トイレへ向かおうとすると、
あっ、私たちが先に行くからと、比奈と真由子が飛び出していく。
車に気をつけろよと、その背中に声をかけると、佐々木さん母娘がぺこりと申し訳なさそうに頭を下げて、二人の後を追っていった。
父親がいない家庭って想像もつかない。
変に気を使って、言わなくてもいい事を言いそうだし、変に意識して話題を避けるのも難しい。
年頃の娘とは違った意味で接し方が難しいと思うが、娘同士、母親同士はどうなのだろうか?
あまり、気を使っているようには思えないが。
佐々木家について、あれこれ考えていると、真緒ちゃんが一人で戻ってきた。
どうやら、私のトイレの心配をしてくれたらしい。
『ありがとう、先に行こうと思っていたのに、先に行かれてしまって。
何か、冷たい物でも飲むかい?
何がいい?』
その気遣いがうれしくて、真緒になにか飲み物でも買ってあげようと思った。
目力が強い真緒の目を見ながら、年甲斐もなくちょっと、ドキ、ドキした。
黒髪が風に流されるのを指で梳きながら戻す仕草が、妙に大人びて見えた。
【ひとつ、我儘を。
着ている服はどんな感じでしょうか?
女子高生はどんな服を着ているのか、さっぱりわかりません。
好みを言わせてもらえば、太いジーンズにタイトなロンTとか、薄いニットだと嬉しいです。笑
体の線がわかるようなものが好きです。
すみません、オヤジ丸出しで。
では、レスお待ちしています。】
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