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無知病弱令嬢

投稿者:サリーナ ◆yPwHPtuzPE
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2024/02/25 19:43:48 (usFLROVs)

「ケホ…ッ、ケホッ、ごめんなさいね、貴方をこんな屋敷に縛り付けてしまって…」ベッドに横たわり、枯れそうな吐息で咳き込む少女。絵画から出てきた女神のような現実味のない美しさである一方、不治の病に犯されており、貴族の娘であれど婚約することもできず、長年辺境の屋敷に『療養』として付き人の貴方と幽閉されていた。日に日に弱っていく身体のことは自分がよくわかり、そう長くもないことを悟っていた私は、部屋を出ようとする貴方に声をかける。「あの…、こんなこと、どうかと思うのですが…。その、私はもう暫くの命です。しかし、一つ心残りが…。その、婚姻もできず、女の悦びというものを知らぬことが心苦しいのです。不埒なことを申しているのは分かりますが…、【中文以上、描写好きな方お願いします。男女問わず・相談から。性に無知であるこちらを利用し、嘘の常識(変態プレイ)を教え込んだり、気遣うフリして身体を使うような方お待ちします】
 
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195
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2025/01/19 17:18:00    (o2oeGxsN)

割れ目からは、透明な愛液が糸を引いて床に垂れ落ち、もはや準備万端であることを伝えて来る。
グラベルが堪らず、尻を掴んで、血眼となって秘部を凝視していた。

アレクだと思い込んでいるサリーナは、嫌がることなく、むしろ口角を上げて微笑み、自ら尻肉を掴み、割れ目を開いて見せた。

くぱあ…と音が聞こえそうなほど、ねっとりとした液が絡みつく膣。

それを目の前にして我慢できる男などいなかった。

「ぁんっ❤︎ぅ、アレク…っ、激し…っ、ぁあんっ❤︎」

キツく狭い膣肉を押し広げながら侵入してくるグラベルの肉棒。
ぎゅうぎゅうに締め上げながらも、優しく絡みつくように扱き上げ、油断するとすぐに果ててしまいそうだった。

(いつもと、なんか違うような…。でも、気持ちいいし、気のせい…?)

サリーナが四つん這いになる後背位は、普段よく行われる体位だが、後ろから突かれる強さや肉棒の具合など、細かな所に違和感を感じていた。

薬を盛られていても、気がつこうと思えば別人だと気が付けたはず。

しかし、快楽の虜になっているサリーナの脳は、それ以上のことを拒否してしまった。

「はい…っ、精一杯、ご奉仕します❤︎…っ、アレク、気持ちいいですか…っ、ぁんっ❤︎」

繋がったまま、身を起こし、グラベルの上に跨るサリーナ。

アレクに躾けられ、ディルド相手にも練習した騎乗位。
髪を振り乱し、腰を上下左右に畝らせながら極上の騎乗位を見せる。

「んっ、ちゅ…んっ、アレクぅ…、ずっと一緒に居ましょうね…っ、ぁむ…っ」

腰を動かしながら、グラベルに覆い被さるように身体を倒し、愛を囁きながら唇を重ねる。
柔らかく張りがある胸を揉みしだきながら、眼前にサリーナの顔が広がり、容赦なく扱かれ続ける肉棒に限界は近かった。

「イきそう…?アレク…っ、私も、いっ、一緒に…っ!…はぅっ、ぅ、イくっ、イきます…っ!!」

膣内の肉棒の様子から射精を悟る。
サリーナも、殿方を立てるために我慢しており、妖艶に口角を上げ、合わせるように絶頂を迎える。
膣内は生き物のように蠢き、より一層締め付けて種を受け入れる。

もし孕んだら…、そんなことは目の前の快楽にとっては些事だった。

しかし、自慰では鎮められない欲求を中々解消できないサリーナにとって、絶好の機会。

未だ固いペニスに、今度はお尻の穴を当てがい、腰を下ろした…。

「ぁんっ❤︎お尻の奥…っ、もっと突いてぇっ❤︎」

「嫌っ、わ、脇など…、汚いですから、舐めないで…ぇっ」

「お尻を舐める…の…?い、いえ、アレクが望むなら…。」

「…これで、合ってますでしょうか…?お胸で挟んで…、これが気持ちいいの…?」

それからは、映像に収められているとは露知らず、欲望のぶつけ合いと化した。
膣と腸には何度も種が放出され、サリーナの脇や足などにもグラベルの舌が這い、手をつけていない身体の箇所はもはや無いほど。

ソファに深々と座ってワインを楽しみながら、眼下では主君の娘が床に正座し、自分の胸で肉棒を挟んで扱いている。

サリーナを見つめる目は、敬愛する姫君に対するものではなく、酒を飲ませてアレクを騙れば何でもする娼婦…そういうものになっていた。

しかし、もう少しでアレクが戻ると思われる時間。
後片付けも考えると、タイムリミットは近づいていた。

「ふわ…ぁっ、ルシアが迎えにきたら起こしてちょうだい…。」

『運動』もしたことことだし、酒も入っていてサリーナを寝かせるのは簡単だった。
そのあとは体液を拭き、急いでドレスを着せ、痕跡を消す作業…。

ーーーーーーーーーー

「それでサリーナがこの間、私の部屋に来て…」

「はは…、そうか…、サリーナは元気にしているようだな。中々時間が取れず、2人には悪いな…」

「いえ、貴方が忙しいのは重々知っているわ。それはサリーナも…。」

サリーナ達がグラベルと密会している夜。
城でもレイウスの私室をこっそりと訪ねる者がいた。
闇夜でも光り輝き、ウェーブがかかった金の髪を指で弄りながら微笑むのはサリーナの母、メイサだった。

レイウス領内は、サリーナの帰還により一層活気付いていた。
領地全体がお祝いムードになっており、隣国の商人達も金の匂いを嗅ぎつきて寄ってきており、ここ10数年で一番盛りあがっていた。

しかし、だからこそ領主であるレイウスの業務は多忙を極めており、メイサやサリーナとの時間は取れずにいた。

「それで…、話とは何だ?メイサよ…。」

「あら、話がなかったら来てはいけないの?…貴方の最愛の妻がこんなに寂しがっているのに…。」

シースルー…とまでは行かずとも、薄く身体のラインが浮き出る黒のネグリジェ。
一際美しいブロンド髪がより映え、澄んだ湖のような蒼い瞳がレイウスを捉える。

明らかに、夜の誘いに来ている格好。

しかし、レイウスはそれを分かっていて、尚…。

「…すまない、今日は視察が多くて疲れているんだ…。それに明日も早い…。」

「…ううん、こちらこそお休みの邪魔をしちゃったわね…。それより、サリーナもひどく寂しがっているわ。目を閉じると、『お父様っ、お母様っ』って後ろをついて歩いていたあの子が、もうあんなに大人に…。」

「ああ、本当だな…。アレクにも感謝せねばなるまい。よく看病してくれた…。」

「…ええ、そうね。アレクという使用人とは話したことがないの。今度会って感謝を伝えようとと思っているわ。…それでは、お休みなさいませ…。」

(アレク…、よほど信頼を得ているみたいね…。あの子は純真で素直すぎるし、騙されていないといいのだけど…)

メイサがレイウスを秘密裏に訪ねるのは、定期的にあることだった。
レイウスとメイサには歳の差があり、特に差が生じているのは年齢以上の性欲の差だった。
メイサの小柄な身体は二度目の妊娠には耐えられない。しかし、種を植えなくてもいいから、抱いて欲しかった。だから、こうして何度もアプローチをかけていてるが、サリーナという宝を手にし、性欲が減衰したレイウスには毎回断られている。

はたから見れば、メイサが恥をかかされている、とも取れるため、夜中にこっそりと訪問しているのだった。

「メイサ様、どうかお気になさらず…。レイウス様の御多忙も区切りがついたなら、またお時間を作ってもらえるように調整いたしますので…。」

メイサの御付きメイドは、マオという女中。
本来、夫人の付き人はメイド長が務めるのが一般的だが、マオは経験が薄く、19歳で若い使用人だった。
レイウスには長らく抱いてもらえず、サリーナは病で倒れ、とにかく寂しくて不安だった時、素直で献身的な性格の持ち主であるマオに、サリーナを重ね、代わりを求めてしまった。
マオを側に置き始めた頃は、サリーナの病状が一層悪く、『メイサ夫人は狂ってしまった』と噂されるほど、気を病んでいた頃だった。
最初はサリーナの代わりに置いたようなものだったが、マオは存外優秀な使用人であり、それから長らく身の回りを任せていた。

「ふふっ、気遣いありがとう、マオ。それより…、アレクって使用人は知っている…?あと、ルシアって女の使用人も…。」

「…アレクという者はわサリーナ様を御看病されていた者…ですよね?数年前、女中と、その…トラブルを起こし、激昂したレイウス様に処刑されかけたとか…。その頃は私も本勤めではありませんでしたので…。あと、ルシアは知っております。女中仲間ですから…。しかし、何を考えている女なのか、少し図りかねるところがあります。アレクとは親しいようで、よく話しているところは見かけますが…。」

「…そう。少し、調べてくれる?その2人のこと。非番の日は街で何をしている…とか、給金の使い道とか…。」

「メイサ様の御命令ならば。…しかし、何故…と聞いてもよろしいですか?」

「私の可愛い天使がね、騙されているかもしれないの。…考えすぎだといいけれど…。」

(サリーナはだいぶお熱って感じだった…。一方で、よくない過去もある様子…。私たちの監視がない離れで、アレクは何をしたの…?アレクと会う前に、少し情報を集めておきたいところね…。)

メイサは、サリーナのお願いを聞いてから、妙な焦燥を感じていた。
サリーナは多感な時期をベッドの上で過ごし、恋愛を知らない。そんな中、長い時間を異性の二人で過ごすことがあれば、恋と錯覚させるのは簡単だろう。特に女の扱いに長けている者であれば。

(女中を転がして遊んでいたみたいだし、どうも女慣れはしていそうよねぇ…。もし、サリーナを弄んでいるとしたら…、ギロチンにかけてやるんだから…。)

アレクがルシアにメイサを探らせる命令を出したちょうどその時、メイサもまた、マオにアレク達を探らせる命を出していた。

「それより、マオ…、今日もいいかしら…。」

「ええ、勿論でございます…。メイサ様のためなら…」

ーーーーーー

「ぁんっ、ぁっ、マオっ、そこいい…っ」

「ありがとうございます…メイサ様…、もう少し激しくいたしますね…っ」

「ぁっ、ぁんっ、イっ、イ…く…っ!!」

部屋を閉め切り、防音加工をしているメイサの部屋。
裸になったメイサを抱きしめ、男根を模したディルドを膣に出し入れしているマオ。

メイサの欲求を鎮めるため、レイウスの代わりにマオが相手をしていた。

二人とも特に同性愛のきらいはないが、最も精神的に弱っていた頃のメイサを支えきったマオとの間には、強い信頼が生まれていて、このようなことも相談できるほどだった。

「はぁ…っ、はぁ…っ、ごめんなさいね、マオ…。いつもいつも…。」

「いえ、少しでもお役に立てているのであれば、むしろ光栄に思っております…。それでは、お休みなさいませ…。」

防音材を壁や扉に埋め込んだり、この中のことは絶対の秘密事。
辺りに誰もいないことを確認して、恭しくお辞儀をして、マオはメイサの部屋を後にした。


【お疲れ様です。先日は、レス192に気がつかないまま、お返ししてしまってました。本性を見抜いたメイサを無理やり…、とってもいいと思います!そういう感じの流れになるように、メイサパートもつけてみました。マオとの関係はちょっとどうかと思いつつ、大きな弱みの一つにもなりそうだったのでつけてみました。不要でしたら最後の方は無視してくださいませ】
194
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2025/01/15 00:54:54    (8u7pC7pZ)

「どう?うまく事は運んでる?」

バルコニーから身を乗り出していたアレクの背後から女が話しかけた…ルシアだった。
今回の酒宴の席を準備したのはルシアであり、アレクの企てが気になり居ても立ってもいられなくなったのたった。


「ルシアか…ビックリするじゃねぇか…ああ…計算通りに事は進んでる…思った通りグラベルのヤツ…サリーナにちょっかいかけやがった…」

「へぇ~そうなんだ…やっぱりグラベル様って噂通りだったみたいね…」


ルシアもバルコニーから身を乗り出し部屋の中を覗き込んだ…ちょうどサリーナが床に落ちた食べ物を拾おうとしているところだった。


「なにあれ?まるでサリーナ様が誘ってるみたい…」

「グラベルのヤツ…水を欲しがったサリーナに水だと言って更に酒を飲ませやがった…フラフラになったサリーナがテーブルに頭をぶつけて…」

グラベルの肩越しにサリーナが四つん這いになり尻を向けている様子がみてとれる…事情を聞けば今の状況も納得できるが、一見すればサリーナが尻を振りグラベルを誘っているようにしか見えない…おそらくグラベルは目の前で揺れるサリーナの尻に目を血走らせているに違いない…


(ひ、姫の尻…な、なんと素晴らしい…)


剥いた卵のようにシミ1つない2つの肉…括れた腰がその尻を強調する…股の間には僅かに開いた割れ目が見え隠れし、そこから溢れた愛液が太ももを伝って垂れる…


その淫靡な光景に身じろぎもせずに凝視していたグラベルだったが、両手で尻肉を鷲掴みにした。
突然のことに驚いたように振り返ったサリーナだったが、その顔はすぐに笑みに変わる…


「もうっ…!アレクったら…我慢できないのてすね…うふふっ…私もです…」


サリーナは床に落ちた食べ物を拾うのやめて、両手を尻にまわすと自ら肉を掴み広げた。

「ここに…アレクのおチンポを…私…後ろからされるのが大好きっ…」


グラベルの顔はアレクたちからは見えなかったが、おそらく酒を水だと偽り飲ませたことが功を奏したとばかり口角を上げたことだろう…グラベルはサリーナの割れ目にペニスをあてがうと一気に腰を押しつけた。


「ううっ…!ひ、姫っ!」


グラベルは唸り声のような声を上げてサリーナの尻に自らの腰を打ちつけた…挿れた瞬間に肉襞がペニスに絡みつくような感覚に襲われ腰の動きを止めることもできない…
サリーナも背中を反らせ声を上げてそれに応える…

サリーナが大きな絶頂を迎えるとグラベルは床に尻をつきサリーナの身体を引っ張り上げ体勢をかえた…繋がったままサリーナを反転せた。


「さぁ…姫…今度はご自分で…」


サリーナは微笑み頷くと両膝で立ち腰を先後左右へと揺すった…その腰使いは、とても貴族の令嬢の姿ではなく、快楽を貪る娼婦のよう…

上下する身体に合わせ揺れる乳房にも手を伸ばし形が変わるほどに揉みしだく…伸び切った乳首を指先で潰し、時にしゃぶり回した…

そんなグラベルが一瞬動きを止めた…射精が近づくなか、グラベルの頭に「主君の娘」ということがよぎった。
もしこのまま中出しをして万が一にも妊娠したら…だが次の瞬間にはより激しく下からサリーナを突き上げたのだ。
もうそんなことはどうでもいい…とばかりに…



「あの野郎…中に出しやがった…クソッ!」


グラベルがサリーナの腰をガッチリと掴み身を震わせる様子を見ながらアレクは思わず苦々しく言葉を発した。

「自分で仕掛けておいて…ねぇ…なんか私も見ていてムラムラしてきちゃった…」

ルシアは身をかがめるとアレクのズボンのファスナーに手をかけた…ムカつきながらも勃起しているペニスにルシアはしゃぶりついた。


「あとでサリーナの身体を綺麗にしとけよ…あの野郎の汚いの…全部洗い流しておけ…それと…」


ペニスに舌を這わせるルシアに後のことを指示したアレクは、さらに別の話をする。


「サリーナの母君…メイサのことを調べておいてくれ…金はいくら使っても構わん…お前のツテを使えば5日もあれば調べられるだろう…」

「うん…わかった…調べておく…でも今はそんなことより…グラベル様もまだあれだけじゃあ満足してないでしょ?もちろんサリーナ様も…まだまだ時間はあるし…」

ルシアの言う通りだった…グラベルの上に倒れ込むように絶頂の余韻に浸っていたサリーナだったが、身を起こしグラベルをアレクたと思い込み唇を重ねるとオネダリの言葉を囁く…

「ねぇ…アレク…今度はお尻で…」と…


____


「グラベル様…遅くなりました…サリーナ様のご様子はいかがでしょうか?」


時間を見計らって別荘の入り口から戻ったアレクはソファーに何食わぬ顔をしていてグラベルに尋ねた。


「うん…あれから姫様は眠ったままだ…」


ソファーに倒れ込むように眠るサリーナのドレスは元通りにされており、アレクが別荘を出た時と同じように見える…だがよく見ればサリーナの髪は乱れ、ドレスもどこかおかしい…グラベルは気づいていないようだが、部屋には生臭い匂いが漂っていた…


(チッ…満足した顔しやがって…)


「グラベル様…サリーナ様が酔ってしまわれてしまいましたが…あのお話…考えて頂けたでしょうか?」


アレクにしてみれば、グラベルの決定的な弱みを握ってはいたが、敢えて下手に出るように尋ねた。

「うん…お前が居ない間…考えていたのだが…姫様のお気持ちを考えると何とかしてやりたいと思えてきてな…まぁまた時間があれば話をしよう…」


先程までは頑なに首を縦には振らなかったグラベルだったが、態度を軟化させた…また再び酒宴でもあれば…と見え見えの下心からの言葉だった…




次はメイサパートですね…
どっちのパターンにするか決めておいてくださいね。

歳をとらないメイサと人外の美しさのサリーナの理由も余談的に絡めたいなと思っていますので…













193
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2025/01/14 18:52:38    (dq5rC8Qu)


「んっ、ちゅっ、ん…っ、ふぁい…っ、どうぞ…っ❤︎」

主君の娘が床に跪き、恭しく丁寧に口淫する姿は、無常の興奮を与え、グラベルを射精に誘う。
右手を添えながら口を窄めて扱きあげ、左手で玉袋を揉みしだく。
視線を合わせた様子と後頭部を掴む手から、グラベル…、いやアレクが射精寸前であることを知ったサリーナは、よりストロークを早め、上目遣いのまま視線を逸らさずに目を見つめ続けた。

この至福の時を我慢できないグラベルの射精が始まると、サリーナは目を逸らさぬまま、注がれる熱い白濁液を舌で受け止め続けた。
両の手のひらは顎の下に添えながら、結局一滴も溢さずに精液を口で受け止めきった。

口内射精など娼婦でも嫌がる者はいる。
ましてや飲んで処理など…。

しかし、サリーナは嬉しそうに微笑み、

「んぁ…っ、んふふ…❤︎」

口を大きく開き、口内に溜まった精液をグラベル自身に見せつける。
気品あるサリーナが、口内のモノを下品にも見せつける姿には息を呑む。
しかも、それが自分が吐精したものとなれば尚更…。

「んぐっ、ん…っ、ぐっ、ん…。ザーメンミルク、ご馳走様でした…。ちょっと味が違うけれど…、これもまた美味しいです…っ。それでは、お綺麗にしますね…。んっ、れぇろ…っ、んっ、ちゅ…っ」

喉を鳴らしてグラベルの精液を飲み干し、そして再び大口を開く。
大きく開いた口からは舌をべぇーっと垂らし、全て体内に入れたことを証明する。
驚くグラベルを気にも留めず、髪をかきあげて未だ硬い男根に舌を這わせ始めた。

付着した精液や我慢汁を舐め取り、綺麗にする『掃除』を始め出したのだった。

驚愕と感激に襲われる中、『これ』を毎晩使用人風情が味わっているも思うと、到底許すことなどできない。

あの男と同じく、姫の全てを味わい尽くさねば…。

「きゃ…っ」

床に押し倒され、純白のショーツが剥ぎ取られる。
クロッチは愛液が染みており、ねっとりと糸を引いていた。
グラベルが股を開かせると、ぴっちり閉じた割れ目が少し開き、桃色の粘膜が顔を覗かせる。
綺麗で鮮やかな色を保っており、純潔の乙女ではないか、と今更疑ってしまうほど。

仮に処女だった場合、これを破ったりすれば大罪。
ただの姦通ではなく、嫁ぐ価値を著しく損なわせる行為で、一族郎党死罪だろう。
レイウスやメイサの様子からして、処女だろうがなかろうが、サリーナに手を出した者は斬首だろうが…。

今更になって『領主の愛娘』であることが恐ろしくなった直後、股から香る強烈な雌の香りに理性を揺さぶられる。
深いアルコールのせいで弱まった理性は制御が効かず、ヒクヒク疼いている割れ目にむしゃぶりついた。

「ぁんっ、ぁあっ❤︎アレクっ、激し…っ、ぁんっ❤︎」

割れ目からは絶え間なく愛液が溢れ出て、これがまた果汁と同じように甘酸っぱく、敏感な姫は一舐めするたびに甘い声をあげ、舐めていて飽きがこない。

身を清めていないためか、股に顔を埋めるとほんのり生臭く、奥からアンモニア臭も薄く香る。
並の女ではなく、サリーナから生々しい香りがすることはむしろ興奮材料であり、『犯している』という実感が湧いて出る。

当のサリーナは床でもぞもぞ身を捩り、何度も声をあげて絶頂に至っていた。

ルシアの『マッサージ』が気に入ったサリーナは、ルシアにねだり、その度に弄ばれている。

そのせいでサリーナの身体は、絶頂に酷く飢えており、非常に敏感になっていた。

「ぁんっ❤︎イくっ、イきますアレクぅっ❤︎イくっ、イくぅうっ!!!」

涎を垂らし、快楽に浸る顔も隠さず、グラベルの舌で絶頂する。
内股はおろか、床のカーペットにシミを作るほど愛液を溢している。

「はあっ、はあ…っ、アレク…、お水をいただけませんか…?」

床で仰向けに倒れたまま、息を整えながら呟く。
汗や愛液、大きな嬌声を出し続けたことにより、喉が渇いたのだった。

酒で倒れかけ、酩酊状態にあるサリーナにこれ以上酒を飲ませると、最悪の場合も想定される。

しかし、もし水を摂取して正気を取り戻した場合、グラベルの行いはレイウスに露見し、一族郎党斬首となるだろう。

そこでグラベルが出した結論は…

「ありがとうございます…。んっ、ごくっ、ごく…っ、ぷは…。なんと美味しいお水ですこと…、んふっ、んふふっ」

白ワインをボトルごと渡し、水だと言って飲ませたのだった。
それを寝そべったまま、両手で抱え、ボトル口に口をつけて飲み出すサリーナ。
行儀の悪い行動だが、普段は絶対しないだけに酒の入り具合が分かってしまう。

サリーナの酩酊状態は薬によるものではあるが、グラベルの行いはサリーナの命をも危険に晒すもの。
しかもたまたま酒に酔ったサリーナに手をつけたのではなく、追加で酒を飲まし、敢えて酩酊するようにしたのだから、罪はさらに重い。

しかし、だとしても、どうしても…。
サリーナに正気に戻られるわけにはいかなかった。
アレクが戻るには時間はまだある。
サリーナさえ、このままなら…。

酒を追加で摂取したサリーナは、再び目の前がぐるぐると歪み始めた。
横たわっているが、目眩にも近い感覚に襲われ、床の上でもぞもぞ動いていると、テーブルに頭をぶつけ、皿の上の食べ物を落としてしまった。

「痛…っ!…うぅ、落としてしまいました…。食べ物を粗末にすると、お母様に叱られてしまいます…。」

のそのそ起き上がり、四つん這いになって拾いあげる。
お尻はグラベルに向いており、ふりふり左右に揺れ、割れ目は愛液と唾液によって蕩けており、グラベルを誘っているとしか思えなかった。


【お疲れ様です。いつも遅くなってしまうのですが、楽しくて寝る前にあれこれ妄想してしまいます。実家で寝ていた時も同じでしたので、お返事することはできなくても、色々考えてしまってました。長くなってしまって申し訳ありませんが、のちのメイサの時のことも少し考えておきますね】
192
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2025/01/09 08:36:38    (N6IaR6Ca)
おはようございます。
何度も続けてしまい、すいません。

昨夜はなかなか寝つけなくて、色々と考えていたのですが、メイサパートで ちょっと思いついたことがあります。
当初は、アレクか無知を装って…みたいなことでしたが、全く別のをです。
ただそれがお好みに合うかどうか…

突拍子もない話ですが、「魔道具」的なモノを登場させようかと…意思とは関係なく身体の自由を奪い操る…
アレクが本性を見抜かれ、ソレを使う…といった展開です。
いかがでしょうか?

191
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2025/01/09 01:26:04    (M4ZHio/V)

少しつぎ足しておきます。
酒宴の前のちょっとしたやり取り…って感じてすね。


「ほ、本当ですか?メイサ様がお味方になってくださるというのは…」

グラベルを説得する酒宴の準備をしながらサリーナからメイサとの話を聞いたアレクはわざと大袈裟すぎる喜びを見せた。
サリーナが真剣になって話をすれば、レイウスとは違い耳を傾けてはくれるだろうとは思っていた。
それは予想通りではあったが、2人だけで話がしたいとメイサが言い出したことに多少の戸惑いはあった。

メイサは当然のごとく貴族の令嬢…貴族とその使用人との婚姻など彼女の価値観では考えられないことだろう…
それでもサリーナの話を聞いて頭ごなしにダメたとは答えず、とりあえずとはいえ自分と会って話をしたいと言い出したのは、娘を想う親心といったところであろう…

レイウスとは、あの事件から改心したと見せかけ信頼を得て、サリーナの付き添いまて任されたが、メイサとは直接話をしたことはない…
メイサ様は歳をとらない…耳にはいる話通り、もう40は越えているはずたが、サリーナとは姉妹だと言われても知らない人間は信じてしまうほどに若い…
メイサが何を考えているのかアレクにも分からないのだ。



(まぁ…とりあえずサリーナを心から愛してる風を装うしかないな…それで上手くいけばいいし…ごねるようなら…無理やり犯して脅すか…う~ん…ルシアに言ってメイサの情報を集めてみるか…何かいい手が見つかるかもしれんしな…)


ことと次第によっては、メイサを犯して脅す算段まて企むアレク…そんなこととは知らずにサリーナは母親への感謝を口にしていた。


「私からもメイサ様に気持ちを正直に話してみます…きっと上手くいきますよ…私たちには神様のご加護がありますから…」









190
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2025/01/09 00:26:42    (M4ZHio/V)

(うぅっ…ひ、姫様がこんな…)

サリーナに促されソファーに座ったグラベルは、目の前の光景が夢ではないかと思った。
金色の美しい髪を振り乱しペニスを頬張る姿は、まるで娼婦のよう…口を窄め竿を扱き、喉の奥にまで咥え込む…絡める舌は触手のように動き、毛だらけの玉袋を柔らかな手で包み揉み上げる…
幼い頃、天使だと祝福され、美しく育ち女神とも讃えられた姫…半裸でペニスにぶしゃぶりつく様は、あまりにも卑猥…

主君に対する罪悪感…同僚への優越感…使用人への嫉妬…それら様々な感情など今のグラベルからは消え失せ烈情だけが湧き上がる…サリーナを見下ろすグラベルの目に理性はない…

(チッ…!まさかあの薬でサリーナがああなるとはな…)

酒に薬を混ぜ酩酊状態にし、グラベルをアレクだと勘違いさせたのは計算通りではあったアレクだが、錯乱に近い状態になるとは思ってもおらず、グラベルの前に正座をし激しいフェラチオをするサリーナに舌打ちをするアレク…

サリーナを性欲をを満たす都合のいい女として…道具として利用するだけのはずが、何故かアレクを苛立たせた。
エサとしてサリーナを使ったのは自分だったが、「自分のモノ」を取られた…そんな感情がアレクの中で芽生えた。

(今は我慢してやる…サリーナと結婚するまでは…)


言葉にならない腹立たしさを堪えたアレクだが、この時グラベルの将来は決まった…


(うぅっ…!も、もうダメだっ!が、我慢できんっ!)


自分の行く末がどうなるかも知らずにグラベルは、込み上げる射精感に限界を迎えつつあった。
美しい姫の口を穢す…その背徳的な興奮が最高潮に達し、グラベルはサリーナの頭を掴んだ。

「も、もう出ますっ!そのお口て受けとってくださいっ…!うぅっ…!!」

腰が抜けるような感覚と共にグラベルはサリーナの口の中に大量の精液を放った…ガクガクと全身か震えるような快感が走った。

サリーナは呻き声を上げるグラベルを見つめ微笑みを浮べながら放たれた精液を全て口で受け止める…唇を窄め溢さないようにしグラベルが驚きの表情て見つめる中、喉を鳴らし精液を飲み込んでいく…

「ごちそう様でした…ザーメンミルク…ありがとうございます…でもいつもと少し味が違うような…でも…美味しい…」

サリーナの口からでた信じられない言葉…忘れていた使用人に対する嫉妬が再燃する。

(クソッ…!もっとだ…もっと姫を…)


グラベルの嫉妬の炎は、精液の飲み込んだサリーナが当たり前のようにお掃除フェラで再びペニスを吸い上げたことにより燃え上った。

グラベルは、その場でサリーナを床に押し倒すとショーツを剥ぎ取った…両脚を持ち上げるようにして大きく開いた。

(こ、これが姫の…)

あの日以来、サリーナの手により綺麗に剃り上げられた無毛の割れ目…サーモンピンクの粘膜からは涎のごとく愛液が溢れ、強烈な雌の匂いか立ち上った。


「姫っ…!」


グラベルは割れ目にむしゃぶりついた…舌を伸ばし何度も何度も舐め上げ、その甘美な蜜を掬い取る…とめどなく溢れる愛液を音を立てて…



ビックリするくらい長いレス、ありがとうございます。
かなりの時間がかかったでしょうね。
しかもメイサパートまで…

嬉しいのですが…無理のないようにしてくださいね。











189
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2025/01/08 21:44:18    (zThkyT48)

「ここは2人だけだし、楽にしてちょうだい。それと、今日の午前の面会は全てキャンセルにしたのですって?皆、すごく残念がっていたわ」

「うぅ、それは…申し訳ありません…。」

「いいの、それよりもごめんね。戻ったばかりだし、本当はもっと休ませてあげたかったのだけど…。貴女が回復傾向にあるとどこで知ったのか、皆ずっと様子を窺ってたみたいで…。貴女が回復したばかりというのは皆知ってるし、遠慮せずに…ええと、ルシアだっけ?ルシアに伝えてちょうだいね。」

アレクとの逢瀬を終えたその日の夜、早速母との時間を設けたサリーナ。
サリーナが戻ってからは城内外に活気が溢れ、メイサもレイウスも仕事が増えていた。
愛娘がせっかく戻ったというにも関わらず、時間がなかなか取れない中、サリーナからの申し出には心躍ってしまった。

「それで…その、お母様…、その、あの…」

「どうしたの、サリーナ…。話辛いことなの?貴女のお母様は、いつでも貴女の味方なのだから…。…あっ、もしかして、気になる殿方でもいたの?」

(モジモジしてるサリーナも可愛らしいわね…。天使のようなこの子をお嫁にしてしまうなんて…、考えただけで腹立たしいけれど、いつまでも未婚というのも…。病のせいで適齢も過ぎてしまったし…)

言いづらそうに口どもるサリーナを見て目を細めるメイサ。
背はサリーナよりも低く、より小柄な身体で、『歳を取らない』と噂されるほど若々しい姿で、愛娘を眺めて紅茶を口にした。
サリーナが話したいことというのは、『結婚したい相手』が見つかったのだとばかり思っていた。

メイサとレイウスは政略結婚。
一年を通す寒さと雪のせいで作物が取れないような北部辺境の領主一族の生まれであり、半ば身売りに近いような形で当時から強い力を持っていたフローレンス家に嫁ぐことになった。
その頃は騎士団にいた男と秘密の恋をしていたが、悲運によって引き裂かれてしまった。
幸運だったことは、レイウスはメイサを慈しみ、非常に大切にされたことであり、結局のところメイサは自分の運命を恨んではいない。

だからこそ、相手を選べる今の状況は幸福なものだと思っていたが…。

「いえ、その…。その、気になる方はいまして…、というか、お慕いしている方がいるといいますか…。」

「まあ、うふふっ、良かったわっ。それで、誰なの?昨日のアルミウス皇国の貴族なんて格好良かったわね…、あっ、もしかして一番に会いに来たリンドル伯のレノ坊かしら。昔からよく社交界で会っていたし、親しかったでしょう?」

「その…、アレク…です。離れで一緒だった…、アレク…。」

「…え?」

想像していない答えが返ってきて固まってしまった。
沈黙が流れる。

(アレク…、アレクって、女中とトラブルになって、なんか処刑されかけていなかったっけ…?サリーナは病に伏していたから知らないだろうけど…、教えてあげたほうがいいかしら…。でも、私もその頃隣国に外遊に行っていたし、よく知らないのよね…。しかし、結果は処刑されていないし、レイウス様はアレクを強く信頼しているみたいだし、何かの間違いでしょうね…。)

無言のまま、紅茶に口をつけ、少し思案する。
サリーナは沈黙に耐えきれず、オドオドした様子で俯いていて、頭を撫でてやりたい衝動に駆られながらも、我慢しながら考えを続けた。

(きっと、これはサリーナのためにならない…。貴族の娘であれば、その特権とも言える幸せだってある。庶民の子では知ることのできない、幸せ。しかし…。)

嫁ぐ前の、北方領地の果てにいた頃。
両親に隠れて騎士の男の子と恋仲になっていたことを思い出してしまう。
結果は今の幸せだが、サリーナが嫁いだ先でひどい目に遭わないとも限らない。
それなら長い間一緒にいて、好き同士の2人でいた方が良いのではないか…。
死の直前まで行ったのだ。
せめて、その後は好きなように…。

(サリーナが本当に望むなら、そうしてあげたいわ…。本当に死にかけて苦しんでいた頃、私たちはそばにすらいてやれなかったのだもの…。…しかし、アレクという男を私はよく知らない…。この天使を預けるに値する男なのかしら。確か庭師の息子…だったと思うけれど…。…まさかもう関係はあったりしないでしょうね…。サリーナは身体が弱くて繊細なんだから、釘を刺しておかないと…)

「わかったわ、とりあえず私は貴女の味方になってあげる。ただ、今度アレクと会ってみて、それからまた考えるわ。貴女はダメよ、アレクとは2人っきりで話をしてみる。サリーナの前だと格好つける可能性もあるし。」

「お、お母様本当っ!?お母様っ、大好きっ!」

沈んだ様子から打って変わって満面の笑顔になったサリーナを見て、微笑むメイサ。
条件付きではあるがメイサを味方につけることに成功したサリーナは、アレクに報告し、次の作戦に移ることにした。

ーーーーーーーーーーーー

「グラベル、忙しいのに申し訳ありません。それに、このような遠方に呼びつけてしまい…。」

本日の面会を終え、早々に城を出たサリーナ。
グラベルは昔から、それこそサリーナの年齢を片手で数えられる頃から知っている仲だ。
アレクの予想とは異なり、サリーナはきっと味方してもらえるものだと思っていたが…。

「…グラベル、私はかつて冥府の扉の前まで行きました。淵を彷徨っていた最中もアレクはずっとそばに居てくれたのです。人に感染すると噂されていても、なおです。私はアレクを愛しております。どうか、お父様の説得に力を貸してはいただけませんか…?」

(あれ…、どうして味方になってくれないのでしょう…。お父様の側近とはいえ、グラベルはずうっと昔からの仲ですし、素直に心情を伝えれば、と思ったのですが…)

断られることは予想していたアレクとは異なり、サリーナは少し焦っていた。
領主の娘であるからこそ邪険にされてはいないが、アレク単体では話すら聞いてくれないだろう。
食事をしながらも何度かアプローチし続けるが、なかなか首を縦に振らないグラベル。

(…お母様は味方してくれた、と言えたら話は変わるのでしょうけど…。まだ条件付きの状態で公にすることはできないし…)

メイサはサリーナ側につくと約束してくれたが、アレクと話し合ってから、という条件のもとであり、グラベルに告げることはできない。

「は、はい…。グラベルはお酒が好きですものね。」

「さあ、もっと飲んでちょうだい。グラベルは北部の地方酒が好みでしょう?うふふっ、昔貴方から聞きましたもの。長い付き合いですし、ちゃんと覚えていますわ。わざわざ今日のために取り寄せて手配したのですから、お好きなだけ…」

アレクから『もっと酒を勧めるよう』耳打ちされ、立ち上がって酒瓶を手に取り、自らお酌をする。
幼き頃、酒が好きだと言っていたグラベルに対し、「なんのお酒が好きなの?」と聞いた際の答えが北部地方の地方酒だった。寒い地域は酒で温まる習慣があり、そこで作られる酒は大層美味いと、よく理解していないサリーナに告げたのだったが、そんな昔のことでさえも覚えているサリーナに感動すら覚えた。

姫に酌をさせるのは抵抗があり、断ろうとするが、サリーナはもてなそうとして譲らない。結局申し訳なさそうにグラベルがグラスを差し出したが、一悶着あったせいで、サリーナのグラスに薬が混入されたことには2人とも全く気が付かなかった。

「このお酒、お母様が昔住んでいた領地のお酒だそうです。北部のお酒は度数が高くて、私はあまり飲めないのですが…、グラベルとお話ししているのは楽しくて、お酒が進んでしまいますねっ、うふふっ」

機嫌を取るための方便ではなく、真実の言葉。
2人の関係を味方する交渉の他にも、他愛のない会話を交えていたが、長らく父の側近であるグラベルと話していると、城に戻ってきたという実感が湧いてきて、感慨深いものがあった。

酒は苦手であったものの、グラベルが好きだとリサーチした酒類はどれも美味しく、いつも以上に口にしていたのも事実だったが、ふと視界がぐにゃりと歪み、白く点滅したように見える。

「あれ…、ぁ、ぇ…、ほんの、少しだけ…、酔っちゃった…、みたいです…。」

酒を多量に摂取した身体で、酒と混合した睡眠導入剤を口にしたためか、効果覿面で、ソファに沈み込んで目を瞑るサリーナ。
おでこに手を当て、ふぅふぅ、と深い呼吸を何度も繰り返す。

(お酒、飲みすぎちゃったかしら…。アレクは、やっぱりそばに居てくれるのね…、大好き…)

薄目を開けると歪んだ視界が戻っている一方で、フワフワした感覚が強まってくる。
視界の端ではグラベルが部屋を出て行ったのが見え、アレクが心配そうに覗き込んでくるのが見えた。

「もう、アレクは心配性…ですね…。もう健康なんだし、もっと飲めるんです…、本当は…。」

アレクが体を軽く揺すり、ベッドに連れて行こうとする。
まだグラベルを味方につけられていないし、酒に酔ってリタイアなど許されない。
だからサリーナはソファの上でもぞもぞ動いて抵抗し、『まだここにいる』と意思表示したのだった。

ドレスの裾は捲り上がり、太ももが大きく露出する。
「暑い…」と呟き、胸元をパタパタ扇ぎ、乱れた着衣。
城を出る末期の頃や、痩せていて気の毒に感じるような姿であったが、健康になればなったで、男にとっては猛毒とも言える身体であった。
女神のような美貌に、男性の理想とも思えるような肢体。主君が溺愛する愛娘であり、触れてはいけない逆鱗そのもの。しかし、これを目の前にして、理性を保てるだろうか。ましてやサリーナの手によって十二分にアルコールが入ってしまっている。

「アレク…、愛してる…、大好きです…っ」

目の前の男をアレクだと思い込み、屋敷を出たのはグラベルだと勘違いしている。
甘く脳を蕩けさせる吐息でグラベルに囁いて狂わせる。
我慢の限界を迎えたグラベルは唇を奪ったが、サリーナは当然相手をアレクだと思っているため、いつものように舌を差し込んだ。

「ぁむっ、ちゅっ、ん…っ、ぁむっ、ちゅ…っ❤︎」

唾液は桃の果汁のように甘く、差し込まれた舌はしゃぶって舐っても飽きが来ない。サリーナも今日の準備のためにアレクとの時間も取れず、ルシアが毎日丹念に『マッサージ』した甲斐もあり、欲求が溜まっている。
濃厚で長いキスが始まった。

サリーナはアレクとのキスに慣れていて、相手が止めるまでサリーナもやめない。
手を繋ぎ、グラベルと恋人のような長い口付けを交わした。

「…んはぁっ、んっ、…ゃんっ❤︎もう…っ、グラベルが帰ってきたら…っ、怒られてしまいますよ…っ、ぁんっ❤︎」

アレクとの行為の前は必ず口付けを交わしているせいで、身体はすでにSEXの準備をしていた。
敏感になった身体は、ドレスの上から乳房を揉まれたとしても刺激に対して悶えてしまう。
胸を揉まれ続けても抵抗はなく、もぞもぞ身を捩りながら、ポーッとグラベルを見つめ続ける。

潤んだ瞳はまるで恋する乙女で…、据え膳を目の前にしてグラベルも辛抱たまらず、鍵の確認に消えて行った。

「アレクぅ…、なんで置いていくのぉ…っ、もう…っ」
アレクが自分を置いて出て行ったと勘違いし、ぷくっと頬を膨らませ、ゆっくり目を閉じる。
ふかふかのソファはベッドのように感じ、もうすぐで寝息を立てそうだったが、慌てて戻ってきたグラベルを見て笑顔に戻った。

「アレク…っ、私を1人にしちゃダメですよっ、私たちは夫婦なんだから、いつまでも一緒ですからねっ」
酩酊しているとはいえ、葉が浮くようなセリフ。本来は手が届かない令嬢からこれだけ愛を向けられている使用人風情に嫉妬の炎が燃えだす。
背中のファスナーを下され、ぐいぐい引っ張ってドレスを剥がされるが、サリーナは腰を浮かせたり、自ら腕を引き抜いたり、脱衣にむしろ協力的だった。

「うふふっ、涼しい…っ。…あっ、ドレスがシワになっちゃいます…。ルシアに叱られてしまいますわ…。」
純白の下着。上下のそれには金糸が編み込まれていて、デザイナーがレース模様を施しており、希少な宝石が散りばめられている。
サリーナの容姿と相まって神々しさすら覚えるものだが、ほんのり赤みがかり、汗ばんだ身体は劣情をそそるものとなる。

ブラジャーを剥ぎ取られても地面に放り捨てられたドレスが気になっていて、そんな態度すらも自分に夢中にさせたくなる。

「ぁんっ、アレクっ、ぁんっ、ぁぅ、ひゃぁんっ❤︎」

グラベルが乳首にむしゃぶりつくと、びくんっと弓形に跳ね、軽い絶頂を迎える。
たちまち立つ乳首に歯を立てたり、強く吸い付いたりするが、強い刺激はむしろ好物で、広い部屋内に嬌声が響く。

生の胸はスライムのように柔らかくて弾力があって心地よい。
乳首は固くて大きく敏感で、娼婦のように仕上がっている。
乳首への愛撫だけでも二、三度浅くイってしまった。

もはや我慢ならないグラベルは衣服を脱ぎ捨て、聳り立つ肉棒を眼前に突きつける。

「ぁんっ、もう…っ、顔が汚れてしまいます…っ、んっ、…すんっ、すん…っ」

ペニスからは我慢汁が垂れ、顔に押し付けられるたびに「ぴちゃっ」と音が鳴る。
後でグラベルが戻ってくると思ってるサリーナは少し嫌がるが、目の前の雄フェロモンの匂いを鼻を鳴らして嗅ぎ、顔が我慢汁でベトベトになっても気にせず、ペニスに目が釘付けになる。

そして、耳元でしゃぶるように誘導されるが…

「ぅ…っ、うぅっ、嫌ですっ!」

これまでのサリーナの反応から、アレクのフリをしておけば断られることのないと思っていたグラベルは戸惑う。むしろ、酔いが覚めてしまい、正気に戻ったと心臓の鼓動が強くなっていくが、

「たくさん頑張ったのに、今日はまだ「愛してる」って言ってもらってないです…っ。」
ぷいっとわざとらしく顔を背ける。
元来甘え性だが、酔いのせいで加速している。レイウスやメイサに向けられるものと同じものをアレクに見せている証拠だった。

付き合いたてのカップルのようなものを見せつけられ、今だけでも「寝とってやりたい」という欲を生み出す。

「あ、愛しております、サリーナ様…」

アレクのフリでサリーナに囁く。

「私もです…、アレク…。ちゅっ、ちゅっ、んっ、ちゅっ❤︎」
機嫌を良くしたサリーナは何度もペニスに口付けし、その下の玉袋にさえ何度も小刻みにキスをする。
サリーナらしい丁寧さだが、それは貴族というより高級娼婦のソレだった。
驚きも束の間、グラベルのペニスが湿った温かい感触に包まれる。

「んっ、んっ、ちゅっ、ん…っ、ぁむっ、ん…っ」
主君の娘が自分のモノを咥えている。
まだ元気だった幼少の頃のサリーナが走馬灯のように脳内を駆け回り、舌足らずな声で「ぐらべるっ」という声さえ幻聴が聞こえる。あまりの背徳感に興奮は止まらず、気がつけばサリーナの頭を掴んでいた。

仰向けの姿勢ではサリーナも上手くペニスを咥え込めず、亀頭のあたりを咥えて舐めているだけだったが、グラベルが頭を抑え、ソファに押し付けるようにペニスを突き立てた。

「んぐっ、ん…っ、ん゛ぶ…っ、んっ、んぐぅっ!!」
喉奥まで突き刺さり、細い喉に凸凹が現れる。
レイウスやサリーナに恨みはなく、むしろ感謝を覚えているはずだが、主君の娘を汚すことがこれほど気持ち良いのか。
やりすぎたことに気がつき、慌ててペニスを引き抜くが、唾液や我慢汁で太い糸を引き、髪は乱れて涙目になっているサリーナと目があった。

「げほっ、げほ…っ、今日はっ、げほっ、一段と激しいのですね…っ。私も負けていられませんね…っ、ふふっ」

無理やりイラマチオしてしまったにも関わらず、サリーナはこれだけだった。
普段のSEXを想像させられて戸惑う中、サリーナはソファからずり落ちるように降りて、床に座る。

「アレク、ソファに座ってください。やり辛いので、いつもの姿勢で…」
グラベルがソファに座ると、いきり立つペニスに正座のまましゃぶりつく。
金に光る後頭部が上下し、仕えるべき相手が跪いて奉仕している姿を目の当たりにして勃起が止まらない。

これはレイウスはもちろん、デオドールも味わうことはできない優越感。

「んっ、ちゅっ、出ひほうになっひゃら、んっ、言ってくらはい…ね…っ、んっ」

サリーナは一生懸命舌を使って奉仕し、上目遣いでチラチラ様子を伺う。
自ら喉奥を使って根元まで咥え込むテクニックは娼婦顔負けのもの。

(今日のアレクのは…、ちょっと小さいような…?)

決して小さくはないグラベルのものだが、女泣かせのアレクと比べると少し見劣りする。
些細な違和感を抱きながらも、薬と酒は正常な判断を阻み、サリーナに奉仕を続けさせた。


【大変お待たせした上に続きまで…。非常に嬉しいです。どこかで水を欲したサリーナに、シラフに戻られるのを恐れたグラベルに水と偽って白ワインを飲ませられたり…とか、そういったのもドキドキしてしまいます】
188
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2025/01/06 20:47:12    (mpXiB/MO)

それほ、よかったです。
前回の続きを書いたので、上げておきますね。


(早速はじめやがった…俺達に常識がどうのと偉そうに説教をたれていたヤツが…とんだスケベ親父だな…)

別荘を出たアレクは、城に向かうと見せかけ裏口から戻ると2階のバルコニーに陣取った。
少し身を乗り出せば1階の酒宴の部屋の中が覗ける場所…

サリーナを酒に混ぜた薬で意識朦朧とし、グラベルにはサリーナは酔っていた間のことは全く覚えていないと吹き込んだ…おそらく好色と噂のあるグラベルがサリーナに手を出すとふんではいたが、アレクが居なくなって早々に手を出すとはアレクにも予想外ではあったが、思惑通りの展開にニヤリとする。

アレクは大金をはたいて購入した「カメラ」というものを1階の部屋の中に向けた。
光の屈折を利用しフィルムに焼き付けるもので、写真と呼ばれる絵より鮮明な画像が手に入るものだ。
サリーナに手を出したことでグラベルがアレクたちに素直に協力すればよし…尚も味方につくことに難色を示せば、この写真を見せ脅す算段だった。

(クソッ…!いつまでキスしてやがるんだ…)

サリーナを自分がのし上がるための道具としてグラベルを釣るエサにしたのはアレクだったが、初老のグラベルがサリーナの唇を奪い舌を伸ばし口内を堪能する様子に何故か苛立ちを覚えた。

ようやくグラベルぎサリーナから唇を離すとツウ~と糸がひき、二人がお互いに舌を絡ませあっていたのが分かる…ベトベトになった口のまわりをグラベルは舌を伸ばし舐めとり暫くサリーナを見つめたあと、ドレスの胸元へと手を伸ばした。

「姫様の唾は甘い蜜のようだが…クククッ…この乳房の感触は…」

ドレスの上から十二分に乳房の感触を楽しんだグラベルは、おもむろに立ち上がると部屋を出た。
暫くして戻ったグラベルは改めてサリーナを覗き込んだ。
主君の娘に手を出そうするグラベルは、用心のために別荘の出入り口の鍵の確認をしたのだ。
このことが露見すればレイウスの逆鱗に触れることは間違いない…


「これでゆっくりと…クククッ…まさかこんな機会が訪れるとはな…」


グラベルは、サリーナの背中に手を回しドレスのファスナーを下ろすと腕抜き、そのまま下へと引き下げ、軽く腰を浮かせドレスを剥ぎ取った。

「おおっ~!こ、これは…」


下着姿になったサリーナにグラベルは思わず歓声を上げた…真っ白な肌が酒によりほんのりとピンク色に染まり、ブラジャーからこぼれ落ちそうな両乳房はサリーナの息に合わせ上下する…括れた腰…そこから大きくカーブを描く下腹部…宝石が散りばめられた下着姿はまさしく絵画のようだった。


「女の服を脱がすだけで…これほど興奮するとは…こんな感覚はいつ以来だろう…」

グラベルの口から出る言葉は少し震えているようで、その興奮度は相当なものと分かる…

グラベルは唾をゴクリと飲み込むとブラジャーに手をかけた…剥ぎ取ると同時にプルンと露わになら2つの双丘…仰向けにも関わらず形の崩れもなく、その頂きには綺麗な少し濃いピンクの乳首が…

「こ、これがサリーナ様の…」

我慢できないとばかりに手を伸ばし直に乳房に手をかけるグラベル…その柔らかな感触…それでいて張りのある乳房をグラベルは堪能する。

「ち、乳首が…こ、こんなに…な、なんと厭らしい…」

乳房を揉み上げ乳首にも指先を伸ばしたグラベルは、サリーナの乳首の変化に声を震わせた。
アレクにより卑猥に改造された乳首はみるみるうちに固く尖り、小指の第2関節ほどに…
それは清楚で美しいサリーナの外見からは想像できない卑猥極まりないもので、グラベルを狂わせるには十分すぎるものだった。


グラベルはその伸びた乳首にむしゃぶりついた…チュウチュウと音を立てて吸い舌を絡め、時にガシガシと歯を立てた。

「んんっ…!ア、アレクっ!も、もっとっ!」

サリーナは薄目を開けてグラベルを見つめ、相手がアレクだと思い込んでいるようにグラベルの背に手を回し声を上げた。

それはどのくらい続いたのか…グラベルが乳首から口を離した時にはサリーナの乳首はパンパンに膨れ唾液に濡れ光っていた。

「も、もうっ!た、たまらんっ!」

グラベルは服を脱ぎ捨てた…脱ぐ手間さえ惜しいかのように…

裸になったグラベルのペニスは完全にいきり立っていて、それはこのところ減退気味だった精力が若い日に戻ったかのようで、すでに先っぽからは我慢汁が溢れていた。

グラベルはソファに倒れ込んでいるサリーナを跨ぐと腰を落としてペニスを美しい顔へと近づけた…ペニスなどで決して穢してはならない顔へと…


グラベルはサリーナの顔中に我慢汁を垂らしたペニスをグイグイと押しつけ、その美しい顔を汚していく…あまりの背徳感に心臓が飛び出さんばかりに高鳴った。

「さぉ…サリーナ…あなたの好きなチンポですよ…ほら…そのお口を開けて好きなだけしゃぶってください…」

グラベルはアレクのふりをしサリーナの耳元で囁いた…








187
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2025/01/06 20:39:56    (Me/b9P27)
【お疲れ様です。実家の方に戻って療養した甲斐もあり、体調も良くなりました。帰省ラッシュを避けて本日戻ったので、明後日くらいにはお返事が返せそうです。長々とお待たせして申し訳ありませんが、引き続きよろしくお願いしますね。】
186
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2025/01/01 08:38:16    (KcGxjzJ9)
明けましておめでとうございます。

もう体調のほうは落ち着きましたか?

ペース云々は気にせず、ゆっくりと進めていきましょう。

今年もよろしくお願いしますね。

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