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無知病弱令嬢

投稿者:サリーナ ◆yPwHPtuzPE
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2024/02/25 19:43:48 (usFLROVs)

「ケホ…ッ、ケホッ、ごめんなさいね、貴方をこんな屋敷に縛り付けてしまって…」ベッドに横たわり、枯れそうな吐息で咳き込む少女。絵画から出てきた女神のような現実味のない美しさである一方、不治の病に犯されており、貴族の娘であれど婚約することもできず、長年辺境の屋敷に『療養』として付き人の貴方と幽閉されていた。日に日に弱っていく身体のことは自分がよくわかり、そう長くもないことを悟っていた私は、部屋を出ようとする貴方に声をかける。「あの…、こんなこと、どうかと思うのですが…。その、私はもう暫くの命です。しかし、一つ心残りが…。その、婚姻もできず、女の悦びというものを知らぬことが心苦しいのです。不埒なことを申しているのは分かりますが…、【中文以上、描写好きな方お願いします。男女問わず・相談から。性に無知であるこちらを利用し、嘘の常識(変態プレイ)を教え込んだり、気遣うフリして身体を使うような方お待ちします】
 
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138
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2024/09/09 22:02:54    (ZXkxYCbz)
すみません、明日から明後日くらいのお返事になりそうです…。
もう少しだけお待ちください…
137
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2024/09/05 03:44:51    (xdY2mX8G)

(羨ましいだろ?)

日傘を持つアレクにサリーナは手が塞がっているために自らの手でたこ焼きをアレクの口へと運ぶ…
たこ焼きが絶品だと褒められ上機嫌たったたこ焼き屋のオヤジの顔が羨ましそうに露骨に変わった。
サリーナは、そんなことには全く気づいてもいないようだったが、アレクは優越感に浸っていた。
みずぼらしい格好をしていてもサリーナの美しさは隠しようもなく、仲よさげな様子は男なら羨ましく思うことだ。


「サリーナ様…花火は暗くなる頃に始まります…レストランから食事をしながら…とも考えましたが…この日だけ…花火が上がる間だけ湖に咲く花をサリーナ様にはお見せしたいと思うのですが…ただ一旦街を出てひとつ丘を越えねばなりません…」

1年に1度湖に咲く花…それを聞いたサリーナは目を輝かせた。
ベットに伏せり外出もままならないサリーナは多くの時間を読書に費やした。
そのサリーナも「湖に咲く花」など本ですら知識として得られず興味津々といった様子だ。

「い、行きますっ!見たいですっ!」

目を輝かせてアレクに応えるサリーナ…

「では…そういたしましょう…でもまだ暗くなるまでには時間があります…買い食いはこの辺にして買い物にお付き合いください…」

「はい…」と答えるサリーナの耳元に口を寄せてアレクは呟いた。

「私たちの夜のために必要なモノを買いに行きますので…」

私たちの夜に必要なモノ…その言葉にサリーナの顔が赤く染まる。
夜の営みのために使う衣装…下着…あるいは道具…アレクが口にした言葉の意味をサリーナも察したのだ。
夜の営みはサリーナにとって大量のザーメンミルクの摂取ができると同時に大きな快感を得る時間でもあり、サリーナにも大切なものとなっていた。

(顔を赤らめるくらい恥ずかしいくせにセックスに使うとなると拒否はしないな…クククッ…店ではもっと恥ずかしい顔をさせてやる…)

サリーナを調教するため高価なモノを大量に買ったことでアダルトショップの店主とは顔見知りになり、いつかサリーナを見せると約束していたのだ。加えて顔なじみとなった店の常連客たちにサリーナを見せびらかしさらなる優越感を味わうためだ。

そんなこととも知らずにサリーナはアレクに手を引かれ、広場から何筋か奥まった通りへと向かった…


136
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2024/09/04 20:59:53    (6fmfxfJv)

「先程は本当にすみません…、アレクは怒っていますか…?」

叱られた子供のようにアレクを見上げて呟く。
「怒っていませんよ、ただ心配になってしまっただけです」と答えるアレクに、再び笑顔になって、もう一度謝罪の言葉を口にした。

手を引かれながら歩き続け、ようやく祭りの会場へと足を踏み入れた。

「すごいっ、すごいですっ!賑やかで、楽しげで、みんな幸せそうです…っ!」

大きな広場全体が会場となっており、お囃子の音に負けないほどの歓声や笑い声が響き渡っている。
額に汗をかきながらもハンカチで拭い、アレクの袖をぐいぐい引き、今にも駆け出しそうな勢いで歩を進めた。

「か、買い食いしたいです…っ!!本で読んだことがあるんです…っ。お祭りに行って食べる屋台の御食事はとても美味しく、筆舌に尽くし難いと…。」

少し大げさかもしれないが、街に対して幻想を抱きつつあるサリーナからすれば仕方のないこと。
日傘を差すアレクの手を引き、興味を惹く屋台を探すが、正直どれもこれも気になるものばかり。

「わあっ、雲みたいな…。ええっ!?あれが飴なのですか…っ!…これは、丸いボールみたいですね…。中にタコが入っているのですか?…た、食べてみたいです…っ!」

サリーナが虚弱であるからこそ、手を引いているアレクだが、周りから見れば仲良く手を繋いでいるだけ。
かたや異彩を放つ美女であり、親しげにしていることさえ、嫉妬を生むほど。

たこ焼きの屋台の前で、油っこいジューシーな匂いに釣られて立ち止まる。普段はこのようなジャンクフードは口にしないが、慣れない環境を、普段よりも歩いて運動したこともあり、空腹が激しかった。

「ごめんください。こちら、一つくださいませ。…アレク、こちらで払ってください。お父様からいただいたお小遣いですっ」

小脇から取り出したのは、例の過保護なレイウス公からの駄賃が入った布袋。封を緩めて確認すると、中にはぎっしり金貨が詰まっており、総額払えば屋台三つはこの場で買えるほどだった。

金貨一枚を払い、大量のお釣りをもらいながら、アツアツのたこ焼きを受け取るサリーナ。

「いただきます…っ。…ぁっ、熱っ、ぁっ、熱い…っ、んっ、んぐっ、ふぅ…っ、美味しいですっ!店主様は達人ですねっ!」

熱がりながらも一口食べ終え、満面の笑みで店主に話しかける。美人に褒められたせいか、露骨に機嫌を良くしながら照れる店主だったが、

「アレクもどうぞ、食べてください。傘をお持ちですから、私が…。少し屈めて、口を開けてください…。熱いですからね、ふぅーっ、ふぅーっ…!…はい、あーんっ。」

目の前の見せつけるような光景に、舌打ちする店主だった。
135
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2024/09/02 05:16:22    (9JQPGSIa)

連レスになります。



路地を抜け広がった空間に出た瞬間、あれほどはしゃいでいてサリーナが呆然と立ち尽くした。
サリーナが目にしたものは、彼女の人生で初めての光景なのだろう…

広い広場を囲むように露店が並び、広場の中央付近では大道芸人が芸を披露している…大勢の人が露店で買い食いをし、大道芸人の芸に拍手を送っていた。

「は、早くっ!早く行きましょうっ!」

しばし呆然としていたサリーナだったが、アレクの手を引っ張り広場へと…

「はははっ…そんなに慌てなくても…」

サリーナには、そんなアレクの言葉すら耳に入っていないようだった。
祭りの日に街に行く…それはサリーナへの餌のはず…事実、餌を目の前にぶら下げてからサリーナはザーメンミルクの摂取に励むようになり、得られる快感も相まりアレクか呆れるほど積極的にもなった。
全てアレクの思惑通りではあったが、サリーナの喜びようは、そんなアレクすら(連れて来てよかった)とつい思ってしまう…

「サリーナ様…昼食の店を予約してはありますが…もしサリーナ様かお望みなら…あちこちの露店で買い食いなどはどうでしょう?イカを焼いている店やクレープやミニカステラの店もありますし…フルーツを飴やチョコで包んで売ってもいますから…」


134
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2024/09/01 19:05:00    (bZnOGfA8)

(すごいはしゃぎようだな…まぁ…仕方ないか…)

祭りのメイン会場てもある港近くの広場までは まだまだ距離がある…それでも風にのり時折聞こえてくる太鼓や笛の音に道行く人々もどこか浮ついた雰囲気だった。
幼い頃から病弱でベットに伏せってばかりだったサリーナにとって街に出かけるだけでも気持ちが高ぶるのだろう…ましてや街全体が祭りの雰囲気に包まれた今、サリーナの気持ちはアレクの想像以上…

お囃子が聞こえる方向へアレクの手をグイグイ引っ張るサリーナだったが、目に留まるモノひとつひとつに興味を示し、そのたびにたちどまるほど…

「そうですね…もしかしたら輸入さらた花かもしれませんね…この街には外国から色々なものが入ってきますからね…」

(まるで子供だな…とても精液を飲んだり野太い声で尻でイったりするとは思えんな…)

はしゃぎすぎる感のあるサリーナの相手をしながらアレクは苦笑いを浮かべた。

(それにしても…サリーナにあの格好をさせて正解だったな…)

サリーナ自身は気づいてはいないようだが、道行く人々からの視線をアレクは感じていた。
粗末な格好でありながら綺麗な顔立ちは隠しようがなく、ひとつに纏めた金色の髪も体調の良さから艶々と以前よりも輝きをましていて、揺れるボニーの尻尾は本物の金細工のようだった。
加えて病気から食も細く痩せていた身体にも肉がつき、より女らしい身体つきになっていて、服越しにもたわわな胸の膨らみはその存在を誇張する…くびれた腰は、これも肉づいた尻の丸みをより強調する…当然のことながら男の好奇な目を集めてしまう…
男たちは、想像の中でサリーナの裸体を思い浮かべ、同時に隣でサリーナの手を取るアレクに妬んでいるに違いない…
この男はこの女の…と…

アレクにとって男たちからの妬みと羨望に満ちた視線は優越感を刺激するものだった。

(この女のは俺のものだ…俺のチンポを咥えるし尻の穴でも…見せてやりたいぜ…)

アレクもまたサリーナとは違う意味で祭りで浮つく街の雰囲気を楽しんでいた…


「サ、サリーナ様…お話はそのくらいで…さぁ…広場の方へ行きましょう…」

アレクが慌ててサリーナの手を引っ張ったのも無理はない…色々なモノに興味を示していたサリーナが、レイウスのことについて街の人間に聞き始めたのだ。
娘として愛する父親が民にどう思われているかを知りたかっただけのようだが、万が一にもサリーナの素性が知れることになれば、これまでのことが全て泡と消えるどころか、レイウスの耳にでも入れば命すら危うくなる…

「サリーナ様…お気持ちは分かりますが…レイウス様のことはちょっと…もっと気をつけいただかないと…」

アレクの忠言に「ごめんなさい…」と謝るサリーナだったが、気持ちはどこか上の空で、すぐに目についたものに興味を示す始末…

(まぁ…こんな辺境の街だし…さほどの心配は無用だとは思うが…)

仕方ない…といった顔でサリーナの手を引き広場へと歩を進めた…




133
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2024/09/01 11:55:19    (gLC6SGLI)

「はいっ!準備はバッチリです…っ。うふっ、うふふっ!」
すこぶる上機嫌で大袈裟に頷き、満面の笑顔でアレクを見つめ返した。

あれから半月ほど、毎日のように精液を求め続け、アレクと行為を重ねていった。
膣でもすぐにイけるほどではないが、セックス中に一回はイけるようにもなってきた。

アレクに少しずつ仕込まれ、自ら腰を振ることもあり、テクニックを身につけつつもあった。

それは全て、今日この日のため。

ザーメンミルク…、もとい薬のおかげで、体調が良くなっており、ここ暫くのサリーナは健康体に近い状態だった。

アレクが用意した庶民衣装に身を包み、スカーフで髪を纏めた格好で馬車に乗り込み、プラプラ足を前後させている。

「ザーメンミルクは本当に凄いですっ!これだけの効能があるなら、生命の素になるというのも全然不思議ではありませんね。…そんな、粗末だなんて…。厚い生地で丈夫、実用的なお着物ですし、色味も控えめで落ち着いていて、とても可愛らしくて気に入りました…っ。へ、変じゃないでしょうか…?」

二時間ほどの馬車の移動も、サリーナが話しかけ続け、長い旅路も心なしか早く着いたような気がした。

「わあっ、わあ…っ!アレクっ、お囃子の音がここまで聞こえてきますっ!まだ遠くなのですよね?街全体が祭りに包まれているのですねっ」

ぐいぐいアレクの手を引き、足早にはしゃぐサリーナに慌ててアレクが日傘を差す。

「…あっ、見てくださいアレクっ。お花屋さんにあるあの花は、本来この季節には咲かないものなのです。つまり、温度や湿度などを完璧に管理した、店主様の努力の賜物ということですね。」

「うふふっ、見て見てっ、アレクっ!鴨が列になって歩いていますっ。鴨さん達もお祭りに行くのでしょうか?」

「…失礼。貴方はお父、ぁ、いえ、レイウス公についてどのようにお考えでしょうか?…はいっ、そうですよねっ!レイウス様はとても聡明で民想い。世界一の名君ですっ!…あわわっ、アレク…?まだお話が…っ」

祭りに早く行きたい気持ちもありつつも、初めて訪れた街で興味を引くものがたくさんあり、都度足を止めてしまう。

常にキョロキョロ楽しそうなものを探し、ついにはアレクが目を離した隙に父について聞き取りを行い始め、正体がバレてはまずいと、アレクに手を引かれて引き離されてしまった。

「…はい、はい…。うぅ、ごめんなさい…。お父様が民にどう思われているのか、直接聞いて見たかったのです…。…それにしても、先ほどからすごく視線を感じるのです。服の着方は私も勉強しましたが、間違ってはいないはずなのに…。似合っていないのでしょうか…?」

街民と同じような衣装だとしても、整った顔立ちや気品ある立ち振る舞い。顔がいい女が歩いているというだけで、どうしたって視線は集めてしまうほか、衆目の中での行動に慣れていないサリーナは無邪気に跳ね周り、たわわな胸元が揺れているのもまた、異性の視線を集める原因にもなっていた。
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投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2024/08/29 02:01:57    (SFZn1kys)

「サリーナ様…馬車の準備はできました…さぁ街に出かけましょう…」


今日は街で祭りが行われる日…半月前にサリーナと約束を交わした日だ。

「昨夜はよく眠れなかったのではないですか?」

馬車を走らせながらアレクはサリーナに尋ねた。

この半月でのサリーナの変わりようはアレクも驚くほど…破瓜の痛みに涙ぐんでいた時がはるか以前のように思えるほどだ。

アレクの巻いた「祭りの日に街へ…」という餌の効果は絶大で、ザーメンミルク摂取に1番効果的と騙されたとも知らずにセックスへの前向きな姿勢はアレクを喜ばせた。
痛いだけのセックスも元々の敏感体質も相まり尻同様…それ以上の快感を感じられるようになるにはアレクが思っていたよりも早かったのだ。
膣の入口近くを張り出したカリ首で擦り上げられることと奥をペニスでグラインドされることが特に気に入ったようで、野太い喘ぎ声を上げるほどに感じるようになっていて、出かける前日ということで軽く済ませるはずのセックスは濃厚なものとなった。

「実は今日のことが楽しみで…あまり…子供みたいですね…」

少し腫れた瞼を擦りながらサリーナは照れくさそうに笑う…

「そうですか…それほど楽しみに…この半月…サリーナ様の頑張りには私も驚いています…大量のザーメンミルクの摂取したおかげか、体調もすこぶるよろしい様で…今日は思い切りお楽しみくださいね…でも申し訳なく思っていることもございます…サリーナ様にそのような粗末な格好をさせてしまい…もっとお洒落をして頂きたいとも思いますが…万が一にもお父上に知れることになっては…」

レイウスの住居でもある城からは遠く離れた僻地…サリーナの顔を知る者などいないはずだ。
金色の美しく長い髪をひとつに纏めスカーフを被り、服は村の娘たちが着るようなものを身につけさせた…ぱっと見はそこいらの村の娘のようだが、その女神にも例えられた美しさは隠しようがなく、お洒落をして出かけたなら必要以上に目立ち、何処かの貴族か姫君だと噂になるかもしれない…そんな噂はあっという間に広がるもので、遠く離れたレイウスの耳にも入るかもしれないのだ。

詫びるアレクにサリーナは首を横に振り、自らの粗末な格好など全く気にもしていないようだ。
そんなことより街に出かけられることを心底嬉しいというような笑顔を見せる…

馬車をゆっくりと走らせ2時間あまり…郊外の広場に馬車を停め2人は街の中心を目指した。
寝不足であろうサリーナの足取りは軽く、普段はゆっくりの歩調は早くアレクの手を引っ張るほど…
街の中心部へ近づくにつれ、デコボコした道が石畳になり、2人と同じ方向に向かう人の数も徐々に増えはじめた。
遠くからは太鼓や笛の音が風にのり聞こえてくると、サリーナはアレクを急かすように手を引っ張る始末…
どれほど楽しみにしていたのかがアレクにも伝わる。

(ふふふっ…よほど嬉しいようだな…まぁ…まずは思い切り楽しませてやるか…そのあと…)


アレクがサリーナを祭りに誘ったのは積極的にザーメンミルクを摂取させるため…そして…

目を輝かせて前方を見つめ歩を進めるサリーナはアレクの顔に浮かんだ意味深な笑みに気づくことはなかった…










131
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2024/08/27 22:03:09    (VXjbFX4P)

元々病気がちで外に出られなかったため、父や母と過ごす時間が多かった中、郊外の屋敷に幽閉されて、今や会話する相手といえ、ば唯一の使用人であるアレクのみ。

元来甘えたがりな性格だったが、アレクとは壁があった。

徐々に心の壁が解けてきている証でもあった。

「…そ、そうなのですか…?私、早く良くなりたくて…。」

アレクに諭され、精液を膣に戻す手を止める。
サリーナに対して過保護気味な両親は、当然街に行くことは認めることはなく、街への憧れが強まるばかりだった。
ここにきて、それが仇になっているとは思いもせず…。

未だ勃起したままのアレクのペニスを物欲しげに見つめたが、サリーナはテンションが上がっていて気がついていないだけで、破瓜による疲労が溜まっている状態。
それを見抜いたアレクに所謂お姫様抱っこで抱き抱えられ、浴室へと連れて行かれる。

肉つきが薄い体型でもあるが、サリーナを軽々持ち上げるアレクを見上げるサリーナの目は、少し潤んでおり、いつもと違う様子だった。

(アレクは力持ちなのですね…。いつも一生懸命お仕事なさって、ちょっと…)

かっこいいかも、そう思ってしまったが、この気持ちは迷惑なだけだと、フルフル首を振って払拭する。

二人で浴室に入り、椅子に座ったままアレクに身体を洗ってもらい、じっと待つ。
身体を触られることにはもはや慣れきっており、お風呂ということもあって、恥ずかしがったりすることもない。

「ぅっ、ごめんなさい…。少し、困らせて、構ってほしかっただけなのです…。約束通り、私たちのことはお父様には内緒にします。…私、悪い子かもしれませんね…っ、んふっ、うふふっ!」

クスクス笑い合う姿は、はたからみてもただの主従関係には見えず、屋敷で暮らし始めた頃の二人とは大違いだった。

「…わあっ、行きたいですっ!昔、お屋敷から見た花火は、ずぅっと遠くのはずなのに、ぱあっと部屋が明るくなって、灯りをつけていなかったのにですよ?そして、どぉんって低い音が鳴って、すっごく綺麗だったのですっ。アレク、約束ですからねっ!」

大きい身振り手振りで、かつて見た花火の感動を伝える。
湯をちゃぷちゃぷ跳ねさせ、暴れる姿は子供のよう。

無理やりアレクの手を取り、小指を絡ませて約束させた。
130
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2024/08/25 07:50:16    (waWnFg7t)

「な、慣れてくれば…お尻よりも得られる悦ぴは大きいはずです…頑張りましょうね…」


サリーナの言葉に一瞬血の気が引いたアレクだったが、それが冗談だと分かり胸を撫で下ろした。
レイウスに破折の痛みの事を報告されたら間違いなく首は飛ぶ…そもそもサリーナの身体に触れたことを知られただけで…

(マ、マジでびびったぜ…まさかサリーナかこんな冗談を言うとは…)

身体を起こしアレクに抱きつきクスクスと笑うサリーナ…ベットに伏せっていた頃には考えられないことだ。
体調が良くなったせいもあるだろうが、アレクに対する信頼の大きさが伺われる。

「サリーナ様…そんなことをしなくても大丈夫ですよ…お気持ちは有り難いてすが、膣はお尻よりもザーメンミルクの吸収率が高いのですから…」

われから溢れ出た血の混じった精液を指で掬い、もったいないと膣へ戻す様子に声をかけたアレクだったが、その姿は健気で嘘を教えこみ自らの欲望のため利用しているサリーナに愛おしいような気持ちすら感じてしまうほど…

(バカなことを…俺としたことが…)

フッっと湧いた感情を振り払うアレク…


「サリーナ様…今日はこれで終わりにしましょう…浴室に湯が沸いております…血を洗い流しお着換えを…」

サリーナを見ながら再びペニスが勃起するも、ここで無理をしてもとサリーナを抱きかかえ浴室へと向かった。

「それにしても…先程の冗談には冷や汗が出ました…もしレイウス様に私たちの関係が知れたら間違いなく死罪ですから…」

サリーナの身体を洗いながらアレクは冗談交じりに話した。
「ごめんなさい…」と申し訳なさそうなサリーナだったが、目が合うと2人は大きな笑い声を上げた。


「サリーナ様…半月後の新月の夜、街で祭りが開かれます…街の路地には露店が並び花火も上がります…サリーナ様の体調次第ですが…一緒に出かけませんか?昼前に屋敷を出て街でお昼を摂りましよう…そのあと街を散策して…」

2人で湯に浸かりサリーナの肩に手を回したアレクがそう口にした…


いえいえ…ホントに申し訳なかったです。
129
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2024/08/25 04:26:24    (b.aoqym/)

割れ目を押し広げ、深々と突き刺さるペニス。
膣中はジンジン痛み、これまで蝶よ花よと溺愛されて育ったサリーナにとっては、耐え難い痛みだった。

「…ぐすっ。…お母様も耐えたのですね…、この身を裂くような痛み…っ。ぅ、もう少しだけ、このまま…っ」

破瓜の痛みに歯を食いしばり、目尻に涙を浮かべる。
メイサはサリーナよりも小柄で、見目麗しい容姿と幼くも見える無邪気に天真爛漫な性格から、このような行為とはとても結びつかない。
『メイサ・フローレンスは年を取らない魔女』などと社交界では鉄板のジョークがあるほど、皆に慕われて愛される、尊敬する母。

しかし、到底想像できないとしても、サリーナという子が存在する以上、性行はしているはず。
キスで子ができると思い込んでいたあの頃とは違い、今のサリーナはもう少しだけ知識がある。

尊敬して大好きな母が経験したことなら、頑張りたいと思う健気なサリーナだった。

「…、そろそろ、大丈夫かも…。慣れてきました、ゆ、ゆっくり、優しく…お願いします…。…ぁっ、んっ、…ぅっ、んっ」

涙を堪えるサリーナの頭や髪を撫でたり、優しくキスをしたり、あやすようにサリーナを落ち着かせたアレクは、待っていましたとばかりに腰を動かし始める。

膣ナカは締まりがいいのは当然だが、ふんわりとマシュマロのように蕩けて絡みつく膣は、絶品だった。
サリーナの性格を表すように、優しくて柔らかく、どこか品の良さを感じる膣。
病気がちなこともあり、平熱がそもそも高いサリーナの体内は人肌以上に熱く、挿入したペニスが一体となって溶けてしまったと錯覚してしまうほど。

そんな膣を、今すぐにでもメチャクチャにしたい一方で、ここでサリーナが嫌がることをすれば、全てが台無しになってしまうことから、機嫌を伺いつつ、ストロークをゆっくりと早めていくアレク。

「ぁっ、…んっ、ちゅっ、じゅるっ、ちゅっ。…んっ、アレク…っ、アレク…ぅっ」

甘く絡みつくようなキス。
乳首を指で弄られ、口に含んで舌で転がされると、その度に膣がギュウギュウに締まる。
そうしていると、お腹の奥が一層熱くなったと思えば、ゆっくり引き抜き始めるアレク。

(お腹がギュウゥゥッと熱くなって、内臓が降りてくるような、変な感覚…。)

射精を感知したのか、下腹部が何やら動き始めたことをぼーっと子宮あたりを見つめる。
俯き気味の顔からサリーナの表情はアレクからは見えない。

「…こんなに痛いなどとは聞いてませんでしたっ。酷いことをされたと、お父様に報告します…っ」

俯いたまま、少し声を震わせてボソッと口にする。
生まれた沈黙を破ったのは、原因となったサリーナだった。

「…ぷっ、クスクスっ。うふ、うふふっ。すみません、少し悪戯をしたくなって…っ。」

冗談とはいえ、アレクにとってはそれこそ笑えない冗談。冷や汗を滲ませたアレクの表情にも気が付かず、身を起こし、クスクス笑ってアレクに体重を預けて抱きつく。
交尾を終えて甘えたくなった、子供のような行動だった。

「…痛かったのは本当ですが、優しく丁寧にしてくださったおかげで、血の量よりは痛くなかったです…。しかし、お尻よりもそんなに気持ち良さはわかりませんでした。なんというか、もどかしいような…?…ぁ、せっかくのザーメンミルクが…っ、もったいないですね…っ」

クリトリスや乳首、アナルとは違い、膣の開発は全く進んでおらず、感じないというのも無理はない。
敏感気質であることから、なんとなく感じてはいるものの、それがむしろもどかしさを生んでいた。

膣からは鮮血が混じった白濁液がドロドロに溢れ出しており、指で掬っては割れ目に押し戻す。

せっせと自分の精液を大事そうに膣に戻す姿を見ると、射精を終えたばかりのペニスも再び固くなっているが…。

【お疲れ様です。
いつもお返事が遅くなってしまうので、とうとう愛想を尽かされてしまったかと…。
そうでなかったようで、安心いたしました…!】
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