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佐久間スポーツジム

投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
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2025/07/07 00:51:58 (sEz/5txh)
「さてとそろそろ時間だ。行きましょうかお父さん。」
佐久間スポーツジム事務所の壁に掛かっている時計を一瞥して、亮平が父に声をかける。
「ジムでお父さんは止めろと、いつも言っているだろうが。」
「はいはい、会長。新規採用職員の面接に行きますよ。」
苦笑いを浮かべながら、父光一に再度声をかけデスクから立ち上がる亮平。

亮平が歩き出すと小走りに追ってきた光一が追い付き
「どうだこの〇〇って娘(こ)は。大学でスポーツ関連の講義取ってたみたいだし、何より可愛い顔してるじゃないか。」
と耳打ちをする。
「インストラクターに顔は関係ないでしょ会長。それになんでそんなこと言うんです?」
「いつまで経っても結婚しないから、母さんが心配してるんだよ。いい女(ひと)がいないなら、ジムで見つけたらどうかって。」
〇〇という娘は亮平から書類選考を任された父と母が、顔で選んだことを亮平は知らない。

「全く母さんったら・・・」
言いながら、付き合ってはいるがこの頃心の距離が遠く離れてしまった、船見を思い浮かべる亮平。
思い浮かべたその映像を頭の中から追い出すように、数度頭を振る亮平。
「くだらないこと言ってないで、面接に集中してくださいね会長。」
言い終えると面接会場にしてある、会議室の扉を開ける亮平
扉を開けると長机二つにパイプ椅子四つ、そのうち二つには男女が一人ずつ座っている。
それに相対するようにパイプ椅子が一つ置かれている。
長机側のパイプ椅子に腰を下ろす亮平と光一
「お待たせしました、入って貰って」
腰を下ろした亮平は最初から応接室内にいた男に声をかける。
「はい。」
そう言って男は、亮平と光一が入って来たのとは逆側のドアを開け
「お待たせしました〇〇さん、中にどうぞ。」
と、外にいる人物に声をかける。
男は人事課長の堂本。
因みにもう一人最初から室内にいた女性は、インストラクター長の黒木である。



ここは、〇〇県下に数軒のジムを構える佐久間スポーツジム
亮平が継ぐ前までは、一軒だけそれもマシンだけを置く小さなジムだったが、亮平が父の跡を継ぎ、なんとか事業を拡大することに成功して、業界でも中堅を位置する規模まで成長することができた。
今日は本店(一号店)の改装拡大に伴う人員採用の面接なのだった。

〇〇さんになってくれる方こんな感じの導入であそびませんか?
〇〇さんがスポーツジムの会員から痴漢行為をされたり、亮平とあんなことやこんなこと、光一からスケベな視線向けられたり、その他流れで色々と。

 
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108
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/29 22:50:04    (fhWwRvsb)
子供達やその母親達の話に苦笑しながら、先ずは子供たちに
「君たちのお父さんやお母さんも、佐久間スポーツジムで鍛えれば〇面ライダーやプ〇〇ュアになれるよ」
子供1「本当に?お母さんプ〇〇ュアになって。〇ュアブラックがいいな。」
子供2「お父さんに〇面ライダーは無理だよ。だって休みの日は…」
友達うちでワイワイガヤガヤ
母親1「ちょっと社長さん、適当なこと言わないで下さいな。子供が本気にしちゃうでしょ。」
母親2「そうですよ。それにあんなに若くないし…」
「じゃあプ〇〇ュアは無理でも、かげろうお〇や峰〇二〇を目指すのはどうです?佐久間スポーツジムに入会して貰えれば、ここにいる井ノ上さんや他のインストラクターが、かげろうお〇や峰〇二〇に近づくお手伝いをさせていただきますよ、ねっ井ノ上さん(笑)」

「それと私と井ノ上さんはまだ付き合ってないですよ。お願いですから適当な噂流さないでくださいね。」
母親1「ちょっと聞いた?社長今、まだ付き合ってないって言ったわよね。」
母親2「うん言ったわ、社長はその気満々ってことか。その娘(こ)井ノ上さんってだっけ…その娘(こ)の反応見定めてるとこってことか。」
母親3「社長反応見定めてからなんて遅いわよ。こんな可愛い綺麗な娘(こ)なんだからぼっとしてたら、他の男に取られちゃうわよ。(亮平に向けて小声:女は告白されるの待ってるんだから、その気があるなら頑張りなさいな。)」
そう言って亮平の脇腹を叩く母親の一人。
「参ったな…」

亮平が母親たちの勢いに押されて閉口していると
目黒「社長お待たせしました」
と目黒が声をかけてくる。
「あっ目黒。いいところに来てくれた…」
目黒「どうしたんですか社長。綺麗なマダムに囲まれて(笑)」
「いいから行くぞ。井ノ上さんも行きましょう。…じゃあ皆さん、買い物があるんで、これで失礼します。」
そう言いその場から離れる亮平たちの背中から
母親1「社長、あの娘(こ)のぞっこんよ(笑)早く告ればいいのに。」
母親2「そうよね、で、そのまま押し倒しちゃうとか(笑)」
母親3「やだぁもう、貴女そう言う願望があるの?(笑)」
母親2「社長や目黒さんみたいなガタイのいいイケメンだったら…(笑)」
107
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/28 05:10:52    (DlDLdr2W)
「可愛いですか?可愛いですよね?嬉しいです。
やっぱり洋服もですが靴も好きなものを身に着けたいです。
これからは遠慮なく好きな服を着て靴を履いてファッションも楽しみたいです。」
エレベーターに亮平と二人で降り商店街まで…。

「商店街の皆さんも会員さんなんですね。
毎朝、スムージー飲むので八百屋さんで野菜と果物と卵とお魚にお肉も少し、あとはお米と調味料も買わないとです。」
子どもたち「「ヒーローだ〜。」」
亮平の元へ駆け寄ってくる子どもたち。

ヒーロー?って何だろう?と思っていると子どもたちを追いかけてきた母親たちが。
母親1「社長、この間は本当にありがとうございました。」
母親2「社長が居なかったらあの子たち、大怪我してたわ。」
母親3「アーケード商店街に暴走自転車なんてね。
あれからあの子たち社長の事、◯面ライダーだと思ってるのよ。」
子たち1「そのお姉ちゃん、ヒーローの恋人?」
子たち2「デートした?」
子たち3「チューした?」

「えっ?あの……。」
母親1「えっ!彼女さんなの?いいわね〜、美男美女カップル、目の保養になるわ〜。」
「あの……。」
母親2「付き合いたてかしら?」
母親3「社長もいい歳なんだから早いとこ決めちゃえばいいのに。」
母親たちの勢いに着いて行けない胡々希。
(心の声:子どもたちはストレートね、お母様方の勢いに違います。と口挟めないわ。
どうしよう、社長はどう言うのかなぁ?ジムの話題作りの為に曖昧にするのかなぁ?
それともきちんと否定するのかなぁ?)

横から亮平の顔を見上げていると亮平と目が合うと途端にぽっと顔が熱くなる。
(心の声:口移しのせいなのかなぁ?妙に意識しちゃう…。)
106
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/27 15:13:39    (pbo.iFnf)
「ちょっと調べてみるから預かっていいかな?」
目黒経由で、胡々希から電源タップを預かる亮平
「(心の声:まさか勝ちゃんこんなチープな…いや今井ノ上さん、本格引っ越し前には無かったって言ってたな。ってことは勝ちゃんじゃないか。)何か分かったら連絡するから。ところで井ノ上さん可愛い服着てるね、凄く似合ってる。肩とか出ててしかも少し透けてて…」
目黒「社長珍しいじゃないですか?社長が女性の服とか褒めるなんて(マンションで打ち合わせ済みの台詞。誰彼構わず言ってる台詞じゃないアピール)」
「こ、こら目黒…いいからこれマンションに置いて来い。」
そう言って胡々希から預かった電源タップを目黒に渡す亮平。
目黒「申し訳ありません。では置いて来ますので先行っててください。アーケード商店街ですよね、時期に追いつきますので。」
マンションの方に取って返す目黒。

「全く目黒の奴はもう……井ノ上さんスーパーが良ければ、私たちのことは気になさらずに。」
ジムのビルから出て、スーパー及び商店街方面に歩きながら
「井ノ上さん寮は慣れた?うちのジムでやっていけそう?なにかあれば遠慮せずに言ってね……」
話しながら歩いていると、いつの間にかスーパーは通り過ぎ商店街入口に。
「あっスーパー過ぎちゃったね。よければどう?商店街。物はいいし人もいい。何よりうちの会員になってくれてる人も…八百屋の女将に、不動産屋の親父、魚屋の夫婦に……勝ちゃん…、いや菊池さんの店や横山さんの事務所も、この商店街の中にあるんだ。あっごめん、俺だけ話しちゃって…」
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投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/27 07:25:31    (ZK8rt/ye)
少しリビングの片付けをしていると初めて部屋に入った時と違う見慣れない電源タップがある。
「コレ、着けた覚えないんだけど?明日にでも社長に聞いてみようかなぁ?」

その電源タップを抜き鞄にしまう。
シャワーを浴び身なりを整え(https://amzn.asia/d/c98z1ok)ヒールのあるミュールを履きながら。
「これからは私らしく好きな物を履いて好きな風にメイクもして…、行ってきます。」

誰も居ない部屋で呟いた後、シリンダーキーを持ち玄関を出、ドアが閉まるとオートでロックされる。
(心の声:カードと鍵で二重ロックだし中にもドアガードがあるなら安心よね。)

「社長、目黒さん、お疲れ様です。
これから買い物に…、そうだ、コレなんですけど後日お見せしようかと思ったんですが…。」
鞄の中から三口の電源タップを見せながら。

「本格的に引っ越してくる前にはなかったのですがリビングのコンセントにコレが刺さっていて……。」
胡々希の手の上には三口の電源タップがある。

「他の部屋も見たんですけどリビングだけにあったんですよね、ご存知ですか?」
目黒「電源タップですね、菊池君ならこのタップが何かを知ってるんじゃないでしょうか。
(心の声:これ盗聴器だよな、菊池君が着けるわけないよな、となると)」

亮平を見ると心当たりがある顔をしている。
【ナンパした引っ越し業者なんですが。笑】

目黒「井ノ上さんはどちらかに外出でしたか?」
「夕飯の買い物と少しまとめ買いをと思い、スーパーまで。」
目黒「社長も買い物でしたよね、あっ!社長、顔見せも兼ねてアーケード商店街に行かれてはどうですか?」
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投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/26 20:24:57    (N1dVWziG)
胡々希が退出して、男四人となったジム内
「(心の声:気にしてないじゃ困るんだよなぁ。もっともっと気にしてくれないと…じゃないと先に進めないし(笑))意識したか?そう思うか目黒。」
目黒「えぇ、顔の赤面といい、気にしてない発言といい、口とは裏腹に十二分に意識したと思います。
それと、横山さんと京本さん、井ノ上さんは社長のお気に入りですので、勝手な行動なさらないで下さい。
菊池さんは改めて言わなくてもお分かりですよね。」
菊池「目黒さん、分かってるよ。その大きいガタイで凄まれると怖いよ」
横山・京本「やっぱり亮平さんのお気になんだ(笑)
でもいつまでも待っちゃいないよ。
欲しいものは早く手に入れないと。」
「分かってるよ。でも物事には順番ってものがあるだろ。
手に入れた暁には、皆にもいいもの見せてやるよ。
仕込みはもう完了してるから。な、勝ちゃん(笑)」
菊池「あ、ああ…」
横山・京本「なに?何なの?いいものって。
仕込みって何なのよ?教えてよ菊池さん。」
菊池「お、俺の口からは絶対に言えない。
知りたいなら、亮ちゃんから聞いてくれ
(カメラとかの事俺からばらしたら、借金一部棒引きの話おじゃんになっちまうからな。)」
横山・京本「亮平さん……目黒さんも知ってるの?」
「二人とも、知りたかったら上手くいくように応援しててくれ(笑)」
目黒「私の口からは何も……お三方今日はもうジム、鍵閉めますから、出て行ってください。
明日からは通常通りの営業時間ですので。」

三人と別れマンションに戻って来た亮平と目黒
マンションのリビングにあるノートPCを立ち上げると、各カメラと盗聴器を起動する。
寝室のベットで横になっていた胡々希が立ち上がり、着替えを始める。
一人という安心感からか、躊躇なく着ていたウェアを脱ぎ捨てていく胡々希。
「井ノ上さんが玄関出たところ見計らって、俺達も出るとしようか。
そういえば米倉さんとの話、話し進んでるの?」
目黒「よ、米倉さんは、レ…レズビアンで……そ、その……」
「目黒、何言ってるの?お前らしくないな、俺が聞いてるのは業務提携の話。お前と米倉さん、二人の関係の話じゃないよ(笑)」
目黒「業務提携……そ、そうですよね。うちも女性会員そこそこいることですし、米倉さんのエステ店からうちに出向いてもらって、自分でできる簡単なエステの講習とかも面白いかと話してるんですけど…
それに社長が睨んだ通り、エステに来ているお客様の中にも、運動で健康的な体を維持したいと思ってる人は多いみたいです。」
「そう…まあ、ゆっくりでもいいから話し進めておいてくれ。」
「はい分かりました……あっ社長、井ノ上さん出掛けるみたいです。」

玄関に設置したカメラが、靴を履こうとしている胡々希の姿を映し出している。


103
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/25 04:26:47    (MBDuBWF3)
小走りで急いで事務所に行きドアをノックすると室内に入り一礼すると堂本に。
「部長、菊池さん、横山さん、京本さんが特別会員になっくれるそうです。
入会書の書類一式、五名分頂けますが?」
堂本「それは良かったとして五名分ですか?」
「はい、五名分です、オープニングセレモニー前、大西さんが女性二名紹介してくださったんです。」
堂本「会社としてはもう少し人数欲しいところですが…、
新人の井ノ上さんにそれだけの会員が付くと言う事は喜ばしい事です。」
書類一式を用意してもらいやはりジムへ小走りに戻ると。

菊池勝利が亮平に胡々希の唇の感想を聞いている。
(心の声:そうか!菊池さん、あの日居たから水分補給させる為の口移し見てたんだ!恥ずかしい……。)

(心の声:途端に体温が上るのが解る、顔紅くなってないかなぁ?
今声掛けても大丈夫かなぁ?社長はキスだと思ってないんだ、良かった…。
唇に触れたの2人目だ、ぼんやり覚えてるけど………。)
横山「井ノ上さんは災難だったけど亮平さんは約得だよな、彼女の唇、柔らかそうだし
それに口移しなら舌だって…ねぇ?笑」
菊池「あの姿見たら萌える。笑
亮ちゃん、水分補給のためとは言えかなり戸惑ってたよな。
うら若き乙女に俺らおっさんがあのプルプルした瑞々しい唇にキスするのに葛藤してた?」
京本「口移し行為なら躊躇ないよね、でも……、もし俺が彼女にキスするなら深く長いのがいいかな?」
目黒「あっ、井ノ上さん、社長も三人とも悪ノリし過ぎです。
井ノ上さん、お気になさらない様に
この四人集まれば“自分のお気に入り”の話をするんですよ、全く呆れますよね。」
「それって社長が…私を…?(心の声:私を気に入ってくださってると?)」

顔が紅いのは隠し様がない、亮平の顔をまともに見れない。
ドキドキするのは異性として考えているなのか、羞恥なのか判らない。
菊池「井ノ上さん、ごめんごめん、調子に乗りすぎたね。
……うぶな反応可愛いね、今まで付き合ったことある人、2人くらい?」
京本「またそうやって菊池君、井ノ上さん、困ってるじゃないか。」
「いえ……、高校生の時に所謂ボーイフレンドが居ましたが…。(心の声:一瞬、チュッでしただけなのよね。)
大学生の時のお付き合いと言うのは初めてでした。」
横山「(心の声:でしたか、なら今フリーなんだ、亮平さんがいかないなら俺がアプローチしても?)
全く2人ともおじさん丸出しだよ、井ノ上さん、変な質問して悪かったね。
次ジム来るまでに会員書に記入してくるね。」
「すみませんが宜しくお願いします。」
三人に頭を下げると亮平の元に。

「あの日の事、あの……救急処置だと思ってますから…、気にしてませんし気にしないでください。
し、失礼します!」
今度は五人に頭を下げ更衣室へ。

「おかしく思われちゃったかなぁ?」


目黒「これで井ノ上さん、社長とのキスを意識しましたね。
あとは社長が…、もっと意識させればいいだけですよ。
この後、井ノ上さん、スーパーに行くでしょうからご一緒したら如何ですか?」
102
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/24 21:54:30    (hBuDLrtz)
社長やりましたよという風な顔を、こちらに向ける胡々希。
「よかったね井ノ上さん、三人も入ってくれて。
三人の気が変わらない内に、特別会員の入会申込書、堂本部長から貰って三人に渡してあげて(笑)」
事務所へ小走りに向かう胡々希。
Tシャツで上半分が隠された、ヨガウェアに包まれている桃尻を眺めながら
「三人とも特別会員になってくれてありがとう。
彼女新入社員で失敗もするだろうけど大目に見てあげて(笑)」
菊池「彼女いい尻してるな。あの時尻も触っておくんだった…それにしても亮ちゃん、井ノ上さん使って焚きつけるなんてお主も悪よのぉ(笑)」
横山「亮平さんに上手くやられちゃったかな。
でもあの健康的なお尻…水着で包まれてるお尻も見られるんだね。」
京本「亮平さん、商売上手なんだから…
横山さんいいな。俺も水着見たい。
フォームチェックしてとか言えば、俺も水着見られるかな?どう思う亮平さん。」

「特別会員用のトレーニングメニューは、担当のインストラクター・トレーナーに作成をお願いするんで、希望を言っておけば大丈夫だよ。随時見直しもするから途中からでも大丈夫だし…」
亮平がそう言った時、事務所から胡々希がジムに姿を現すが四人はまだ気が付いていない。
大西と婚約者の祖母、大西の取り巻きのお姉さま方もいつの間にかジムからは姿が消え、ジムにいるのは四人と少し離れたマシンに目黒がすわっているだけ。
菊池「そう言えば亮ちゃん、井ノ上さんの唇の感触どうだった(笑)」
横山・京本「えっ、菊池さん何その話?亮平さんなんなの?」
「勝ちゃん、誤解するような話し方止めろよ。サウナ事件の時、井ノ上さん最初自力で水飲めなかったから、口移しで水分補給させただけだよ。確かに唇と唇は触れたけど…所謂キスとは違うって言うかなんというか…」
いつの間にかマシンから離れ近くに来ていた目黒が
「社長…」
と小声で注意するが…
101
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/23 13:27:47    (m5zlfaRb)
最後の一押しが欲しいみたいで私から頼んで欲しいと言う事はもし勧誘したら私が担当になるのかなぁ?
そう思いながら亮平と目黒と三人の前に立つと頭を下げる。
「菊池さん、先日はありがとうございました、申し訳ありませんがあの日の事、あまり覚えてなくて…。」
菊池「いやいや、脱水で朦朧としてたし仕方ないですよ。」
「そう言って頂けてありがたいです。……社長、本当に私の会員で?」

菊池勝利と横山忠義と京本北斗の目を見ながら。
「菊池さんは仕事のストレス解消な感じでジムに?」
菊池「よく分かりましたね、趣味って趣味がなくて休みの日、朝から飲んじゃうんですよ。」
「成る程…、でしたらヨガなど如何ですか?
横山さんは職業柄、運動不足解消ですかね?」
横山「その通りです、やっぱり二人より締まってないですか?」
「いいえ、ご職業をお聞きしたのでそうなのかなぁ?と思いまして何かお苦手な事ありますか?
それから京本さんはガチ勢とおっしゃってるので気分転換をしてみませんか?」
横山「俺、泳げなくて…。」
「でしたら私が手助け出来ると思います、京本さん、あっ、菊池さんも私が勉強したリズム体操…。
喋り過ぎですね、すみません、ヨガ、リズム体操を見てから決めて頂きたいと…。」
菊池「亮ちゃん、この娘、面白過ぎるよ。」

三人が笑い出すとキョトンとする胡々希。
目黒「菊池さん、横山さん、京本さん、井ノ上さんの事、誂わないで下さい。
ウチのホープなんですから!」

ホープ?えっ?それだけ期待されてるの?頑張らなきゃ!

菊池、横山、京本「「「イヤイヤイヤ」」」
菊池「反応が可愛いからさ。」
横山「一人ひとりの意見を聞いて真面目だなって思ったんだよ。」
京本「ガチ勢の俺にリフレッシュ方を今まで言ったインストラクター、あっ、井ノ上さんはトレーナーだったね。
居なかったんだよ、俺は井ノ上さん紹介で入らせてもらうよ。」
横山「そうだな、俺もイザと言う時、泳げるのいいと思うからそうさせてもらうよ。」
菊池「井ノ上さん、趣味、ヨガだとモテる様になるかな?」
笑いながら三人が特別会員になってくれると言ってくれた。

「お三人ともありがとうございます、初指名です。」

菊池(心の声:リズム体操だと乳揺れ見れるか?)
横山(心の声:水着でマンツーマン、楽しみだよ。)
京本(心の声:へぇー、ガチ勢の俺に別の物を薦めるなんて中々の度胸だな。)
100
投稿者:亮平 ◆GLvqrwKyXs
2025/08/22 23:07:04    (LHsolY.Z)
オープニングセレモニー・館内案内も無事に終わり、一息付いていた亮平はトレーニングルームの隅の壁際で屯している、横山・菊池・京本の三人組に気が付き、傍に行って
「どう?新一号店の感想は??なかなかでしょ(笑)」
横山「おめでとう亮平さん。立派な物作っちゃって。借入凄いんじゃないの?税務処理は請け負うよ(笑)」
「格安とかただとかつかないの?横山さん(笑)」
菊池「建物で困りごとあったら、何時でも行ってくれよ亮ちゃん。」
「勝ちゃん、大活躍してくれてるから(笑)また何かあったら真っ先に勝ちゃんに連絡するから。」
京本「亮平さん、おめでとうございます。新入社員も入ったことだし、今度また救命救急の講習します?講師請け負いますよ。」
「そうだね、やっといた方がいいかな。大西君は分かってるかもだけど、井ノ上さんは知識だけだろうから…後で堂本部長と話してどうするか連絡します。」

トレーニングルームを見渡すと、大西は自分が連れてきた会員に囲まれて、談笑しているが胡々希は手持無沙汰な様子。
「そうだ、皆に改めて井ノ上さんを紹介するね。」
そう言うと三人の顔に期待の表情が。
「井ノ上さん、ちょっとこっちに来てもらっていい?」
その声に気が付き亮平の傍に来る胡々希。
三人に対して深々と頭を下げる。
その時白いTシャツが透けて、赤いヨガウェアとその背中が、三人の目に焼き付く
横山・菊池・京本三人がそれぞれ「おぉ透けてるよ…健康的な背中だな。できればTシャツ無しで背中を拝みたい。」と心の中で同じようなことを考えていた。

胡々希の礼が直るのを待って、
「井ノ上さん、こちら右から横山忠義さん・菊池勝利さん・京本北斗君
横山さんと京本君は初めましてだよね。
横山さんは税理士、京本君は救命救急士をしてる。京本君はトレーニングガチ勢だから(笑)
菊池さんは例の件の時、俺や目黒と一緒に助けてくれた人なんだけど、覚えてるかな?
三人とも俺の飲み友達なんだけど、井ノ上さんの紹介ってことで特別会員になってもいいって(笑)」
菊池「亮ちゃん、俺はまだ決めてないぞ。(笑)」
横山・京本「亮平さん、そんなこと一言も言ってないでしょ。(笑)」
「口ではこんな事言ってるけど、入る気は満々なんだ。でも最後の一押しが欲しいみたいで(笑)井ノ上さんから頼んでみてくれる?(笑)」
99
投稿者:井ノ上胡々希 ◆SOEjqj5iOM
2025/08/22 09:40:38    (91kfeIbS)
亮平から名前を呼ばれ、一息つくと静かに口を開く。
「皆様、初めまして…、井ノ上胡々希と申します、社長からご紹介がありました様に
大学では健康科学科で学んだ経験や、管理栄養士、健康運動指導士、健康運動実践指導者を学び
その方面で会員様に手助けが出来たらと思っています。」

ペコッと頭を下げると菊池、横山、京本とマダム達が拍手をする、頭を下げてから大西丈一郎の隣に立つ。

横山「小声:菊池さん、京本、あの娘、ヤバいな。こう何だろう…。」
菊池「小声:康二、北斗、あの娘のおっぱい揉みたくなるんだろ?笑」
京本「小声:それは解るが亮平さんが気に入ってるみたいだし。」
横山「小声:でも亮平さん、俺にプールの個人レッスン受けたらとか。」
京本「小声:触る機会がとか。」
菊池「心の声:亮ちゃん、何を考えてるんだ?」

三人が亮平を見ると胡々希の真後ろに立っている。
堂本「社長、大西君と井ノ上さんと握手をして下さい。
会員様向けの情報誌に今月号として載せますんでお願いします。
社長が右側に大西君奥で井ノ上さんは手前で左側に横向きで顔はこちらに、撮りますよ。
はい、チーズ!」

目黒「エントランスに貼る紹介写真も後ほど紹介内容は他の方の書いてある物を参考にするといいですよ。
社長の紹介も載っていますが今は殆ど業務をされてる為、社長です。御意見など御座いましたへ御要望カードに記載の上、隣の入れ物に入れて下さい。と書いてあるだけですが。笑」

堂本号令で更衣室、ジム、プール、ジャグジー(プールにあるジャグジー)、スパ施設の順で案内。

それが終わると一旦、ジムに戻り堂本は事務所に戻っていく。
大西「お祖母ちゃん、どうだった?」
祖母「うん、丈ちゃんに合うジムだと思うよ。
もう少し祖母ちゃんの知り合い誘えばいいの?」
大西「ありがとう、お祖母ちゃん、でも自分の力だけで頑張ってみたいんだ。」
祖母「流石、偉い!皆さん、聞きました?孫婿の丈一郎を今後とも宜しくお願いします。」

丈一郎の婚約者の祖母が連れてきた会員達は苦笑しながらも同意する。
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