2025/09/28 21:38:24
(UzYJv96C)
(思っていた以上にメイサを気に入ったようね…これなら契約のほうも上手くまとまりそうね…でも…)
リーゼロッテの隣に座るビルボーは、身を乗り出さんばかりしてステージ上のメイサに垂涎の目を向けていた。
隣にいるだけで劣等感を覚えてしまうほど何もかもそなえているメイサ…ビルボーの反応は予想通りではあり、メイサに屈辱を与え満足のハズだが、リーゼロッテは苛立ちを感じていた。
女を見下し品物程度にしか思わないビルボー…そんな男さえ魅了してしまうメイサに…
足りない…こんなんじゃ…
ステージ上では、下着だけになっていたメイサがブラジャーに手をかけた…観客からは待ってましたとばかりに拍手と歓声が沸き上がる。
豊かでありながら形を保つ張りのある乳房…その頂きには興奮で固くなった乳首がツンと上を向く…曲に合わせ揺れる乳房の様子に観客の興奮は増すばかり…
「早く下も脱げよっ!」そんなヤジとともにステージには次々と投げ銭が投げ込まれる。
全裸になることは当たり前で投げ銭なと投げ込まれることはない…それほどメイサへの期待か大きかった。
全身を赤く染めたメイサも観念したように残されたショーツに手をかけた…家臣、領民全てから尊敬され憧れられた公爵夫人は、その全てを下衆な観客の目に晒したのだ。
だが、その姿は場末の見世物小屋でストリップ嬢に身を落としたとも思えぬ神々しさがあった。
スポットライトの光は、まるで天界からの一筋の光のようであり、その光に照らし出されるメイサは女神のように美しい…信仰心もろくにない観客たちですらその存在を信じたくなるような光景だったのだ。
「何してやがる?早く股を広げておまんこを見せろよ…!」
厳粛な雰囲気をぶち壊したのは、最前列の男たちだった。彼らは、メイサが女神などではなく、見られて感じるただのドMだと気づいていた。
踊りながらショーツの色が変わるほど愛液を溢れさせ女は、ショーツをなくした今、その愛液は太ももに垂れるほど…
観客たちが全裸になったメイサをどう見ているのかなど知らず、只々恥ずかしさに身を固まらせていたメイサには、声の主がアレクか観客の中に仕込んだ「手の者」に思われ、その声に従い床に腰を落とし両脚を広げていく…
「な、なんだありゃあ…ぬ、濡れてるじゃねぇか…」
大きく広かられた脚の間には、涎のように愛液を溢れさす割れ目がパックリと口を開いていた。
その事実は、観客たちを現実へと引き戻した。
「綺麗なマンコじゃねぇか…もっと開いて中も見せろよ…!」
「次は四つん這いになって尻を見せな!」
観客たちの言葉に煽られるように様々なポーズをとるメイサ…恥ずかしさもあるのだろうが、その恍惚とした表情はVIP席のリーゼロッテには苦々しく感じられた…これではメイサを辱めるのではなく悦ばせているようだと…
「アレク…ちょっと…」
リーゼロッテはアレクを呼び寄せると耳元で何かを囁いた。それを聞いたアレクは、呆れたように肩をすくめ「はいはい…仰る通りに…」と言葉を残しVIP席を出ていった。
舞台の上で観客に言われるまま恥ずかしいポーズをとり続けていたメイサだったが、場内に流れる曲が終わると同時にスポットライトも消え、ようやく羞恥に満ちた舞台が終わろうとしていた。
(終わった…)と安堵したのも束の間、すぐに二本のライトがメイサと突然舞台上に姿を見せてアレクを照らし出した。
いったい何か始まるのか、不安そうにアレクを見つめるメイサを無視するようにアレクはマイクを手に話しだす…
「皆さん…貴族夫人のストリップ…楽しんでいただいたようですね…今日、ご来場くださった皆さんは実に幸運です…いつもは別室で行われるオークション…今日はこの場で行なうことになりました。
当然、皆さんにもオークションに参加する権利が与えられます…」
メイサ同様、突然現れた1人の男に疑問を抱いていた観客たちだったが、説明を聞くと怒号のような歓声を上げた。
本来、オークションに参加するには条件がある。
まず貴族であること…あるいは高額の参加費を払えることだ。
その参加費は、大凡一般的市民が払える程度の額ではなく、見世物小屋にストリップを見に来るような輩には到底不可能…
そのオークションに参加できるということ自体前例のないことなのだ。
当然これはリーゼロッテからの指示で行われたことで、一般客も交えてオークションにかけられるという屈辱をメイサに与えるためのものだった。
舞台の中央でアレクの言葉を聞いて肩を震わせるメイサ…貴族や金持ちだけではなく、下賎の輩に物として扱われる屈辱はいかほどのものか…
「すぐにでもオークションを始めたいところですが…その前に出品されるご婦人の価値を更に見て頂こうと思います…」
見世物小屋の主からも説明のなかったことが次々とおこり、何がどうなっているのか全くといって理解できないメイサ…不安げにアレクを見つめるメイサの前に舞台下から一本の棒のようなものがせり上がり50センチほどの高さで止まった。
それは舞台で行われる歌謡ショーの歌い手が使用するスタンドマイク…だがメイサの前にせり上がってきたマイクの先端にはディルドが被せられていたのだ。
「皆さんには、このご婦人の美しい身体の隅々までご覧頂きましたが、腰使いやイき顔もご覧頂こうと思います…」
メイサの表情が凍りついた…身も知らぬ大勢の前で全裸を晒しただけでなく、ディルドを使いオナニーをさせようとすることに…
「これはリーゼロッテ様からの指示です…もし逆らうならこの場で身元を明かすと仰ってましたよ…それはメイサ様もお困りでしょう?ならばやるしかありませんよ…」
アレクは観客には聞こえない小さな声でメイサに向かい囁いた…
お待たせして申し訳ありませんでした。
サリーナさんと違い、一気書き上げる方なのでなかなか時間が取れなくて今になってしまいました。
少々慌てたので文章的におかしなところもあるかと思いますが…
あと正直言うと、このイメの続きを考えながらも次のリズベットのイメの事も考えてしまい遅れたのです。
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