「…は…?園長さん、そんな冗談、面白くないですから…。」
山本さんの言葉に表情が固まります。
聞き間違いか冗談だと思いましたが、山本さんの表情と雰囲気は真剣そのもの。聞き間違いでも冗談でもないのだとわかります。
「そ、そんなの、出来るはずがないでしょう?私には夫も、子どもも…。」
この幼稚園に入園するためにはシングルマザーでは難しく、当然ここにいる園児の母には当然パートナーがいます。そんなこと、園長である山本さんが知らないはずもなく、これまでの面接でも夫とも話しているはずです。
「か…帰ります!そんなこと、できませんから!」
子どものために…そう心が揺らぎますが、それでも山本さんとセックスをするなんて考えらず、ソファーから立ち上がり部屋を出ていこうとします。
【気が強い女性がお好みとのことなので反抗しています。子どもの入園と将来の成功を餌にして、また、他の幼稚園への圧力をかけることで脅してくれますか?】
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