1: 再募集です
投稿者:
真緒
◆PWEXNBgyu2
2026/03/29 22:21:07(iETQhk3y)
比奈はパーキングエリアに着くや否や、やっと解放されたかと言わんばかりに車を飛び出して行く。続いて真緒も車を降りる。
降車の際、運転席から先に降りて何気なく家族の様子を見守る龍太郎と目が合った。運転のお礼のつもりかペコリと会釈をして、早くトイレに行きたい比奈に急かされるままついていった。
用を足し、そのまま流れるように併設されたコンビニに入る。飲み物でも買おうかとそう比奈と話していると、ふと、先程の龍太郎の姿を思い出した。
父が休日に車を出し、妻や娘、その友人を見守る日常の何気ないシーン・・・のはずだが、真緒と母の真奈美には一生をかけても得られないものだ。
真緒の父はお酒にダラシなく、休日に父主導で何処かに連れて行ってもらった記憶はなく、酔うと荒れる父とそれを咎める母はいつも喧嘩ばかりだったのだ。
龍太郎から向けられた優しげな表情や視線に、特別な感情はない・・わかっているが、胸の奥がキュッと締め付けられた気がした。
「比奈、おじさんって甘いの好きだっけ?」
えー?知らなーい、と興味なさげに答える友人に苦笑いしながら、飲み物と一緒に小さな袋に入ったチョコレートを購入した。
先に車に戻ってるねと比奈に声をかけ、車の番をしている龍太郎の下に戻った。こんな小さな贈り物だけど、おじさんは喜んでくれるだろうかと、やや胸を高鳴らせた。
「・・おじさん、私見てますから、おトイレとか大丈夫ですか?」
妻たちと娘が戻らぬ中、真緒が先に戻り声をかけた。
【おはようございます。返信しておきます。朝から拗らせてみました。】
26/03/30 08:46
(tFllAmlO)
【こんにちは、昨晩はありがとうございました。
また、朝早くからのレスありがとうございます、ちゃんと眠れましたか?
出先から戻ってきたので、今からレスします。】
26/03/30 18:19
(C7KyW6hY)
トイレへ向かおうとすると、
あっ、私たちが先に行くからと、比奈と真由子が飛び出していく。
車に気をつけろよと、その背中に声をかけると、佐々木さん母娘がぺこりと申し訳なさそうに頭を下げて、二人の後を追っていった。
父親がいない家庭って想像もつかない。
変に気を使って、言わなくてもいい事を言いそうだし、変に意識して話題を避けるのも難しい。
年頃の娘とは違った意味で接し方が難しいと思うが、娘同士、母親同士はどうなのだろうか?
あまり、気を使っているようには思えないが。
佐々木家について、あれこれ考えていると、真緒ちゃんが一人で戻ってきた。
どうやら、私のトイレの心配をしてくれたらしい。
『ありがとう、先に行こうと思っていたのに、先に行かれてしまって。
何か、冷たい物でも飲むかい?
何がいい?』
その気遣いがうれしくて、真緒になにか飲み物でも買ってあげようと思った。
目力が強い真緒の目を見ながら、年甲斐もなくちょっと、ドキ、ドキした。
黒髪が風に流されるのを指で梳きながら戻す仕草が、妙に大人びて見えた。
【ひとつ、我儘を。
着ている服はどんな感じでしょうか?
女子高生はどんな服を着ているのか、さっぱりわかりません。
好みを言わせてもらえば、太いジーンズにタイトなロンTとか、薄いニットだと嬉しいです。笑
体の線がわかるようなものが好きです。
すみません、オヤジ丸出しで。
では、レスお待ちしています。】
26/03/30 18:40
(C7KyW6hY)
妻の名を、“真由子”にしました。
26/03/30 18:42
(C7KyW6hY)
どの飲み物を買うか、なんて子どもっぽいことで言い合っている比奈と真由子を置いて店を後にする。
「自分のことは自分で。母のことも自分で。」幼い頃から自然と求められ手て応えてきた真緒には、2人のやりとりは不自然で違和感・・でも少し羨ましさもある。
母の真奈美に「先戻ってる。」と声をかけ、気持ちを振り切るように車まで小走りで戻った。
「え・・?あ、でもそんなつもりで戻ってきたわけじゃないので・・。」
思っても見ない誘いに目を丸くし、じっと龍太郎を見つめてしまった。言葉の意味を理解して遠慮しようとする。
しかしそれを打ち消す龍太郎の言葉に、これ以上抵抗するのも空気を崩してしまうかな・・そう判断し、こくりと頷いた。
ちょうどよく戻ってきた母に車の番を託し、2人は自販機前に移動する。
丈の短い白のロンTに太めのジーンズ、キャンプだからと普段に比べてややカジュアルで年相応の格好。今どきの子らしい小柄で薄い体つきが強調された服装だった。
真緒と龍太郎が自販機前で話していると、2人は当然ながら親子にしか見えない。
本当にそうだったら、ちょっと嬉しい。
「じゃあ・・アイスカフェオレがいいです。ありがとうございます。」
真緒の言葉を聞いて一つボタンを押すと、ガコンと音を立てて缶が一つ落ちてくる。屈んで自販機の受け取り口に手をいれて探ると、ロンTから裾がやや上がって背中の白い肌がちらりと見える。
お礼を言って缶を開け、一口飲んでみると・・冷たく心地良い感覚とともに、思ってもみない苦味に襲われた。カフェオレだと思ってボタンを押したが、出てきたのはブラックコーヒー、補充の際の手違いで、カフェオレと入れ変わっているのかもしれない。思わず一瞬だけ顔を顰め、パチパチとまばたきをする。買ってもらったものを飲めないとは言えない。
果たして、龍太郎の買ったブラックは・・?
【こんばんは。私もレス書いておきますね。
服装も龍太郎さんのお好みに合わせました。
また、真由子の名前も承知しました。
前レスでこちらの母の名前を「真奈美」としてしまったのですが、龍太郎さんがややこしければ「奈美」とかでも大丈夫です。私はどちらでも問題ありません。】
26/03/30 20:15
(zrMY2wMF)
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