2024/12/04 23:38:03
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城に戻ったサリーナだったが、予想されたようにアレクと簡単に会うことができずにいた。
サリーナの体調を考慮し、病で受けられなかった教育は、ひと月後に予定されたサリーナの全快祝いのパーティーのあとということになってはいたが、領主であるレイウスの一人娘が不治とされた病からの奇跡的な回復に貴族を初めとした有力者の祝いと称した訪問が後を絶たないでいた。
サリーナの体調管理を含めスケジュール的なものは侍女のルシアに一任されており、ルシアはレイウスやメイサとの時間を可能な限りとり、面会を求める貴族たちとの調整も行ったが、アレクとの時間を作ることがてきたのは3日に1度程度…その間、アレクとサリーナの連絡役として動いたのは言うまでもない。
アレクはサリーナの病気の回復具合をみながら、いずれ城に戻ることになると考えルシアに手紙を送っていた。
サリーナとの関係も全て打ち明けた上で協力を要請したのだ。
アレクとルシアは、アレクがサリーナの世話係を仰せつかるまて男と女関係にあった。
とはいえルシアはサリーナのようにアレクにハマることはなく、一時の快楽を得るためだけと割り切った関係だった。
歳はまだ20歳前だが、あたまの良さは、使用人として下働きさせておくのは惜しいと思うほど…サリーナのスケジュールを管理する能力からもそれは十分に証明されている。
そんなルシアがアレクに協力したのは、手紙と一緒に送られてきた大量の金貨の力…これはレイウスがサリーナに渡した金貨…サリーナがアレクに預けたものだ。
愛する娘のための金貨が、娘を変態調整する道具を買う金となり、アレクの欲望を叶える協力者の礼金になるなどレイウスか知ったら…
「サリーナ様…明日は午前中の面会は全て断ってあります…ようやくアレク様とお会いになる時間が作れました…」
湯に浸かり大きな息を吐いたサリーナにルシアは声をかけた。
「姫様には…御辛抱ばかりさせてしまい…申し訳なく思っております…」
ルシアがサリーナの体調を考慮しながらレイウスやメイサとの時間を十分にとりつつ、わざわざお祝いに駆けつけてくれた貴族、有力者を捌く様子を間近て見てきたサリーナからは文句など出るはずもない。
「いいえ…ルシアには感謝しています…本当に…」
サリーナの言葉にルシアの表情は一変する…仕事をこなす時のルシアは表情をあまり顔には出さず冷たささえ感じられる…だが時に見せるデレた表情は、甘える猫のよう…
「姫様…お身体が温まったらマッサージをして差し上げますね…アレク様にお会いする前に磨きをかけなくては…うふふっ…」
浴室に用意したエアマットにサリーナを腹ばいに寝かせるとルシアもメイド服を脱ぎ捨て下着姿になる。
「本当に姫様のお肌はお綺麗で…女の私が見てもウットリします…それでははじめますね…」
ルシアはサリーナの背中にオイルを垂らした…人肌に温められたオイルをルシアは両手のひらを使い背中を揉み解すように広げていく…程良い力具合とツボを心得た手つきにサリーナの表情は緩む。
ツボをぐいっと押したかと思えば、爪を立て脇や背筋をなぞる…それはマッサージというより性感帯を探るよう…
(お姫様ったら…感じやすいのね…これもアレクの仕込みかしら…うふふっ…)
さらにルシアはオイルを脚へも垂らし塗り広げる…ふくらはぎを優しく潰し、その手は太ももへと…
「今日は…大勢のお客様とお会いになりお疲れでしょう…脚もこんなに張っておいでで…」
太ももの裏側を揉み解しながら親指を股間へと何気に滑り込ませ敏感な部分に触れるか触れないか微妙な動きを繰り返した。
焦れったいようなルシアの指の動きにサリーナは息を少し荒げ爪先を捩り出す…口角を上げ唇を舌で舐めるルシアはイタズラ猫そのもの…
頃合いを見てルシアはオイルを尻に垂らすと中指を2つの肉の丘が作る谷間に滑り込ませた…指の腹で尻の穴を何度もなぞり上げたあと、指先で穴をほぐした。
キュッと窄められていた尻穴が緩むと指先を曲げ中へと…
もうこれはマッサージではないと分かりつつも、アレクにより開発された尻穴はルシアの指を締めつけ快楽を貪ろうとする…
(アレクったら…お姫様をこんな身体にして…悪いヒトね…)
一本だった指先はいつの間にかにほんとなり、サリーナの尻の穴を弄りだす…だがサリーナがその指に気をやりかけた時、その指は無情にも抜かれてしまう…「絶対にイかせるな!」アレクからの指示をルシアは守ったのだ。
あと少しで…そんな顔をルシアに向けたサリーナだったが、ルシアはそれには気づかぬふりをし、サリーナを仰向けに寝かせた。
また触れてもいない乳首は、勃起した子供のペニスのようになり存在を誇張する。
(なんて厭らしい乳首…こんな綺麗な人が…何かゾクゾクするわ…)
ほんのりと全身をピンク色に染めたサリーナの長乳首は卑猥そのもので、ルシアのSっ気に火をつけた。
「目にオイルが入るといけませんから…目を瞑っていてくださいね…」
ルシアはサリーナに目を瞑らせると満面の笑みを笑みを浮かべ胸に垂らしたオイルを双丘に塗りこんでいく…アレクのような荒々しさはなく、優しく…それいでいて確実にポイントをおさえた動き…
乳房を揉み上げながら指と指で乳首を挟み込み扱く…サリーナはビクビクと身体を震わせた。
(あら?いやだぁ乳首だけでイちゃうの?アレクに叱られちゃうじゃない…)
サリーナの反応が楽しくて仕方ない様子のルシア…アレクに悪いなどとはこれポッチも思っていないのは、その顔をみれば明らか…
(おっぱいだけでこんなんだったら…下を弄ったらどうなるのかしら…うふふっ…)
このあと、小一時間ほどサリーナにとっては、気が狂いそうな時が流れた。
気をやりかけると逸らされ、また追い上げられる…その繰り返し…気をやりたいとオモものの、侍女に対してそのようなことを言えるはずもなく…
「今日は…ゆっくりとお休みください…よい夢が見られますように…それでは…おやすみなさいませ…」
ひとりになったサリーナだが、火照った身のまま眠りにつけるはずもなく、手をショーツの中へと滑り込ませた。
幽閉された屋敷で買い貯めた玩具類は、誰かに見られたら…とサリーナの部屋にはない…それらさえ有れば幾らかは身体の火照りを鎮められたかもしれない…