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無知病弱令嬢

投稿者:サリーナ ◆yPwHPtuzPE
削除依頼
2024/02/25 19:43:48 (usFLROVs)

「ケホ…ッ、ケホッ、ごめんなさいね、貴方をこんな屋敷に縛り付けてしまって…」ベッドに横たわり、枯れそうな吐息で咳き込む少女。絵画から出てきた女神のような現実味のない美しさである一方、不治の病に犯されており、貴族の娘であれど婚約することもできず、長年辺境の屋敷に『療養』として付き人の貴方と幽閉されていた。日に日に弱っていく身体のことは自分がよくわかり、そう長くもないことを悟っていた私は、部屋を出ようとする貴方に声をかける。「あの…、こんなこと、どうかと思うのですが…。その、私はもう暫くの命です。しかし、一つ心残りが…。その、婚姻もできず、女の悦びというものを知らぬことが心苦しいのです。不埒なことを申しているのは分かりますが…、【中文以上、描写好きな方お願いします。男女問わず・相談から。性に無知であるこちらを利用し、嘘の常識(変態プレイ)を教え込んだり、気遣うフリして身体を使うような方お待ちします】
 
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267
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2025/12/01 20:45:19    (gKw.ZSbh)
お疲れ様です。
今週の木曜日…、遅くても金曜日の夜にお返しできそうです。

去年くらいからお返事のペースが遅くなってしまって大変申し訳ないです…。
去年から秘書業務をしているのですが、単純に忙しいのと、出張があると必ず随行しなくてはならず、なかなかお返事が作れなくて…。

台湾や大連などに行ったりもしますが、現地ではほとんどついて回るだけで、特に危ないことはなさそうなので安心してください(?)

あんまりリアルのことを喋るのもアレですが、流石に待たせることが多すぎて、事情を少しだけお伝えしたくて…。

これからも長いおつき合いになるかもですが、よろしくお願いします。
266
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2025/11/25 08:23:19    (Rz7RmLOT)

おはようございますあ

喜んで頂けてホッとしています。
初めは、リズベットの執事が倒れた私を見つけるたころからはじめようと思ったのですが、何か上手くいかない気がして…

この話、常にアレクのように話のメインとして登場することもできないですからね。
なよで私が語り部となって昔の話をするという形にしました。
もう一つの理由は、必要だけれど、それをイメとしてやり取りしなくても、その場面、または過去の場面へも持っていけますし、ベストかなと…


そんなに長くはない出張のようてますが、気を付けて行ってきてください。
なにかといま話題の所ですから…

アレクとサリーナの話もすぐに終わらせようとしましたが、またゲームを始めてしまい、もう少し続きそうですし…(笑)




265
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2025/11/24 23:06:29    (BcYFRiVs)



お疲れ様です。
まずは体調を大事に、無理はなさらないでくださいね…っ!

サリーナたちの方はお返事を作るので、少しお待ちください。

そして、リズベットの方なのですが、想像の100倍素晴らしいです!
うまく伝えられなかった、漠然とした世界観をきちんと理解していただけて、頭の中を覗かれてしまった気分です!

まずはサリーナの方のお返事を作りつつ、隙があればリズベットのキャラが分かるようなお返事も作りたいと思っています。

実は今週、また台湾に3日ほど行かなくてはならず、少し準備でバタバタしていて…。
例によって遅い返事になりそうですが、お待ちくださいませ。
264
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2025/11/23 16:43:15    (/uYp2eNI)

(おいおい…もうぐっしょりじゃあねぇか…クククッ…やりたくて仕方ないってか…)

濃厚なキスを交わしたあと、もう我慢しきれないと言うようにドレスの裾を捲り上げるサリーナ…下着すらつけておらず、太ももにまで垂れるほど愛液を溢れさせる姿にアレクは心の中でニヤついた。
誰もが女神の如く敬愛の念を寄せるサリーナ…物欲しそうな潤んだ目でアレクを見つめる姿を誰が想像できるだろう…


「サリーナ様…私も…です…この3ヶ月…ずっとサリーナ様を想い我慢しておりました…」

アレクを想い身体の疼きに絶え続け、我慢しきれずルシアにマッサージを頼むものの、アレクの指示で気すらやらせてもらえず悶々とした日々を過ごしたサリーナとは違い、度々プリムローズ家に訪れるメイサを好きに抱き、プリムローズ家当主であるリーゼロッテとも関係を持っていたアレク…何も知らないサリーナは疑いもせずアレクの言葉に嬉しそうな顔を見せた。

その場でズボンとパンツを脱ぎ捨てアレクはサリーナに近寄り壁に押し付ける…サリーナの片足を持ち上げ、涎を垂らしバックリと口を開けた割れ目めがけ下から腰を突き上げた。

「サリーナ様…愛しています…」

メイサもリーゼロッテもいい女には違いない…だがやはりサリーナは格別だった。
何も知らないサリーナを自分自身の手で好みの女に仕上げてきたのだから…
片足を抱えたまま腰を打ちつけながらキスを交わし蜜のような唾液の味を楽しむ…どこをどう攻めればいいかを把握仕切ったサリーナの身体…アレクはサリーナの反応を久しぶりに楽しんだ。


「サリーナ様…実はお土産があるんです…」


何度かサリーナに気をやらせ射精を終えたアレクは、膝まづきお掃除フェラを当たり前のようにするサリーナの頭を撫で言った。

「プリムローズ家はご存知のように他国とも貿易をしています…知り合いになった商人から手に入れたものなのですが…」


お掃除フェラを終えたサリーナを立たせたアレクはポケットの中からウズラの卵のようなモノを取り出した。

「これは面白い仕掛けがあって…」


サリーナに少し脚を広げさせるとアレクは卵のようなモノをサリーナの膣の中へと押し込み下着を履かせた。

「こうしてこのスイッチを入れると…」


アレクがスイッチを押すと同時にサリーナの膣の中へ押し込まれたモノが振動をはじめた。
遠隔ローターだった。

「面白いでしょう?サリーナ様にはこのまま夜まで過ごしてもらいます…時々振動が強くなったりしますが、我慢してくださいね…その代わり我慢しただけよるの楽しみが大きくなりますから…」


1日中ローター刺激に耐えろという無理をおしつけるが「夜の楽しみ」と言われればサリーナが断るはずもなく素直に受け入れた。


「このままサリーナ様と過ごしたいのですが、メイサ様や両手様にもご挨拶に行かねばなりません…名残惜しいのですが、晩餐の時にまた…」


アレクは、もっと一緒にいたいというサリーナをなだめ部屋をあとにすると、ディドール、グラベルへの挨拶を済ませメイサの部屋へと向かった。


「メイサ様…ただいま戻りました…」


アレクがメイサに挨拶をしてもメイサは怒ったやうに黙ってアレクを睨みつける…それも当然だろう…


形的には、アレクもリーゼロッテに正体を暴かれメイサを罠に嵌めたようにはなっているが、したたかなアレクが素直にリーゼロッテに従っていたとは思っていない…むしろ裏でアレクが動いているのてはないかという疑念すらあったからだ。


「とうかされましたか?プリムローズ家てのこと…まだ怒っておられるのですか?あれは私も仕方なくやったことですし…なんだかんだ言ってもメイサ様もそれなりに楽しんでおられたのでは?人前て裸になり、オークションにまでかけられ…興奮していたでしょう?隠してもムダですよ…」

「そ、そんなことは…」

アレクの言葉に反論しかけたメイサだが、アレクのニヤリとした顔を見て言葉を濁した。


アレクの言う通り興奮したのは紛れもない事実だったからだ。


「でももうリーゼロッテ様から何も言ってはこないはずです…ここへ帰る時にリーゼロッテ様にはメイサ様にはこれ以上手を出さないよう釘を刺しておきましたから…あの方も納得してくれましたので…」

その言葉を聞いてハッキリとした…やはりリーゼロッテの裏で糸を引いていてのはアレクだったと…怒りが湧くが、それと同時に安堵が広がった。
あのままリーゼロッテにいいようにされ続ければいつかレイウスにバレてしまうのではないかと不安でならなかったのだ。

あの日以来、アレクとの交わりはなく、オークションで競り勝った輩に身体を弄ばれたが、皆自分の欲望を満たすだけで、メイサ自身はアレクから与えられたような快感を得られずにいた。

「そ、それなら…わ、私は…またアレクだけの…」


メイサの言葉は、またアレクに抱かれたいと言っているのは明らかだった。


「お望みとあれび…しかし…ここにはサリーナ様もいらっしゃいますし…メイサ様だけどいうわけには…そこでひとつゲームをしませんか?」


アレクはサリーナに仕込んだ同じローターを取り出した。


「実はサリーナ様にもこれと同じモノをアソコに入れてもらっています…メイサ様にもこれを入れてもらい、気をやらずに我慢できたほうのお部屋に今晩行く…というのはどうでしょう?スイッチはひとつ…私がスイッチを入れれば同じ時にしんどうし刺激を与える…面白いでしょう?大丈夫てす…サリーナ様にはこのことは言っていませんから…」


アレクはメイサの返事を待った…ポケットの中の2つのスイッチを握りながら…




お待たせしてすいません。
ようやく本編のひうのお返事が書けました。

ところでリズベットのほうは、どうでしたか?少し書き方を変えてみたのですが…



















263
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2025/11/20 16:05:18    (uM0Grkyi)

実は現在、入院中です。
前回の右目に続き今回は左目の手術で、まだ見えない状況です。
元々右目は視野の下半分は薄暗く歪んで見えるような感じなので、変換ミスや誤字脱字に気づかないかもです。
そんな状況なら大人しくしていろって話ですが、ジッとしている以外やる事もなく…なので本来ならばサリーナとアレクの話の続きを書くべきなのでしょうが。これまて考えてきたリズベットの物語の触りを見て頂こうかと…

私は、解放戦線からの脱走兵でリズベットに助けられた獣人という設定です。話の都合上、お互い一つの役柄ではなく多数の人物にならないといけませんが、そのあたりはよろしくお願いします。



「猫のお爺さん…大丈夫?お足が悪いの?1人で歩ける?」

「ありがとうねぇ…人のお嬢ちゃん…昔の傷が痛んだだけだから少し休めば大丈夫さ…ところで一緒にいるのはお友達かい?」

「うんっ!レックスとはね…今はお友達だけど…大きくなったらお嫁さんにしてもらうんだ!」


「そうか…お嫁さんか…きっと可愛いいお嫁さんになるんだろね…もうすぐ日が暮れるから急いでお家に帰るんだよ…ありがとうね…お嬢ちゃん…」



(獣人のお嫁さんか…そんなことが平気で言える時代になったんだな…こんな光景をあのお方がご覧になったら…さぞや…)

「………リズベット様…」




これは今から80年くらいむかし…心優しいひとりの貴族のご令嬢が、時代の大きな波に飲み込まれ過酷な運命に翻弄させられながらも気高く生きたお話です…

当時のこの国には、王族を頂点とした厳格な身分制度が存在していました。
獣人である私たちには、人権などいうものは与えられておらず、平民以下の家畜に近い扱いでした。

どんな扱いを受けていたかをお話する前に獣人について少しお話したほうがいいかもしれませんね…

獣人…文字通り獣のような人です。けれど本物の獣のように全身を毛で被われていることは殆どありません。
種族個体により異なりますが、その種族のもつ特徴的な部分…鋭い爪や牙や角など外見的なものを持つ者や驚異的な視力や聴力、臭覚を持つ者など様々ですが、獣人として人と区別されるのは隠しようのない尻尾と耳でした。
人と同じ言葉を話し、同じような感情を持っていながら、尻尾と耳が運命を大きく分けるのです。


獣人のオスの力は平均でも人間の男の数倍…中には何十倍という者もいて、重労働や軍隊の兵力として重宝され、過酷な現場や戦争の最前線に送り込まれては命を落とすことも多いのです。
その一方で獣人のメスは、誕生率が低く絶対数は少ないものの、その殆どが容姿に優れていて、観賞用や愛玩道具として高値で取り引きされ、「獣人の女と一度ヤッたら人間の女など抱く気にもならない…」と公言する者が出るほど…いわゆる名器揃いと言うことなのでしょう…

それはさておき、人間からそんな扱いを受けながらも獣人たちが反抗もせずにきたのは、獣人の成長速度が大きく関わっていました。
人と比べ獣人の成長速度はやく2倍…つまり見た目は20歳でも実は中身はまだ10歳の子供なのです。洗脳教育を施すにはちょうど良かったのでしょう…


そんな中、ある年の夏に大きな事件が起こりました。
王都にある王立学園の生徒が多数惨殺されたのです。

事の起こりは、王立学園の林間学校に参加した2年生100名のうち16歳の3人の貴族の令息が、魔獣が出るから危険とされた林間学校とは湖を挟んだ対岸へ興味本位で立ち入ったことでした。
血気盛んな彼らは、魔獣退治と意気込みましたが、肝心の魔獣の姿は影もありませんでした。
その代わり彼らが見つけたものは、黄色と黒の縞模様の尻尾を持つ…絶滅したとも言われる虎族の獣人のメスだったのです。


「お、おい…あ、あれ見てみろよ…獣人のメスじゃあないか?」

「ああ…しかもあの尻尾の模様…虎族のメス…」

彼らは、お互いの目を見つめニヤリと笑うと獣人の女の子に近づきました。

「ちょっと道に迷っちゃったんだけど…」

見た目は彼らと同年代に見えた獣人のメスでしたが、実際にはまだ8歳の子供…魔獣が出ると人間の近づかない山で父親と2人て暮らしていた彼女には、初めて見る人間てあり、人間の恐ろしさなど知りもしませんでした。

知らぬが故にその獣人の女の子は3人に簡単に捕まり近くにあった廃墟となった元炭焼き小屋へと連れ込まれました。

その後のことは容易に想像がつくでしょう…3人は泣き叫ぶ女の子の顔や腹を殴り大人しくさせ服を破り襲い掛かったのでした。
2人が女の子の身体を押さえつけ、もう1人が犯す…それは繰り返し交代で行われました…この年頃の男の精力は底なしですから…

散々獣人の女の子を犯したあと、彼らは女の子を解放することもなく炭焼き小屋に拘束しました…翌日もその翌日も3人で…時には仲間を大勢引き連れて…彼らは獣人の女の子を弄んだのです…
さらに酷いことに林間学校を終える前日、監禁凌辱の件を隠すため女の子を縛り上げ重しをつけ湖に沈めたのです…
しかしその重りは外れ暫くして湖に岸に女の子の遺体は打ち上げられたのてす。

この時の遺体の状況は目を覆いたくなるようなものだったそうです…顔や身体はアザだらけ…肛門は無理やり繰り返し犯されたのかザクロのように割れ、膣には異物が詰め込まれ…女の子の行方を探しまわっていた父親が遺体を発見し放った悲しみと怒りに溢れた咆哮は、近くの森から鳥たちが恐怖て飛び去るほどのものだったそうです…


そしてあの凄惨な事件は起こりました…亡くなった女の子が、爪が肉に食い込むほど固く握りしめられた手の中に持っていたのは、王立学園の制服のボタンでした…怒りに我を失った父親の獣人は帰り支度をする林間学校へと襲い掛かりました…
虎族の強さは、獣人の中でも群を抜いており、足の爪は一振りで10人近くの首を弾き飛ばし、その鋭い牙は人間の頭蓋骨など簡単に砕くほど…100名の生徒と数名の教師の約8割が逃げ遅れ命を失ったのです…

この事件は国中に大きな衝撃となり走り抜けました…王立学園ということで命を失った生徒の殆どが上位貴族の子息令嬢で、「獣人を取り締まれ」と言う声が大きく上がったのも当然のことでした…
獣人を取り締まる法律はいくつも通り、街に住む獣人は、獣人というだけで収容所に収容され重労働を強いられました…獣人にとって更なる冬の到来といえました。

話の始めにこの国には厳格な身分制度があるとお話しましたが、それは王都をはじめとする大きな街のことで、街から遠く離れた小さな町や村では、平民と獣人が争うことなく共存していたのも事実で、私の恩人でもあるリズベット様のお父上が治める辺境の領地ては身分制度などないも同然…それほど人間と獣人は仲良く暮らしていたのです…ですが…この法律によりリズベット様のお父上の領地も例外でなくなりつつありました…

ここで私とリズベット様の出会いについてお話ししたいと思いますが、それには私自身の話からしなくてはなりません…
私たち家族が暮らしていた小さな町も、リズベット様のお父上の領地と同じように人と獣人は、いい関係を保っていました。しかしあの事件以降、私たちの町でも獣人に対する風当たりは強くなり、少しずつギクシャクしたものに変わっていきました…

父親は、働いていた農場を理由もなく解雇されました…住んでいた小屋から追い出され…

蓄えもなく、その日食べるものにすら困る有様…両親は、私と幼い弟を食わずためにやむなく、ある村で畑の野菜を手を出しました…それを村人に見つかり袋叩きに会いました…

大根一本です…たった一本の大根を盗んだだけで両親は…

何処をどう走ったのかさえ覚えてはいません…幼い弟の手を引きながら「逃げろっ!」そんな言葉が遠くから聞こえたような…


あの日いらい、両親とは会っていません…あの場で殺されたか…それとも憲兵に引き渡されたか…

私は弟とともに山の中をさ迷い続けました…泥水を啜り、木の根を食べ…もう限界でした…2人て木の根元に座り込み生きることを諦めかけた時、私たちの前に現れたのは数人の獣人の兵士でした。

あの王立学園の事件のあと、山に立て籠もった虎族の獣人の下に、人間から弾圧を受け逃げてきた獣人たちが徐々に集まり、いつしか50人を越える集団となっていました。
これが後ほど解放戦線と呼ばれる組織のはじまりです。
国のあちこちで こういった集団ができるのは、自然の流れだったのでしょう…人間の数倍の力を持つ獣人が集まれば国にとって脅威となります。
それをより強い力で抑えつけようとすれば反発もまた大きなものとなり、人間と獣人の間にはもうどうしようもないほどの大きな溝ができてしまったのでした。

国のあちこちで出来た小さな集団は、時が経つにつれて横の繋がりを持つようになります…それを実現したのは、虎族の獣人の下で参謀役ととなった狐族の獣人だと聞いています。

形的には「獣人の解放」という崇高な目標を掲げて一つになったわけですが、全ての獣人が同じではありませんでした。
本当に獣人の自由を願い戦う者、単に人間への恨みを晴らしたいだけの者…様々でした。

私は助けてくれた集団に入り武器を手にしましたが、彼らのやっていることは野盗や山賊と同じでした。
山の近くの街道を通る旅人を襲い身ぐるみを剥いだり…
私が解放戦線と称した集団から逃げ出す決意を固めるまでにそう時間はかかりませんでした。
けれど組織からの離脱には厳しい制限があり、
脱走兵には執拗なまでの追手が…
私は足跡を消すために川の中を歩いたり、死んだ動物の皮を剥ぎ匂いを誤魔化したり…たいへんな逃亡でした。
そんな私が目指したのは、噂で耳にしたある貴族の領地でした。そこは獣人に対する取り締まりが激しくなった今も獣人が住める場所があるとのことでした。
確証などありませんでしたが、あの時の私には僅かな希望にすがるしかなかったのです。

「ここ…なのか…?」


噂に聞いた貴族の領地へと足を踏み入れましたが、夜中ということもあって獣人どころか人間の姿さえありませんでした。
ふらはらと彷徨うように丘の上に見える大きな屋敷を目指しましたが、私の体力はもう限界で、屋敷の近くで道に倒れ込んでしまいました…


「やっと目を覚ました…大丈夫?」

目覚めた私の耳に優しい声が聞こえ、声のすらはうへ目を向けると、朝日が差し込む窓を背にひとりの女性が立っていました…


















262
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2025/11/16 05:56:38    (X7o9izlM)

「…っ、あの…もうアレクは到着しましたか?」

「サリーナ様、アレク様のご到着の予定は午後と…」

本日アレクがプリムローズ領から帰還する。
サリーナはいつも以上に早起きし、ずっとソワソワして上の空であった。
部屋外に待機しているルシアに何度も定期的に尋ねては同じ回答をもらっている。
最初はメイサを通じて手紙を書いたりしていたが、メイサが謀略によりプリムローズ領から帰らなくなると、文通も途絶えてしまった。

寂しくなったサリーナは、ルシアに「マッサージ」をお願いしたものの、アレクに恩を売るために、決してイかせることはなく、ただ悶々とした日々を送っていた。

だからこそ、アレクが戻ってきてレイウスらに報告をしていると聞くと、静止する声を振り切り、駆け出してしまっていた。

「お父様申し訳ございません。でも、ずっと寂しくて…」

無礼なのは分かってはいたものの、アレクに抱きつくことは止められなかった。
相変わらずレイウスはサリーナに甘く、苦笑いしながら一度二人を二人っきりにしてやるのだった。

アレクの手を引き、廊下を急ぎ足でサリーナの部屋まで連れていく。

扉を閉めるや否や、アレクから抱きしめられ、唇を重ねた。サリーナは当然目を閉じ、それを受け止め…。

「ん…っ、ちゅっ、んん…っ。…アレク、お帰りなさい。貴方が無事に帰って来られるように、街の大聖堂で毎日お祈りしていました。思えば、あのお屋敷で暮らすようになってからは、このようにして離れ離れになることなどありませんでしたね。」

リーゼロッテやメイサはいくらでも抱いていたものの、やはり若くて瑞々しいサリーナは別格だった。抱き心地や香り、間近で見る整った顔立ち。世界広しといえど、やはりこの女は極上だと言い切れるほど。

そんな女が、自分のために馬車を出してまで、祈りを捧げていた。サリーナが言った毎日という言葉は比喩ではなく、本当に毎日なのだろうとアレクは長い付き合いから知っているはず。それに付き合わされ、げんなりした表情のルシアまで容易に想像がつくだろう。

「そういえばアレクが不在の間、城下町のギルドの方々が、私の快復を祝うお祭りをしてくださったのです。すごく賑やかで、私も楽しくってお酒も飲ませていただいたりして、花火も上げてくださったのですが…。やはり、あの日二人だけでみた、あの花火にはやはり敵いませんでした…。」

抱きついたまま、思い出話は募る。
しかし、少し名残惜しそうにしつつ、身を離して距離を取り、ドレスの裾をつまんで持ち上げる。

「…二人っきりですし、声もきっと我慢しますから…。」

淡く美しい青いドレスの裾がスルスルと上がると、真っ白い太ももが露になり、やがて無毛の割れ目が見えた。
アレクの帰還日であることから、朝からずっとショーツは履かず、いつ帰ってきてもいいように備えていた。
そして、太ももや内腿にはべったりと愛液がついており、スカートを持ち上げたことで雌のフェロモンが部屋に広がった。

【お疲れ様です。いえいえ、いつもこちらが不定期に返す形になってしまっているのでお気になさらず…。長くお付き合いをいただきましたが、いよいよ二人の結婚で締めることにいたしましょう…!】
261
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2025/11/03 01:26:37    (3Cox7Fww)

半年間のプリムローズ家での滞在を終え、アレクはリーゼロッテと共にフローレンス領まであと小一時間ほどの所まで来ていた。


「リーゼロッテ様…半年の間、ありがとうございました…これで私もようやくサリーナ様と結ばれることができます…養子として迎えてくださり感謝しかありません…」


商売相手のビルボーにメイサを抱かせたあとも、リーゼロッテはメイサをプリムローズ家に呼び出しては見世物で晒し者にし、オークションの商品として商売相手の相手をさせていた。
その度にリーゼロッテ自身敗北感に苛まれながらも商売のためと自分に言い聞かせつつ…

それにアレクも協力はしたものの、プリムローズ家での暇潰し程度のことで、プリムローズ家をあとにする以上、メイサをリーゼロッテの玩具にし続けるつもりはなかった。


「感謝とは別にリーゼロッテ様にはお伝えしておくことがございます…今日以降メイサ様を玩具にするのは遠慮願います…私が貴女に協力したのは、あくまで暇潰しですから…」

「はぁ?貴方…自分の立場が分かってる?私には貴方やメイサの首根っこを押さえるネタがあるのよ?もし私がレイウス公に…」

アレクの言葉にリーゼロッテは憤慨をあらわにした…それも当然のこと…メイサの恥態の映像と調査したアレクの前歴…それが絶対的なものと思っているからだった。

「やはり…リーゼロッテ様はあの映像などが絶対的なものとお考えなのですね…でも…それは勘違いです。
もしあの映像をレイウス様に見せたとしましょうか…事の真相を問い詰められたメイサ様が素直に認めるでしょうか?あれはリーゼロッテ様に薬を盛られたと言ったら?レイウス様はメイサ様とリーゼロッテ様のどちらの言葉を信じるでしょう?」


リーゼロッテの顔色が変わった…愛妻家と知られるレイウス公…メイサが泣きながら訴えれば、それを信じ、愛する妻を辱めたとしてフローレンス家の総力を挙げてプリムローズ家に復讐するはず…


「お分かり頂けましたか?もう十分に商売も上手くいったでしょう?もうこれ以上メイサ様に関わるのはおやめください…あの女は私のものなので…」

自分ご絶対的に上の立場にいると思っていたリーゼロッテだったが、全てがアレクの掌の上で転がされていたと分かり黙って頷くしかなかった…



““““““““


「レイウス様…ただいまプリムローズ家より戻りました…」


城に戻ったアレクは、真っ先にレイウスの執務室へ向かった。正直なところ、レイウスなどよりサリーナに会いたいところではあったが、礼を欠くのは得策ではない。

「メイサからも聞いてはいたが…見違えたぞ…」


プリムローズ家に向かう前とは、レイウスの態度がかなり違った…愛する娘の願いと渋々許した感があったレイウスではあったが、婿として認めたようだ。
メイサからの偽りの報告とサリーナの幽閉先での献身ぶりの話が功を奏したのだ。



「ありがとうございます…これもレイウス様のお陰でございます…」


「アレクっ!おかえなさいっ!」


勢いよく開いた扉から飛び込んできたのはサリーナだった。
レイウスを始めレオドール、グラベルの前だとも関わらずサリーナはアレクに抱きついた。

「サ、サリーナ様…」


レイウスたちの前でなければ抱きしめ濃厚なキスを交わしたに違いない…久しぶりに嗅ぐ甘いサリーナの香りが鼻をくすぐる…

「プリムローズ家での話はあとで聞かせてもらう…サリーナとは積もる話もあるだろう…ゆっくりと話をしてくるといい…」


飛び込んできた娘に苦笑いを浮かべレイウスは2人を見送った…


“““““““


サリーナの部屋に入るや否や2人はキスを交わした…会えなかった時間を埋めるような濃厚なキスを…


「会いたかった…サリーナ…この時をどれほど待ちわびたか…」



早くレスを返してもらったのに、遅くなってしまい…


一応、結婚までで一区切りをつけようかと思っていますが、どうでしょうか?








260
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2025/10/26 15:51:40    (624w8uzK)


(あぁ…、こんな大勢の前で…、はしたなくも達してしまったわ…。)

ディルドで腰使いを披露し、身を震わせて絶頂してしまったメイサ。
膣から抜かれたディルドにはべったりと愛液が付着していて、常にメイサの前に晒されている。
恥ずかしげにモジモジ身をくねらせながら立ち尽くし、オークション開始の宣言を聞いた。
あれだけ恥を晒し、淫乱な様子を見せつけたメイサだが、恥じらう様は清純無垢を思わせる可憐さ。男たちは身を乗り出して夢中になっていた。

(だ、誰が5ゴールドよ…っ!)

司会を務めるアレクを横目で睨みつける。
メイサは当然娼婦の相場など知らない。
しかし、5ゴールドはいくらなんでも高いことくらいは知っている。それでもなお、庶民の観客たちが値を張る姿は、生々しい獣欲を感じさせられるし、値段をつけられる行為は奴隷や娼婦そのものであり、貴族であるメイサにとっては屈辱的な時間だった。

6、7…10…、

値を更新する大きな声が響くたびに、びくっと身を縮こませ、不安げに客を見つめるメイサ。
誰もが当たり前のように身につけている衣服もなく、全裸のまま晒し者にされ、激しい性欲の餌食になっている。
この場で唯一全裸であり、秘部を隠すこともできず、ただ俯いてやり過ごすしかない。

そうしていると、「200!」という声が響き、会場がどよめいた。
その声の先に恐る恐る視線を向けると、太った嫌悪感のある男性がリーゼロッテの横に座っており、メイサは絶望で立ちくらみさえした。

その後、化粧を直してドレスを再度着せられ、馬車でホテルへと連れて行かれる。
護衛とは名ばかりの監視も付いているので、逃げようにも逃げられない。
窓の外に広がる街中は、活気あふれる商店が多く、リーゼロッテの手腕を感じさせられる。

(リズ…、昔から経営分野得意だったものね…。どうして、こんなことになっちゃったの…。)

長年の付き合いであり、親友だったリーゼロッテとメイサ。しかし、もう今では…。
そう考えているうちに、目的地に着いてしまった。

護衛に連れられるがまま、ホテルの最上階に行き、一室しかない部屋をノックする。
200ゴールドという正気とは思えない金額で競り下ろした人物がメイサを招き入れ、大きな部屋に2人っきりとなった。
護衛は「よく奉仕するように。これはリーゼロッテ様の命令です。」と言い残して消えてしまった。

(は…?今、なんて…。)

貧乏貴族のメイではなく、明らかに公爵夫人であるメイサ・フローレンスを知っている。
心臓の音は跳ね上がり、口から飛び出そうなほど。
顔は青ざめて、視線は泳ぐ。
激しい動揺はビルボーの目にも明らかだった。

秘密…、確かにその通り。
事が露見した場合、ただで済まないのはメイサは勿論、ビルボーも同じ。

「…大人しく従うから…、このことは墓場まで持っていくこと…。よろしくて…?」

メイサもビルボーも命がかかっている中、リーゼロッテだけが主導権を持っている。もはや、メイサには「よく奉仕するように」という親友の命令に従うしかない。

豪奢なドレスを見に纏い、煌びやかなアクセサリーで飾ったまま、その場に膝をつき、ビルボーのズボンに手をかける。

「そういえば、お嬢様のご病気がご快復なさったと伺いましたよ。本当に何よりでございますねえ。」

ベルトに手をかけて外し、チャックに伸ばしていた手が止まる。こんな時に娘の話題を出され、サリーナの笑顔や母親という立場をいやでも思い出させられる。
抗議の一つでも返してやろうかとビルボーを見上げると、イラつくようなニヤついた表情で見下ろしており、まともに取り合うだけ無駄と諦めた。
女を辱めて見下す事が好きな人種なのだ。
メイサは内心軽蔑する一方で、こんな男に奉仕する運命を呪った。

チャックを下ろし、中のイチモツを取り出すと、無洗の蒸れた雄の香りがして、顔を顰めた。

(ぅ…っ、臭いわね…っ。こんなもの舐めさせるんじゃないわよ…。)

「…はむっ、ん…っ、ぁむ…っ、ちゅ…っ、じゅるる…っ」

吐き気を催すような臭いだが、奉仕の経験は豊富であり、すでにガチガチになっている男根を亀頭から咥え込み、まずは舌を這わせて舐め回す。
口を窄めてほお肉で挟み込みながら吸い付き、ゆっくりと根元まで口内に飲み込んでいく。

(…アレクみたいに若くはないし、何度か射精させれば満足でしょう…。さっさと終わらせて、リズと仲直りしないと…。)

ーーーーーーーーーーーーーーーー

「…ちっ。なんなのよ、あの女は…っ!」

ビルボーとの契約は成立し、目論見は万事うまくいった。
メイサを辱めて惨めにも晒し者にし、踏み台にして商談を成立させた。
しかし、どうにもスッキリとしない。

たかだかまぐわうためだけに200ゴールド。
あんな値がつく女など、知っている限りではメイサ以外にいない。自分では到底無理だ。

オークションによって惨めな思いをしたのは、自分の方だった。
メイサを娼婦に堕とすための値段は、メイサの価値を証明するものでもあった。

見せ物小屋のゴミ箱を人知れず蹴り飛ばしたリーゼロッテは、苛立ちを隠せないままにアレクが待つ馬車へと乗り込んだ。

「…ええ、契約はね。バッチリもバッチリよ。」

煙草を詰めたパイプに口をつけ、煙を吐き出しながら不満げに答える。
メイサで200ゴールド。その娘であるサリーナは、メイサの美貌を受け継ぎ、より美しいとされている。
病に伏しており、露出が極端に少なかったのに対し、知名度の高さが何よりの証拠だ。

(きっと、あの女の娘にさえも私は勝てないのね…。何もかも私の上に立って、バカにして…っ。)

イライラが止まらない。
横に座るアレクの顎を持ち、唇を重ねる。
アレクとは寝たがらテクニックは本物。男娼なんかよりも数段上。
苛立ちを解消するには、あの女の男を寝取って鎮めよう。

「ん…っ、ちゅ…っ。ん…、屋敷に戻ったら少し付き合いなさい。褒美をあげるわ…。」

ーーーーーーーーーーーーーーー

一方その頃、フローレンス領にて。

(アレクのやつにメイサ様…、2人がいない絶好の機会だというのに…。)

アレクとメイサがプリムローズ家に行ってからというもの、何度かサリーナを招いて2人っきりで晩餐会を開いているグラベル。

あの日のサリーナの身体を忘れられず、サリーナを酩酊させることを目的としていた。
姫様はあまりにも酒に弱く、簡単に前後不覚になっていた。だから、簡単だと思っていたが…。

「うふふ、それでね…。アレクがその時、私の手を握ってこう仰ってくださったんです…っ!」

頰を赤くし、潤んだ瞳で饒舌に語るサリーナが目の前に座っていた。
ベラベラと…、少なくとも1時間は、サリーナのフィルターがかかったアレクとの惚気話を聞かされ、頭が狂いそうだった。

何度もワインに口をつけ、アルコールは回っているはず。

果実水と間違ったか…と疑ったが、ラベルを見返してもそんなことはないし、明らかに酔った様子の姫君の姿が何よりの証拠。

(おい…、いつになったらあの時みたいに倒れるんだ…!一体なにがどうなってるんだ…。)

あの日はアレクの策略で、薬によるものだとは知らず、サリーナがグラスに口をつけるたびに一喜一憂する王の右手の姿があった。
259
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2025/10/25 23:01:20    (Qp.U0R5O)

「それではオークションを始めましょう…」

メイサが舞台上で激しく気をやったところでアレクからオークション開始の言葉が発しられた。
リーゼロッテからの事前の指示では、立ったままのディルドオナニーに続き放尿まてさせる予定であったが、急遽それは取りやめとなった。

メイサに屈辱を味あわせようとしたリーゼロッテの計画だっが、大勢の客の前で気をやるメイサを見て予定を変えたのだった。
屈辱を感じながらも、それ以上の快感に耽るメイサにとって更なる屈辱的な行為の強要は、ご褒美にしかならないと判断したのだ。


「まずは5ゴールドから始めましょうか…


1ゴールドは、今の貨幣価値にすると大凡10万円弱…一般的な労働者の1週間分の賃金…すなわち5ゴールドとは、ひと月分の賃金を上回る。
だがそれでも会場のあちこちから次々と声が上がった。

「6だ…!6ゴールド!」

「7ゴールド!」

たったの一晩女を買うにはあまりにも高額でもあるにも関わらず、その金額はドンドン吊り上がる…それほどメイサは美しく魅力的であり、その身体とつい今しがた見せた腰使いは男たちを狂わせるには十分だった。

「10…10ゴールドだ!俺は10ゴールド出すぞつ!」


(10ゴールドか…まぁ…メイサほどの地位と美貌の女…普通は幾ら金を積もうと手には入らない女だからな…)


メイサは裸のまま舞台中央に立ったまま俯き唇を噛み締めている…そんなメイサを見ながらアレクがそう考えていた時、これまで静観を続けていたVIP席から声が上がった。


「…50…」


「ご…50…ゴールド…?」

会場中の視線が声の方へと向けられる…顔にバタフライマスクをつけた男が片手を上げていた…身なりからすると貴族と思われた。

これまで盛り上がっていた会場はシンと静まりかえった。



「70だ…」

「80!」


その金額は瞬く間に跳ね上がりついには100ゴールドにまで達した。この争いは果てしなく続くと思われたが、ある男の一言で全てが終わることになる。

「200…!」

そう声を上げたのはビルボーだった。


「200が出ました!もう他にはありませんか?ないようですね?それではアチラの方200ゴールドて落札!おめでとうございます!」


(まぁ…予定通りだな…リーゼロッテが半分を持つ手筈だから実際には100だが…クククッ…リーゼロッテもまさかメイサにこれほどの値がつくとは思ってもいなかったに違いない…商売のためとはいえ、さぞ苦々しく思ってることだろう…)


アレクの思っていた通りリーゼロッテは、ビルボーと握手をしながらも内心穏やかではなかった。
メイサならばある程度の値がつくだろうとは予測していたものの、これほど高値がつくとは思ってもいなかったのだ。
商売のことを考えれば、100ゴールドの出費も痛くはない…ビルボーとの契約さえ上手くいけば100ゴールドの元を取ることも十分可能だ。

だがもし仮にメイサの立場に自分がなったとして、これほどの値がつくとは到底思えない…メイサに屈辱を与えるつもりが、どうしようもない敗北感を感じる羽目になるとは思ってもいなかったのだ。


「リーゼロッテ様…思惑通りに事は済みましたね…契約の方もバッチリなのでしょう?」


メイサをビルボーが取った高級ホテルの一室に送り届けたあと、屋敷に戻る馬車の中で微妙な表情のリーゼロッテにアレクは声をかけた。


(クククッ…どっちがオークションにかけられたか分からねぇ顔して…あんた如きごメイサに勝てるとでも本気て思ってたんじゃないだろうな…バカな女だ…それにしても200か…すげぇな…これがもしサリーナだったら、いったいいくらの値がつくんだ?いつか試してみるか…」


一晩て200ゴールドの値がついたメイサとおそらくそれ以上に値がつくサリーナ…この2人が
自分のものであることに満足気な笑みを浮かべるアレクだった…




“““““““““


「お待ちしてましたよ…さぁこちらへ…」

化粧を直し再びドレスを身につけたメイサをビルボーはニンマリとした顔で出迎えた。
舞台の上で激しく気をやった面影は欠片もなく、圧倒されるほどの美しい風情は、とても同一人物とは思えないほど…

「まさか公爵夫人を一晩好き勝手できるとは思ってもいませんでしたよ…おっと…これは秘密でしたね…世間に知れれば私も貴女も終わりでしたね…」

その言葉にメイサの顔色が変わる…没落した貴族のハズがビルボーが自分の本当の身分を知っていると分かったから…これがリーゼロッテの仕業だと気づくが、今のメイサにはどうしようもなかった。


「あの興奮がまだ冷めやらずにどうしようもありません…時間がもったいないので、とりあえずその美しいドレス姿のまましゃぶって貰いましょうか…」

















258
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2025/10/21 20:06:20    (PdTTx2/i)
 
(は、裸になっちゃった…!こんな、知らない人たちの前で…っ!うぅ、視線をいっぱい感じるわ…っ!)

愛娘に尊敬され、領民から愛され好かれる領主夫人。
しかし、ここではもはやただの娼婦であり、身につけた高価なアクセサリーのほかの衣類を脱ぎ去った今、頬を赤らめて俯くのみ。
胸や股間を手で隠そうとしたが、少しだけ躊躇して両手を下げた。

いじらしく俯き気味で、羞恥に頬を染める姿はあまりに可憐であり、全裸になった時はどよめきが響いたほど。

下品な掛け声などは飛び交うことはあれど、どよめきが走るのは開業以来初めてのこと。
さらに投げ銭がたくさん投げ込まれ、ストリップ嬢がただ全裸になっただけとは思えないほどの関心を集めていた。

メイサの少女のような顔立ちや仕草は神話のように美しく、見るものを魅了し、どこか性とはかけ離れたマリア像のような存在にさえ思えた。

しかし、頬の赤らめは羞恥に悶える乙女のソレだけでなく、露出による興奮も含まれていることをアレクやリーゼロッテは知っている。

前列の者が空気を壊すように掛け声をあげると、びくっと震えて、おずおずと従い始めた。

(うぅ…、逆らえないわ…、リズが見てるから…。)

冷たい床に尻をつき、両脚を大きく広げると、クチッと音を立てて粘膜が広がった。
観客たちは気がついていないが、メイサは経産婦であり、立派な人妻。鮮やかなサーモンピンク…、とまではいかず、少し色素が沈着した、小慣れた割れ目。

しかし、それが観客を驚かせたのではなく、白く泡だったようなドロドロの愛液が分泌され続けていること。

目の前の女は天女ではなく、娼婦。
そう思い直させるためには簡単な光景だった。

(うぅ、恥ずかしい…、けど、誰も本当の私を知らない…。なら、ちょっとだけ、思い切ってもいいわよね…?どうせ、従わなければいけないのだし…)

両手を床につき、お尻を観客に向けて四つん這いに。

立ち上がって中腰になり、割れ目を両手で開いて見せつけ。

しゃがんで割れ目を指で広げながら、片手で胸を持ち上げる。

様々なポーズを指示通りに行い、メイサも嫌がるどころか、むしろ好機と言わんばかりにノリノリで対応している。

どうせ従わないといけないから。

メイサを追い込むはずが、むしろメイサに免罪符を与えていた。

頬を上気させ、涎を垂らしそうなほどの恍惚とした表情を見せるメイサ。
それを見て、小さく舌打ちをしたリーゼロッテはアレクを呼びつける羽目になった。

娼婦として辱めるはずが、それさえも上手くやってこなしてみせている。

リーゼロッテの嫉妬に歪んだ瞳にはそう見えさえしていた。

自身が素直に従うことによって、リーゼロッテの機嫌を損ねたことなど知らず、露出を楽しむメイサ。

割れ目からはとめどなく愛液が垂れ落ち、乳首はツンと尖って硬く上向きに。

暑く感じるほどに照らし続けたスポットライトが消えると、ようやく終わったと安堵した。

(ふぅ…、やっと終わったわね…。ひとまずは乗り切ったかしら…?)

「な、え…っ?ちょっと、どういうこと…、アレク…っ!」

再び点灯するスポットライトに照らされるアレクとメイサ。
小声でアレクに問い詰めるが、聞こえないフリをしたアレクは観客たちに続けた。

(な…っ、この私を庶民の売り物にしようっていうの…っ!?)

オークションには観客全員が参加できる。
観客たちはボルテージが上がるが、メイサは対照的に血の気が引いていく。
幼少期から病気がちだったサリーナとは異なり、女学校を卒業し、社交会にも出ていたメイサは貴族としてのプライドがある。
買われるにしても貴族や大商人など、富裕層を相手するのが当然。

しかし、庶民も参加できるオークションの売り物にされるなど、プライドを酷く傷つけられ、初めて悔しそうに歯を食い縛って表情を歪めた。

「…ふふっ、貴女のそんな顔、初めて見たわ…、メイサ。」

VIP席から見下ろすリーゼロッテは満足げに口元を歪ませ、狼狽えるメイサを肴にして、グラスに口をつけた。

(…?な、なんなの…?何も聞いていないのだけど…、これ以上何をしろって…?)

競り上がってきた謎の棒に戸惑いの視線を送りつつ、不安げに立ち尽くす。
事前に聞いている話とはまるで違っており、どうして良いかわからない。
しかし、続くアレクの言葉に表情を凍らせる。

「は、はあ…っ!?ちょ…っ、ぅ…っ」

メイサは抗議の声をあげそうになるが、「リーゼロッテからの指示」と聞くと、すぐに尻すぼむ。
ストリップのようにポーズを取って身体を見せつけるだけならまだ良い。
しかし、自慰を見せつけるなど度を超えている。

もはや逆らう手立てのないメイサは、ゆっくりと少し前に出て、ディルド付きのスタンドを跨った。

「はあ…っ、はぁ…っ、ぅ、うぅ…っ、ぐぅぅぅ…っ!!」

悔しげに、憎々しげに顔を歪ませながら、ディルドの先端を割れ目に当てがい、徐々に腰を落とす。
悔しげで貴族としてのプライドが垣間見える表情だったが、根本までディルドが入り込むと、その表情は一変した。

「…んっ、んん゛っ、ぁん…❤︎」

緊張で足が震え、自然とディルドに振動が伝わり、バイブレーションのように子宮を責め立てる。
小さく吐息が漏れ、甘くねだるようなメスの声が前列の観客に聞こえる。
「早く腰を振れ!」など口々に観客の怒声が響く中、腰を上下させ始めると、「クチュックチュッ」と水音が響き始める。

「ぁっ、んっ、ぁあんっ❤︎いやっ、みない…でぇっ❤︎」

戸惑いや恥じらい、乙女のような羞恥を感じる可憐な表情に変わったが、その表情とは反する流れるような所作で、前後左右に腰をくねらせながら、ディルドを貪る。
自らの胸を両手で揉み、まるでダンサーのような腰使いは、スポットライトの影を踊らせる。
年を感じさせない幼顔とはまるで反する、妖艶で卓越した奉仕の様に、幾人もの観客たちが勃起させながら、ディルドに自身のモノを重ねた。

「はぁっ、ぁぅっ、イくっ、イく…っ、イっちゃう…っ!!」

露出行為をした果てに、観客たちに見られながらの自慰で、メイサ自身は昂っており、あっという間に達してしまった。
ディルドに跨り、舌を垂らさんばかりに大口を開けて快楽を貪ったメイサは、深い絶頂に沈んでいたが、ぼやけた視界から、ボックス席に座って苦笑するリーゼロッテと目が合い、正気を取り戻す。

「…ハッ!?わ、私…、なんてことを…っ」

慌ててディルドを引き抜くが、デロッと愛液が太く糸を引いて、床に垂れ落ちた。

【すみません、今回は非常にお待たせしました】
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