2026/06/10 21:29:46
(.3plKage)
ーーーーー電話ーーーーー
「本当に!(弾むような声)じゃあ、休日にしては朝早くなっちゃうかもだけど、
開館時間に合わせて現地着くようにしない?で、見終えてからお昼ってことで。
そうだランドでできなかったお詫びの意味も込めて、食べ歩きとかどうかな?
でもインバウンドで混んでるかなぁ…」
莉奈の答えを聞き、
「じゃあ、ターミナル駅に〇時に待ち合わせで。」
その後も30分程話をして
「あまり遅くなってもいけないから、今日のところはおやすみなさい。
明日楽しみにしてる。また明日。」
電話を終えると、風呂に入るため湯溜めスイッチを押す宙斗
「流石に今日の明日じゃ拙いから、明日は服の上から腰を抱く位にしとくか。
その反応を確かめて徐々にだな。ここまで来て焦ってもいいことは無いし……
なんにせよあいつ(海斗)が奇跡的に手を出してないで良かったよ。
おかげであんな可愛い子の処女をいただけるんだからな(笑)」
風呂から上がった宙斗がスマホを確認すると、准一から着信があった表示が。
ーーーーー宙斗&准一電話ーーーーー
「よお、准電話貰ったみたいだな、風呂入ってた。」
准一「宙、お前いいよなあ。お楽しみだったみたいで。」
「馬鹿、付き合う前の女の家、お前行ったことあるか?針の筵だぞ(笑)」
准一「でも親御さんから今日OK貰ったんだろ?じゃなきゃNow2とかいって、
あんな穏やかな顔してる写真送って来れないもんな。」
「彼女見たいっていったの、お前だろ。折角送ってやったのに文句言うなよな。」
准一「いやサカモト行ったら、お前やあいつの話になって……色々聞いたからさ。それにそこにいたみんな口をそろえて、美人だ、いや可愛い子のほうがとか言うもんだから、確認したくなってな。」
「サカモト……そうか、経緯もすべて聞いてるわけだ(笑)」
准一「宙、お前もよくやるよな、実の弟から彼女盗むとか(笑)」
「盗む?酷い言い方するなぁ…莉奈が海の不貞現場見ちまって、別れたいって言うからそれの手助けを皆でして、その後惹かれ合って、本格的な付き合いをする約束を今日したんだから、盗んだって言う言い方はちょっと違うかな。無理やり引き剥がして、自分のものにしたわけでもないし。」
准一「まあ時系列的にはそうなんだろう、そう言うことにしといてやる。電話したのはその件がメインじゃなくて、今度居酒屋サカモトっていう〇〇〇グループ作ったから、お前と莉奈ちゃんもメンバーになっておいた方がいいと思ってな。」
「〇〇〇グループ??なんでそんなもん?」
准一「いや、海の新しい女がサカモトで働くことになっちゃってさ。
もしかしたら海が入り浸るかも知れないじゃん。
あいつらが先にいるときに鉢合わせに成ったら嫌だろ。だからあいつらが先に店にいる時には大将から連絡貰うことにしたんだ。」
「海の女が?(あの化粧の濃い女のことか?)何でそんなことに?常時いられたらそれこそ行けないだろ。」
准一「いやとりあえずランチタイムだけって話だ。」
「そうか、で莉奈ちゃんには三宅さんが話すのか?」
准一「あぁ…」
ーーーーーrifugio segretoーーーーー
森田「岡田さん、どうなったでしょうね?うまく切り抜けられましたかね。」
長野「どうだろうな。彼のことだから調査が終わったら来てくれると思うけど。」
森田「その時彼女と一緒だったら、上手き行ったってことですよね。」
長野「だな。岡田君が彼女と一緒に来たら、上手く行ったってことだな。その時は一杯づつ奢ってやろうか。」
森田「それって岡田さん、早く見せろって言外の圧力に取りませんか(笑)」
長野「まぁ、岡田さんだけならいいんじゃないの(笑)彼女の方はこのバーにあんな仕掛けあるなんて知らないわけだし。」
ーーーーー土曜日 朝⇒ターミナル駅待ち合わせ場所ーーーーー
ピピ…ピピ…ピピ
前日寝る前にセットしておいたアラームで目覚める宙斗
「もう、朝か……」
前日夜遅くまで従兄の准一と電話で話していたため、少し眠い目をこすりながら、コーヒーメーカーをセットしてから洗面所に向かう。
「やっぱり不精髭は拙いよな。」
鏡を覗き込み顎を撫で、髭剃りを始める。
髭を剃りながら、
「伸ばしてみたいけど、会社勤めだとなぁ…特に営業職だからなぁ…」
そんなことを思いながら、剃り終え冷たい水で流し終えるころには目も覚める。
タオルで顔を拭いていると、キッチンから珈琲の香りが漂ってくる。
「そういえば莉奈、珈琲苦手って言ってたっけ?好き嫌いは最初のうちに、お互い明確にしておいた方がいいよな。」
トーストを焼き、ベーコンエッグを作るとオレンジジュースと共に食べ終えると、スマホでニュースをチェックしながら、食後の珈琲を飲み終え、
「女の子を待たせるのはご法度だから、そろそろ用意してと。。」
30分後、白Tシャツに青白のチェックシャツ、デニムに着替えた宙斗がマンション玄関を出て行く。
「10分前、何とか莉奈より前に着いたかな?」
ターミナル駅の待ち合わせ場所に着いた宙斗。
そこに莉奈はいる?いない?