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共有される女

投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
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2026/04/05 21:46:54 (q1e1YjXi)
通りが見渡せるカフェの窓際の席

カップルらしき男女が語らい合っている。
「〇〇ちゃん今日は遅くまで引っ張りまわしてごめんね。疲れちゃった?
遅くなっちゃうからそろそろ帰ろうか。親御さんも心配するだろうし…」
テーブルの上に置いてあった伝票を掴んで立ち上がる海斗は、そのままレジに向かい会計を済ませ、〇〇に振り返り、
「じゃあ行こう。」
帰り道の途中暗がりもあったが、海斗は〇〇の手さえも握ろうとはしなかった。
「〇〇ちゃん、今度の土曜日で付き合いだして半年だよね。土曜日はお互い少し早起きして□□ランドに行こうよ。」

〇〇と別れて帰る途上海斗のスマホが着信を示す。
それは会社の上司から土曜日出勤を厳命する電話であった。

「土曜日出勤かぁ…折角の休みだってのに面倒くさいなぁ……」
上司のあまりの剣幕に「わかりました。」と答えてしまった海斗。
しばらくして、〇〇との記念日デートの約束を思い出す。

「しまった……土曜日は〇〇ちゃんとデートの約束したんだった…
今更上司に断りの電話入れられないし、〇〇ちゃんすごく楽しみにしてたみたいだったし…どうしよう…」


その日の夜宙斗のマンション

海斗「宙お願いだから、土曜日俺の身代わりでデート行ってくれよ。
俺その日急遽出勤になっちゃって。〇〇ちゃん凄く楽しみにしてて……
頼むからさ…中止とか言って〇〇ちゃんを悲しませたくないんだ。」
宙斗「悲しませたくないって、お前…
〇〇ちゃんって、この前写真見せてくれた可愛い娘(こ)だろ。
海お前、自分の彼女が兄弟とはいえ他の男とデートしてても平気なのか?」
海斗「平気…ってわけじゃないけど……悲しませるよりはましだろ。」
宙斗「分かったよ、行ってやる。でも何があっても後で文句言うなよ(笑)」
海斗「分かった。助かったぁ…恩に着るよ宙。何があってもって何もないだろうし(笑)」
宙斗「で、どこに連れてく予定とかは話してあるのか?」
海斗「少し早起きして□□ランドに行こうって…細かい話は電話でって」
宙斗「□□ランドねぇ…成程。約束はお前と電話でするんだよな。
逐一こっちに連絡してくれるってことか。
お前が彼女の事なんて呼んでるのか、彼女との仲はどれくらいまで進んでるのか、色々と教えてくれ。」
海斗「なんでそんなこと必要なんだよ。」
宙斗「お前馬鹿か…知ってないと話し合わなくなるだろうが。
最悪俺が替え玉で来たって事、彼女にばれるぞ。そしたら、振られるなお前(笑)」
海斗「そ…そうか、そうだよな……振られるのは嫌だし、分かった話すよ。」

--------------------------------------------------

海斗の彼女を宙斗が寝取り、最終的に双子兄弟共有の女にされる(する)イメです。
以前ここで遊んだ〇〇さん、お待ちしてます。

宙斗・海斗:35歳の双子の兄弟。
      身長体重は共に176cm・75kg。
宙斗:S・寝取り癖有・観察深く気遣いができる(マメ)
海斗:M・自覚なしだが寝取られ癖有・鈍感で自己中

二人を外見で見分けるのは困難。
見分ける方法は性格的なものが一番だが、異性との付き合いが浅い〇〇にはまだ無理なこと

宙斗と海斗のマンションは向かい合っており、それぞれ最上階の角部屋。
それぞれの部屋から、それぞれの部屋が見える位置関係に建っていた。

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52
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/04/27 16:08:14    (QVxRZQ2.)
−−−喫茶店−−−
宙斗担当「窓の外見てるぞ、誰かと待ち合わせか?(小声)」
海斗担当「こちらには全く気づいてないようだな(小声)」
宙斗担当「ん?手を振って…、依頼者の娘じゃないか!(小声)」
海斗担当「依頼者の娘は知らないんだよな?(小声)」
宙斗担当「娘を〝ちゃん〟呼びするほどの溺愛っぷりだぞ、娘は知らないだろうよ、知られて嫌われたらとか思うもんなんだよ。(小声)」
海斗担当「入ってきたぞ、会話を聞くのに集中しよう。(小声)」

店員さんに待ち合わせと伝え、宙斗の席へ。
「お待たせしてしまってすみません。」

一礼、謝罪を口にしてから向かいの席に座り、レモンティーを頼む。
(どうしよう、伝えなきゃ…、はずかしいけど……。)
 
深呼吸をしてから胸へ手をやり落ち着こうとしているの莉奈。
少しの間が空いてから。
「あの…、ランドの……(凄く小さな声、宙斗には聞こえる。)
キスの件なんですがあれ取り消しにしてもらいたいです。」

海斗担当「何を離してるんだ?」
宙斗担当「ランドの…?」

「あの日、…私、宙斗さんのこと、海斗さんだと思ってましたし…。
宙斗さん、…その、……私のこと好きと言ってくださいました。
私も…、まだどちらの感情かわかりませんが好感を持ってます。」
どちらの感情、助けてもらった感謝の感情と海斗とまさみを目撃したあの日、諭して自宅まで送ってくれた誠実な対応に好感を持った感情、どちらか莉奈自身も解っていない。

宙斗担当「宙斗と聞こえたぞ。(小声)」
海斗担当「だな、岡田宙斗に間違いないな。(小声)」

「それで…、どちらの感情なのか自分でも解りませんが宙斗さんさえ宜しければ何ですが……たまにお会いしたり連絡したりしたいと思っています。」
お待たせしました、ここで店員さんがレモンティーを提供してくれ莉奈の言葉が止まってしまった。

−−−海斗、莉奈会社前−−−
久しぶりの休み、代休に会社前で待ち伏せをしているが定時を等に過ぎた時間、疎らに社員が退社していくが莉奈の姿は見えない。

それもそのはず海斗は定時を一時間も過ぎてから莉奈の会社前に立ち始めたのだから。

−−−莉奈自宅−−−
帰宅後、スマホを確認すると莉奈からアプリで家族連絡用に宙斗と喫茶店で会っていると入っている。
莉奈母「あら、莉奈ちゃん、宙斗さんと会っているのね、やだ、同じ喫茶店じゃない。
危うくニアミスするところだったわ、時間は短めと……。
宙斗さん、帰り送ってきてくれるのかしら?晩ごはんまでに戻るわよね。
4人分作っておきましょう…。」

−−−莉奈父、会食中−−−
莉奈父「失礼。」
胸の内ポケットからスマホを出すと内容を確認すると渋い顔。

取引先部長「永瀬取締役、何か不都合でもございましたか?」
莉奈父「否、プライベートの内容だ、気にしないで…、君、確か上のお嬢さんが最近婚約をしたそうだがどんな感じなんだい?」
取引先部長「どんな感じかですか?…どんないい青年でも腹が立ちますね。苦笑」
莉奈父「やはりそんなもんなんだな…、だがうちの場合は家内の方が難敵、攻略難しいんだがな。」
取引先部長「永瀬取締役のお嬢さまも?」
莉奈父「否、婚約などまだまだ先の話だろうが相手方が真剣で将来の話をされて…、済まない、プライベートの話をし過ぎたようだ。」
取引先部長「いえいえ、永瀬取締役も人の親なんだなっと微笑ましくとは失礼でございますね。」
莉奈父「否、構わん、相手が誠実に接してくれてる分、どこに怒りを…。(そうか!海斗を怒鳴ってやればいいんだな、あんな男と付き合いを止めてくれてよかったよ。
……キスしたと言っていたな、あれは宙斗くんとか、しかし海斗だと思ってした莉奈の気持ちを考えると…。)」
取引先部長「また難しいお顔されてますよ。笑」

−−−喫茶店−−−
「そ、宙斗さん、お料理お得意なんですか?私、今、勉強中なんです。」
53
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/04/27 23:00:40    (cbMJyXz9)
ーーーーー喫茶店ーーーーー

莉奈の言葉を受け
「あの後俺も反省してたんだ、ランドの事。
代理で行ってたのに、あんなことしてしまって…
あれじゃのこと莉奈ちゃん騙してたも同然だよね。本当にごめんなさい。」
言い終えると、額がテーブルに付くほどに頭を下げる宙斗。
暫くそうしてから、徐に顔を上げて言葉を続ける。
「でも信じて欲しい。あそこ(rifugio segreto)で言った気持ちに嘘偽りはないし、今もその気持ちは続いて…いやもっと強くなってるかな…
ランドでの行動も衝動的だったとはいえ、その気持ちがあっての上だって事を。」
言い終えると莉奈の目を真正面から覗き込む宙斗。
それはまるで言ってることを信じてとでも訴えてるよう。

宙斗担当「こっちが宙斗で間違いなさそうだな。(小声)」
海斗担当「ああ、そうだな。お前は調査対象がすぐ現れたからいいよ。でも、俺の方はまだ、皆目情報なしだぜ…何か海斗の情報話してくれねえかな(小声)」
宙斗担当「ああそうだな(小声)」
宙斗担当の調査員はそう答えながらも、宙斗・莉奈に不審がられないように宙斗の観察を始める。
宙斗担当「(今日の服装は割合さっぱりとしてるな、夕方でこれってことは服装には気を使ってると、靴も綺麗に磨いてるし。髪は耳に少しかかる位に揃えて…)」

「料理??得意って程じゃないし、昨日話したように始めたきっかけがあれだから、あまり褒められたものじゃないけど…
たまに海斗の奴が、家に飯集りに来るからってのもあるけど、
レシピ本やサイト見て作ったり、外食の時に美味しかったら作り方聞いたりして、
何とかバリエーション増やそうって努力してる(笑)
そうだ良ければ今度一緒に勉強しない?
俺の家だと拙いだろうから、莉奈ちゃんの家とかで。
莉奈ちゃんのお母さんが台所貸してくれればだけどね。」

海斗担当「おいいま、海斗がたまに家に来るって言わなかったか?(小声)」
宙斗担当「言ったな…宙斗をはってれば海斗に行きつくかもな(小声)」

ーーーーー海斗、莉奈会社前ーーーーー

莉奈会社前で数時間待ち伏せしている海斗。
「莉奈ちゃん出てこないなぁ……俺がこんなに待ってるってのに…」
井ノ原朝香が退社してきて、その姿を見つける。
井ノ原朝香「ちょっとあなた、岡田海斗さんよね?」
海斗「そうだけど、あんたは?」
井ノ原朝香「あんたの同僚、井ノ原の妻よ。もしかして莉奈ちゃんと連絡がつかなくて会社前で待ち伏せしてんの?」
海斗「うるせえよ、あんたに関係ないだろ。」
井ノ原朝香「関係大ありよ、井ノ原から言われて莉奈ちゃんを推薦したの私だもん。
あんた、莉奈ちゃんとのランドデートの時身代わり立てたんですって?呆れちゃう。
普通は約束駄目になったら、謝って予定立て直すでしょうに…」

海斗「うるせえって言ってるだろうが。この女(あま)が…」
井ノ原朝香「そう、わかったわ、出てくることのない元カノのこと、いつまでもここで待ってなさいな。(完全に自己中。人の話は聞かないし、駄目だわこいつ。莉奈ちゃんに本当に悪いことしたなぁ、旦那経由の話とはいえ、こんなの紹介しちゃって)」
海斗「こら、元カノとか出てくることが無いってどういう意味だ、教えろ。」
井ノ原朝香「それが人にものを聞くときの態度なの?(莉奈ちゃんよくこんなのと付き合ってたなぁ…明日謝らなきゃ。)じゃあね。」
海斗「おいこら待て。待てって言ってるだろうが。」
言いながらも見張りのため、その場を離れることができない海斗。


ーーーーー喫茶店ーーーーー

「暗くなっちゃったね、夜道危ないから送って行くよ。帰り道の途中、ちょっと暗いところもあったし。」
そう言うと伝票を持って立ち上がる宙斗。
54
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/04/28 07:23:48    (6eNV6DVq)
−−−喫茶店、宙斗と莉奈と時々、調査員2名(笑)−−−
「いいんです、とは流石に言えませんが…、宙斗さんが誠実に私に接してくれてることも知ってますし、お礼で自宅と言うかなりハードルが高いのに来てくださいました。
(海斗さんは何か理由を付けては何度も断れれてたのよね、あっ、いけない!
顔はそっくりでも中身が全然違うんだもんね。)
お母……、母の許可ですか?大丈夫だと思いますよ、近隣の方に教室開いてるんです。
あっ、大した教室ではなく作ってランチ会と言う交流の場です。
ただ家だと母からの指摘が入ると思いますが大丈夫ですか?」

宙斗担当「何かしら頭を下げなければならない状況があったと言うことか。(小声)」
海斗担当「だがこうして会っているということは母親が心配するのは当たり前だな。(小声)」

「判り次第、連絡しますね。そうだ!大きな声で言えないの…。」
テーブルの前で手招きをしてテーブル中央に顔を寄せ小声で話し始める。

「宙斗さん、取引先との宣伝攻略ってもしかして…チョコレート菓子ではありませんか?
仮の名前でゆずチョコとなってませんか?」
宙斗の返事を聞いてから。

「やっぱりそうなんですね、その商品パッケージ、私のデザインが初めて採用されて金曜日に製菓会社のプレゼンがあるんです。」

宙斗担当「何話してるんだ?(小声)」
海斗担当「チョコとは聞こえたがそれ以上は何も聞こえないな。(小声)」

宙斗の遅くなっちゃったね。の言葉を合図に。
「そろそろ帰らなきゃです……。」

恋愛経験ゼロと言っていい莉奈は気づかないが調査員2名が見てもかなり宙斗に惹かれている。
宙斗担当「ありゃ、親が心配するわけだ。(小声)」
海斗担当「あの顔されて帰せる男居るか?(小声)」

レジへと行き会計、宙斗が出し店外に出ると。
「お支払いしますから……。」

道すがらやはり車道側を歩いてくれる宙斗。
その様子を後ろから尾行する調査員2名…。
宙斗担当「まぁ、普通は車道側、男性だよな。」

ご近所さんか時折、莉奈が会釈を…、そして自宅前。
海斗担当「依頼者の娘さんの後に宙斗も会釈をしてるぞ。」

インターフォンを押しいつもの様に鍵を開けようとすると莉奈母が出てきた。
莉奈母「莉奈ちゃん、お帰りなさい、宙斗さん、送っていただいてありがとうございます。
夕飯まだでしたら食べていきませんか?お一人暮らしと聞いてますし帰ってから作るより食べていかれたほうが〝楽〟だと思いますよ。」

宙斗担当「自宅に入るのか?」
海斗担当「海斗の所在を知るまでここで宙斗待ちだな。」

一度の食事、それも莉奈父も居た。
緊張もしていただろうし男親の居ない時の態度を見てみたいと莉奈母は思っていた。
莉奈母「今日、主人、会食で会食後はクラブにでも行くと思うから顔は合わせないはずよ♪」
「お母さん!そんなこと言って〜。(…お父さんよりお母さんのほうが厳しいのに…(チラッと宙斗を見る。)」

−−−井ノ原家−−−
先に帰宅した朝香が食事を作り待っていると約一時間半ほど後に井ノ原が帰宅。
朝香「お帰りなさい、アナタ、海斗とか言うヤツなんなのよ!」
子ども「ヤチュ、なんにゃのよ!」
井ノ原「どうした?どうした?」子どもを抱き上げながら。

朝香「(莉奈会社)会社前で待ち伏せしてたのよ、それで少し文句を言ったら何て言ったと思う?」
井ノ原「悪態ついたの?ごめんね。」
朝香「悪態だけならまだしも私に向かって〝この女〟言ったのよ!失礼な人、そんな人を莉奈ちゃんに紹介したの?」
井ノ原「俺だってあそこまで酷いと思わなかったし、っか朝香に〝女〟言ったの?悪かったね。」
朝香「アナタに謝られても〜。」
井ノ原「ごめん、ごめん、今度、朝香と莉奈ちゃんにお詫びするからさ〜。」
朝香「本当に〜、なら許してあげる。」
子ども「ならゆるちてあげゆ。」

その後、夕食を摂りながら子どもも莉奈に会いたい、夫婦は莉奈への謝罪場所を話している。

−−−莉奈会社前、海斗と警備員−−−
海斗「出てこないなー、俺が来る前に帰った?」
警備員「そこの貴方、弊社に何か御用ですか?」
海斗「あっ、イヤ……、人を待っていまして…。」
警備員「苦情が入ってましす、会社前で長時間居座っている人物が居るとね。
お宅もしかしてストーカーか何か?なら警察に連絡しますよ、待っているのなら約束取り付けてますよね?」
海斗「あの、その…、サ、サプライズ的な、そうサプライズです。」
警備員「サプライズねぇー、でも社員の殆どは退社してますよ、お帰りください。」
海斗「解りましたよ、解りました!(莉奈ちゃんの最寄り駅まで行くか、自宅は知らんが駅なら通るだろうし…。)」
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投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/04/29 12:15:23    (ne0Mynrp)
ーーーーー喫茶店ーーーーー

「大丈夫?良かった。ランチ会開くほど、お母さん料理得意なんだ?
昨日の料理もお母さんと莉奈ちゃんで?そう、すごく美味しかった。
じゃあ今度機会作って一緒に料理勉強しよう。
指摘?大歓迎、逆にできれば駄目出しくらいして欲しいかも。(笑)」

ーーーーー永瀬家へ向かう帰路ーーーーー

「小声:そうか、莉奈ちゃんもあの会社(製菓会社)とねぇ。
それもそこの新製品に、二人で関わるとは…なんか勝手に運命感じちゃう(笑)
更に小声:オランジェットから発想を得て、柚子ででしょ…
柚子果汁も使ってるって言ってたっけ……
パッケージ、食品業界ずぶの素人の目から見てだけど凄く良かったと思う。
あの新製品がヒットするかかどうかは、宣伝にも若干の比重はあるから、
莉奈ちゃんが考えたパッケージが多くの人の目に映るように、宣伝頑張らないと(笑)」

ーーーーー永瀬家ーーーーー

「こんばんは。またお嬢様をお借りしてしまって…申し訳ありません。
そんな、二日連続でご馳走になるわけには…
それに、ご主人様がいないところに、勝手にお邪魔してしまっては…」
莉奈母「あら、そんなこと気にしないでくださいな(笑)どうぞお上がり下さいな。
今お食事用意しますから、莉奈ちゃん、着替えたら手伝ってね。」
「すいません。ではお言葉に甘えさせていただいて。失礼します。」
玄関を入るときに通りに目をやると、物陰に隠れる調査員2名の姿。
「ここから小一時間あそこにいるのか……仕事とはいえ可哀そうに…」

宙斗担当「あーあ、入って行っちまったよ。出てくるまでここで待機か。
悪いそこのコンビニでパンかおにぎりと飲み物買ってきてくれるか?
小一時間は出てこないだろ。」
海斗担当「OK、わかった。きちんと見張っててくれよ。あいつ逃がすと海斗にたどり着くのまた遅くなっちまうからな。」
宙斗担当「任せとけって、もし動きがあったら連絡入れるから心配するな。」

莉奈母に言われるまま、ダイニングテーブルの席に着く宙斗。
今夜もテキパキと莉奈と莉奈母が料理を運んでくれる。
「うわぁ、今夜は水炊きに筑前煮ですか、美味しそうです。」
ポン酢入りの呑水も宙斗の前に置かれる。
莉奈母「ポン酢に着けてお召し上がりください。宙斗さん、ポン酢はお嫌いですか?」
「いや、どちらかと言えば好きな方な部類でして…
この筑前煮も美味しいです。今度煮物に挑戦したいんですが、なんか敷居が高そうで。」

ーーーーー海斗ーーーーー

莉奈にも会えず、警備員には顔も覚えられてしまい、何の収穫もないまま、
莉奈の会社前を後にする海斗。
「くそっ、これで会社前で張り込むのも難しくなっちまった。
それもこれも、莉奈ちゃんが電話にでてくれないせいだ…
なんで出てくれないんだよ、莉奈ちゃん。
しょうがない、莉奈ちゃんの最寄り駅に向かうとするか。」

「ここで待ってれば捕まえられるだろ。」
改札を見渡せる場所の壁に凭れる海斗。
「何回も電話してるのに出やしない。明日からまた地方工場で缶詰だってのに…」

ーーーーー永瀬家ーーーーー

宙斗が永瀬家の玄関に入って、一時間いや二時間程経過しただろうか
宙斗担当「長いな…交代で休むか。」
と宙斗担当が海斗担当に声をかけた時、永瀬家の玄関扉が中から開かれる。
「すいません、またすっかりご馳走になってしまって…」
宙との声が聞こえたかと思うと、姿を現す宙斗

宙斗担当「おっ、やっと出てきたか」
海斗担当「あぁ、長かったな。」


56
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/04/29 22:07:36    (2Co/wwcv)
−−−帰路途中−−−
運命感じちゃう。の言葉にドキッとしてしまう莉奈。
「まだ決まった訳ではありませんしでも…もしかしてパッケージ決まったらそれを持って仕事でもお会いしたりするんですかね?」

−−−莉奈自宅−−−
「ただいま帰りました、宙斗さん、少しお待ちください。」
莉奈母に促され部屋着に着替え髪の毛を一纏めにしエプロンを着け手をよく洗うと盛り付けの手伝いを。

「柚子好きなんです、柑橘系が好きで…、ポン酢、母の手作りなんですよ。」
莉奈母「暇な専業主婦だから色々出来るのよ、主人のお陰よ。
煮物?今、莉奈ちゃんも勉強中だけど宙斗さんも一緒に習います?いつでも大歓迎よ。」
テーブルに並べられた料理は料理上手、教室まで開いていると言うほどあってどれも美味しくて…。

テーブルに置いてある莉奈のスマホが鳴る、液晶を見、眉をひそめる莉奈。
莉奈母「莉奈ちゃん、どうしたの?…また海斗さんなのね。一度はっきりお断りするしかないのかしらね。」
「宙斗さんの弟さんのこと悪くいうようで申し訳ないんですが…。
あの場面を見て…何度も着信やメッセージが有って怖いですし嫌悪感しかないんです。
比べてしまって申し訳ないんですが宙斗さんは海斗さんと違って歩幅を合わせてくれたり、必ず車道側を歩いて下さいますし、それから何よりも直ぐに怒らない、大きな声を出さないので…。
安心します。」
莉奈母「まぁまぁ、親の前で好きなところを並べてどうするつもり?」
「お母さん!まだ…どんな感情なのか自分でも解らないんだから……。(宙斗さん、気分害されてないかなぁ?)」
莉奈母(莉奈ちゃん、今度はちゃんと恋してるみたいね。
海斗さんとのことは紹介で徐々に好きになればと…、でも良かったわ。
キスの相手が海斗さんでなくて。)

宙斗のお暇します。声に莉奈と莉奈母が玄関先、…莉奈は門の前まで宙斗を送り出す。
「あの…また連絡しても…いいですか?」

−−−莉奈自宅最寄り駅、海斗−−−
海斗(クソ!クソ!クソ!莉奈ちゃん、全然電話に出ないしメッセージも返って来ない…。
マジ、早いとこ処女だけ奪っておけば言いなりになってただろうに失敗した!
えっ?宙斗がどうしてここに?)
海斗「おい!宙、どうしてこの駅に?まさか莉奈ちゃんと?」

−−−莉奈自宅−−−
莉奈母と片付けをしながら莉奈母に言われる。
莉奈母「莉奈ちゃん、宙斗さんのこと好き?」
「助けてくれた感謝の気持なのか、異性として好感が持ててる気持ちの両方あって…、海斗さんときちんとお別れしてないかな余計にあまり考えないようにしてる…。」
莉奈母「……宙斗さんに立ち会ってもらってきちんとわかればなしをしたらどうかな?」
「それは常識から外れてないかなぁ?」
莉奈母「でも宙斗さん、莉奈ちゃんのこと好きって言ってくれたんでしょ?
それに入れ替わりが有ったから海斗さんの浮気が判明したし目撃者でもある宙斗さんに居てもらっても可笑しくないと思うわよ。」

−−−莉奈の部屋−−−
お風呂を済ませベッドに横になり宙斗に向けてのメッセージを…。
[お帰りになられましたか?頼み事があるんです、メッセージでもいいのですがうまく説明出来るか不安なので明日か明後日の就業後、帰宅してからでいいので電話出来ませんか?]
「お母さんが言うように宙斗さんに立ち会ってもらえれば言いたいこと言える気がする。」
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投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/04/30 00:46:36    (SR0JMSRK)
ーーーーー永瀬家(少し巻き戻し)ーーーーー

食事中
「えっ、ご一緒させていただいていいんですか?それは嬉しいなぁ。(これで、この家に来る口実はできたし、仲はまあ徐々に…急いでもいいことは無いしな。)」
莉奈がスマホを見て顔をしかめて、海斗からだと言ってから言葉を繋げる。
「我が弟が本当にごめんなさい。駅であんなとこ見ちゃったんだもの、嫌悪感しかないよね。今度会った時、もう連絡しないように言っておくから。」

ーーーーー永瀬家玄関前ーーーーー

「何かあったらいつでも連絡していいからね、あっ勿論何もなくてもね(笑)。
じゃあ、ごちそうさまでした、おやすみなさい。」
そう挨拶をしてから駅に向かい歩きだす宙斗。
調査員二人は、宙斗が通り過ぎるときに身体を隠す。
「(バレバレなんだけど、まぁいいか。
でもいつまでも、二人に尾行されるのもなぁ…
早いとこ出て来いよ海斗、お前に一人やるからさ。)」
宙斗担当「尾行始めるぞ。駅に向かうのかな?」
海斗担当「あぁ、こっち方向ってことはその可能性が…」
駅の建物が見え、改札に向かう階段を昇っていく宙斗と宙斗を尾行する調査員二人。

ーーーーー駅改札ーーーーー

急に声をかけられてその方向を向く宙斗。
「おぉ、海斗か久しぶり。」
海斗「久しぶりじゃねえよ宙、まさか莉奈ちゃんと会ってたんじゃあるまいな。」

海斗担当「おいおい、まじか。あれ岡田海斗だろ。こんな偶然…」
宙斗担当「あぁ、写真の時も思ったが、実物はもっとそっくりだな。同じ服装でもされた日にゃ、見分けるのは至難だろうな…」

「(さて、どう答えるか?どう答えればより残酷に、
こいつから莉奈を寝取ることができるか…)
あぁ…こんなとこで立ち話もなんだから、サカモトでも行こうや。」
海斗「サカモト?なんで?」
「どうせお前のことだ、莉奈ちゃんの会社前で張り込んでて、
いつまで経っても来ないから今度は地元駅ってことで来たんだろ。
どうせ飯も食ってないだろうし、
大将にあの時の埋め合わせもしなきゃならんし。」
騒ぐ海斗を無視して改札に入っていく宙斗。
一瞬どうしようか考えながらも、話を聞きたい誘惑に負けて宙斗に続く海斗。
それに少し遅れて続く調査員二人。
ずんずん歩く海斗は、ホームに付くころには宙斗を追い越している。
「(そうか、こういうとこなんだな。女性から見れば気になるところは。
俺を追い越すんだから、莉奈じゃ置いてかれるだろう。)」

ーーーーー電車内⇒居酒屋サカモトへの道中ーーーーー

海斗「何あったんだよ宙。」
電車に乗ってから何度目か分からない言葉を吐き出す海斗。
「サカモトに着いてからだって言ってるだろうが。
何度言えば分かるんだお前は。そういうとこだぞ。」
そうこうしているうちに、電車は宙斗・海斗の地元駅に。
海斗は一足先に降りて
海斗「サカモトで待ってるからな。」
と言って先にずんずん歩いていく。
海斗担当調査員はどうしようかと考えながらも、宙斗を追い抜くリスクを考えてかそのまま後をついてくる。
調査員二人を引き連れる感じでサカモトに向かう宙斗。
宙斗が入店してからしばらくして入店してくる調査員二人。

ーーーーー居酒屋サカモトーーーーー

坂本「宙ちゃん、いらっしゃい。海ちゃんいつもの席ね(笑)」
「大将どうも。この前の埋め合わせに来た。後煮物の作り方教わりに(笑)」
宙斗が海斗の前に座ると早速さっきの問いを繰り返してくる海斗
その時宙斗のスマホにメッセージの着信
「まあ、待てって。海お前そう言うとこもだぞ。」
言いながらメッセージを読み、変身を書き始める。
【電話OKだよ。駅で偶然海斗を見かけて、今サカモトって居酒屋にいる。
お節介かもしれないけど、前もって俺からうっすらと話しておこうか?】
海斗「誰とメールしてるんだ?メールなんかしてないで、何あったか早く答えろ宙。」
「そういうところだってさっきから言ってるだろうが。」
海斗「そういうところってどういうところだよ?」

58
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/04/30 14:24:09    (MtE84Ism)
−−−莉奈の部屋−−−
肌の手入れをしていると宙斗からの返信。
「この時間の偶然は同じ駅に住んでるんだよね?
…お願いしようかなぁ、私が海斗さんに嫌悪感しかないことやんわりどんな風に伝えていいか解らないし…、お兄さんの宙斗さんなら
海斗さんの性格も熟知してるだろうし…、好きって言ってくれて私も好意があるし…、後々のこと考えると早く話さないといけないよね。」
【海斗さんと一緒なんですね。お節介だなんてそんなことありません、心配してくださってるんですよね。
明日か明後日に電話したいとメッセージ入れたのは海斗さんとの話し合いに立ち会っていただけないかと思ったんです。
海斗さんのお兄さん、そして私のことを好きと言ってくれている宙斗さんに常識外れのことを頼んでしまっていることは重々承知してますが
夕食の席でも話しましたが凄くメッセージや電話があるのできっとはっきり言わないと解らないんだと思いますが海斗さん、すぐ大きな声出すし態度も悪くなるので二人で会うのを躊躇って
藍ちゃんにと思ったんですが女性ですし万が一危害を加えられたらと思うと頼めなかったんです。
週末、宙斗さんと海斗さんにご予定などないのでしたら話し合いの場を持っていただけたらと思います。
海斗さんが大きな声を出す可能性が高いので防音設備のある場所がいいのですがベストな場所ありませんかね?】

宙斗からのメッセージに返信した後、眠りにつく。
翌朝、宙斗からのメッセージとやはりたくさんの着信とメッセージが。

−−−サカモト−−−
坂本「宙ちゃん、海ちゃん、生ビールでいいかな?
宙ちゃん、煮物っても家の店は材料ごと別に煮てるんだよな、家庭では中々難しいと思うよ。
海ちゃん、あの日、彼女連れてきた日、ありゃないよ。断りもなく出て宙ちゃんに頼んでさー。
(宙ちゃん、見た目爽やかだけど多分寝取りグセあるよな…。
彼女、可愛かったしオッパイも大き過ぎず小さ過ぎずいい塩梅だったよな。
尻もこう、プリンッてしててバックからするのも楽しそうだもんな。)」
海斗「俺はビールであとは唐揚げとポテトフライ、ケチャップとマヨネーズもね。
宙は何頼む?勿論割り勘だからな!
大将、あの日は急に会社から呼び出しが来ちゃってさ、だから仕方なしに彼女を悲しませたくなかったから…。」

海斗がみなまで言い終わる前、引き戸が開けられふたりの男性が…、長野と森田が来店した。
森田「岡…。」
長野「森田くん、待て(小声)顔そっくりで区別付くか?」
森田「(小声)いえ、いきなり声掛けちゃ駄目ですね。」
長野「(小声)多分、坂本さんの右側が宙斗くんだよ。」
森田「(小声)長野さん、見分けつくんですか?」
長野「(小声)なぁに、多分だよ、多分。」

坂本「いらっしゃいませ…って長野さんと?」
長野「うちのバーでバーテンをしてくれてる森田くんですよ。」
森田「うちのオーナーがお世話になったようで。」
坂本「(小声)長野さん、森田くんも同好の士ってこと?」
森田「はい!まだ先輩方には遠く及びませんが精進していきます。」
長野「坂本さん、どこに座ったらいいかな?」
59
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/04/30 20:44:45    (SR0JMSRK)
ーーーーー居酒屋サカモトーーーーー

「俺はそうだなぁ…飯食ってるからビールと鰤大根頂戴。
そうかぁ、材料ごと別々にか……手間も時間もかかるんだ……」
坂本「何宙ちゃん、今度は煮物覚えようっての(笑)
一人暮らしで煮物って、いろんな意味でハードル高いよ。
煮物食いたくなったら家(サカモト)に来なよ。その方が売り上げにもなるし(笑)」
「勿論美味しいのが食べたくなったら来るさ。でも覚えといて損は…」
坂本に対して宙斗が言い終わらない内に
海斗「宙、くっちゃべってないで、早く教えろ(若干怒鳴り声)」
「大将、悪いまた今度(坂本に対して小声)。分かったよ、そう怒鳴るな、そういうとこだって何度も言ってるだろうが。」
運ばれてきたビールでのどを潤し、海斗に向き直る宙斗。
「海、単刀直入に言う。莉奈ちゃんお前からの電話やメール、メッセージを迷惑がってるぞ。何度も何度も怖いし気持ち悪いんだとさ。」
海斗「そんな……嘘だ…宙、お前莉奈ちゃんに何か吹き込んだのか?」
「吹き込むも何も、お前の先日の行動がすべての原因だろうが。」

宙斗担当「(小声)なんか凄い展開だな」
海斗担当「(小声)あぁ…海斗はどう反応する?こういう場合大体大声で反論するか、飛び出していくかどっちかなんだよな。冷静に反論できるなんてごく少数だ。」
海斗担当はそう言いながら、いつでも対応できるように代金をテーブルの上に置く。
海斗担当「(小声)海斗が飛び出したら、俺は後を追うから。会計置いとくぞ。」
宙斗担当「(小声)いや二人で出よう。俺一人残ったら不審がられるからな。俺会計しとくから先に出てろよ。」
海斗担当「(小声)分かった任せたからな。」
海斗担当が出て行くと、その後わざとゆっくりと支度をしてたちあがる、宙斗担当。
宙斗担当「ごちそうさまです。会計お願いします。」
坂本「ありがとうございます…お早いお帰りですね、料理お気に召しませんでしたか?」
宙斗担当「いや美味しかったですよ。でも連れが急用で来てしまったみたいで、一人で呑んでてもつまらないんで今日は帰ります。」
お釣りを渡しながら
坂本「そうですか、又のお越しをお待ちしてます。ありがとうございました。」

一方宙斗と海斗
宙斗がお前の先日の行動がすべての原因だろうがと言ってから、ぶつぶつと同じ言葉をつぶやいている海斗
海斗「嘘だ…嘘だ…嘘だ…………」
少しの間鰤大根に箸を伸ばし、ビールを呑んでいた宙斗。徐に、
「で…莉奈ちゃんが正式にお前に話があるんだとさ。海、お前が何しでかすか分からないからって、話し合いの立ち合い頼まれた。」
ストラップを首にかけたまま、莉奈からのメールを表示させて海斗に見せる宙斗。
「でその日程調整なんだが、お前いつ都合が……」
宙斗がみなまで言い終える前に
海斗「嘘だぁ……」
一言大声で叫ぶと、店を飛び出していく海斗。

海斗が飛び出していくと
「あーあ、行っちったよ(笑)あ、あいつ金置いてってねえ……」
鰤大根の残りに箸を伸ばす宙斗。
坂本「か、海ちゃん……ちょっと宙ちゃんこのままでいいの?」
「このままでいいの?って言われても、もっと傷ついてるのは莉奈ちゃんだし、いい年した男なんだから自分のしでかしたこと反省して……ってなんで、長野さんがここに?それに森田君まで…」
宙斗は自分の背後の席に座っていた二人に気が付いていなかった。
そう言うと、入れ替わりがあった日のことを詳しく話す宙斗。
坂本「そんなことが……そりゃ海ちゃんが全面的に悪いな。」
長野・森田「で、彼女のあの荒れようか、成程。」

坂本・長野・森田「でも、そんな状態で良く連れ込まなかったね宙ちゃん(岡田さん)(笑)」
「葛藤は確かにあったさ、今なら確実に処女貰えるって…でもそこでやっちゃうと、俺莉奈ちゃんの中で悪者に分類されちゃうじゃん。それはどうしても避けたかったわけ」
坂本「計算高いもんね宙ちゃん(笑)」
「計算高いって酷い言い方だな、大将。誰しも綺麗な娘(こ)には、よく思われたいでしょ。それだけだよ。」
納得したようなしていないような顔をする三人
「それよりなんで、長野さんと森田君がここに?」
森田「聞いた話だと、うちのオーナーとここのマスターが、昔同じ店で働いてたとか何とか…ですよね、オーナー。」
長野「あぁそうだよ。森田君と閉店後に話してて、あれは岡田君たちが来てくれた夜だったかな?」
森田「えぇ、確か…」
長野「話してた時に、そういえば坂本さんも同好の士だったなと思い出して、久しぶりに電話したわけ…」
坂本「あの時は本当に吃驚したよ。直ぐには思い出せなかった(笑)」
「同好の士で思い出したけど、俺と海斗・長野さんと森田君グループ以外に、もう一組座敷に座ってましたよね。海斗の背中側に…」
坂本「あぁ、海ちゃんが出て行く寸前に一人が出て行った二人組ね。」
「あの二人俺と海斗の素行調べるために、莉奈ちゃんの母親が雇った、調査会社の調査員ですから。」
坂本「えっ、そうなの。俺また来てくださいとか言っちゃったけど。」
「いやここ自体は何の問題も無いかと。でも俺の趣味だけは絶対に口外しないでね。
長野さんの店rifugio segretoには少しの間足向けませんので悪しからず。」
長野「調査が終わるまではってことね、了解。終わったらまた来てよ、できれば近いうちに彼女と特別室使って欲しいな。」
「まだまだ先の話ですけど、使えるようになったら必ず(笑)」
60
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/04/30 21:28:15    (SR0JMSRK)
莉奈へのメール返信
【海斗にははっきりと言っておいた。
あいつ「嘘だぁ」とか言って飛び出してしまって日程の調整までできなかった。
少し冷却期間置いて、俺から海斗に電話かメールして、日程莉奈ちゃんに連絡する。
場所なんだけど、カラオケボックスとかどう?
あいつのことだから、嫌われてるとかそんなの気にせず連絡の嵐だと思うけど、無視してて。】
61
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/05/01 14:51:44    (UZvbs/xb)
−−−居酒屋サカモト−−−
宙斗、海斗の隣の掘りごたつ座敷、海斗の後ろに座り聞き耳を立ててる長野と森田。
長野「(小声)どうやら後ろを向いているのが宙斗くんの弟だな。」
森田「(小声)弟とあの娘、付き合っててどうして岡田さんとうち(rifugio segreto)に来たんでしょう?」
坂本「ビールと鰤大根でいい?」
長野「坂本さんが薦めてくれるということは今日、店一番の料理だね?じゃあ、それで。」
森田「僕はビールじゃなく焼酎のロックでお薦めのをお願いします。」

その後運ばれてきた席代のお通しと鰤大根とお酒を飲みながら小声で宙斗と海斗のことを話している。

−−−居酒屋サカモトの店外−−−
海斗が飛び出し走っていくのを追い掛ける海斗担当。
海斗担当「マジかよ!全速力じゃねぇか!」
宙斗担当「頑張れよ〜、俺は宙斗待ちをしてるからな、あとで連絡入れてくれな。」

−−−翌朝、莉奈自宅、出勤前−−−
宙斗からのメッセージに海斗が話も聞かず飛び出してしまい約束が出来なかった旨の連絡があった。
莉奈から海斗を誘い、それに付き添うと言うメッセージだった。
大きな声を出して大丈夫な場所としてカラオケBOXが提案されていた。
「カラオケBOXかぁ…、お父さんは兎も角、お母さんが反対するだろうなぁ…。」

莉奈母は学生時代から密室になる場所、カラオケBOXを避けるよう口酸っぱく言っていた。
女子だけで行っても誰か乱入して来るかも知れないし、男子とだなんて危険過ぎると猛反対。
「ご飯食べながら話してみよう。」

出勤の支度をしリビングダイニングへ行くとソファに莉奈父が座り新聞を読み莉奈母が朝食をダイニングテーブルに並べてる所だった。
「お父さん、お母さん、おはようございます。」
莉奈父・莉奈母「「おはよう、莉奈(ちゃん)」」
莉奈母「早く食べちゃわないと会社に遅れるわよ?」
「はぁい、頂きます。」

3人がテーブルに着くと食べ始め宙斗からのメッセージの話をする。
案の定、莉奈母が猛反対、ただこの日は違う、莉奈父が莉奈母を諌める。 
莉奈父「岡田くん…、宙斗くんが立ち会ってくれるから大丈夫だろう。
海斗とか言う輩から早く莉奈から遠ざけたい、宙斗くんが居るなら藍ちゃんにも来てもらえないか聞いてみたらどうだろうか?
人数が居たほうが君(莉奈母)も安心だろう。」
莉奈母「海斗を遠ざけたいのは遠ざけたいですよ、でも…、はい、藍ちゃんが来てくれるなら…、今回だけは…。」
「ありがとう、お父さん、お母さん。」

その後、綾瀬まさみとのことが遭って以来、始めて海斗にメッセージを入れた。
【お久し振りです、週末、土曜日か日曜日のどちらかにお時間頂けないでしょうか?】

海斗にメッセージを入れた後、宙斗と藍にもメッセージを入れると2人とも直ぐに返信があり立ち会いしてくれることとなった。
宙斗からは海斗を抑える役としてもう1人連れて行くとのメッセージも。

−−−海斗、地方工場−−−
工場長「岡田さん、今日までお疲れ様でした。」
海斗「はい…、有難うございました…。(不貞腐れ)」
工場長「工場での仕事は今日までなのでお疲れ様会を…。(全く自分のミスのくせに不貞腐れやがってお前のミスのせいで俺等だって休日返上だったんだぞ!)」
海斗「いや、結構!(お前等、工場のヤツとは違うんだ、気軽に誘うな!)」
女子事務員(莉奈より大きい胸)「岡田さん、残念やわぁ、本社に戻っちゃうのね。」
海斗「えぇ、戻りますよ、えへへっ。」
女子事務員「(小声)本社に戻る前に2人っきりでお疲れ様会どうですか?」
海斗「(小声)ふ、ふたりで?勿論!是非しましょう!」

小声で話していた会話は工場長の耳にも(馬鹿な人だな、サセ子とふたりで工場の人間と話さないからだぞ。)
海斗担当は地方工場勤務が終了する情報を仕入れその地に来ていた。

就業後、海斗の腕に胸を押し当ててる事務員が事務員の車に乗り込むとインター近くの宿泊施設に…。
海斗担当「ヤバい、ヤバいって!あっ!良かった…、車で部屋に行く式のか…、写真、写真と…。」

カメラで収められてるとは知らない海斗。
部屋に入ると莉奈からのメッセージ。
事務員「だぁれ?」
海斗「彼女だよ、可愛いんだ、照れ屋さんで中々、写真も撮らせてくれないからスマホには入ってないんだけどね。」
事務員「そうだよね、岡田さん、イケメンだし彼女居るよね。
でもわたしは大丈夫!2番目でもいいから…。」
海斗「メッセージ返すから先、風呂入ってて後から入るからさ。」
事務員「はぁ〜い。(何だよ、彼女持ちかよ!折角、都会にいけると思ったのに!
まぁ、一回しちゃえばハマるだろうしひとり暮らしって言ってたから押しかけるのも有りだよね。笑)」

海斗から莉奈へ【工場の仕事終わって明日戻るから日曜日に会おう!】
莉奈から海斗へ【日曜日、ターミナル駅西口、14時〇〇前でお待ちしています。】
簡素なメッセージ。

メッセージを見ると海斗は浴室へ。

−−−日曜日、ターミナル駅西口−−−
食事をしながら打ち合わせをするため12時に宙斗と藍と待ち合わせをしていた。
「宙斗さん、ご足労頂きありがとうございます、…大将も?」
藍「宙斗さん、お久し振りです、そちらの方は?」
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