ガガッ……フッ…
パ…ァッ!…
画面の中心に線状の様に長細くなった一本の白が映りだされる…
?
パン…ツ?…
グウッ!…
それはより画面へ迫ってくる様に近づいてき、形を変えながらめり込んでいく…
画面の縁には花弁の様に開くスカートが広がり、大きく開かれた柔らかそうな二本の太ももが無邪気に伸び…桃の様に丸く、見事な谷間をもつ尻へ真っ白がめり込んでいる…
まるで…ふんどしの様に…
…10秒を経過…
まだ、脚を閉じない…
『よしっと!』
ガササッ!!…ガガガガッ!…
綺麗な声が聞こえたかと思うと徐に画面は雑音と共に真っ暗になる!
…あんなに…下着を食い込ませた状態で…あの体勢をしていたのだ。渡会は…
性質故?…だとしてもあの格好は…女の子とは思えないもの…男の子…なのだが。
「ん…そろそろ…」
棚の裏側から小声が聞こえると、渡会は満足げに入口へ向かっていく。
右手を後ろへ回し、スカートの中へ突っ込む渡会。
…パンッ…
?
もぞもぞと動かした後に小さく何かを弾く音がした。
歩きながら逆の手で同じ様にスカートの中へ手を入れていく。
…パンッ!…
どこか異質で、可憐な生徒は颯爽と図書室を後にしていった…
。。。
vv!
「ん?…あ、和哉。」
《お疲れ。もう帰ったのか?何か変わった事はなかったか?》
「ははっw もう~(笑)」
《大丈夫だって(笑)》
《そうか…良かった…》
《ホント和哉はw でもありがとう。心配してくれて嬉しいよ。》
《あ、当たり前だろ!大切な…人なんだから。》
《私も和哉は大切な友達だよ。誰よりもね。》
《友達…か…》
「?」
《どうしたんだよw最近変だぞ?
あ、てかさ。佐伯先生って意外と本とか読むんだな。》
「はぁ…はぁ…。」
一瞬とはいえ、我を忘れる感覚で夢中になっていた自分が思い出される。
(危なかった…。
いくら無防備とはいえ、あんなぎりぎりまで…。
何を考えているんだ…俺は…、バレたら終わり…終わりなのに…。)
「引けなかった…。」
スマホを握る手が震え、少し汗ばんでいる。
ぐっとこぶしを握りながら、自分が自分ではないような感覚に冷や汗が滲む。
と同時に、
「でも…、これが…渡会…。」
目の前のスマホに映る、スカートの中の世界。
何度も揺れる尻肉、食い込む白い下着、その周囲を囲むように揺れるスカート。
自認がどうかは知らない。
しかし、結局傍から見れば女の身体である事実は変わらない。
最も近い距離感にいるであろう、あの幼馴染の男も同じように思っているはずだ。
だからこそ少し気に掛けるのだろう。
そしてそれが事実だからこそ、そう言う無防備だという話が噂伝いに俺の耳に入るんだ。
「はぁ…。」
気づけば胡伯は通路から姿を消していた。
もどかしくも、気づかれず終えていたことにホッとする気持ちもある。
ぐっと盛り上がった股間を握りしめ、傍から見ればそれはもうただの変質者でしかない。
が、久しぶりに訪れたチャンス、非現実、興奮の虜になり始めていた。
自分の存在を胡伯に認識されていたとは露とも知らず。
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