ちょっと酔っぱらっちゃって、その飲み会の場所からは実家の方が近かったんで帰った。 今は公務員の母が一人暮らしをしているのだが、いちおうメールをしてから帰った。 玄関にスニーカーがあったから変だとは思いながらリビングに行くと、母と男の子がケーキを食べながらお茶をしていた… もう九時は過ぎていた。 「ちょっと職場の同僚の子を預かったの」 少しはにかみながらもちゃんと挨拶はしてくれた。 私はかなり酔っていたから陽気に挨拶した。 今小学六年生らしい。 「さすがに急に家を開けるのに一人じゃ心配でしょ?」 まあ、留守番くらいはできそうだけど、母が預かるよりは遥かに心配だろう。 今日が初対面でもないようだ。 「あなた、ずいぶん今日は早く切り上げたのね」 確かに本来ならこれからの二次会三次会も出てるだろう。 だけど、最近の激務で疲労もMAXまで来ていて酔いが回るのが早かった。 残ってもどうせ記憶に残らないのがわかったので今日は切り上げたのだ。 「来るならおみやげくらい買ってきなさい」 「先に言ってよ。それに今ケーキ食べてるじゃない」 「だってメールだったし」 しばらく酔いざましに会話に混ぜてもらい寝ることにした。 「あなた、今日はお風呂はやめときなさい」 「うん、明日起きたら入る。起こさなくていいから」 「いちおう日曜日は休むのね…ナツくん、お風呂入っちゃいなさい」 彼は素直に従った。 「お母さんと週末過ごすんじゃかわいそうに…」 「あら、あれでもわりと慕ってくれてるのよ。今も寝る前に少し怪談話しようって盛り上がってたの。ほらロウソクも」 「おとなしそうだからクラスの女子にはモテなそうだけど、けっこうかわいい顔してる。あのくらいの頃はやんちゃな方が目立ってモテるから」 私は彼が出るのを待たずに部屋に退散した。 服を脱ぎ散らかして下着のままでベッドに入った。 そういえば、母は男の子も一人欲しがってたっけ… そんなことを考えてたらいつの間にか眠りについた。 飲んだ晩はトイレが近くて駄目。 行かないと寝つけなくなるから気力を振り絞って行った。 幸い実家は二階にもあり、部屋の近くだからまだマシだ。 私の部屋の斜め前が母の部屋だ。 さらに廊下の奥を曲がった使われてない和室に彼は寝るらしい。 一番奥まった部屋だし、窓を開けると目の前に崖の斜面があり、なんか昔から苦手な部屋だった。 雨の日などはことさら薄暗く、昼間でもあまり寄り付かなかったほどだ。 その時にちょっと足がその部屋に向いたのは、怪談話をしたあとによく眠れるなという好奇心からだと思う。 角から顔を覗かせると、障子越しに豆電球にして寝てるのがわかった。 (アッ…アッ…アアン…) 障子の隙間から何やら怪しげな女の声が漏れてくるのに気づいた。 今はスマホでエッチな動画だって観れなくはないだろう。 12歳なら充分ありかと思ったが、どうもスマホから出てる音のような気がしない。 部屋にいる人間の声が漏れてるように聞こえるのだ。 予感はあった。 だから腰を屈めてすり足で近づいた。 近づくごとに音量が大きくなる。 障子の引戸をわずかに開けた。 女の喘ぐ声がクリアになる。 その主はやはり母だった。 部屋の奥に敷いた布団の上で座って向き合うような態勢で繋がっているようだ。 もちろん二人は何も着ていない。 ポジション的に横向きだからまずいなあと思った。こちらを見ないとも限らない。 障子をギリギリまで戻した。 「好きよナツくん、好きよ…アアアア…」 母は私の事も好き?とかしきりに聞いている。 ナツくんも母の呼び掛けに応えていた。 「アアン嬉しい…もっと言って!愛してるって言って!」 二人は激しく一緒に体を揺らし、言葉の愛を交わす合間にキスをしていた。 なんか普通に大人とセックスをこなしてて凄いかもと思った。 こんなテンションでもナツくんはいかずに母はを悦ばせている。 昼間っから相当してたか? それなら、娘が帰ってきたら危ない橋は渡らなそうだけど。 要はちょっとでもチャンスがあればしないではいられない… 二人はそれくらい蜜月なのだと考えると腑に落ちる。 しかし、まだ見た目は少年だ。 母がいわゆるショタ好きとは予想外だった。 いや、実際目の当たりにするとけっこう好きそうに見えなくもない。 逆に少年だからこんな風に乱れることができるのかも。 しかし、この関係はちょっとエロすぎだろう。 私はバレる前に退散した。 未練はあるが諦めはついた。 だって二人はセックスを撮影していたからだ。 あらためて母の留守の日に漁りに来るつもりになっていた。 こんなの撮るくらいだから、今までのだってあるはずだ。 この関係性は萌えますよ。