今までず~っと可愛がっていた部下のミサが、なかなか自分になびかないので、どうにかしたいな、と考えていた。 先日小さなミスを取り上げで、叱り飛ばすと、珍しく反発したのでカチンと来てしまい、更に叱り飛ばし、一週間以上会社で徹底的に無視をした。 朝夕の挨拶もしないし目も合わさない。 向こうも気まずいらしく挨拶もろくにしない。 同僚や上司も心配する程殺伐としたオーラを出して、徹底的にあからさまな無視を続けながら、他の社員とは普段以上に明るく振る舞う。 二週間を過ぎた頃、気まずそうに近付いて来て、仕事の報告に来た。 かなりよく出来ていたが、事務的な返事だけで、ニコリともしてやらない。 ミサが日に日に落ち込んで行くのがわかる。 更に一週間が過ぎた頃、流石に自分としても仕事場の雰囲気も悪くなり過ぎるのはまずいと思っていた矢先、たまたま、二人だけで残業になったので 「ミサ、まだ、臍を曲げてるのか、いつまで続ける気だ?」 と声をかけると、暫く黙っていたが 「ウッ、ウッ」と俯いて泣きだしたから 「分かった。俺も言い過ぎた。」 と慰めると、いきなり 「嫌われた、と思いました。すみませんでした。」と大声で泣きながら謝って来たので 「嫌いはせんよ。大事な仲間だからな。生意気だったから、お灸をすえるつもりが、な、こっちも言い過ぎだった。」 と慰め、 「今日で仲直りするか?一杯おごろう」 と誘った。 そう言えば、それまで二人で飲みに行った事はなかったので、予期せぬタイミングで、飲みに誘うのに成功した。 飲み始めると、ミサは徐々に喋りだし 「ミスをした上、逆らって、叱り飛ばされ無視されたから、クビになるかと思っていた」 「仕事場では一番信頼してたし、尊敬していた」 「ずっと前から憧れの人だっいた」 「嫌われたと思って、淋しかった」 「今日、久しぶりに声をかけられて嬉しかった」 「許して貰い、嬉しくて泣いてしまった」 「初めて飲みに誘って貰って嬉しい」 「本当に淋しかったんです」 「憧れてたんです。」 と、半泣きでしゃべり続けるが、どうも内容が「告白」っぽい。 しかも美女の泣き顔には、こっちも弱いし、前から、可愛いとずっと思っていたから悪い気はしない。 「お前とは、ずっと仕事振りを見ていたから、一番俺の気持ちを理解してくれる最高の相棒だ、と思ってる」 と、持ち上げてやると嬉しそうにしている。 夕方まで反発していただけに、関係が修復出来そうなのでホッとした。 しかも、半分告白されているから、明日からの仕事が楽しみになる 店を出て、「明日からは、元どうりにしよう。普通でいいから、朝の挨拶ぐらいはしてくれよ」 と言うと、ミサは「元どうりですか?」「普通に?」と聞き返してきたので 「そう、元どうり。前と同じでいいよ」 「また、二人で飲みに行こう。」「いや、みんなと一緒の方がいいか?」 と、やや鼻のしたを伸ばした気分でやんわりとデートOKか反応をみる。 すると、急に抱き着いて来た。 「好きです。もう淋しいのは嫌です。普通も嫌です」 と、はっきりと告白されてしまい、予想以上のとんとん拍子に好都合な運びになった。 勿論、若手独身社員のほぼ全員が狙っている美女の誘いを断る理由はどこにもないので、そのままホテルに連れて行って、その日から、立派なセフレになっている。