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佐久間スポーツジム

投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
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2025/07/07 00:51:58 (sEz/5txh)
「さてとそろそろ時間だ。行きましょうかお父さん。」
佐久間スポーツジム事務所の壁に掛かっている時計を一瞥して、亮平が父に声をかける。
「ジムでお父さんは止めろと、いつも言っているだろうが。」
「はいはい、会長。新規採用職員の面接に行きますよ。」
苦笑いを浮かべながら、父光一に再度声をかけデスクから立ち上がる亮平。

亮平が歩き出すと小走りに追ってきた光一が追い付き
「どうだこの〇〇って娘(こ)は。大学でスポーツ関連の講義取ってたみたいだし、何より可愛い顔してるじゃないか。」
と耳打ちをする。
「インストラクターに顔は関係ないでしょ会長。それになんでそんなこと言うんです?」
「いつまで経っても結婚しないから、母さんが心配してるんだよ。いい女(ひと)がいないなら、ジムで見つけたらどうかって。」
〇〇という娘は亮平から書類選考を任された父と母が、顔で選んだことを亮平は知らない。

「全く母さんったら・・・」
言いながら、付き合ってはいるがこの頃心の距離が遠く離れてしまった、船見を思い浮かべる亮平。
思い浮かべたその映像を頭の中から追い出すように、数度頭を振る亮平。
「くだらないこと言ってないで、面接に集中してくださいね会長。」
言い終えると面接会場にしてある、会議室の扉を開ける亮平
扉を開けると長机二つにパイプ椅子四つ、そのうち二つには男女が一人ずつ座っている。
それに相対するようにパイプ椅子が一つ置かれている。
長机側のパイプ椅子に腰を下ろす亮平と光一
「お待たせしました、入って貰って」
腰を下ろした亮平は最初から応接室内にいた男に声をかける。
「はい。」
そう言って男は、亮平と光一が入って来たのとは逆側のドアを開け
「お待たせしました〇〇さん、中にどうぞ。」
と、外にいる人物に声をかける。
男は人事課長の堂本。
因みにもう一人最初から室内にいた女性は、インストラクター長の黒木である。



ここは、〇〇県下に数軒のジムを構える佐久間スポーツジム
亮平が継ぐ前までは、一軒だけそれもマシンだけを置く小さなジムだったが、亮平が父の跡を継ぎ、なんとか事業を拡大することに成功して、業界でも中堅を位置する規模まで成長することができた。
今日は本店(一号店)の改装拡大に伴う人員採用の面接なのだった。

〇〇さんになってくれる方こんな感じの導入であそびませんか?
〇〇さんがスポーツジムの会員から痴漢行為をされたり、亮平とあんなことやこんなこと、光一からスケベな視線向けられたり、その他流れで色々と。

 
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88
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/16 19:12:32    (nf.Xr6g.)
目黒「私には丁度いいかもわかりません、時間を掛けて接し心を開いて貰えたらと……。
昨日のバスルームで観た感じ米倉さん、かなり井ノ上さんに気を遣いながら
その…、疼きを治めさそうとしていましたし彼女(米倉)もトラウマを抱えてるのではないかと…。
五階に着きましたね、黒木を解放する前に井ノ上さんに話をするんですね。」
インターホンを押すと米倉が、そしてリビングへ。

黒木が解雇されればサウナ室の後の事を知る者はここに居る自分を含め四人だけ。
「お茶入れます、まだ揃っていないのでペットボトルのルイボスティーですが……。」

クッションから立ち上がり四本持ち、リビングダイニングの用意してくれていた小さなテーブルに置くと薦める。
亮平の言葉、目黒の説明と亮平が目黒にありがとう。と。
「(心の声:サウナ室の件の口移し?あれは社長だったんだ。)」
口元に手をやり唇を隠す胡々希。
水を飲ます為の行為だったけど舌も唇も…、知ってしまってる。
あんなに唇を密着した事は誰ともない胡々希は益々考え込む。

「(心の声:社長のありがとうの意味は何だろう?
あの恥ずかしい姿を見られてしまった二人と働けるだろうか……。)」
沈思黙考していると米倉由紀が胡々希の肩にそっと手を置き。

米倉「社会を知り会社を経営している立場の者として言うわね。
井ノ上さん、貴女は昨日の出来事で二人に醜態を晒しておいて一緒に働けるかと思っていると思うの。」
下を向き頷く胡々希。

米倉「それでもこうして二人が井ノ上さんの所に来てくれ社長自ら“就職して貰えますか?”と言ってくれている。
目黒さんの言う通り恩人に恩返しもしないまま去ってしまうの?
それに貴女が就職辞退したら黒木の思い通りじゃない、悔しくないの?」

あの姿を見ても尚、一緒に働こうと言ってくれる人達、恩人、恩返し、黒木のした事への負けん気の強さが出て。
「社長、目黒さん……、さくま、(深呼吸)佐久間スポーツジムで働かせて下さい。
折角、学んだ事を活かしたいんです。」

俯いていた顔を上げ亮平と目黒にそう告げる。
米倉「良かったわ〜、まだ本格的ではないけど私のエステ店もジムと業務提携したら
貴女にキチンとしたエステしてあげられるもの。」
「業務提携ですか?社長、社員割引はありますか?」

思い悩み元気になかった胡々希の本領発揮と言った所だろうか茶目っ気たっぷりに亮平に聞くと四人で笑い出す。

数日後、新素材のウェアと水着、そして特殊ライトと請求書が亮平の元へ届く。
目黒「それが例の新素材のウェアと水着ですね。
スパで井ノ上さんに着てもらうんですか?
特別会員向けのウェアと水着は全部白なんですね……。」

共謀笑いを亮平に向け楽しみですね。と呟き。
目黒「……あっ、誤解しないで下さい、私はあくまで社長のサポーターですから、念の為に……。」
87
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/16 16:30:28    (68dS8PNf)
社長室
目黒から受話器を受け取り、堂本との会話を始める亮平
「そんなことが…黒木、堂本部長の名前騙って……なんで寮に入れたのか疑問だったんだけど、それで合点がいったよ。教えてくれてありがとう。じゃあ繋いで。」
堂本の「お繋ぎします。」の声の後、
「大変お待たせしました、佐久間です。はい…はい…
黒木は一身上の都合で急に退職いたしまして、私が代りに…はい…はい…
黒木がそんなものまで依頼していたのですか…
急な退職だったもので弊社内で引継ぎが不十分で申し訳ございません…
新素材の裁断は終わってしまっているということですね、はい…はい…
わかりました、では完成形にして新素材の物は私に納入してください。。
他のウェアは総務部部長で堂本という者が居りますので、そちらに。
えっ伝票ですか?伝票も新素材と他で分けていただいて同じように。
はい…はい……では、宜しくお願いします。」

電話を終えた亮平は、菊池・目黒と共に一度エレベーターで一回まで降りて
「勝ちゃん今日はありがとうな。また今度飲みに行こうや、横山さんと北斗にも声かけといてくれ。」
菊池「ああ期待してる。費用は勿論社長様持ちだよな。じゃあまた今度。」
菊池は一階でエレベーターを降り、亮平と目黒はそのまま寮がある五階まで昇る。
昇っていくエレベーターの中
「目黒、お前も一緒に行くんだからな(笑)それにしても黒木の奴、色々とやらかしてくれたもんだ……黒木がここから消えて、目黒お前のトラウマも完全に克服されるといいんだけど…」
目黒「時間が解決してくれると思います。恥ずかしい話ですが、井ノ上さんや米倉さんの裸体見て、本当に久しぶりに疼いてしまいましたし…」
「米倉さんか…彼女も綺麗でナイスボディだよな…そうか米倉さんにもね(笑)彼女レズビアンだそうだから、ハードルはかなり高いぞ(笑)」

エレベーターが止まり、五階で降りると胡々希の部屋の方に向かう二人。
部屋のインターホンを押すと、応答があった後玄関のかぎが開けられる。
迎えに出てきた米倉に先導されるまま、リビングに向かうと、ソファに胡々希が座っている。
「井ノ上さん、黒木は懲戒解雇で決着しました。本人はまだ知りませんが、会社としての決定事項ですので、もう覆ることはありません。そのうえで改めてお聞きします。井ノ上さん、佐久間スポーツジムに就職できますか?…(独り言のように:ちょっとちがうかな。)就職して貰えますか?」
目黒「井ノ上さん、貴女がサウナに閉じ込められて倒れた時、真っ先に発見して助けたのは社長ですし、水を飲めなかった貴女に口移しで給水したのも社長です。
言い方は変ですが社長は貴方の命の恩人……私からもお願いします。職種は違うとはいえ、同じ会社で働きましょう。社員全員貴女が就職してくれることを待ってると思います。黒木のような者はもういないと断言できます。」
「目黒、強制するような言い方は駄目だよ。でもありがとう…」

86
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/16 08:23:19    (nf.Xr6g.)
会長が退出し堂本も事務室へ。
菊池「あのオバさん、とうとう馘首だな、このジムにとっても良かったんじゃない?
地元で有名な◯◯さんを怒らせてたし、若い会員の股間、チラ見ガン見してたし
よく苦情来なかったと思うよ、俺等は…横山や北斗はオバさんがまた見てるな。った感じだったけどさ。」
目黒「(心の声(アイツ(黒木)が居なくなれば俺のトラウマも今以上に緩和されるだろう。)」

そんな話をしていると堂本から内線が。
堂本「社長、◯◯スポーツのウェア担当者の◯◯さんから入電があり伝えたい事があるとの事です。
それと…昨日なのですが私に井ノ上さんから電話があり私が医者に電話をしたとかしていないとか
子どもたちの声で殆ど聞こえなかったのですが、すみません。
その人権侵害行為の件に関係しているのかと……、外線に切り替えます。」

外線、◯◯スポーツ
◯◯「◯◯スポーツ、ウェア担当の◯◯と申します。
実は新素材のウェアと水着も黒木インストラクター長に頼まれまして…
新人の女性の方の分、作るように言われまして…、あの素材は欠点がありまして…。
とあるライトを照射するとウェアが透けて見えてしまうんですよ。
そのお話、黒木インストラクター長、ご存知なはずなのですがこのまま作成続けて良いのでしょうか?
水着の方はタンク・スーツ、フライ・バック、ハイネックのビキニの三種類、計九点なんですが……。
伸縮素材ウェアの方もジャンプスーツとヨガウェアの上下、色違いのものをこちらも計九点どうでしょうか?」

胡々希の部屋。
「米倉さん、黒木さんどうしてます?」
米倉「…欠席裁判で先程、目黒さんに手錠外されてトイレに…、そこでまだ繋がれてるわ。
暴走しておかしな事、言わない様に会長との面談はなし、それに人事権は佐久間社長にあると言ってたもの。
そろそろ終わるから社長と目黒さんが戻ってきて、ジムカード、ウェアなど回収そのまま帰らせるんじゃないかしらね。」
「ここに入れないって事ですかね?」

菊池勝利から横山忠義、京本北斗へCCメール。
【黒木のオバさん、解雇されるってさ、新人の可愛い子ちゃん、サウナ室に閉じ込めたんだよ。】
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/16 00:28:33    (68dS8PNf)
一通り米倉からのヒアリングを終えた亮平と目黒。
「そうですか、貴女も一部黒木から騙されていたわけですね。最終的には井ノ上さんを助けていただいたわけだし、井ノ上さんも先程のように言っていたわけだし、今回の貴女の行った件については不問としましょう。」
そう言ってから何事か考え始める亮平。少しの後、
「目黒、例の件目ぼしい相手は見つかったのかい?まだ見つかっていないようだったら、米倉さんではどうかな。」
目黒「業務提携って話ですよね。なかなかいい店が見つからなくて…米倉さんがOKならいいとおもいますが。」
米倉「あの何の話でしょう??」
「急にごめんなさい。訳が分からないですよね。スポーツクラブというのはある程度まで会員が増えてしまうと頭打ちになってしまって、その後の伸びは微々たるものなんですよ。でも器械を入れ替えるためには会員数を増やさなければならない。
そこでスポーツクラブと親和性がそこそこある業種のお店と業務提携できないかと考えたんですよ。業務提携と言っても最初の内は、お互いの広告を置き合うくらいのものかと」

米倉「なるほど。面白いかもですね。」
「そう思って貰えますか?」
そう亮平が米倉に返した時、電話で話していた目黒が、
目黒「社長、失礼します。菊池さんが下に見えたそうです。堂本部長と共に社長室で待ってもらうように伝えました。」
「そう、わかった。俺たちも行こうか……最終的な人事権は俺が持ってるから、会長には黒木を懲戒解雇にするとだけ伝えて、その理由は昨日のサウナの件と職員への重大な人権侵害行為にしておこう。サウナの件だけで納得はすると思うが、納得しないときのため米倉さん、ここか井ノ上さんの部屋で少し待ってていただけますか。業務提携の話はまた改めてということで。欠席裁判になってしまうが黒木を場に連れて行くと、寮の件口走りそうだし…そうすると秘密が俺達三人以外にももれてしまうからな」
米倉「分かりました。ここではあれですから、井ノ上さんが入れてくれれば井ノ上さんの部屋で待たせて貰います。行ってらっしゃいませ。」

亮平と目黒が社長室に入ると、堂本と菊池が待っていて、会長も時を待たず社長室に入って来る。
会長「社長何だ。緊急で報告したいこととは?ジムの経営はもうお前に全部任せてるはずだが。」
亮平「社員を一人懲戒解雇処分にします。対象は黒木インストラクター長です。」
会長「黒木君をか??何故理由は?」
亮平「社員一人を命の危険に晒しました。証人は堂本総務部長とジム会員の菊池さんです。他にも当該社員に対して重大な人権侵害行為を行いました。」
極めて事務的に話した亮平は堂本と菊池にサウナでのことを話すように促す。
堂本と菊池の話をたまに質問を挟みながら聞いていた会長は聞き終わり、
会長「そうか…黒木君は恩ある先輩から良しなにと頼まれていたのだが、その先輩ももう物故されていることだし……分かった。それだけか?」
亮平「はい。」
会長「そうかじゃあ後は宜しく頼んだぞ。私は今日はこれで帰宅するから。」
亮平「わかりました、お気をつけて。」
亮平がそう返すと社長室を出て行く会長。

社長室のドアが閉まると菊池が亮平に、
菊池「おい、亮ちゃん。重大な人権侵害行為って、あのおばさん他にも何か井ノ上さんにしでかしたのか?何やったんだよ??」
亮平「いくら、勝ちゃんといえど、こればっかりは言えないな、勘弁してくれ。」
堂本は堂本で、その会話を聞きながら、昨日の胡々希からの電話を思い出し、亮平に報告した方がいいかどうか悩んでいた。

84
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/15 09:14:27    (eLKfpKMN)
期待の新人にエステと称して胡々希をマッサージしてくれないか?と黒木に頼まれた。と。

胡々希の胸は沸々と怒りが湧き上がってきた。
「私に嫌がらせをするだけじゃなく米倉さんを騙すなんて…、黒木さん、酷すぎます!」

性的マイノリティ、難しい問題、それを嫌がらせに使うなんて言語道断。
「米倉さん、私が謝るの可笑しいですがすみませんでした。
気分を害していませんか?」
米倉「フッ…、佐久間さん、目黒さん、聞きました?
井ノ上さん、自分が黒木に嫌な目に遭わされたのに人に…、他者を思いやれるなんて
惚れそうだわ…、こんな純粋な娘もまだ居るのね。
(心の声(あのまだ拙い乱れ方…、あれ以上乱れる姿をこの手でしてみたいわ。))」
目黒「あっ、冷めてしまいます、社長。
菊池さんも後ほど来ますし米倉さんにも同席して頂けなければいきませんし食べてしまいませんか?」
「目黒さんが作られたんですか?」
目黒が亮平の方を見る。

みんなで食事を終え胡々希は部屋へ。
米倉はその場に留まり会長との話し合いまでの時間に改めて亮平と目黒からヒヤリングされる。
米倉「先程、井ノ上さんが居たので濁しましたが…、黒木から恋人と別れたばかりで欲求不満のビアンの娘が居ると言われ……。
ただ本当に私はオイルマッサージでイかせるだけのつもりでした。
黒木が手枷とか足枷、所謂大人のオモチャを持ってるなんて知らなかったんです。
しかも経験浅い娘にあんな極太のバイブレーターなんてしたら壊れちゃうじゃないですか!
ニップルマジックとか吸引ローターとか低周波バタフライとか…。
ローターにバイブレーターなんて種類が多かったし羽根や筆、…快楽グッズ。
(心の声(使ってみたいものもあるわ。))」

ヒヤリングしているとジムの一階に菊池勝利が来たと受付から堂本に堂本から目黒に連絡が入る。
目黒は腕時計を見ると11時近くを指している。
目黒「11時半には会長がいらっしゃいます、黒木を連れて行かないとなりません。」
米倉「井ノ上さん、同席させませんよね?昨日の事、思い出してしまったら就職辞退されてしまうかも知れませんし
昨日の事は幸いと言っては何ですが私、佐久間さん、目黒さん、黒木しか知りませんし
黒木の処分は懲戒免職ですよね?抵抗した場合、黒木の弱みを…。」
長年、親から地主の嫁に行くよう言われ逃げ回っている。
地主は黒木より20歳以上年上、田舎のため軟禁状態になるだろうと。
83
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/14 22:37:35    (m5BHbk1R)
朝食の用意ももうすぐ終わりという頃に、起きだしてくる目黒。
目黒「社長、おはようございます。すいません昨日少し過ぎたようで…
朝食の用意までしていただいて……本来なら私がしなければいけないのに」
ダイニングテーブルには、お新香・卵焼き・酢の物が四人分並べられている。
「構わんよ、もともと料理は趣味だし、今日は会社で会長に重い話もしなければだから、気分転換だ(笑)
米倉さんと井ノ上さんにも声かけたから、もうすぐ来るはずだ。
その前に髭当たって、顔洗って来い。身だしなみは大切にだ。(笑)」
身支度を終えた目黒がダイニングに姿をい現した直後、インターホンが鳴る。
目黒「社長、私が出ます。」
「よろしく頼む。後くれぐれも昨日の件、特に寮での一件は、井ノ上さんに対して口にするなよ。」
目黒「分かってます。」

言いながら玄関に向かった目黒が玄関ドアを開ける。
米倉「おはようございます。私のような者にまで朝食お誘いくださり、ありがとうございます。不躾ながら押しかけてしまいました。」
米倉が挨拶している後ろで、米倉に隠れるように胡々希が頭を下げる。
その時手すりに拘束された黒木が声を上げる。
黒木「いい加減外しなさい、外しなさいったら……」
がそれを無視して、
目黒「おはようございます。ようこそこちらへ。(心の声:こういう服装の井ノ上さんもいいな……それに米倉さんも…着やせするタイプなのかな、服の上からだとあんなに胸が大きいとは。レズビアンだなんて、もったいないよな。男には全く興味なしなのかな?)」
そんなことを思いながら先導する目黒の背中に、
米倉「あのこちらのお部屋はどういった?寮とは大分作りが違うようですが?」
目黒「ああ、それは…後程社長の方からお聞きください。どうぞこちらです。」
身体を横にずらし、手をダイニングへ迎え入れるように動かす目黒。

米倉と胡々希がダイニングに入ると
「おはようございます。ようこそいらっしゃい。先ずはこちらに。挨拶はそれからってことで。井ノ上さんはそっち、米倉さんはこっちに。」
指し示された場所に立っている胡々希と米倉。
胡々希の前には亮平、米倉の前には目黒がそれぞれ立ち、
「昨日はバタバタしすぎてて、挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。私、佐久間スポーツジムで社長を務めさせていただいております、佐久間と亮平申します。そしてこちらは私の秘書のようなことをやって貰ってる、目黒です。」
目黒「目黒康二と申します。よろしくおねがいいたします。」
米倉にそれぞれ名刺を渡す亮平と目黒。そして
「立ったままでもなんですから、どうぞお掛けください」
という亮平の言葉と共に、全員が腰を下ろす。
「今更ですが、米倉さんはどういった?
そしてどうして弊社の寮に居たのですか?
(心の声:ワンピース姿の井ノ上さんも可愛いな。薬の作用があるとはいえ、こんなに清楚なのにあんなに色っぽい声出して乱れるとは、ああくそっ、間近であの声聞きたい、いや俺の力であの声出させたい。。)」
挨拶をしながらも、そんなことを考えている亮平。

米倉「こちらこそ挨拶が遅れました。
私エステシシャンをしております米倉有紀と言います。
一応ランコントルというエステ店を経営しています。
あっ、エステ店って言ってもエッチなやつじゃなくて健全なやつですから(笑)
御社の寮に居た理由はですね…話せば長くなるのですが…」
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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/14 17:48:41    (V0xsAm0j)
目を覚ますと米倉から亮平から電話があり朝食を用意していると伝えられる。
「……そうなんですね、米倉さんだけで行ってきて下さい、あんな姿が見られてしまった後ですし……。」
米倉「駄目!駄目よ、黒木何かの策略に嵌って折角志していた職に就けるのに
それに私もだけど社長も目黒さんも黒木の薬のせいだと思ってるわよ。
黒木、何かに負けちゃ駄目!まだ意識朦朧とする前に私に貴女、こんな風になった事ないと言ったのよ。
それって薬せいよね?」
「(心の声(本当にそうなのかなぁ?アレってきちんとされたらあんな風になるんじゃないのかなぁ?))でも……。」
米倉「あー、もう!グズグズしない!本来の貴女は前向きな娘何じゃないの?
キチンとメイクして洋服選んであげるから行くわよ!」

米倉の手で胡々希の手持ちのメイク道具で柔らかい雰囲気のメイクにされ
花柄切り替え膝丈のデニムワンピースを選ばれ着替えてくるよう言われ着替えると
米倉に手を引かれ玄関を出ると少し離れた場所で手錠で拘束されている黒木が叫ぶ。
黒木「米倉!アンタ、裏切ったわね!」
米倉「貴女が先に私を騙したんじゃない!」
黒木「その小娘が全部悪いのよ!」
米倉「責任転嫁してる様じゃまだ反省してないって社長に伝えておくわ。
井ノ上さん、行きましょう!」
頷き、ドキドキしながら米倉の隣を歩き
亮平の部屋のインターホンを米倉が押す。

(心の声(社長や目黒さんに…おかしく思われないかなぁ………。))
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/14 16:02:00    (m5BHbk1R)
「一晩そこで、しでかしたこと反省してるんだな。朝になったら外してやるよ、じゃあな。」
そう言ってマンションの方へ向かう亮平
黒木「社長、待って。待ってったら社長…外して下さいよ、お願いですから…」
マンションに向かう亮平の背中に、黒木の声が追いかけて来る。
その声を無視して、玄関前で待っていた目黒に、
「さあ、俺達も中に入ろう。今日は目黒お前、泊まって行けよ。明日は朝食食べたら頼みたいことがある。」
と促し、二人玄関に入っていく。
黒木「外してよ、外してったら……」

黒木の懇願の声が聞こえてくるが、扉を閉めるとそれも聞こえない。
目黒「社長、いいんですか黒木の奴。」
「一晩位、いい薬だろ……吞み直そうか。」
酒と肴の用意をして、チビチビと呑み始める二人。
「大丈夫かな井ノ上さん……俺たちがいると、ジム居づらいだろうな、就職するの止めちまわないよな。」
目黒「社長…(心の声:そりゃ心配だよな…これだけ社長が想い寄せてるってのに、黒木の馬鹿のおかげで…)その心配は後にしましょう。今夜はとことん呑みましょう。」
「とことんって、酒代は俺持ちだろうが…こいつ。まあいいか、呑むか!」

起動しっぱなしだったノートPCの画面を開くと、浴室にいる全裸の胡々希と米倉。米倉も見事なナイスボディであり、米倉が胡々希を手伝いながら行為に耽っている姿がそこに。
「あの米倉さんって女性もいい身体してるな。レズビアンって言ってたっけ?」
目黒「ええ…男なら十人中十人、いや百人中百人が抱きたいと思いますよ。」
「目黒お前もか(笑)」
目黒「そうですね……恥ずかしながら井ノ上さんでも催してますが、米倉さんの身体もいいと……すいません、社長の思い人に対して催すなんて言ってしまって。」
「いい、いい。大丈夫だ……まだ俺が勝手に思ってるだけだから。そろそろ寝るとするか。」
パソコンを終了させ、画面を閉じて、ベットに横になる。

翌朝目を覚ますと、掛けた覚えのないタオルケットが体の上に。
リビングに行くと長ソファに、目黒が横になって眠っている。
「目黒の奴、夜中にわざわざ掛けてくれたのか。」
キッチンに行き朝食の用意をしながら思い出す。
「そうだ黒木……」
玄関扉を静かに開けて外を窺うと、手すりに手錠をかけられたままの黒木が窮屈そうな体制で眠っているよう。

ガスで四人分には少し多い粥を用意しながら、
「黒木のやつ少しは反省したかな?まあ、反省していても処分は変わらんが。」
スマホの時計が七時を過ぎると、昨日の最後の着信(米倉の携帯)にコールする亮平。直ぐに繋がり、
米倉「はい米倉です。社長さんですか、おはようございます。」
「米倉さん、おはようございます、佐久間です。簡単なものですが朝食用意したので、井ノ上さんが大丈夫なようなら一緒にこちらに、駄目なようなら、朝食取りに来ていただけますか?」
「わかりました。ちょっとお待ちください。井ノ上さんに聞いてみますね?」
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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/14 05:58:10    (V0xsAm0j)
目黒「私達はお前と違って下衆ではない!それにお前の汚いヨガり姿など見たくはない!」
薬を箱の中に入れ亮平の部屋に持っていく。

米倉「えぇ、彼女は嫌がるかも知れませんが男性よりは…。(心の声(少し彼女の手伝いしてあげないといけないかも知れないわね。))
明日の午前中でしたら時間あります、その時に私の事もお話します。
部屋に戻りますね。」
黒木「社長、手錠外して下さいよ。」

部屋の中に戻った米倉にバスルームまで連れてこられオイルを流そうと言われる。
米倉「嫌だろうけど眠剤飲んでるから私も一緒に入るわよ?
それと……自慰ってしたことある?」
俯き頭を振る胡々希。

米倉「疼き我慢出来そう?」
また頭を振る。

米倉「手伝っても?」
葛藤しながらも頷く。

米倉「全部、薬のせいだから、ねっ?井ノ上さんのせいではないのよ?
眠剤も飲んでるから何回かイケば眠っちゃうと思うのよ。」
米倉も服を脱ぎ二人でバスルームへ、手にはローターと細身のバイブレーターがある。

シャワーを出し身体を流してあげると水圧の刺激でむず痒いのかモゾモゾとする胡々希。
米倉「耳、触るわよ?」
「はい……、ンッ…、イヤっ…。」
米倉「貴女は悪くないの、全部薬のせい、声を出してもそれも薬のせいよ、いいわね。」
「はい…、うなじ…、擽ったいです…、ンハぁ……、米倉さん、胸……。」
米倉「掌で転がすと早いのよ、摘んだり指で押したり……、綺麗な身体ね……。」
「ァッ、アンっ…、お腹が熱いです…、こんな風になった事なくて……。」
米倉「恋人とは?」
「ンっ、ハァン……、渡辺君とは……、乳首触るんだけど摘んで…ここまでは…。
下のは乱暴なのか……、アァァア……、痛くて…米倉さん、それは?」
米倉「乳首だけじゃなくてクリトリスにローター押し当てたのよ。」
嬌声を上げるとバスルームに反響するとまた興奮してしまう胡々希。

米倉「ローター、押さえてられる?」
頷く胡々希に米倉がローターを任せ細身のバイブレーターを少しずつ膣に入れていく。

「ヒャぁん…、そ、そんな…、出し入れしない……、アァァァン〜〜…、ンンッ!」
米倉「楽になりなさい、その方がいいわ、イッちゃいなさい。
これでも私も我慢してるんだから……、本当だったら貴女の事、舐めたいのよ、黒木、絶対許さない!」
何度か胡々希が達すると身体を洗ってあげベットまで連れていき横にする。

米倉「明日には普通に戻ってるわ、眠いでしょ、眠ってしまいなさい、おやすみなさい。」
「米倉さん……、おやすみなさい。」

米倉が部屋を暗くするとすすり泣く声が聞こえるが直ぐに聞こえなくなり胡々希が眠った事を確認すると
先程、聞いていた亮平のiPhoneに電話をする。

米倉「米倉、井ノ上さん、眠りました、部屋を暗くしたら悔し泣きしてましたけど……。
私、このまま朝までここに居ますんで何かありましたらまた電話します。」
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/14 00:13:12    (m5BHbk1R)
米倉の話を聞き、
「黒木お前って奴は、薬まで飲ませたのか…どうりで……」
蔑んだ眼で黒木を少し見つめた後、
「お前も井ノ上さんと同じ苦しみ味わってみるか?
お前が持ち込んだ道具も置いといてやるよ。
まあ、手錠してるから、使うことはできないだろうけど。(笑)
米倉さん、黒木が持ち込んだと思われるビデオカメラや色々な道具、全て持って来て下さい。
ビデオカメラの中の記録媒体は、一時そちらで持っていてください。」
米倉「分かりました。ちょっと待っててくださいね。」
そう言って室内に戻る米倉。
黒木「社長、目黒。。やせ我慢しないで二人でやっちゃえば(笑)
女にはちんぽ入れられる穴三つあるし、それぞれ好きな穴に同時に入れてもいいんじゃないの(笑)」
「少しは黙ってろ、この下衆が」

胡々希の部屋
小走り戻って来た米倉が、ベットの上に散らばっていた色々な道具を段ボール箱に纏め始める。
米倉「安心して、汚れちゃった物は綺麗に拭いてから入れますから。
それと誰が付き添うかはこれから決めますから。
まぁ、井ノ上さんは嫌かも知れないけど私になると思います。
それにしてもあの男性二人、理性的よね。まあかなり我慢はしてそうだけど、こんな魅力的な女性が目の前にいるってのに。
いけない…もうちょっと辛抱しててね。」
ベットの上で丸まり疼きに堪えている胡々希にそう声をかけて、再び出て行く。わざとかどうかは分からないが、細身のペン型バイブレーターとピンクローターが床の上に残されている。

再び玄関先
玄関扉を押さえながら
米倉「遅くなりました。持ってきました。」
その声を聞き、亮平が目黒に
「ありがとう。目黒悪いけど、米倉さんから薬と道具預かってきて。
それと米倉さん、井ノ上さんに付いていて下さい。流石に俺達だとまずいでしょうから。
何かあったら、向こうの部屋にいますので、携帯に電話してください。
番号は以前井ノ上さんに伝えてありますから。」



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