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佐久間スポーツジム

投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
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2025/07/07 00:51:58 (sEz/5txh)
「さてとそろそろ時間だ。行きましょうかお父さん。」
佐久間スポーツジム事務所の壁に掛かっている時計を一瞥して、亮平が父に声をかける。
「ジムでお父さんは止めろと、いつも言っているだろうが。」
「はいはい、会長。新規採用職員の面接に行きますよ。」
苦笑いを浮かべながら、父光一に再度声をかけデスクから立ち上がる亮平。

亮平が歩き出すと小走りに追ってきた光一が追い付き
「どうだこの〇〇って娘(こ)は。大学でスポーツ関連の講義取ってたみたいだし、何より可愛い顔してるじゃないか。」
と耳打ちをする。
「インストラクターに顔は関係ないでしょ会長。それになんでそんなこと言うんです?」
「いつまで経っても結婚しないから、母さんが心配してるんだよ。いい女(ひと)がいないなら、ジムで見つけたらどうかって。」
〇〇という娘は亮平から書類選考を任された父と母が、顔で選んだことを亮平は知らない。

「全く母さんったら・・・」
言いながら、付き合ってはいるがこの頃心の距離が遠く離れてしまった、船見を思い浮かべる亮平。
思い浮かべたその映像を頭の中から追い出すように、数度頭を振る亮平。
「くだらないこと言ってないで、面接に集中してくださいね会長。」
言い終えると面接会場にしてある、会議室の扉を開ける亮平
扉を開けると長机二つにパイプ椅子四つ、そのうち二つには男女が一人ずつ座っている。
それに相対するようにパイプ椅子が一つ置かれている。
長机側のパイプ椅子に腰を下ろす亮平と光一
「お待たせしました、入って貰って」
腰を下ろした亮平は最初から応接室内にいた男に声をかける。
「はい。」
そう言って男は、亮平と光一が入って来たのとは逆側のドアを開け
「お待たせしました〇〇さん、中にどうぞ。」
と、外にいる人物に声をかける。
男は人事課長の堂本。
因みにもう一人最初から室内にいた女性は、インストラクター長の黒木である。



ここは、〇〇県下に数軒のジムを構える佐久間スポーツジム
亮平が継ぐ前までは、一軒だけそれもマシンだけを置く小さなジムだったが、亮平が父の跡を継ぎ、なんとか事業を拡大することに成功して、業界でも中堅を位置する規模まで成長することができた。
今日は本店(一号店)の改装拡大に伴う人員採用の面接なのだった。

〇〇さんになってくれる方こんな感じの導入であそびませんか?
〇〇さんがスポーツジムの会員から痴漢行為をされたり、亮平とあんなことやこんなこと、光一からスケベな視線向けられたり、その他流れで色々と。

 
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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/08 15:11:12    (mnU1ZqyW)
目黒、菊池が眉をピクりと動かす。
目黒「社長。」
菊池「亮ちゃん。」

二人が亮平を見ると堂本と大西が首をかしげる。
黒木「何なのよ!何が言いたいのよ!」

買い物組の二人。
◯◯「少し年齢離れてるけど社長と井ノ上さんてお似合いじゃない?」
△△「◯◯さん、オバさん丸出しだよ。」

笑いながら近くのスーパーで出来合いの冷たい饂飩とスポーツドリンク、飲むゼリーなどを買い込み事務所に戻る。
◯◯「まだ話し合い続いてるみたい。」
△△「社長の声、少し大きくない?」
◯◯「出てくるまで待ってるしかないわよね。」
△△「早く終わらないかな?
本当ならもう終わってる時間なんだよね。」

社長室のドアが開き目黒が出てくると買ってきたものは冷蔵庫に入れてあると二人が伝えると
退社していいと言い。
目黒「もう暫く話し合いの時間がかかると思うが残業代付けとくからと社長が仰ってました。」
◯◯「じゃあ、家の子にアイス買って帰ろうかな、社長からの御駄賃で。」
△△「私はスイーツかな。」

二人が更衣室に向かったのを見送るとまた社長室へ戻る目黒。
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/05 23:41:47    (XnMiezJE)
黒木と相対するように並んでいる、亮平・目黒・堂本。その後ろに大西と菊池・女性事務員が。
誰も一言も発せず重苦しい静寂に包まれる社長室。
静寂を破るように黒木が
黒木「全く井ノ上さんったら、サウナ室に閉じ込められてたんですって?…
入社前だってのにどれだけ迷惑かければ、気が済むんですかね。」
その言葉を聞いて顔をしかめる亮平・目黒・堂本。

少し間を置き亮平が
「黒木君…君……」
言葉を続けようとしたときに〇〇さんが、社長室に戻ってきて
井ノ上さんを寮に送ってきたこと、食べ物や飲み物が無いので後で亮平か目黒が届けてくれると思うと伝えたことを報告してくる。
「そう、ありがとう。ついでで悪いんだけど、これで何か食べるもの買ってきてくれるかな。お釣りは君が好きな物買っていいから。」
そう言うと財布から一枚の渋沢札を取り出し、〇〇に渡す亮平。
それを見ていたもう一人の事務員が
「〇〇さんだけ狡いわ(笑)社長私も一緒に行っていいですか?」
「じゃあ二人で適当に見繕って来て(苦笑)」
そう言って追加で津田札を渡す。
「「社長、堂本部長じゃあ行ってきます。(笑)」」
二人が出ていくと
「社長、すいません。」
なぜか謝る堂本。

「話の腰折られてしまったが…黒木君、君は井ノ上さんに、私がサウナ室に忘れ物したみたいだから見てきてくれと言ったみたいだね。それは本当かい?」
「さぁ、そんなこと言ったかしら?…よく覚えてませんわ。」
「井ノ上さんははっきりと、君に命令されたと言ってるんだがね。」
「そう言われても覚えてないものは……社長は長い付き合いの私の言うことより、入社前の彼女の言うことを信じるんですか?」
「今はそんな話をしてるんじゃない!ごまかすなよ黒木君。」
「そんな怖い声出さなくても…私が井ノ上さんをサウナ室に閉じ込めたっていう、証拠でもあるんですか?私が仮に言ったとしても、それは原因を作ったかものですけど、井ノ上さんがサウナ室に閉じ込められたのとは別ですわ。今回の件は事故、悲しい事故ですわ。ブラシの柄が引っかかってドアが開かなくなったのは事故ですわ。」
勝ち誇ったような黒木。だが彼女は決定的な自白の証言をしてしまったことに、未だに気が付いていない。



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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/31 12:45:28    (i0zHbyQN)
水風呂から出された胡々希の姿にゴクリと生唾を飲む目黒と菊池。
それに亮平は気づいているのか?

(心の声(社長も身内だけだと俺って言うんだ。))
と変なとこを気にしたいた。
目黒が事務室へ、入れ替わりに事務員の◯◯さんが到着すると女性更衣室へ移動する。

菊池(心の声(手の甲に触れたおっぱい、弾力もあるし…、大きさも申し分ないな。
支えられてるから触れても変に思われないし少し楽しむか…。))
甲を胸へと押し付けたり離したりと歩いてるせいと思われる程度に楽しんでいる菊池。

女性更衣室で◯◯さんとふたりになると災難だったね。と慰められる。
◯◯「(心の声(あのオバさんだったら態と遣りかねないんだよね〜。))
冷えちゃうから取り敢えずウェア脱いじゃおうか?手上げて?」
自分で出来ると言っても◯◯は手伝うと言い、後ろに立ち、子どもに言い聞かせる様にバンザイして。と言われ
手を挙げるとウェアを脱がされるとこのまま寮に戻るからいいよね?とスポーツも脱がされ
バスタオルを巻かれ、その中に手を入れてスパッツとスポーツパンツ、靴下も脱がされる。

「お母さんにしてもらってるみたいです。笑」
◯◯「アハハ、私リアルお母さんよ、これがまたイタズラ坊主でね……。」
と和ませる様に小学生男児あるあるを話してくれている中でも
その手は止まらす、髪の毛も解き、肩にもタオルを掛けてくれ
髪の毛にもタオルを巻いてくれる。
◯◯「同性でもこの間知り合ったばかりの相手に裸見られるの嫌だろうしこのままTシャツ着せちゃうよ?」

バスタオルの上からTシャツを着せ、バスタオルの中に手を入れスパッツを穿かせる。
その上からまたバスタオルを巻いてくれ。
◯◯「動けそう?動けそうなら寮まで送るよ。」
「ありがとうございます、動けます。」

送ってもらい寮まで行くと◯◯も一緒に入ってくると食べ物や飲み物の心配をしてくれ何もないと言うと。
◯◯「あとで社長か目黒さんに頼んで何か持ってくるように言っておくから今日は横になっていてね。
スマホは手元に置いて社長に連絡出来るようにしていてね。」
「◯◯さん、ありがとうございました。」

いいのよ〜。との言葉を残し冷蔵庫に入っていたミネラルウォーターを枕元に置き寮を出る◯◯。
「……社長たちが来なかったら大変なことになってたなぁ…。
いくら何でも黒木さん、態とじゃないよね……。」

◯◯が事務室へ戻ると、亮平ちに胡々希を寮に送りベットに寝かせて水だけ枕元に置いてきた。
食べ物や飲み物が殆まだないことを伝言し。
◯◯「井ノ上さんにはあとで社長か目黒さんが届けてくれると伝えてきちゃいました。笑」

舌をペロッと出し「費用は社長持ちですよ。」と。

堂本「社長、井ノ上さんも寮へ戻った事ですしそろそろ社長室で黒木に話を聞かないと…。
△△も付き添わせてますが目黒さんも黒木と居てトラウマが…。」
菊池「(心の声(目黒さんのトラウマにオバさんが何か関係してるのか?))
あのー、僕、今日この後、どうしたらいいですかね?
興味本位ではありませんがなぜ井ノ上さんがサウナ室で倒れてたのか気になりますし。」
菊池「りょ、イヤ、社長、私も手伝った身、そしてここの会員として気になります。」
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/28 23:14:10    (qzNsPmGr)
「そうだな、冷やしすぎると今度は風邪ひいちゃうからね。じゃあ、俺が抱き上げてここから出すから、目黒はサポートして。勝ちゃん悪いけど更衣室にガーデンチェア用意してくれるかい。そこで落ち着くまで座らそう。」
立ち上がるとまだふらふらして足元がおぼつかない胡々希を、目黒と二人何とか水風呂から出して、更衣室に抱いていき菊池が用意したガーデンチェアに座らせる。
「目黒、バスタオル井ノ上さんにかけてあげて。」

目黒「はい。井ノ上さんこれ使って。何枚か貰ってきたから足らなかったら言ってね。(心の声:この子おっぱい大きいな。それにさっき水風呂から出す時腕にちょっと触れちゃったけど、柔らかい中にも少し硬さ残ってて、経験はあるのかな……そう言えば、こんなこと考えるのどれくらいぶりだろ。」

少し落ち着きが見えたところで胡々希に対して「どうして男性用のサウナ室にいたの?」と確信の質問を発する。
亮平そして目黒も胡々希の口が開くのを待っている
菊池の質問に対して、逡巡しながらも
・黒木から社長がサウナに忘れ物をしたみたいなので見てきてくれないかと頼まれたこと。
・サウナ室に見に行ったが何もなかったこと。
・サウナ室から出ようとしたら扉が開かずに出られなかったこと。
・気が付いたら社長たちに助けられていたこと。
をつっかえながらも、少しづつ答えていく胡々希。

「そうか黒木がサウナ室にね……俺たちが井ノ上さんを発見したときにはブラシの柄がつっかえ棒みたくなっていて、中からじゃ開かなかったんだろ。ブラシまで黒木のせいっていう証拠はないけど、面接時の言動や今日の行動見てると、そこまではと思いたくはないけどってところかな。目黒、悪いけど社長室にいる女性事務員一人にこっち来るように言ってくれる?で、お前はそのまま社長室で黒木の事見張ってて。」

社長室に戻る黒木、変わりに女性事務員が更衣室扉の外から声をかけてくる。
「ごめん入ってくれる。」
おずおずと入って来た女性事務員に
「俺と菊池さんで彼女支えて女性更衣室に連れて行くから、〇〇さんはガーデンチェアとバスタオルとか持って来てくれるかな。で、井ノ上さんが落ち着くまで、付き添ってあげててよ。井ノ上さん、落ち着いて服着替えたら、今日は寮に戻っちゃっていいからね。」


社長室
戻った目黒に対して黒木が
黒木「サウナ室に倒れてたんだって、小娘。何やってるんだかもう、みんなに迷惑かけて。」
目黒「心の声:黒木さんあんたじゃないのか?井ノ上さんをサウナに閉じ込めたの。」
黒木を睨むように見る目黒
黒木「何睨んでるのさ目黒…言いたいことがあるなら言いなよ。」
そんなところに亮平が戻ってきて
堂本・大西・女性事務員「「「社長、井ノ上さん大丈夫なんですか?」」」
異口同音に亮平に問いかける三人。黒木は言葉を発しない。
「ああ大丈夫だ、今〇〇さんに付き添って貰ってる。」


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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/27 19:04:22    (ChtAHZzQ)
口移しからの水分補給、コクっ、コクっと数口飲むと頬に冷たい物が触れる。
ペットボトルを口元に持ってこられコクっ、コクっ……と飲んでいく。
亮平の呼ぶ声に反応して。
「は…い…、いの……、ノ上です……。」
菊池「亮ちゃん、大丈夫そうだね。
(心の声(ヤバッ!この姉ちゃんのケツ、ウェアの上からなのにぱっつんとした張りがあるし
ケツの形も丸くて…、直見してぇよ。))」

目黒は受付でウェアとバスタオルを受け取り、事務室に寄り胡々希が見つかったと堂本部長、大西、黒木、もう一人の事務員が戻ったら伝え事務室で控えている様に伝え
スパ&サウナへと戻るとその頃には水風呂の中でガーデンチェアに座る胡々希が居る。
「ご心配お掛けしましてすみません…、何故だが解りませんがサウナ室のドアが開かなくて……。」

肌に張り付いたTシャツ、ウェアが臍上まで捲れ、スポーツブラもずり上がってる事に気付き手で直すが……。
(心の声(少し見えちゃったかなぁ?目黒さんも社長も…、とこの方はどなたかなぁ?
社長と親しげだし知り合い?会員さん?))

目黒「井ノ上さん、立てますか?」
フルフルと頭を振り
「まだ難しそうです。」
菊池「亮ちゃん、冷やし過ぎも良くないよな?」
「もう少しお水を飲めば…大丈夫かと思います。」
目黒「無理は駄目です、倒れられたら今度は頭を打ってしまうかも知れませんから
社長、更衣室まで井ノ上さんを……。」
菊池「それにしても井ノ上さん?は何で男性用のサウナ室に?」
「それは……。」

事務室に黒木と大西が戻り事務員の前で黒木が大西の腕をベタベタと触っている。
呆れ見る事務員、そこに堂本と事務員も戻ってくる。
事務員1「井ノ上さん、見つかったとの事でここで待機して下さい。」
黒木「入社前なのに人騒がせよね、本当にあの娘に務まるのかしらね?」
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/27 16:43:45    (u9ZdgsWK)
目黒に促されて、ペットボトルの水を口に含み、口移しで胡々希の口中へ水を送り込もうと努力する亮平。
最初の内は、胡々希の口中の水は、唇の端から外へと流れ出ていたが、何度か試みているうちに<コクッ>っと胡々希の喉が上下して、水が少しだけ胡々希の体内へと取り入れられる。

その様子を見た亮平は少しだけ安心して、
「勝ちゃんスパッツ冷えてるか確認して!水飲める?井ノ上さん。」
ペットボトルの口を胡々希の唇に添える亮平。
スパッツを触って確認した菊池勝利、
「いやまだかなり熱持ってるよ、亮ちゃん。」
「そうか…脱がしてるよりは……」
そう言うと胡々希を横抱きにして立ち上がる亮平。
「社長、何を……」
「何って、このまま水風呂に入った方が、身体冷やすのに手っ取り早いだろ。
勝ちゃん悪いけど、ガーデンチェアがサウナ室の横にあるはずだから、持って来て水風呂に沈めてくれる?
目黒は椅子が来るまで横から井ノ上さんの身体支えてくれ。」

スラックスのまま、胡々希を横抱きにして、水風呂に入っていく亮平。
その胡々希の身体を横から支えている目黒。
その頃には目黒がガーデンチェアを持ってくる。
「亮ちゃん持ってきたぞ。」
そう言いながら、ガーデンチェアを水風呂に沈める菊池。
「でもさ亮ちゃん。座らせたら、呼吸できなくなっちゃわないか?」
その頃になると、胡々希の顔に生気が戻ってきている。
「それもそうか…井ノ上さんも大分生気が戻ってきてるみたいだから、もう少しこのままでいるか。」
「目黒、受付行って女性用のウェア一式持って来てくれる?それと乾いたバスタオルも何枚かね。」
亮平の言葉を聞くと小走りにかけて行く目黒
「井ノ上さん大丈夫?井ノ上さん。」
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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/26 06:27:33    (KzyW.bL3)
一部訂正。

亮平の手でずり上げられたスポーツブラ、体にフィットしている為、そうするしかなかった。

目黒が上半身と下半身、首元にはペットボトル。
「……ゥゥッ……、の、どが……。」

意識を取り戻しつつある胡々希の口からでた言葉。
目黒「井ノ上さん、お水が飲みたいんじゃ?」

首筋のペットボトルを胡々希の口に持っていくが自力で飲めない。
目黒「社長、緊急を要します!」

目黒は亮平にペットボトルを渡すと胡々希の上半身を支える水の飲める体勢にする。
所謂ところの口移し…、成功するかはどこまで胡々希の意識が戻っているのかによる。
場合に寄っては救急車を要請しなくてはならない、ジムに取っては損失になりかねない。

濡れ肌に張り付いたTシャツは透け下乳の膨らみと捲れた裾からは括れたウエスト。

そして……「ゴクリっ。」
目黒の生唾を飲む音、女性不信になってから目黒が女性を性的な目で見たのが始めてだった。

目黒「井ノ上さ〜ん、Tシャツの裾もう少し上げますよ〜?」
目は開かないが頷く胡々希を見て。

目黒「意識はあるようですが長時間、サウナに居たため脱水のです。」
そこへ空調設備点検をしていた菊池勝利が入ってくる。

菊池「亮平さん、目黒さん、どうした……!!大変じゃないですか!」
一目見て何が起こったか理解する菊池。

菊池「もっと冷水ですよね、俺、水汲んできます!」
水風呂から水を汲み、胡々希にバシャバシャと掛けていく。

水の勢いなのかTシャツの下のスポーツブラが上がり……、張り付き…。
乳輪の色まで……。

亮平から口移しで水を貰い薄っすら目を開ける胡々希。
「コホッ……、コホッ、すみません…。」

意識は回復したもののまだ朦朧としている。
亮平に水はもっと要るかと問われると頷く、ペットボトルで…。
口から溢れる…、亮平は胡々希を膝に横抱きにし…。

目黒と菊池はその光景を黙ってみている。
54
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/25 23:03:35    (muaq3cpk)
トレーニング室で、マシンを操作している胡々希の内腿に親指を添えている大西を見ながら、
目黒心の声「こんなの見たら社長は??」
そう思いながら、横にいる亮平を見る目黒だったが、亮平は堂本と何事か話し込んでおりその場面は目撃していない。
その後一通り館内の説明を終え、
「これで説明は一通り終わりかな?」
そう言って堂本を見ると堂本は軽く頷く。
「では着替えて社長室に集合してください。一時解散。」

その後いくら経っても、なかなか社長室に姿を現さない胡々希。
「いくら何でも遅すぎるな…全員で手分けして探そう。女子更衣室は黒木君、女子スパ及びサウナは〇□さんと□△さんで手分けして、トレーニング室は大西君、男子更衣室は堂本課長、男子スパとサウナは私と目黒で探してくるから、みんな宜しくね。」
そう亮平が言うと、それぞれ割り振られた持ち場に散っていく各自。

黒木は初めだけ走りあとはゆっくりと歩いて女子更衣室へ向かう。
黒木「いい具合に男子スパとサウナは社長と目黒。
ふふ、小娘今度は汗だくで下着が透けた姿か。
社長にゆっくりと見て貰いなさいな(笑)
女子更衣室にはいないの分かってるから、私も大西君がいるトレーニング室に行こうっと」

そのころ男子スパとサウナへ着いた亮平と目黒
目黒「ざっと見渡した限りいないようですね。」
「そうだね…一応浴槽も見てきてくれるかな。
俺はサウナ室の方見に行くから。
異常があったら大声で知らせてくれ。」
そう言うと小走りでサウナ室へ向かう亮平。
サウナ室の前に来ると、ドアレバーに引っかかったブラシの柄。

ブラシをどかしサウナ室のドアを開けながら、
「誰だよ、こんなところにブラシ置いて、もし誰か中に…って、井ノ上さん、大丈夫?」
倒れた胡々希の両腕の下に腕を差し入れて、その体を引っ張りながら
「目黒!!いた!井ノ上さんいたよ。冷たい水とベンチ用意して。」
胡々希の乳房の膨らみが、腕に当たるがそのようなことに気を取られている場合ではなかった。
目黒「社長そこにベンチと冷水用意しました。」
「ありがとう。じゃあ、そこに一度寝かそう。」

胡々希を寝かし終えると、
「バスタオル何枚か冷水で濡らして持って来て、水風呂につければすぐに水すうはず。」
亮平は胡々希の上半身を少し浮かせて、汗に濡れたTシャツの裾から手を差し入れてブラジャーのホックを外す。
その頃には水が滴っているバスタオル数枚と乾いたバスタオル数枚を持った目黒が傍に。
「ありがとう。一枚は脚の上に。もう一枚は上半身だよな。」
そして首筋に冷えた水のペットボトルを押し当てていると、胡々希のうめき声が。
「井ノ上さん、井ノ上さん…大丈夫?井ノ上さん」
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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/07/25 08:37:34    (jtDJPDIa)
事務員さんに更衣室に案内され「今日はとりあえず会員さん用のウェアを。」と言われ手早く着替えると
「Tシャツと膝上のスパッツぽい物なんですね。」
事務員1「そうなんですよ、体の線を意識すると言った意味でもそう言う仕様になってるんですが
体験の方くらいしか着る事、ほぼありません。
インストラクターは全店舗共通のウェアですからね。」
トレーニング室へと移動すると大西丈一郎も会員さん用のウェアに着替えている。

大西に寄り添う様に黒木が着いて歩いている。
(心の声(あんなに密着して大西さん、嫌に感じてないかなぁ?))
大西「(心の声(このオバさん、どんだけ欲求不満なんだよ!うわぁっ!腕触りだしてるよ……。))黒木さん、流石に近すぎますよー。苦笑」
黒木「(心の声(大西君のアソコ、いい感じー、若い娘にはない魅力に戸惑ってるのかしら?))
いやぁね、スキンシップ、スキンシップ♪笑」

一通り、器械の説明を受けると試してみたいと言い大西と二人、試していると。
黒木「大西君、ここはもっと開いた方が良いわよ。」

太腿を触り撫でる黒木と
大西「黒木さん、有り難いですがこのマシン、前ジムと同じなので使い方は知ってますし
脚を開きすぎると怪我の元になります、トレーナーならご存知ないのですか?」
「負荷が掛かればいいと思ってました。」
大西「負荷だけではいけないんだよ、例えば…。」

マシンを降り胡々希の元へ、太ももに手を置き、親指で内ももに触れ
大西「ここに力を入れるといいんだよ。」
そう言い手を離す。
「ありがとうございます。」

亮平はどう思った?目黒は?

黒木「大西君、私にも…。」
被せ気味に。
大西「基礎中の基礎をなぜ自分よりインストラクター歴の長い黒木さんに指導を?
それとも黒木さん、今まで指導らしい指導されてないんですか?」
黒木「そ、そんな事ないわよ!失礼ね、会員さん達の評判もいいんだからね!」
大西「それは失礼しました。(心の声(オバさんが評判いい?ウソだろ?))」

堂本が亮平に耳打ち、黒木がシニア部門のメダル受賞者会員に失礼を働いたと報告。
堂本「(小声)なぜだか会長のお気に入りの黒木の事、今まで報告していなく申し訳ありませんでした。」

目黒「この後、スパとサウナの説明に移りたいのですが男女違う仕様になっておりますので交互に見て回りましょう。」

スパには普通の浴槽にアロマ湯とジャグジー、サウナもある。
堂本の案内でサウナのボイラー室も見学、停止ボタンを押せば完全停止すると教えられる。
堂本「それからこちらのボタンは決して触らないで下さい。」

一通り説明を受けた後、着替えのため更衣室へ。
「黒木さん、何かご用ですか?」
黒木「何か社長がサウナに忘れ物したみたいなのよ、見てきてくれない?」
「サウナにですか?えぇ、構わないですが…。(心の声(なぜ私なんだろう?黒木さんが見に行けばいいのに。))」

着替えを中断し、ウェアのままサウナへ。
中へ入ると敷いているバスタオルを持ち探すが見つからない。
「あれ〜?社長の勘違い?」

サウナ室のドアを開こうとしたが開かない。
「まさか黒木さん?……流石に違うよね。
内線の通話ボタン、押したら…、えっ?鳴らない……。」

サウナ室のレバーに塞ぐように倒れているブラシ……。
そのブラシの存在は胡々希からは見えない。

黒木「井ノ上さん、まだ着替えの途中です。」
社長室に戻った黒木。

「戻らなければすぐ気づいてくれるよね…。
暑〜い〜、水、更衣室に置きっぱなしだよ。」
汗で透けるTシャツ、遠のく意識……。

「……さん!!」
誰か呼んでる?目が開かない……。
水分?でも飲めない…、首筋、冷たい……。
52
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/07/24 18:45:50    (c0jteuHV)
採寸を終えたのか、途中で切り上げたのかは分からないが、社長室に姿を現す井ノ上胡々希と△△。
「井ノ上さん、△△さん……採寸は済みましたか?」
△△「ええ、一通り滞りなく終わりました。」
滞りなくという部分を一際語気を強め、黒木を少し睨むようにして△△が答える。
黒木「あら、△△さん私の事怖い目で睨んでますけど、何かございましたか?
(心の声:ふふ…目黒や大西君、〇〇さんの前で小娘の裸を、社長と堂本部長に見られたなんて、恥ずかしくて自分からは言えないはずよね。)」

△△「いいえ、睨むなんてそのようなことは…(まあ惚けちゃって、なんて白々しい。井ノ上さん悔しいでしょうね。)」
「(亮平心の声:大西君や〇〇さんがいるここで黒木を問い詰めても、井ノ上さんにまた恥ずかしい思いさせるだけだからな…ひとまずここは。早いとこ親父(会長)に納得させて、黒木に引導渡さないと。ジム内の空気が一気に悪くなるぞ…)
そうですか、ご苦労様です、ありがとうございました。では素材廃油もと同じで取り敢えず二着ずつ作ってください。」
〇〇「分かりました、特急で仕上げさせていただきます。それで、黒木さんから話を貰ってた角度によって透ける素材は??」
「黒木、そんなお願いまでしていたのですか?それは申し訳ありませんけど無しということで。すいません。」
〇〇「いえいえ。私どももあれでウェアは……と思っていたところでして…それでは私どもはこれで失礼いたします。」
そう言うと、社長室を出ていく〇〇と△△

「さて予定ではこの後、実際のトレーニング室で器械の操作説明だったね。」
堂本「ええ、そうです。」
「じゃあ、お願いするよ。堂本課長と目黒君も付いていって。」
目黒に小声で、「黒木が、井ノ上さんに思うところがあるみたいだから見張っててくれないか?」
目黒「はい、わかりました。」

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