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無知病弱令嬢

投稿者:サリーナ ◆yPwHPtuzPE
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2024/02/25 19:43:48 (usFLROVs)

「ケホ…ッ、ケホッ、ごめんなさいね、貴方をこんな屋敷に縛り付けてしまって…」ベッドに横たわり、枯れそうな吐息で咳き込む少女。絵画から出てきた女神のような現実味のない美しさである一方、不治の病に犯されており、貴族の娘であれど婚約することもできず、長年辺境の屋敷に『療養』として付き人の貴方と幽閉されていた。日に日に弱っていく身体のことは自分がよくわかり、そう長くもないことを悟っていた私は、部屋を出ようとする貴方に声をかける。「あの…、こんなこと、どうかと思うのですが…。その、私はもう暫くの命です。しかし、一つ心残りが…。その、婚姻もできず、女の悦びというものを知らぬことが心苦しいのです。不埒なことを申しているのは分かりますが…、【中文以上、描写好きな方お願いします。男女問わず・相談から。性に無知であるこちらを利用し、嘘の常識(変態プレイ)を教え込んだり、気遣うフリして身体を使うような方お待ちします】
 
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投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2024/03/16 11:56:07    (FWXL94Ph)

「舌を…?んぅぇ…っ」

口内を犯され、全身から力が抜けてぐったりベッドに横たわる。
呼吸に合わせて、乳房が大きく上下に揺れ、酸欠になった身体に酸素を取り込んでいく。
頭に霞がかかったように思考が上手くまとまらず、アレクが言われるがままにチロっと舌を出す。

もっと、もっと、と言われ、徐々に大きく、思いっきり舌を垂らす。

「んんぅぇっ、ぅぇぇっ!?」

舌を出すことははしたないこと。マナーとして教育されてきたサリーナは、初めてここまで人前に舌を晒したが、あろうことかソレをしゃぶられ、瞑っていた目を大きく見開き、アレクと目があった。

「ぁんっ、ぁ…ぅ、うぅ、や…ぁっ、舐めない…で…っ」

(身体…、なんでこんなに口付け…してくるの…?まるで、マーキングされてるような…。)

唇の端から唾液が垂れ、呆けた表情で天井を眺めているサリーナの身体にアレクの唇が這う。
首すじ、耳、肩や腕、唇が触れるたびにビクッと動き、みじろぎしてしまう。

「ん…っ、ちゅっ、ん…っ、んっ、んん…っ、…んんんっ!?んっ!!」

再びキスされるが、今度は黙って目を閉じて受け入れた。
抵抗しようとしたとしても、舌を絡め、唾液が混じると力が抜け、結局受け入れるしかないことを学んだ。

しかし、先ほど身につけたブラジャー越しに触られる感触がすると、再び目を開いて、キスをしながら嫌がった。
ブラジャーごと力強い男の手で揉まれ、乳首が指でこねられる。
その度にもどかしいような、内臓が疼くような感覚に襲われ、身を捩る。

「お胸…や、やめ…っ、ん…っ!はぁっ、は…ぁっ、ぁっ、んん…っ!」

乳首に舌が這うと、生暖かい、ぬるっとした感触が繊細な部分を刺激し、電撃が走ったように背筋がザワつく。
舐められたり、吸われたり、その度に下腹部が熱くなり、蕩けるような感覚に陥るが、これが「感じる」ということを理解していない。

歯を食いしばったとしても、どうしても吐息が漏れてしまい、口元を手で覆って、指を噛んだりして、我慢するが、結局吐息は零れ落ちる。

「夫婦…っ、は…っ、ぁっ、このよう…っ、なっ、ことを…っ?」

脇を舐められ、足を舐められ…。
普段なら「汚いのでおやめください」と、強く拒絶したものの、乳首の愛撫ですでに蕩けきり、荒い呼吸を整え切れぬまま、アレクの『夫婦』という言葉を反芻する。

ふくらはぎから太ももに舌が這い始ると、付け根に近づいてくるにつれ、びくっびくっと、身体が跳ね始める。

目を瞑っているか、天井を見つめているサリーナは未だ下着の仕組みに気がついておらず、クロッチ部分の紐が解かれたことも分かっていない。
両足を大きく広げさせられ、秘部を晒しているなどと思いもしていなかった。
割れ目は愛液によってヌラヌラと光っており、下着をぐっしょりと濡らしていた。

「ぁううっ!ぅっ、ぁっ、な、なんで…ぇっ!?ぇっ、下着…っ!!」

割れ目にアレクがむしゃぶりつくと、下着を身につけているにも関わらず、直に感触がして思わず下を向いてしまう。
そこには真っ黒で下品な下着からピンっと乳首が切れ目から露出しており、ショーツは紐が解かれて、濡れてさらに黒くなったソレがシーツに放り出されている。

「ぅうっ、ひゃ…ぁっ!!んっ、嫌…ぁっ、ぁっ、ん…っ!」

初めて秘部を刺激され、両足指に力が入ってグーになりながら、恥じらいなく大きな声を出してしまう。
割れ目に舌が這うたびに腰が浮き、刺激から逃げるように腰が動いていくが、アレクに捕まれ、逃げ場をなくされた状態でクリトリスが剥かれる。

「ぁっ、ぁっ、あぁんっ!!ぁっ、や、アレ…クぅッ!!やめ、っ、まっ、待ってっ!!」

無防備になったクリトリスを舌で突かれ、唇で吸われ…。
普段なら鈴が鳴るような、清純な声色。しかし、今は余裕なく、嬌声混じりで一際大きな声をあげてアレクを静止した。
『やりすぎたか?』そう思ったアレクは恐る恐る止めたが…

「た、たいっ、体調が…優れず…っ。」

息も絶え絶えに、ベッドに深く沈んだまま口にする。病気が邪魔したか、と内心舌打ちしながら病状の確認をするアレクに、現在の体調を答える。

「力が抜けて、お腹の下が、熱くなってきて…っ、呼吸も、ままならなくて…っ。その、せ、性器を舐められるたびに…、身体が勝手に動いて、声も出ちゃう…のです…。私の意志じゃないのに…。そ、それに、お、お恥ずかしい…のですが、お小水…が、我慢できなくなりそうで…。」

荒い呼吸を整えながら、長い金に輝く髪がシーツの上で乱れ、汗をかいて艶っぽい表情。
身体が勝手に跳ねたり、声が漏れたり、そして、何より何かが迫り上がってくる感覚が怖かった。アレクの目を見つめて答えるサリーナの『病状』だが、当然これが病気ではないことをアレクは察した。


遅くなってしまって申し訳ありません。
年度末で少しお返事が遅くなりがちで…
62
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2024/03/14 02:28:40    (BDLqJGsp)

了解しました。
楽しみにはしていますが、無理をなさらず…
61
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2024/03/14 00:58:20    (/d/VTMSs)
ありがとうございます、じっくり読まさせていただきました。
そして、すみません…。お返事は明日(もしくは明後日の夜かも…)になってしまいます。
少々お待ちくださいませ
60
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2024/03/13 13:17:08    (CM1Df2Ks)

59をタップして全文を表示してください。
何故か改行などがなくなり読みにくいですから…
59
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2024/03/13 01:32:02    (nMaP8aJU)

礼拝堂での誓いの口づけの経験からか、「キス」と聞いてもサリーナには余裕の表情が浮かんでいた。
だがその余裕はアレクが唇を重ねた直後になくなる…目を見開き、胸を両手で押すようしてアレクを押し返そうとする。
サリーナが考えていた「キス」とはまるで違い貪りつくような激しいものだった。
サリーナの抵抗には構わず、アレクは強引に舌を捩じ込みサリーナの口の中を堪能する…上顎、歯の裏、舌…余すところ無く味わい尽くす…


(お姫様は唾まで甘いのか…た、たまらねぇ…)

しばらくの間、もがいていたサリーナだったが、次第に抵抗する力は抜け、押し返そうとしていた手も力なくベッドに落ちた…息を荒げ、虚ろな目で寝室の天井を見上げるサリーナに恍惚の表情が浮かんでいた。

「これが夫婦のキスです…初めは驚かれたようですが…いかがでしたか?頭がボォっとしてくるでしょう?」

サリーナは虚ろな表情のまま小さく頷いた。

「もう少し続けましょう…サリーナ様…舌を出してください…もっと…もっとです…」

言われるままサリーナが舌を思い切り出すと、アレクはそのピンクの舌を頬張るように咥えた…サリーナの舌を吸い上げ、まるで極上の肉にかぶりつくように…

サリーナの口内を十分に堪能したアレクは、唇を首筋へと移していく…首筋から耳へ、そして肩から腕へ…サリーナの身体の隅々まで舐め尽くすように…

黒いブラに包まれた膨らみは大きく上下に揺れ、サリーナが気づいていない切れ目から固く尖りはじめた乳首が見え隠れする…

(クククッ…こんなに乳首を固くしやがって…)

アレクは再びサリーナにキスをしながら、手を2つの膨らみへと伸ばした。
アレクと舌を絡めながらサリーナの身体がビクンと反応を見せる…ブラ越しに柔らかな膨らみを楽しみ、指先で乳首を転がす…

「サリーナ様は…乳首が感じるようですね…もっと気持ちよくしてさしあけますから…」


そうサリーナに告げるとアレクは切れ目から顔を出していた乳首に吸い付いた…円の描くように舌先を使い、舌の腹で舐め上げる…ピンク色の乳首はぷっくりと自らの存在を誇示する。

サリーナは、手で口元を覆うようにして声を我慢していてようたが、乳首を甘咬みされると堪らず声を漏らしはじめた。

「サリーナ様…我慢など必要ありません…私たちは夫婦なんですから…」


アレクの舌はサリーナの胸元から脇…お腹へおり、足を片方すつ持ち上げ足の指一本一本まで舐め尽くした。
女の愛撫にこれほどの時間をかけたことはなかったアレクが夢中になるほどのサリーナの身体だった。

やがてアレクの舌は、ふくらはぎから徐々に太ももへと這い上がっていく…両脚をぎゅと閉じていたサリーナも太ももの内側へアレクが舌を捩じ込むと、スッと力が抜ける。

(さぁ…いよいよだぜ…)

レイウスに報告に出かける前の晩に見ただけのサリーナの陰部…唾でさえ甘いサリーナの愛液をとうとう味わうことができるのだと…

アレクは思い切りサリーナの両脚を広げた…光沢のあった黒い生地は水分を吸って深みのある黒に変わっていた…

(こんなに濡らして…クククッ…)

アレクは下着の仕掛けである紐を解くと生地はパックリと割れ無毛の割れ目が露わになった。
脚を左右に広げられていたことで、ピッチリと閉じていた縦スジもわずかに開きサーモンピンクの肉の色が溢れ出た愛液てキラキラと光っていた。

唾を1度大きく飲み込んだアレクは、涎を垂らしているような割れ目にしゃぶりついた。

「あぅっ!」

サリーナの身体が大きく反り返り悲鳴のような声を上げる…

砂漠を彷徨い水を求めた男が岩の割れ目から滲み出る水を啜るようにアレクはサリーナの縦スジを舌で何度も何度も舐め上げた…後から後から溢れ出る愛液は、甘い蜜のようだった。

(うめぇ~お姫様のまんこ汁…たまらねぇ…)

十二分にサリーナの愛液を味わったアレクは、縦スジの上にも舌を這わせた…皮を指先で剥き真っ赤になった陰核を舌先で突き、下腹で転がす…口元を窄め陰核を吸い上げながら舌を激しく小さく動かす…そのたびにサリーナは声を上げ身体を震わせ続けた…














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投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2024/03/12 23:24:35    (ls0QZEUZ)

「…え?ぁ、いえ、その…っ」

サリーナは下着の仕掛けに気がついておらず、真っ黒で少し透けている下着程度としか認識していないが、それでも下品なものと認識している。

世の女性はこんな下品なものを身につけているのか、ベッドの上に置かれた他の下着類を見ると、到底信じられなかった。
アレクを疑っているわけではないが、心の底の疑念が表情や態度にでしまっていた。

「お父様が仰ったというのであれば、もはや異論はありません…。もとより、アレクを疑っているわけでは…。ただ、このように、その…、おかしな下着を見たことがなくて…。」

アレクに少し冷たく言い放されただけで、慌てて訂正する。
この屋敷で二人っきりで、信頼している相手であるからこそ、語気を強めた言い方は効果覿面だった。
それに父の名前を出されたら、サリーナは疑うことはできない。

そして指示された通り、ベッドの上に仰向けに寝る。
アレクに見下ろされ、じっと目が合い、緊張が高まっていく。

キス、と聞いたが、サリーナは少し余裕を持っていた。

(口付け…。昨日経験しましたね。どのようなことが始まるのかと思いましたが…。)

そのまま目を閉じ、アレクを待つ。
少し遅れて、唇が重なる感触がしたが…

「ん…っ、ん…っ、っ、んっ、ぅ、ちゅっ、ん…っ、んんっ!!」

礼拝堂の口付けは軽く重ねたキスだったが、それとは真反対の貪るようなキスが始まった。
口を捩じ上げられ、涎を溢しながら舌を挿入され、唾液を送り込まれる。

犯されるような感覚が怖くなり、両手でアレクの胸板を押し返すが、アレクは退かず、より舌を捩じ込んでくる。

(何これ…っ、こんなの知らない…、本でも読んだことがない…。獣みたいな、息が苦しくて…、何も考えられない…。頭がボーって、してくる…)

「ん…っ、ちゅっ、ん…っ」

女慣れしているアレクのキスは上手く、最初は怯えたサリーナも次第に抵抗が弱くなっていき、胸板を押し返す両手はぽとっとベッドの上に落ちた。
口内を貪られながら、目はトロンと蕩けていき、アレクの舌を受け入れ始めた。
57
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2024/03/12 09:33:22    (EOAaO7h9)

背を向けていたアレクの耳に衣擦れの音が届き、しばらくするとサリーナの小さな声が聞こえた。

振り返ったアレクの目に黒い下着を身につけたサリーナが全身を赤く染め俯き加減で佇んでいた。

サリーナの白い肌に黒い下着は映え、アレクが思わず唾を飲み込むほど…
おそらくサリーナは並べられた下着の中から一番マシと思われる物を選んだに違いないが、その下着の仕掛けには気づいてはいないようだ。

(クククッ…ちゃんと言われたように毛は剃り落としたようだな…あの紐を解く時が楽しみたぜ…)

スケスケ素材の下着からは、サリーナの白い肌が薄っすらと透けて見え、ピンク色の乳首も縦に走る筋も見て取れる。
何もかもアレクの言葉を信じてのことだろうが、下着を身につけたサリーナの顔には隠しようのない嫌悪感や疑心が浮かんでいた。

「サリーナ様…もしかして、このような下着をつけることが妻の務めという私の言葉を疑ってはおられませんか?こんな下品な物をと…確かに今、サリーナ様が身につけておられる下着は下品です…しかし…この事を私にお教えくださったのはサリーナ様のお父上のレイウス様です…私が…結婚の報告に上がった時、夫としての役目と妻との務めについて お教えくださったのです…もしサリーナ様が暴漢に襲われたとします…サリーナ様はこんな下品な下着を身につけていることを卑劣な暴漢に知られるくらいならと必死で抵抗されるでしょう…あるいは恥を晒すくらいなら自ら命を断つのではないてしょうか…自分は夫たる男だけのものという自覚を持たせせるためだとレイウス様は仰いました…もし私の言葉を信じていただけないのなら…サリーナ様からのお申し出もなかったことにしなくてはなりません…」

少し強い語気のアレクにサリーナは首を横にふり「そ、そんなことはありません…」と慌てた。

愛する父の名を出され、信頼するアレクからは突き放されるように言われたサリーナの慌てぶりはアレクの思惑通り…今後一切の疑問を持たぬようにさせるアレクの目論見にまんまと嵌まるサリーナだった。


「そうですか…では…こちらへ…」

アレクはベッドの自分の横へとサリーナを誘い寝かせると、その脇に肩ひじをついてサリーナを見下ろした。

「まずはキスからはじめましょう…夫婦の契を結ぶ儀式の時とは違う、本当の夫婦のキスをお教えします…」

その言葉に「はい…」と頷いたサリーナは目を閉じた。
アレクはニンマリとしながら唇を重ねる…儀式の時のように軽いものではなくサリーナの唇を貪るように…







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投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2024/03/11 23:21:47    (Bpmq7IhP)

「ありがとうございますっ!…わぁっ、可愛らしいマカロン…っ。明日いただきますね、んふふっ。明日は絶対体調崩してはいけませんね。」

小箱を受け取ると、お礼を言っていそいそと封を開ける。
アレクがレイウスに報告する際の土産は、辺境の屋敷において唯一の娯楽、楽しみであった。
カラフルな菓子を見て、笑顔を綻ばせ、大切に枕元にしまった。

その傍らにある大きな革バッグに視線を向けると、ベッドのシーツの上に布が並べられていく。

「…えっ、ええ…っ!!これ、は…、下着…なのですか…?布切れ…みたいなのもありますが…。」

透明なシースルーと化した下着のほか、布面積がほとんどない下着…、それらは原色に近い派手な色のものばかりであり、言葉を選ばないとすれば、『下品』という感想だった。

しかし、妻となった女性が身につけるもの。と聞かされ、それっぽい言葉を捲し立てられると、世間を知らないサリーナは信じるほかない。信頼していふアレクの言葉だからこそ、頷くしかなかった。

その下着類の横に不思議なものが次々置かれていく。
それらは初めて見るものばかりで、興味津々に手に取って眺める。

「夫婦の間で使用するもの…なのですね…?これは…、何やら虫みたい…。こ、こっちは男性器の…模型…?」

アナルパールやディルド、その方の道具類を見るが、用途がわからず、首を傾げながらシーツに置き直す。
そして、いよいよ妻専用の下着を選ぶ時が来て…

「ぅ…、分かりました…。」

(アレクは外に出ては…、いえ、昨夜のことを考えると今更ですし、夫婦となった以上は恥ずかしがってはいけませんね…。それにしても、これを身につけるなど…。)

手に取ったのはカップレスのブラジャー。ホックを見るまでは、そもそもそれがブラジャーであることもわからず、顔を顰めて嫌悪感を示した。

(正直、下品…と言わざるを得ないけれど…。世の女性はみな、これを身につけてるのよね…?お母様もドレスの下は…。)

母であり、妻であるメイサのドレスの下もこのような下着なのだろうか。母と同じ、と考えると勇気も湧いてきて、まだマシと思えたものを手に取った。

あえて背を向けているアレクの耳にシュル…と絹が擦れる音が届き…。

「あ…の、着替え…ました…。変…ですよね…?や、やっぱり妻なんて、私には合わないのかも…。」

足元には純白に金糸で刺繍が施された上下下着が畳んで置いてあり、真っ黒な下着を身につけたサリーナが顔を真っ赤にして立っていた。
これだけで恥ずかしそうにモジモジと立っているが、サリーナは気がついていないが、ブラジャーには切れ目が入っており、少し位置をずらせば乳首が露出するようになっている。ショーツも簡単にクロッチ部分が紐で簡単に結んであるだけで、実は股割れタイプのショーツ。

それらは薄く透ける布でできており、うっすらとサリーナの白い肌が透けているが、本来あるはずの恥毛は見えなかった。
55
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2024/03/11 08:56:51    (KqSKT4aw)

(フフフッ…お母様のようにか…すっかり信じこんでやがる…)

丸一日馬車を走らせたことで、ゆっくりと湯に浸かり疲れを癒やしたいところだったが、アレクはシャワーのみで汗を流した。
寝室でサリーナが待っているのだから気が急いていた。

シャワーを終えると全裸の上にバスローブだけを羽織り、大きなバックと小さな箱を抱えてサリーナの寝室へと向かった。

「お待たせしました…」

サリーナはシルクのネグリジェ姿でベッドの上に座っていた。
サリーナ自身が言っていたように体調がいいのか、いつもの真っ白な顔にほんのり赤みがさしていた。

今日からこの絶世の美女を好き放題できるだと思うとアレクの顔は自然と緩んだ。

「先ほども話しましたが、街はたいそうな賑わいで…これは最近、街で人気のお菓子だそうで…これは明日のお茶の時間にでも食べてみてください…」

アレクが渡した小さな箱を開け、中を覗き込んだサリーナは「わぁ~!」と声を上げで喜んだ。

サリーナは小さな箱をベッドの枕元の台に置くと、大きなバックへと目を向けた。

「あっ…これてすか?これも皆サリーナ様のために買い揃えてきたものです…」

アレクはバックを開けると、中の物をベッドの上に並べていく…

「サリーナ様から下着をと言われましたが、いいタイミングでした…サリーナ様は「妻」となられたわけですから、これまで身につけておられた下着ではなく、「妻」用の下着を身につけねばなりません…」

嘘を口元にしなこらアレクが並べる下着やネグリジェ…これまでのサリーナのものとはまるで違うもので、スケスケの生地でできた物やカップのないプラ、股割れのショーツなど…次第にサリーナの顔は恥ずかしさから赤く染まりはじめた。

「これらは夫なった男にだけ見せるもの…こんな恥ずかしい物を身につけた姿を他人には見せてはならないという決心を具現化したものです…」


サリーナは、これらの物を自らが身につける姿を想像しているのだろう…真っ赤になりながらも「はい…」と頷いた。

「それと…こちらの物は…サリーナ様が望まれた「女の悦び」をお教えするためのもので…使い方は後々お教えします…」

サリーナが初めて目にする物ばかりで、何に使うのか全く見当がつかない様子…それでも興味深そうにひとつひとつ手にとっていく…

「それでは…まず、これらの中から1つ選んで着替えていただきます…私はベッドの上の物を片付けますのて…その間に…」

アレクは、ベッドに並べた物を片付けながら、ワザとサリーナから目を逸らせた。
サリーナきどんな物を選び、その身につけるのか…楽しみで仕方なかった…



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投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2024/03/10 23:46:28    (/4GClp5R)

「お帰りなさい、アレク。随分早かったですね。身体の方も今日は調子が良く、起きてお待ちしてました。それから、今日はお疲れだと思い、食事を用意しておきましたの。」

にこやかな様子で玄関まで出迎えに行く。
思っていたよりも早い帰宅だったが、既に食事の用意は終わっており、荷物を下ろすアレクを待ち、食卓へと共に向かう。

「アレクには普段から世話になっておりますし、今日くらいは、と思い…。とはいえ、きちんと教育を受けたわけではないので、簡単なものになっていますが…。」

普段の食事とは違い、簡単な料理ばかりで質素なもの。
しかし、サリーナは慣れない料理を一生懸命こなし、時間をかけた逸品。自分で作った甲斐があったのか、サリーナ自身はとても美味しく感じられた。

「お父様はお元気でしたか?…そう、それは良かった…。お会いしたいのですが、まずは病気をなんとかしないと叶いませんね…。街はどうでしたか?何か変わったことなどありましたか?」

食卓をとりながら、アレクに色々と話しかけるサリーナ。
父の様子が気になるのは当然、街の様子にも興味津々。
辺境にある屋敷に幽閉されている身としては、外部のことに興味が尽きず、アレクの話に一喜一憂する。
外への憧れや病気を治したい意思が見え隠れしていた。

「…はい、それではお先に湯をいただきますね。その、お母様みたいに病気も早く治したいですし、色々よろしくお願いします…。」

精液が薬などと嘯かれて信じ切っているサリーナは、先に湯を浴び、自室のベッドでアレクを待った。
シルクのネグリジェに身を包み、アレクの到着を緊張しながら待ち侘びた。
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