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佐久間スポーツジム

投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
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2025/07/07 00:51:58 (sEz/5txh)
「さてとそろそろ時間だ。行きましょうかお父さん。」
佐久間スポーツジム事務所の壁に掛かっている時計を一瞥して、亮平が父に声をかける。
「ジムでお父さんは止めろと、いつも言っているだろうが。」
「はいはい、会長。新規採用職員の面接に行きますよ。」
苦笑いを浮かべながら、父光一に再度声をかけデスクから立ち上がる亮平。

亮平が歩き出すと小走りに追ってきた光一が追い付き
「どうだこの〇〇って娘(こ)は。大学でスポーツ関連の講義取ってたみたいだし、何より可愛い顔してるじゃないか。」
と耳打ちをする。
「インストラクターに顔は関係ないでしょ会長。それになんでそんなこと言うんです?」
「いつまで経っても結婚しないから、母さんが心配してるんだよ。いい女(ひと)がいないなら、ジムで見つけたらどうかって。」
〇〇という娘は亮平から書類選考を任された父と母が、顔で選んだことを亮平は知らない。

「全く母さんったら・・・」
言いながら、付き合ってはいるがこの頃心の距離が遠く離れてしまった、船見を思い浮かべる亮平。
思い浮かべたその映像を頭の中から追い出すように、数度頭を振る亮平。
「くだらないこと言ってないで、面接に集中してくださいね会長。」
言い終えると面接会場にしてある、会議室の扉を開ける亮平
扉を開けると長机二つにパイプ椅子四つ、そのうち二つには男女が一人ずつ座っている。
それに相対するようにパイプ椅子が一つ置かれている。
長机側のパイプ椅子に腰を下ろす亮平と光一
「お待たせしました、入って貰って」
腰を下ろした亮平は最初から応接室内にいた男に声をかける。
「はい。」
そう言って男は、亮平と光一が入って来たのとは逆側のドアを開け
「お待たせしました〇〇さん、中にどうぞ。」
と、外にいる人物に声をかける。
男は人事課長の堂本。
因みにもう一人最初から室内にいた女性は、インストラクター長の黒木である。



ここは、〇〇県下に数軒のジムを構える佐久間スポーツジム
亮平が継ぐ前までは、一軒だけそれもマシンだけを置く小さなジムだったが、亮平が父の跡を継ぎ、なんとか事業を拡大することに成功して、業界でも中堅を位置する規模まで成長することができた。
今日は本店(一号店)の改装拡大に伴う人員採用の面接なのだった。

〇〇さんになってくれる方こんな感じの導入であそびませんか?
〇〇さんがスポーツジムの会員から痴漢行為をされたり、亮平とあんなことやこんなこと、光一からスケベな視線向けられたり、その他流れで色々と。

 
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41
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/20 16:39:46    (cis4wqOu)
見られた、お二人に見られてしまった左胸、腰、飾り気のないパンティ、太腿と見られてしまった。
渡辺照は目黒康二の手に寄って引き離された、その瞬間バスタオルが掛けられ、そのバスタオルを巻き込んだまま胡々希はベッドの上で体を丸め
あられもない姿を隠すように蹲る。
渡辺照に触られた自身の身体が嫌で嫌で仕方ない、シャワー浴びたい
だけどこの場で浴びる訳にはいかない、着ていたものを全て脱ぎ
ブラもパンティも洋服も着替え脱いだ物を丸めリビングへ、そのままキッチンのゴミ箱に捨ててしまう。
亮平と目黒の後ろから少し顔を覗かせ渡辺を見ながら
「突き出しません、ただ二度と関わりを持ちたくありません。
二度と会いたくありません、傍にいたくないです。
同じ空気を吸うのも嫌です。」
目黒「ならば念書を作ってサインさせては如何ですか?
井ノ上さん、パソコンとプリンターお持ちですか?」

大学生の課題で必要で持っているはずと踏んだ目黒からの提案。
胡々希は黙ってパソコンを起動させると目黒が書類を作り、亮平に手渡す。

「ただ内定先には就職出来ないよ、お父様とお母様には報告するから地元に戻されるよ。」
渡辺「そ、そんな……、胡々希さん、否、井ノ上さん、昨日と違う服だったからおっさんと…、イヤ、佐久間さんと浮気をしたと思って頭に血が上ってしまって
自分でも思わぬ行動に出てしまったんだ。」
「うん、私もまさか付き添いで来てる方が居るのにそんな風にされるとは思いもしなかったよ。
そんな風にされた人に近くに居て欲しくない事は理解出来るよね?
渡辺君なら“優秀”だから“高学歴”だからUタウンできっと地元一の会社に就職出来る。」
渡辺「そ、そんな…、佐久間さん!佐久間さんからも勘違いから男ならあると井ノ上さんに言ってくださいよ。」

フローリングで正座をし情けない顔で亮平と目黒を見上げている渡辺。
目黒は兎に角、警察に届けられたくなければ念書にサインしろと迫る。

自分より背の高いガタイの良い二人に冷たい目で見られ震える手で渡辺照とサインし
目黒が自身の鞄から朱肉を出し拇印させる。
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/20 15:27:52    (pbT3kBtk)
目黒康二と2人、胡々希のマンションのリビングにいると、胡々希の悲鳴らしき声が聞こえる。
「くそっ、同じマンション内にいるとはいえ、やはり2人きりにすべきじゃなかったな。」
胡々希が入った部屋に向かいながら
「目黒君はあの男井ノ上さんから引き剝がして、動けないように拘束しといて。もしかしたら、いや確実にあの男井ノ上さんに覆いかぶさって行為に及ぼうとしてると思う。あの時(黒木が全裸で亮平に迫っていた時)とシチュエーションは逆とはいえ、目黒君にはまた辛い思いさせちゃうかもだけど…」
「大丈夫です社長。」
そう目黒に言い終えると同時に

「何してる!井ノ上さん嫌がってるだろうが、バカ者が!」
言いながらドアを開けると、やはり渡辺照が井ノ上胡々希の上に覆いかぶさり、その手はブラジャーの上から井ノ上胡々希の乳房に。
目黒が渡辺照を後ろから羽交い絞めにして、井ノ上胡々希から引き剥がす。
リビングに畳まれて置いてあったバスタオルを持って来ていた亮平は、それをあられもない姿にされていた井ノ上胡々希の身体にかけてから、
「俺たちはこの馬鹿と一緒にリビングにいるから、服整えて。」
とリビングに移動する亮平と目黒、それと目黒に羽交い絞めにされた渡辺照。
数分後衣服を整えた胡々希がリビングに姿を現す。
「井ノ上さん……この馬鹿どうする?警察に突き出す?」

目黒に羽交い絞めに拘束された渡辺照はジタバタと抵抗しているが、体力が無くなって来たのか次第に静かになってきている。
「警察に突き出せば不同意性交未遂か不同意わいせつで確実に実刑にできると思うけど……俺と目黒が証言するし…どうする?」
渡辺「警察……警察は許してくれ、頼む頼むよ胡々希。いや胡々希さんお願いだ…警察沙汰になんかなったら、折角内定を貰った就職先パーだよ。お願いだからさ…俺と胡々希さんの仲だろ…お願いだよ。」


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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/20 05:59:53    (cis4wqOu)
駐車場へ三人、先ほどの車へ。
同じ県だとは言え、市が違う為、車だと少し掛かる、この県は公共交通機関が発達しており車がなくとも移動には事欠かない。
「社長と目黒さんが着いてきて頂ければ待ち伏せされても安心です。
お蕎麦屋さんですか…、普段外食ではお蕎麦食べないので(高いから)以前、祖父母がご贔屓にしていたお店ならご案内出来ますが…。」

高速道路は混むことなくナビの時間が示した到着時間。
「右手側に来客用の駐車場があります、管理人室の前に記入用紙があるので言って書かないと…。」

亮平が渡辺照が待ち伏せしている可能性があるからと一緒に行ってくれると言う。
目黒も駐車したら追い掛けるといい管理人室へ、来客駐車スペース使用、用紙に書いていると
案の定、渡辺照が…。

渡辺「胡々希ちゃん、待ってたよ、何でそのおっさんが一緒なわけ?」
渡辺の言葉に応えず亮平に謝罪の意味を込め頭を下げる。
そこへ目黒も合流する。
目黒「社長、お待たせしました、井ノ上さん、引っ越し前なので最低限、身の回りの物を纏めて下さい。」
渡辺「引っ越し前に何だよ!胡々希ちゃん、応えてよ。」
「渡辺君も着いてきて。」

オートロックを抜け四人で部屋に行き部屋の鍵を開けると。
「社長、目黒さんも中へどうぞ。
渡辺君も、私物持って帰ってくれないかな?」
渡辺「何だよそれ!俺は別れる気なんて無いからな!」

別れる気はない。と言う渡辺の言葉を無視し。
「寝室に洋服あるから持って帰って。」

渡辺を寝室へ、ドア開けっ放し渡辺に警戒MAXの胡々希はドアを開けていたが渡辺がドアを閉めてしまった。
渡辺「別れる何て冗談だよな?」

テキパキも背を向け渡辺の私物を纏めていると後ろから抱き着かれる。
渡辺「ヤッてなかったから拗ねてるんだろ?」

目が血走り興奮している渡辺。
この人はどう言う神経しているんだろう、私はこの人の何が良くてお付き合いしてたんだろう。
「渡辺君、離してよ!離したってば!」

後ろから抱きついた渡辺の左手は洋服の上から胸に右手はワンピースをたくし上げ太ももを触る。
「渡辺君、何考えてるのよ!止めてったら!止めて!イヤ、イヤだ!」

ベッドに押し倒されワンピースをたくし上げられカジュアルな下着が露わになり
ブラを上げられブラに押された乳房の形は歪み……。

寝室の開く音と低く怒りの声が…。
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/19 22:42:45    (ak049faU)
「目黒君行ってくれるの?ありがとう。二人きりになって大丈夫?無理しないでね。」
(最後の「大丈夫?無理しないでね。」は理由を知らない胡々希にとっては理解不能な言葉であっただろう。
しかし黒木の言いがかりにより精神的に参ってしまい、そればかりか一時的にではあるが、女性不審に陥ってしまった目黒にとっては、凄く有り難い言葉であった。)
「大丈夫ですよ、社長。もう克服できたと思いますから(笑)
(心の声:社長のことは信じてはいるけど、いくら会長のお気に入りとはいえ、黒木の事いつまで雇っておくつもりなんだろう。
徐々に彼女の権力は奪って来てるとはいえ、彼女を目の前にするとどうしても思い出してしまう…)」
そんなことを一瞬思ってから
「では社長行ってまいります。井ノ上さん行きましょう。」
目黒がそう言うと部屋を出ていく二人。

部屋に取り残された亮平だったが
「良い機会ができたもんだ…社長室に行ってと…」
社長室のパソコンで胡々希の部屋のカメラを操作し始める亮平。
程なくして一人部屋に戻って来る胡々希。
同じころ目黒がドアの外から声だけで
「社長今戻りました、井ノ上さん着替えてこちらに来るそうです。私は隣の部屋にいますので。」
「わかった。ご苦労様でした。」
そう言うとパソコンの画面に集中し始める亮平。

「(小声独り言)おっ来た来た…ほぉ~衣擦れの音も拾うのか、なかなか高性能な盗聴器だな。」
画面には一人という安心感なのか、躊躇なく来ていた洋服を脱いでいく、胡々希の姿が映し出されている。
「(小声独り言)なんだよくそ、後姿か。まあ、今日のところは良しとするか…それにしても健康的で綺麗な体してるな、出るところは出て括れるところは括れて。どれくらいの経験かはわからんが、渡辺って若造が執心してるのも分かる気がする。」

そんなことを考えていると、どこの部屋のカメラからも胡々希の姿は消え、玄関のカメラが胡々希が部屋から出ていく姿を映している。
玄関ドアが開き出ていく胡々希。
玄関ドアが閉まると、カチャンと自動的に鍵が閉まる音を盗聴器が拾う。
「さてそろそろ来るかな。」
そう思い亮平がパソコンをシャットダウンしたとき
「社長、お待たせいたしました。井ノ上さん用意が終わったそうです。」
とドア外から、目黒の声がする。
「分かったじゃあ行こうか。」
その声と同時に社長室のドアが開き亮平が姿を現す。

駐車場に止めてある社長車に乗り込む三人。
運転席に目黒、後部座席に胡々希と亮平。
運転席の目黒はカーナビに胡々希のマンションの住所を入力し終え、
「では社長出発します。」
目黒がそう言うと車は滑らかに動き出す。
「社長ちょっと距離があるので、高速に乗ろうと思いますが。」
「わかったそうしてくれ。そうだ井ノ上さん、朝から何も食べてないよね、井ノ上さんの地元着いたら、何か食べようか?俺もお腹空いちゃってさ。どこか美味しいお蕎麦屋さんとか知ってる?」


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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/19 18:33:30    (eQrLqXdO)
色々あったと聞き、頷く、触れられたくない過去だってある。聞かれたくない事もあると思う。
「いいえ、覚えています。
ドアを丁寧に押さえてくださっていた方ですよね。
はい、出来れば着替えたいのでユ◯◯ロに行っています、ただ事務員の方の、お仕事の邪魔になってしまうのも……。」
目黒
「社長、傍で見守っているだけで宜しいんですよね?なら私が……。(心の声(社長の財産狙いか、金遣いとか見てみたいからな。))」

少し目黒に押され気味に隣のユ◯◯ロへ。
選んだのは履いているソールサンダルに合わせ二千円代のストレッチのワンピースとスポーツウェアの下にも穿けそうな下着。
(心の声(目黒さん、見てないよね?))
「会計してきます。」
目黒
「ここでお待ちしています。(心の声(ワンピースの下に隠す時、見たが下着も派手じゃない、ワンピースもお手頃価格を選んだな…、金目当てじゃないか))」

会計を済ませ一度、事務所に寄るとりかは社長室に居ると言う。
目黒に寮に戻ると伝え部屋に入ると洗面、脱衣場で浴室横にある全身鏡を背にして着ているものを脱いでいく。
ショートパンツを脱ぐ時、突き出されたお尻と白シャツを脱ぐと括れた腰(もりこれエンブロイダリーレースブラセットD、ピンク)
一度、鏡に前面を映しアザなどないか確かめる。
そこに映されたブラに包まれてはいるが柔らかそうに実る乳房、健康的な肌色の括れた腰、下腹部は下着で隠されているがアンダーヘアはきちんと処理されてる様で…。
また鏡に背を向け、下着を脱ぎ買ってきたばかりの下着を身に着け、ワンピースを着てまた全身を映し
髪の毛を手櫛で整え、簡単にメイクを直す。
「お手間取らせてしまったら駄目よね。」

ドラム式洗濯機に洋服を入れスイッチを入れ部屋を出、事務所へ。
「お待たせしてすみません。」
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/19 16:34:36    (ak049faU)
「社長、私もお供します。」という目黒に対して
「そうだね、そうして貰えると助かるよ。ついでに運転もお願いするよ。」と目黒から飲料を受け取りながら亮平。
「勿論です、社長。」
亮平はミネラルウォーターを胡々希に渡しながら
「井ノ上さん彼は目黒康二君。以前はインストラクターをやっていたんだが、ちょっと色々あって今は私の秘書みたいなことをやって貰ってる。
採用面接の時ドアのところにいて、呼び込み等をやって貰ってたんだが、覚えてないか(笑)
目黒君、彼女は井ノ上胡々希さん。今度新卒採用で、新一号店の方で働いてもらおうと思ってる。」
目黒は改めて胡々希に目礼をする。
目黒から受け取った珈琲缶のプルタブを開けながら続けて
「彼ちょっと無口だけど、慣れればいい奴だから。
それに大きいでしょ。聞けば俺より1cmくらい大きいらしい。
今回の件みたいな時には、傍にいて貰って適任でしょ(笑)」

コーヒーを飲み終わり
「じゃそろそろマンションに向かおうか…」
と言ってから、
「そういえば、井ノ上さん昨日から着替えてないんだよね。
服も倒れた時に少し汚れちゃったし、着替えたければ隣にユ〇〇ロがあるから、着替え買ってくる?
行くんだったら誰か女性の事務員に付き合わせるよ。
着替えて洗濯機に放りこんでおけば、帰ってくる頃には洗濯も終わってるだろうし。」

渡辺照
「くそっ、胡々希の奴、何度かけても出やしねえ…マジで別れるつもりか、……いや、あいつは俺のこれの虜のはず、分かれるなんてありえねえよな。」
ズボンの上から自らの股間に手を伸ばす照

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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/19 13:11:59    (eQrLqXdO)
「そうですね、待ち伏せしてると思いますが、家にある物も返さないといけませんし
今から明日に一緒に行ってくれそうな男子に頼んでも渡辺君が何言い出すか判らないですしどうしたらいいんだろう。」

車の後部座席で亮平が着いて来てくれると言うが悪い気もする。
が、伯母に頼まれてるとも言ってくれ車の手配までしてくれた。
「社長、本当に勝手で申し訳ないのですがお願いします。」

「ここが新一号店ですか…、こんな素敵なところで働けるなんて嬉しいです、何だか信じられないです。」
エレベーターに乗るとカードキーとシリンダーキーを堂本から渡され説明を受け

「ここまでセキュリティ万全ならジムに部外者が入ってきても寮にはたどり着けないんですね。
安心しました。」
カードを画面にタッチすると五階と六階が画面に映される。

堂本
「社長、井ノ上さん、私はまだ仕事が残ってるので事務所に戻ります。
説明の方は社長、お願いします。」
四階で降り代わりに亮平の秘書の目黒康二が乗り込んでくる。

「こ、こんにちは…。」
胡々希を一瞥すると軽く会釈をする目黒。
目黒康二、亮平とは話すが他の人とはほぼ話さない、それは胡々希に対しても変わらない。
以前、黒木昭子が全裸で亮平に迫った場所に遭遇し引き離したのは目黒康二だった。
その時、黒木から襲われたと言いがかりを付けられてから精神的に参ってしまい、一時期失語症になってしまったが今は回復している。

亮平が証言とケアをしてくれ恩義を感じ従順且つ側近として動いているが
亮平が気に入っていると思われる胡々希をまだ信じず品定めしている。

五階に到着すると右手と左手に別れており目黒がエレベータードアを押さえ二人を先に下ろす。

亮平が左手側に歩き出すとその後を着いていく胡々希。
一番端の部屋に到着するとカードをタッチしシリンダーキーで開けると寮にしては広めの1LDK。
「社長、ここが寮ですか?普通のマンションみたいです。」
靴を脱ぎ揃え、休む為にリビングへ。

「一息ついたらマンションに簡単荷物を取りに行きたいのですが…、宜しいでしょうか?」
目黒
「社長、私もお供します。
先ほどジムで買ってきた珈琲と貴女は何が好みか判らなかったのでミネラルウォーターを買っておきました。」
亮平に手渡すとリビングドアの前に立っている目黒康二。


目黒康二、秘書と言うか亮平の言う事、何でも聞くのでその様にしてあげて下さい。笑
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/18 23:10:59    (n5K.AGcY)
「マンション、明日一人で行ってきます。」
と言う胡々希に対して
「渡辺君マンションの場所知ってるんだろ……だったら一人で行くのは止めた方がいいと思う。」
目の前に停まった車に、先に胡々希を乗せ続いて乗り込み、寮に向かうように堂本に命じる。
「渡辺君が、見張ってるだろうからね。少し寮の部屋で休んだら送って行ってあげるよ。伯母さんにも頼まれてることだし…」
そう胡々希に言ってから運転している堂本に対して
「堂本君、この後この車今日一日使うから、社に戻ったら予約ボードに書いておいてくれるかな。誰も予約してないよね。」
「分かりました。他の予約は入っていなかったので大丈夫です。(心の声:って言うか社長車予約できる強者なんていないだろ。それにしても社長、井ノ上さんにご執心だよな。本当に狙ってるのか。)」
そうこうしているうちにジム裏手の駐車場に、車が乗り入れられ指定か所に駐車される。
「堂本君ありがとうね、じゃあ、井ノ上さん行こうか。ここのビルの5階が寮になってるから。」
三人は一緒にエレベーターに乗り込むが、操作盤に4階まで表示されていないことに少し怪訝な表情を浮かべる胡々希

前日(胡々希が運ばれた後)の渡辺照
「なんだよ、乗せて行ってくれてもいいじゃん。って言うかなんであのおやじが一緒に乗っていくんだよ、クソッ……」
少しの間その場で呆然としていた照だったが、他の車にクラクションを鳴らされて、自分が今車道に佇んでいることに気が付く。
「ビービー五月蠅えんだよ、ボケ、田舎もんが。」
小声で悪態をつきながら、力なくその場を退ける照。
「どうしようこんな町地理も分からんし、胡々希がなんて病院に運ばれたのか調べようもない……これ以上ここにいても、しょうがないよな…」
改札に向かう階段を昇りながら
「そうか、胡々希のマンション前で張ってれば、会えるか。大事が無きゃ遅くても明日か明後日には戻って来るだろ。胡々希の身体最高なんだよな、あんないい女諦められるもんか。中は締め付けて来るし、おっぱいの大きさは手頃で、感度もいいのか、いい声で鳴いて」

33
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/18 21:32:17    (J0KjuHjM)
看護師の説明を聞き頷き、亮平から保険証の事まで心配してくれる。
(心の声(体の心配までしてもらって申し訳ないな…、採用取り消しじゃないんだ、良かった、渡辺君の事が有ったのに本当にいいのかなぁ…。
私、弱くないはずなのに何でだろう……。))
亮平の顔を見ない様、反対側を向き声を押し殺し泣いているが肩が震えている。
「ほ、保険証…、鞄の中に入ってます…、国民保険です。
あっ!もしかして緊急連絡先の伯母に連絡入れましたか?
伯母から聞いていると思いますが疎遠なんです、誤解されたままで中学卒業後、会ってないんです。
今私が住んでるマンション、祖父母の持ち物で伯母に返さなくてはと思ってたので寮に入れて頂くのに丁度良かったんです。」

亮平からは伯母、里香が胡々希に謝っていたと教えられマンションの名義は胡々希になってると教えられる。
「私にも帰る場所があるんだ…。
渡辺君の事ですが…、友達から聞いたのですが私が渡辺君と付き合う理由が大学と将来性で選んだと…、
それからとても言いにくいのですが…、渡辺君、大学の友達に性の事も話してるみたいで…
こんな話ししてしまって恥ずかしいんですけど普通はしませんよね?
社長の言う通り、寮に入って物理的な距離を取りたいですのでお願いします。
一回、マンションに戻って身の回りの物取りに行きたいのですが…、堂本部長が居らしてくれるのにご迷惑ですよね。
明日、一人で行ってきます。」

亮平のiPhoneに着信音が入る、堂本部長から病院前の車寄せに居ると。
32
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/18 18:51:07    (n5K.AGcY)
いつの間にか眠ってしまったのであろうか、目を開けると井ノ上胡々希が横になったまま、周りを見渡している。
「井ノ上さん、良かった気が付いた?」
胡々希の枕元にある、ナースコールのボタンを押してから、
「昨日の話では、虚血性の貧血じゃないかという話だったけど…」
胡々希にそう伝えた時にスピーカーから
「どうしました?」
との看護師の声が流れてくる。
「井ノ上さん目を覚ましました。」
「分かりました、今伺います。」

その後少しして、看護師と医師が病室に現れて、症状の説明と血液検査の結果を伝えて病室を後にする。
「良かったね、井ノ上さん。貧血以外どこも悪いところないってさ。貧血も鉄分取るように心がければ大丈夫だって。」
その後看護師が戻ってきて退院(?)の手続きを伝える。
亮平は看護師が持ってきた何枚かの用紙にサインしながら、
「井ノ上さん保険証は、今持ってる?なければ費用とりあえず全額負担になるみたいだけど…それに洋服も少し汚れちゃって…引っ越し前だけどうちの寮にはもう入れるから、一度寮の部屋で休もう。」

一連の手続きを終え、亮平が堂本課長に頼んだ迎えの車を病院の玄関先で待ちながら、
「あのさ…井ノ上さん、俺がこんな事言う義理じゃないけど……君、彼との今後のことどう考えてる?
おじさんの戯言と聞き流して欲しいんだけど、君、彼渡辺照君とは別れたほうがいいと思う。うちに就職して寮にも入るんだしこれを機に…
じゃないと今後彼が井ノ上さんの重荷になって来ると思うんだ。」

そう話した時に、堂本が運転する車が玄関前に滑り込んでくる。
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