イメプレ
1:無知病弱令嬢
投稿者:
サリーナ
◆yPwHPtuzPE
2024/02/25 19:43:48(usFLROVs)
「サリーナ様…馬車の準備はできました…さぁ街に出かけましょう…」
今日は街で祭りが行われる日…半月前にサリーナと約束を交わした日だ。
「昨夜はよく眠れなかったのではないですか?」
馬車を走らせながらアレクはサリーナに尋ねた。
この半月でのサリーナの変わりようはアレクも驚くほど…破瓜の痛みに涙ぐんでいた時がはるか以前のように思えるほどだ。
アレクの巻いた「祭りの日に街へ…」という餌の効果は絶大で、ザーメンミルク摂取に1番効果的と騙されたとも知らずにセックスへの前向きな姿勢はアレクを喜ばせた。
痛いだけのセックスも元々の敏感体質も相まり尻同様…それ以上の快感を感じられるようになるにはアレクが思っていたよりも早かったのだ。
膣の入口近くを張り出したカリ首で擦り上げられることと奥をペニスでグラインドされることが特に気に入ったようで、野太い喘ぎ声を上げるほどに感じるようになっていて、出かける前日ということで軽く済ませるはずのセックスは濃厚なものとなった。
「実は今日のことが楽しみで…あまり…子供みたいですね…」
少し腫れた瞼を擦りながらサリーナは照れくさそうに笑う…
「そうですか…それほど楽しみに…この半月…サリーナ様の頑張りには私も驚いています…大量のザーメンミルクの摂取したおかげか、体調もすこぶるよろしい様で…今日は思い切りお楽しみくださいね…でも申し訳なく思っていることもございます…サリーナ様にそのような粗末な格好をさせてしまい…もっとお洒落をして頂きたいとも思いますが…万が一にもお父上に知れることになっては…」
レイウスの住居でもある城からは遠く離れた僻地…サリーナの顔を知る者などいないはずだ。
金色の美しく長い髪をひとつに纏めスカーフを被り、服は村の娘たちが着るようなものを身につけさせた…ぱっと見はそこいらの村の娘のようだが、その女神にも例えられた美しさは隠しようがなく、お洒落をして出かけたなら必要以上に目立ち、何処かの貴族か姫君だと噂になるかもしれない…そんな噂はあっという間に広がるもので、遠く離れたレイウスの耳にも入るかもしれないのだ。
詫びるアレクにサリーナは首を横に振り、自らの粗末な格好など全く気にもしていないようだ。
そんなことより街に出かけられることを心底嬉しいというような笑顔を見せる…
馬車をゆっくりと走らせ2時間あまり…郊外の広場に馬車を停め2人は街の中心を目指した。
寝不足であろうサリーナの足取りは軽く、普段はゆっくりの歩調は早くアレクの手を引っ張るほど…
街の中心部へ近づくにつれ、デコボコした道が石畳になり、2人と同じ方向に向かう人の数も徐々に増えはじめた。
遠くからは太鼓や笛の音が風にのり聞こえてくると、サリーナはアレクを急かすように手を引っ張る始末…
どれほど楽しみにしていたのかがアレクにも伝わる。
(ふふふっ…よほど嬉しいようだな…まぁ…まずは思い切り楽しませてやるか…そのあと…)
アレクがサリーナを祭りに誘ったのは積極的にザーメンミルクを摂取させるため…そして…
目を輝かせて前方を見つめ歩を進めるサリーナはアレクの顔に浮かんだ意味深な笑みに気づくことはなかった…
24/08/29 02:01
(SFZn1kys)
「はいっ!準備はバッチリです…っ。うふっ、うふふっ!」
すこぶる上機嫌で大袈裟に頷き、満面の笑顔でアレクを見つめ返した。
あれから半月ほど、毎日のように精液を求め続け、アレクと行為を重ねていった。
膣でもすぐにイけるほどではないが、セックス中に一回はイけるようにもなってきた。
アレクに少しずつ仕込まれ、自ら腰を振ることもあり、テクニックを身につけつつもあった。
それは全て、今日この日のため。
ザーメンミルク…、もとい薬のおかげで、体調が良くなっており、ここ暫くのサリーナは健康体に近い状態だった。
アレクが用意した庶民衣装に身を包み、スカーフで髪を纏めた格好で馬車に乗り込み、プラプラ足を前後させている。
「ザーメンミルクは本当に凄いですっ!これだけの効能があるなら、生命の素になるというのも全然不思議ではありませんね。…そんな、粗末だなんて…。厚い生地で丈夫、実用的なお着物ですし、色味も控えめで落ち着いていて、とても可愛らしくて気に入りました…っ。へ、変じゃないでしょうか…?」
二時間ほどの馬車の移動も、サリーナが話しかけ続け、長い旅路も心なしか早く着いたような気がした。
「わあっ、わあ…っ!アレクっ、お囃子の音がここまで聞こえてきますっ!まだ遠くなのですよね?街全体が祭りに包まれているのですねっ」
ぐいぐいアレクの手を引き、足早にはしゃぐサリーナに慌ててアレクが日傘を差す。
「…あっ、見てくださいアレクっ。お花屋さんにあるあの花は、本来この季節には咲かないものなのです。つまり、温度や湿度などを完璧に管理した、店主様の努力の賜物ということですね。」
「うふふっ、見て見てっ、アレクっ!鴨が列になって歩いていますっ。鴨さん達もお祭りに行くのでしょうか?」
「…失礼。貴方はお父、ぁ、いえ、レイウス公についてどのようにお考えでしょうか?…はいっ、そうですよねっ!レイウス様はとても聡明で民想い。世界一の名君ですっ!…あわわっ、アレク…?まだお話が…っ」
祭りに早く行きたい気持ちもありつつも、初めて訪れた街で興味を引くものがたくさんあり、都度足を止めてしまう。
常にキョロキョロ楽しそうなものを探し、ついにはアレクが目を離した隙に父について聞き取りを行い始め、正体がバレてはまずいと、アレクに手を引かれて引き離されてしまった。
「…はい、はい…。うぅ、ごめんなさい…。お父様が民にどう思われているのか、直接聞いて見たかったのです…。…それにしても、先ほどからすごく視線を感じるのです。服の着方は私も勉強しましたが、間違ってはいないはずなのに…。似合っていないのでしょうか…?」
街民と同じような衣装だとしても、整った顔立ちや気品ある立ち振る舞い。顔がいい女が歩いているというだけで、どうしたって視線は集めてしまうほか、衆目の中での行動に慣れていないサリーナは無邪気に跳ね周り、たわわな胸元が揺れているのもまた、異性の視線を集める原因にもなっていた。
24/09/01 11:55
(gLC6SGLI)
(すごいはしゃぎようだな…まぁ…仕方ないか…)
祭りのメイン会場てもある港近くの広場までは まだまだ距離がある…それでも風にのり時折聞こえてくる太鼓や笛の音に道行く人々もどこか浮ついた雰囲気だった。
幼い頃から病弱でベットに伏せってばかりだったサリーナにとって街に出かけるだけでも気持ちが高ぶるのだろう…ましてや街全体が祭りの雰囲気に包まれた今、サリーナの気持ちはアレクの想像以上…
お囃子が聞こえる方向へアレクの手をグイグイ引っ張るサリーナだったが、目に留まるモノひとつひとつに興味を示し、そのたびにたちどまるほど…
「そうですね…もしかしたら輸入さらた花かもしれませんね…この街には外国から色々なものが入ってきますからね…」
(まるで子供だな…とても精液を飲んだり野太い声で尻でイったりするとは思えんな…)
はしゃぎすぎる感のあるサリーナの相手をしながらアレクは苦笑いを浮かべた。
(それにしても…サリーナにあの格好をさせて正解だったな…)
サリーナ自身は気づいてはいないようだが、道行く人々からの視線をアレクは感じていた。
粗末な格好でありながら綺麗な顔立ちは隠しようがなく、ひとつに纏めた金色の髪も体調の良さから艶々と以前よりも輝きをましていて、揺れるボニーの尻尾は本物の金細工のようだった。
加えて病気から食も細く痩せていた身体にも肉がつき、より女らしい身体つきになっていて、服越しにもたわわな胸の膨らみはその存在を誇張する…くびれた腰は、これも肉づいた尻の丸みをより強調する…当然のことながら男の好奇な目を集めてしまう…
男たちは、想像の中でサリーナの裸体を思い浮かべ、同時に隣でサリーナの手を取るアレクに妬んでいるに違いない…
この男はこの女の…と…
アレクにとって男たちからの妬みと羨望に満ちた視線は優越感を刺激するものだった。
(この女のは俺のものだ…俺のチンポを咥えるし尻の穴でも…見せてやりたいぜ…)
アレクもまたサリーナとは違う意味で祭りで浮つく街の雰囲気を楽しんでいた…
「サ、サリーナ様…お話はそのくらいで…さぁ…広場の方へ行きましょう…」
アレクが慌ててサリーナの手を引っ張ったのも無理はない…色々なモノに興味を示していたサリーナが、レイウスのことについて街の人間に聞き始めたのだ。
娘として愛する父親が民にどう思われているかを知りたかっただけのようだが、万が一にもサリーナの素性が知れることになれば、これまでのことが全て泡と消えるどころか、レイウスの耳にでも入れば命すら危うくなる…
「サリーナ様…お気持ちは分かりますが…レイウス様のことはちょっと…もっと気をつけいただかないと…」
アレクの忠言に「ごめんなさい…」と謝るサリーナだったが、気持ちはどこか上の空で、すぐに目についたものに興味を示す始末…
(まぁ…こんな辺境の街だし…さほどの心配は無用だとは思うが…)
仕方ない…といった顔でサリーナの手を引き広場へと歩を進めた…
24/09/01 19:05
(bZnOGfA8)
連レスになります。
路地を抜け広がった空間に出た瞬間、あれほどはしゃいでいてサリーナが呆然と立ち尽くした。
サリーナが目にしたものは、彼女の人生で初めての光景なのだろう…
広い広場を囲むように露店が並び、広場の中央付近では大道芸人が芸を披露している…大勢の人が露店で買い食いをし、大道芸人の芸に拍手を送っていた。
「は、早くっ!早く行きましょうっ!」
しばし呆然としていたサリーナだったが、アレクの手を引っ張り広場へと…
「はははっ…そんなに慌てなくても…」
サリーナには、そんなアレクの言葉すら耳に入っていないようだった。
祭りの日に街に行く…それはサリーナへの餌のはず…事実、餌を目の前にぶら下げてからサリーナはザーメンミルクの摂取に励むようになり、得られる快感も相まりアレクか呆れるほど積極的にもなった。
全てアレクの思惑通りではあったが、サリーナの喜びようは、そんなアレクすら(連れて来てよかった)とつい思ってしまう…
「サリーナ様…昼食の店を予約してはありますが…もしサリーナ様かお望みなら…あちこちの露店で買い食いなどはどうでしょう?イカを焼いている店やクレープやミニカステラの店もありますし…フルーツを飴やチョコで包んで売ってもいますから…」
24/09/02 05:16
(9JQPGSIa)
「先程は本当にすみません…、アレクは怒っていますか…?」
叱られた子供のようにアレクを見上げて呟く。
「怒っていませんよ、ただ心配になってしまっただけです」と答えるアレクに、再び笑顔になって、もう一度謝罪の言葉を口にした。
手を引かれながら歩き続け、ようやく祭りの会場へと足を踏み入れた。
「すごいっ、すごいですっ!賑やかで、楽しげで、みんな幸せそうです…っ!」
大きな広場全体が会場となっており、お囃子の音に負けないほどの歓声や笑い声が響き渡っている。
額に汗をかきながらもハンカチで拭い、アレクの袖をぐいぐい引き、今にも駆け出しそうな勢いで歩を進めた。
「か、買い食いしたいです…っ!!本で読んだことがあるんです…っ。お祭りに行って食べる屋台の御食事はとても美味しく、筆舌に尽くし難いと…。」
少し大げさかもしれないが、街に対して幻想を抱きつつあるサリーナからすれば仕方のないこと。
日傘を差すアレクの手を引き、興味を惹く屋台を探すが、正直どれもこれも気になるものばかり。
「わあっ、雲みたいな…。ええっ!?あれが飴なのですか…っ!…これは、丸いボールみたいですね…。中にタコが入っているのですか?…た、食べてみたいです…っ!」
サリーナが虚弱であるからこそ、手を引いているアレクだが、周りから見れば仲良く手を繋いでいるだけ。
かたや異彩を放つ美女であり、親しげにしていることさえ、嫉妬を生むほど。
たこ焼きの屋台の前で、油っこいジューシーな匂いに釣られて立ち止まる。普段はこのようなジャンクフードは口にしないが、慣れない環境を、普段よりも歩いて運動したこともあり、空腹が激しかった。
「ごめんください。こちら、一つくださいませ。…アレク、こちらで払ってください。お父様からいただいたお小遣いですっ」
小脇から取り出したのは、例の過保護なレイウス公からの駄賃が入った布袋。封を緩めて確認すると、中にはぎっしり金貨が詰まっており、総額払えば屋台三つはこの場で買えるほどだった。
金貨一枚を払い、大量のお釣りをもらいながら、アツアツのたこ焼きを受け取るサリーナ。
「いただきます…っ。…ぁっ、熱っ、ぁっ、熱い…っ、んっ、んぐっ、ふぅ…っ、美味しいですっ!店主様は達人ですねっ!」
熱がりながらも一口食べ終え、満面の笑みで店主に話しかける。美人に褒められたせいか、露骨に機嫌を良くしながら照れる店主だったが、
「アレクもどうぞ、食べてください。傘をお持ちですから、私が…。少し屈めて、口を開けてください…。熱いですからね、ふぅーっ、ふぅーっ…!…はい、あーんっ。」
目の前の見せつけるような光景に、舌打ちする店主だった。
24/09/04 20:59
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