優しいけれど頼りにならない夫を置いて家を出た美玖。
呼び出されたのは母親だけ…「僕もついていくよ」と言っていたけれど、指示を守らない親だと思われるリスクを懸念し断っていました。
幼稚園の評判に負けない豪勢な応接室に通され、柔らかく深く沈むソファーに腰掛けます。捲れそうになるスカートを抑え、こちらを見つめてくる山本さんに視線を合わせます。
「佐藤です。このようなお時間をいただき、ありがとうございます。」
白のブラウスに膝丈の黒のタイトスカート、肌色のストッキングを履いています。座ったことでやや裾が持ち上がっているのと、深く沈むソファーの材質のせいで押さえていないとスカートの中が見えてしまいそうです。
【3の渋いおじさまが好みです。】
見た目は渋いおじさんだが目つきはいやらしくソファーに座る美玖さんの身体をじっくり見ていた。
「まあ。お茶でもどうぞ。」
と言い女性が置いたお茶をすすめた。お茶を取るにはスカートから手を離さなければならなかった。
「今日お越しいただいたのは息子さんのことでして私が将来有望だと推薦したいのですが佐藤さんが本気で当幼稚園に入園したいのかちゃんと確認しないと納得してもらえないもので。」
と言った。この幼稚園は講師を集めるためにいろんなスポンサーと契約しているために園長の独断では決められなかった。
「佐藤さんが本気で入園させたいとわかれば私はどんな手を使っても息子さんを入園させますよ。」
と言った。
本当はスカートから手を離すのは憚られましたが、すすめられたものを断るのも良くないと思い、少しでも見えないようにと座り方を浅くしてから手を離します。
両手で湯飲みを持ち、ゆっくりと口元へ。一口飲み、テーブルに置きます。
「本当…ですか?
私たちは本気でこちらの幼稚園に入園させたいと思っています。園長さん、何とかお願いできないでしょうか?」
思ってもない話に表情が明るくなります。可愛い息子の将来のことを考え、この1年は必死にお受験のために家族で頑張ってきたのです。本気じゃないはずがありません。
見返りに何を要求されるのか知る由もなく、縋るように山本さんを見つめます。整った顔立ちに大きな目、メイクもばっちりしている隙のない人妻です。
美玖さんの表情と反応にニヤリとすると
「ただし佐藤さんの本気を確かめるためにお母さんである貴女にしていただきたいことがありまして。」
と言って美玖さんの浅く腰かけたスカートの奥を見ようとしながら
「私と身体の関係になっていただきたい。」
ととんでもない条件を言った。
「…は…?園長さん、そんな冗談、面白くないですから…。」
山本さんの言葉に表情が固まります。
聞き間違いか冗談だと思いましたが、山本さんの表情と雰囲気は真剣そのもの。聞き間違いでも冗談でもないのだとわかります。
「そ、そんなの、出来るはずがないでしょう?私には夫も、子どもも…。」
この幼稚園に入園するためにはシングルマザーでは難しく、当然ここにいる園児の母には当然パートナーがいます。そんなこと、園長である山本さんが知らないはずもなく、これまでの面接でも夫とも話しているはずです。
「か…帰ります!そんなこと、できませんから!」
子どものために…そう心が揺らぎますが、それでも山本さんとセックスをするなんて考えらず、ソファーから立ち上がり部屋を出ていこうとします。
【気が強い女性がお好みとのことなので反抗しています。子どもの入園と将来の成功を餌にして、また、他の幼稚園への圧力をかけることで脅してくれますか?】
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