新設予定です。
個別レッスンを受けたい方を特別会員として考えています。
お二人もいかがですか特別会員。人数はごくごく少数で考えています。
興味があれば今度飲みに行った時にでもお話しします。】
「これでよしと」
メールを送ってから、家具店に行くため駅方向に向かう亮平。

駅前で張っていた渡辺照は、向こうから歩いてくる亮平に気が付く。
「あっ!あのおやじ!!もうちょっとで胡々希ちゃんが来る時間だっていうのに……いやでも一言言ってやらんと……
おい、おっさん。」
叫びながら亮平の前に飛び出る渡辺照。
「君は……確か渡辺照くんだっけ?こんなところでどうしたの?」
「どうしたじゃねえよ。胡々希ちゃん…いや胡々希、俺の女をどこに隠しやがった……」
「僕が井ノ上さんを隠す?どうして?君井ノ上さんの彼氏だって言ってたよね。井ノ上さんうちの社員や僕とメールとかでのやり取りしてたよ。」
「お前が俺に連絡しないようにって言ってたんだろ。」
「さっきから話が見えないんだが、どうして僕が井ノ上さんを隠さなきゃいけないの?連絡とれないのは僕のせいじゃないよね。君井ノ上さんに嫌われるようなことしてない?」
「なんだと、この野郎。」
今にも殴り掛かりそうな渡辺照。

その様子を電車から降りてきた井ノ上胡々希 が驚いた眼で見ている。
それに気が付いた亮平が
「向こうにいるの、井ノ上胡々希さんじゃないのかな?」
亮平がそう言って指さすと、渡辺照が指さした方向を見る。
26
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/16 05:27:56    (T9G4MBRV)
寮を点検中、堂本が亮平に大西丈一郎が婚約者と同居中でで特別会員のプライベートレッスン受け持っても入寮出来ないと伝えてきた。
堂本
「そんな訳で寮には井ノ上さん一人と言う事になってしまうので
セキュリティ面がしっかりしてるとはいい、誰もいないフロアと言うのも些か心配ではありますが…、何せカードキーがない限り入れないので大丈夫ですよ。
エレベーター挟んだ反対側は広めのマンションタイプの物にしていますが水回りだけしておりますが内装はまだ行われていませんので
社長が住んでしまわれたら如何ですか?笑、勿論、冗談ですよ。」

大学の友人から情報が入ってくる。
どうも渡辺照は旧一号店とNEW一号店の駅で亮平を待ち伏せして文句の一つでも付けたいらしい。
「私との関係が微妙なのとなぜ社長が関係してくるのよ…、仕方ない、気は進まないけど一度連絡して会う事にしよう…。」

SNS
【照君、近々、少し会って話せないかな?】
渡辺SNS
【もちろん!今日でも全然俺大丈夫だから!】
SNS
【話さなきゃいけない事もあるし早い内が良いから◯◯駅に今日の◯時でいいかな?】
渡辺SNS
【勿論、その時間に待ってるから絶対来てね!】

「デートと思われたくないからめちゃくちゃカジュアルな格好良ね……。
アップヘアにして白シャツ、素足でGパンのホットパンツにソールサンダル?」
着替えてソールサンダルを出しメイクをしてから◯◯駅へ。

その頃、京本と横山が亮平に特別会員の事を黒木から聞いたが何の事かとメールをしていた。


渡辺照との話し合い?に入っちゃって下さい。笑
話し合い?後に引っ越しですね。
25
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/16 00:05:00    (xXBHFtUH)
堂本との約束の時間になり社長室から、各カメラ・盗聴器の電源をオンにし、堂本の元へ向かう亮平。
「堂本君お待たせ行こうか。」
「社長、ご足労頂いて申し訳ありません。では行きましょう。」
エレベーターの前に立ち、来た箱に乗り込み、
「5階及び6階に行く場合には、箱の中の読み取り部にカードキーを読み取らせて下さい。そうすると隠れていた5階6階のボタンが画面に表示されます。誰のカードが使用されたかも逐次記憶されます。」
そう言うと実際に操作して見せる堂本。
堂本が読み取り部にカードキーをかざすと、言われた通り今まで4階までだった画面に5階6階のボタンが画面に表示される。

堂本が寮がある5階を押すと箱は上に上昇し始める。
「5階6階へ行くセキュリティは万全にしておけとの事でしたので、このような仕様にしてあります。(心の声:ここまでして、社長は一体何考えてるんだ?何しようとしてるんだ?)」
箱が5階に付き二人が降りると、扉が閉まり乗ってきた箱は自動的に事務所階(4階)まで下りていく。
「箱の中の画面にはもう、5階6階は表示されていません。」
一番奥の部屋(角部屋)の前に立つ二人
「部屋の鍵は二重、カードキーとシリンダー錠にしてあります。カードキーをその画面にタッチしてからシリンダー錠を開錠します。」
その通りに操作する堂本。すると、ドアの鍵が開錠される。

部屋に足を踏み込む二人
「ほお、なかなか綺麗だな。」
各部屋をどんどん確認していく。
熱を感知するたびに各カメラ・盗聴器が音もなく作動を始めるのだが、何の違和感も感じられない。
「問題無さそうだね堂本課長。(亮平心の声:何一つ作動音もしないし、戻ってちゃんと音声と映像が保存されてるのを確認できれば…)」
「そうですね社長、一安心です。それで誠に申し訳ないんですが、井ノ上さんの引っ越し当日、私どうしても家の都合で出社できないんですよ。娘の保育園の運動会でして。社長にお願いするのは大変心苦しいのですが、立ち合いを……」
「わかった、いいよ。お願いされるよ。(亮平心の声:どんな理由付けてこようかと思ってたんだが、こりゃ願ったりだな(笑))存瓶に家族サービスしてあげてくれ。そろそろ終業時間だ、戻ろうか。」
「はい。」
部屋から出る二人。ドアが閉まると鍵が閉まる音が微かに聞こえる。
「出るときはオートロックになっていますので…」
「部屋に置き忘れて外に出ないよう、井ノ上さんには言っておかないとね」
堂本のデスクに戻る二人
「じゃ、これ一連の鍵等ですので管理お願いします。」
「そうだ、聞こうと思ってたんだが、黒木がカードキーを、悪用しそうだって?何かそんな素振りがあるのか?」
「いえ、確たる証拠があるわけではないのですが、なんとなくそんな気がして。黒木さんに強く言われると負けて渡しちゃいそうですから、それなら社長にお願いできればと。」
「わかった、君の勘は当たることが多いからね。預かっておこう。」


佐久間スポーツジムビルフロア構成
一階:ジム受付・カフェ・簡易コンビニ
二階:ジム
三階:プール・スパ・サウナ・シャワー室
四階:事務所・更衣室
五階:寮
六階:パーティールーム・プレールーム・他


ジム:京本・横山
京本「横山さん、貴方がそんなピタパン穿いてくるからですよ、手伝い要らないって言ったのに、黒木さんこっちガン見じゃないですか」
横山「ごめん、悪かったよ。でも黒木さんが言ってた特別会員って何だと思う、京本さん。」
京本「亮平さん、やり手だから色々考えてそうだけど。皆目見当もつかないですね。」

渡辺照
駅で一時間ほど待ち伏せを続けていたが亮平が来る気配は無い。
「あのおやじ、来ねえなぁ。まさか俺が来る前に通った後とか…って言うかそもそもなんで、駅に来るって思ったんだ俺は。」
待っている間も、ありとあらゆる方法で胡々希に連絡する照だったが胡々希からの返答は無かった。



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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/15 16:05:46    (vFi9C5O4)
黒木
「あら、京本さんと横山さんじゃないですか。
お手伝い何かありますか?」
京本
「今日は横山君と有酸素運動中心にしようと思ってるから手伝いは要らないよ。」
横山
「そうそう、今日は大丈夫ですよ、今度お願いしますね。」
黒木
「えぇ、次回ぜひお手伝いさせて下さい。」
京本、横山
「「えぇ、その時は是非に。」」

笑顔で対応する二人、しかし心の中は若い女に嫉妬し、若い男に興味津々で。

黒木
「一号店、新ビル後、特別会員になって頂けません?勿論、私指名で…。」

京本大我と横山忠義は新規ビル建て替えは知っていたが特別会員の話は知らなかった。


堂本部長は亮平が胡々希に随分熱心だなと思いながらも黒木が胡々希に向ける気持ちに気づいたのか。
内線、黒木
「社長、建て替え時、ラウンジと寮はカードキーが無ければ入る事が出来ない仕様になっております。
事務室にいらしましたら社長に一枚にお渡しいたします。
それから…、黒木の事ですがカードキーを悪用しそうなので一号店のセキュリティは社長室で行って貰えたらと思います。」


渡辺
「あれから胡々希と連絡が取れないのはあの社長のせいか?」
変な嫉妬心に火を着け一号店の最寄り駅で佐久間亮平を待ち伏せしている。
23
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/14 22:02:25    (6UpPzlaJ)
菊池勝利が社長室から出て行ったあと、私物のパソコンから機器の取り扱い説明書を見ながら、胡々希が住む予定の部屋に仕掛けた機器にアクセスを試みる亮平
「まずはリビングはと…これだな。」
いくつかの操作を行い、最後に表示されたダイアログに、佐藤からもらったアクセスキーを入力して実行すると、直ぐに部屋の中が映し出される。
「ほお、画質はなかなか綺麗だな。音声の危機の説明書は…これか。」
同じような操作を繰り返し、最終的にアクセスキーを入力するが、今度は何の反応もない。
「誰もいないんだから当たり前か(笑)」
続けて操作を行うと
「これで映像と音声の同機はできたはずだな。」
続けて、寝室の鏡、浴室、トイレと設定を済ませる亮平。
「最後に動きを感知したときにデータ保存を開始するようにしてと。これで機械が動くのは確認できたけど…後はちゃんとデータが送られてくるかだよな。堂本を連れて確認部屋確認に行くか。きちんと動いてれば、保存されるはずだし。」

「堂本君?ありがとう、早速井ノ上さんにメールしてくれて。あと悪いけど井ノ上さんが引っ越す予定の部屋、井ノ上さんの引っ越し前に一緒に最終確認しに行こうか?」
堂本に内線をかけそう話す亮平。
「分かりました。そんなに時間もか辛いでしょうから、今日の終業前直前でいかがでしょうか?」
「わかった、それでいいよ。」
「では適当な時間にお迎えに上がります(心の声:本当に熱心だよな社長。)」
「嫌俺がそっち行くよ。それから向かおう。その方が堂本君多少なりと楽でしょ。(心の声:そうしないと堂本君が色々な鍵どこに仕舞ってるか分からんし、合鍵も作れないからな。)」

ジムに一人の男が姿を現し、エアロバイクに跨る。
「横山さん今ご出勤ですか、今日はちょっと遅いんじゃ。」
隣でバイクを漕いでいた京本がそう声をかける。
横山「おぉ、京本君今日も精が出るねぇ、そんなに鍛えてどうするの?」
京本「救命救急士って、こう見えて体力がないと駄目なんですよ。それと横山さん、そんなぴっちりしたウェア着てきたら、黒木さんに股間凝視されちゃいますよ。ほらもう、獲物狙うような目してる(笑)」
横山「黒木さんって、あのおばさんインストラクターか。」


横山忠義:税理士:京本と同級ってどうでしょう?
身長は京本と同じくらい
22
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/14 08:27:49    (AjtjuvM6)
菊池勝利は胡々希の住む部屋に電気系統、盗聴器、盗聴カメラ等取り付けながら呟く。
菊池
「亮ちゃん、この部屋に住む女性を覗き見するつもりだろうけどどんな女性なんだろうか?
そう言えば亮ちゃんから特別会員に誘われたな、これが関係してるのか?
しかし今の技術は大したもんだ、鏡がカメラなんだもんな。
リビングの大鏡前の上下に
ピンポイントカメラ、これは操作で角度変えられると…。
しかし寮にしては広めだよな〜、1LDK、リビング広めでトイレ・バス別、洗面所もかなり大き目だし
クローゼットも大きいしベッドも付いてるのか。
キッチンも電化製品完備ってどんたけ儲かってるんだ?」

菊池勝利、年齢は亮平より少し下
180/筋肉質/顔面偏差値高め


ベッドに投げたスマホが着信を知らせる、手に取り確認すると堂本からで
それを見、引っ越しの手続きをする旨を伝えるメールを送ると
今度は今まで電話をしていた友達にまた電話をする。
「◯◯?引っ越し日が決まってね、前に話してた全身映す姿見、本当にいる?
うん、うん、本当に貰ってもらえるの、着払いで?いいって!貰ってもらえるんだから元払いにするよ、ご実家に送ればいいのね。
うん、じゃあ、またね。
あとは部屋の写真を引越し業者に送って見積もりっと…。
あとは引っ越し日決まったら照君に引っ越す事伝えてっと寮だから部屋に来れないよ?って伝えないとね。」

寮規則はそこまで厳しくない、申請すれば同性の友達なら招待出来るが宿泊はNG
家族ならば男性もOK、宿泊はNG
ペットNG、楽器NG、その他要相談、これくらい当たり前で問題ない。

「鏡ってリビングにあるのかな?寝室にあるのかな?」
胡々希はまだ両方にあるとは知らない。

黒木
「こちらは心配してるんです!」
高齢会員◯◯
「黒木さん、このジムに来てると言う事は…。」
男性インストラクター
「◯◯さん、前回大会の結果、おめでとうございます、見ましたよ。
シニアの部で二位だなんて凄いじゃないですか!僕も◯◯さんの年齢の時にそれくらいの成績出したいです!」
黒木(心の声(大会?結果?二位?))

二人の話を聞いていると高齢会員◯◯さんは大会に出るほどの実力の持ち主の様で…。
黒木
「◯◯さん、失礼ました、私も観させていただくので教えて頂けませんか?」
インストラクター
「黒木さん、ちょっと………。」

高齢会員◯◯さんは気位の高い人で町内でも有名人、その人を知らないなんて言ったら
気を悪くするから聞くのは辞めてほしい。と。

黒木
「えっ?どうしよう、私色々言っちゃったわ。」
インストラクター
「言ってしまったのは仕方ないですから…、フォロー出来るだけしますんで
黒木さんはあちらの女性会員さんの△△さん、お願いします。」

京本
「黒木さん、見てたよ、あれはマズイよ。(心の声(この人、股間ばかり見てるんだよな〜、欲求不満か?))」
黒木に話しかけてきたのは和風イケメンの京本北斗、救急救命士で体力を付ける為、
ジムに通っている、亮平とは人目に付かないバーで知り合い特別会員の事を聞いている。

京本北斗、30後半
175/体力あり
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