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共有される女

投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
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2026/04/05 21:46:54 (q1e1YjXi)
通りが見渡せるカフェの窓際の席

カップルらしき男女が語らい合っている。
「〇〇ちゃん今日は遅くまで引っ張りまわしてごめんね。疲れちゃった?
遅くなっちゃうからそろそろ帰ろうか。親御さんも心配するだろうし…」
テーブルの上に置いてあった伝票を掴んで立ち上がる海斗は、そのままレジに向かい会計を済ませ、〇〇に振り返り、
「じゃあ行こう。」
帰り道の途中暗がりもあったが、海斗は〇〇の手さえも握ろうとはしなかった。
「〇〇ちゃん、今度の土曜日で付き合いだして半年だよね。土曜日はお互い少し早起きして□□ランドに行こうよ。」

〇〇と別れて帰る途上海斗のスマホが着信を示す。
それは会社の上司から土曜日出勤を厳命する電話であった。

「土曜日出勤かぁ…折角の休みだってのに面倒くさいなぁ……」
上司のあまりの剣幕に「わかりました。」と答えてしまった海斗。
しばらくして、〇〇との記念日デートの約束を思い出す。

「しまった……土曜日は〇〇ちゃんとデートの約束したんだった…
今更上司に断りの電話入れられないし、〇〇ちゃんすごく楽しみにしてたみたいだったし…どうしよう…」


その日の夜宙斗のマンション

海斗「宙お願いだから、土曜日俺の身代わりでデート行ってくれよ。
俺その日急遽出勤になっちゃって。〇〇ちゃん凄く楽しみにしてて……
頼むからさ…中止とか言って〇〇ちゃんを悲しませたくないんだ。」
宙斗「悲しませたくないって、お前…
〇〇ちゃんって、この前写真見せてくれた可愛い娘(こ)だろ。
海お前、自分の彼女が兄弟とはいえ他の男とデートしてても平気なのか?」
海斗「平気…ってわけじゃないけど……悲しませるよりはましだろ。」
宙斗「分かったよ、行ってやる。でも何があっても後で文句言うなよ(笑)」
海斗「分かった。助かったぁ…恩に着るよ宙。何があってもって何もないだろうし(笑)」
宙斗「で、どこに連れてく予定とかは話してあるのか?」
海斗「少し早起きして□□ランドに行こうって…細かい話は電話でって」
宙斗「□□ランドねぇ…成程。約束はお前と電話でするんだよな。
逐一こっちに連絡してくれるってことか。
お前が彼女の事なんて呼んでるのか、彼女との仲はどれくらいまで進んでるのか、色々と教えてくれ。」
海斗「なんでそんなこと必要なんだよ。」
宙斗「お前馬鹿か…知ってないと話し合わなくなるだろうが。
最悪俺が替え玉で来たって事、彼女にばれるぞ。そしたら、振られるなお前(笑)」
海斗「そ…そうか、そうだよな……振られるのは嫌だし、分かった話すよ。」

--------------------------------------------------

海斗の彼女を宙斗が寝取り、最終的に双子兄弟共有の女にされる(する)イメです。
以前ここで遊んだ〇〇さん、お待ちしてます。

宙斗・海斗:35歳の双子の兄弟。
      身長体重は共に176cm・75kg。
宙斗:S・寝取り癖有・観察深く気遣いができる(マメ)
海斗:M・自覚なしだが寝取られ癖有・鈍感で自己中

二人を外見で見分けるのは困難。
見分ける方法は性格的なものが一番だが、異性との付き合いが浅い〇〇にはまだ無理なこと

宙斗と海斗のマンションは向かい合っており、それぞれ最上階の角部屋。
それぞれの部屋から、それぞれの部屋が見える位置関係に建っていた。

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32
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/04/18 10:22:13    (yccA3xUc)
−−−タクシーの中−−−
「私の何がダメだったんでしょうか?
宙斗さんと区別つかなかったのがダメだったんですかね?」

その後も初めてお付き合いをして自分なりに海斗に真剣だったこと海斗の今までの言動に疑問があったことを宙斗な投げる。
「両親から一度、海斗さんを紹介しなさいと言われてましたがその都度理由を付けては断られてました。
そうか、そうなんですね…、海斗さん、私のこと遊びだったからさっきみたいに宙斗さんと入れ替わって仕事で呼び出されたって
あの綺麗な女性とあの場所に入って行ったんですよね……。
私ひとりで舞い上がってバカみたい…、笑っちゃいますね。」

あはははっと声を出して笑ってる莉奈だがその目からは涙がポロポロ、頬を伝い流れている。
「自宅ですか?〇〇区南町ですよ〜。」

宙斗から名刺をもらい裏にはプライベートのNoが…。
タクシーを降りると宙斗が代わりにインターフォンを押すと泣いている莉奈を両親が出迎える。
「ただいまぁ〜、帰ってきましたぁ〜。
ねぇねぇ、お父さん、お母さん、海斗さん、私なこと好きじゃないみたいんだぁ。
あっ!シャワー浴びて眠っちゃうねぇ〜、宙斗さん、今日は大変ご迷惑をお掛けしました。
謝罪は改めてさせて頂きます。」
両親「「莉奈(ちゃん)」」

靴を脱ぎ靴を揃えるとそのまま家の中に入って行く。
父「岡田くん、莉奈のこと好きじゃない?どういう事だ!」
母「泣いてたし酔っ払ってましたし私心配なのでお風呂見に行ってきます。」

莉奈母は浴室へ行ってしまい玄関に残ったのは莉奈父と宙斗。
父「岡田くん、説明してくれないか?好きではない女を送ってきた?あれだけ酔っていたら…、そのなんだ、連れ込めただろう?
それなのに岡田くんは莉奈を連れ帰ってくれた、その理由は?
それを聞いたら帰ってくれて構わないし…、莉奈を好きでなくなったのなら二度と連絡しないでくれ。」

莉奈父はスリッパを差し出し家へ上がるように宙斗のことを促す。

−−−海斗とまさみ−−−
海斗「乳、サイコー、揉み心地も大きさもチンポ挟んでもらったら直ぐ大きくなっただろ?」
まさみ「そうね、挿れてちょうだい?」
海斗「仕方なたあなぁ〜、ホレ、ホレ…、この激しいのが好きなんだろう?」
まさみ「アアン、イイわ、…激しくしてぇ〜(何が激しいのが好きだ?全然奥まで届いてないって言うの!
しかもコイツ、ゴム着けてないし最悪!宙斗くんにバイト代アップしてもらおう……。
ピル飲んで出てマジ良かったわ!)
アン、アァァ〜〜、中に出して……〜〜〜イッちゃう!
(早く終わってよ、気持ちよくなかったから宙斗くんのこと誘おう〜。)」
海斗「出るよ、出る!……ハァハァハァ、気持ちよかったよ、まさみちゃんもよかったでしょ?」
まさみ「うん、シャワーしてくるね。」
海斗「うん、中出ししたから中も綺麗にね、出来ても責任取れないからな。
俺には可愛い彼女が居るんだからさ。」

最低最悪の発言、[俺の可愛い彼女]はもう会うことは否、会うことはあっても[俺の彼女]じゃない。

33
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/04/18 18:39:53    (sRgOfTcQ)
玄関先での莉奈父からの問いそして、
「莉奈を好きでなくなったのなら二度と連絡しないでくれ。」の言葉、
男親からすればごく普通の感覚であろう……
「(今日はこのまま帰るってわけにもいかなそうだな…)分かりました、説明します。
タクシーを待たせてますので手短になってしまいますが…
まずは音声ファイルを聞いていただけますか。」
そう莉奈父に言ってスマホを操作し始めた時に、莉奈母が玄関に戻って来る。
莉奈母「あなた、莉奈はシャワー浴びて、自分の部屋でベットに横になりました。」
莉奈父「そうか、ありがとう。〇〇悪いんだが、岡田君がタクシー待たせてるみたいなので帰って貰うように言って来てくれないか。」
莉奈父「いいよな、岡田君。(有無を言わさぬような強い言葉)」
「は…はい。ではお母さま申し訳ないのですが、駅からここまでのタクシー代、
これで精算して貰って来ていただけないでしょうか。」
札入れの長財布を莉奈母に渡した宙斗は、莉奈に聞かせたのと同じ、
ランドデート身代わりを頼まれた時の音声ファイルを再生する。

みるみる顔色が変わって来る莉奈父。
莉奈父「では、君は…?」
「自己紹介が遅れてしまい申し訳ありません。
私、岡田海斗の双子の兄、岡田宙斗と申します。」
そう言い勤務先の名刺を莉奈父に渡した時、莉奈母が戻って来る。
莉奈父「〇〇、悪いがお茶を入れてくれないか。
岡田宙斗君上がってくれたまえ。
そしてさっきのファイルともう一つのファイル、〇〇にも聞かせてくれ。」
莉奈母「はい。岡田さんどうぞお上がりになって。
(あれ?今おかだそらとって聞こえたけど…確か名前、かいとさんよね?)」
先導する莉奈父に続いてリビングに入り、勧められるままソファの前に立つ宙斗。
莉奈父「遠慮しないで座ってくれたまえ。」
莉奈父がソファに座ってそう言うと、始めて浅く腰を下ろす宙斗。
莉奈母が湯呑を乗せたお盆を持ってリビングに入ってきて、
湯呑を配膳すると莉奈父の隣のソファに腰を下ろす。
莉奈父「〇〇もこれを聞いてくれ。宙斗君頼む。」
莉奈父のそう言われてファイルを順番に再生する宙斗。

莉奈母「まぁ……では貴方は岡田海斗さんじゃなくて岡田宙斗さん?」
「はい。私岡田海斗の双子の兄、岡田宙斗と言います。
この度は弟海斗が、お宅のお嬢様莉奈さんにとんでもないことをしてしまい、
誠に申し訳ございませんでした。
私も興味本位で身代わりなんてものを引き受けなければよかったのですが…
本当に申し訳ございませんでした。」
莉奈父「わかった。引き留めて悪かったね、宙斗君。
〇〇、宙斗君にタクシー呼んであげてくれ。
(岡田海斗め、二股で莉奈を弄んだだと…
最後まで行ってないのは不幸中の幸いだが……
兄の方はこんなにしっかりしてるっていうのに。)」

ーーーーー海斗と別れたまさみーーーーー

「なんなのよ、あいつ。自分勝手に出しといて、まさみちゃんも気持ちよかったでしょ?もなにもないわよ、全くもう……いけもしなくて欲求逆に高まったじゃない。
宙斗君にお誘いメール入れとこっと。」

【宙斗君?
海斗とかいうあんたの弟と会ったけど色々と最低ね!
逆に欲求溜まっちゃったじゃない、どうしてくれるのよ
近々たっぷりといかせてよね(はーと)
今日は、宙斗君のに奥まで突かれるのを想像しながら
バイブで我慢しとくわ。

まさみちゃんったら偉いでしょ(笑)】

ーーーーーまさみと別れて自室に戻った海斗ーーーーー

「まさみちゃん、俺のテクにいきっぱなしだったな。
莉奈ちゃんとの仲、そろそろ進めてもいい時期かも……
電話しよっかな…」
宙斗のマンションの方へ視線を向ける海斗
「なんだよ宙の奴、まだ呑んでるのか?いやに長いな…
まさか別の店でなんてこと…」
宙斗と莉奈が【酔いどれ酒場 サカモト】から場所を変えて、
親密そうに二人で呑んでいる姿を想像しただけで、
放出したばかりの下半身が疼き始める海斗。

「おかしいな、出したばかりだってのに……
あっ、失敗した、まさみちゃんの連絡先聞くの忘れてた…」

ーーーーー客が引けたrifugio segretoーーーーー

オーナーの長野とバーテンダー森田
森田「そういえばこの頃そこの隠し部屋、使ってくれるお客様いないですね。」
L型カウンター短い側のカーテンがかかっている壁を指さす森田
長野「そうだな…宙斗君も使ってくれないし…」
森田「カクテル作りながら横目でチラ見するの大好きなんですけど」
長野「俺も接客しながら、チラ見するの大好きだよ。たまにガン見したりして。
宙斗君と連れの彼女が使ってくれるの待ってようじゃないか」
森田「彼女おっぱい大きそうでしたね。」
長野「あぁ、彼女巨乳過ぎず、宙斗君の好みにドンピシャだろ」
34
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/04/18 22:24:46    (oaRx8gih)
−−−rifugio segreto クリーンアップ中−−−
森田「そう言えばオーナー、宙斗さんが店に女性連れてくるの初めてじゃないですか?」
長野「あぁ、そうだな、宙斗くんは一人で来店してカップル女性にするからな。」
森田「男性側が寝取られ願望ある人だけにしか手をつけませんけどね。」
長野「このバーであってもトラブル、宙斗くん、嫌うからな。」
森田「まぁ、男性が訴えようが女性が訴えようが居る客が漏らすわけないんですけどね。」
長野「ここはそう言うバーだからね。」
森田「あの女性のオッパイを彼女が泣くくらい恥ずかしがらせて目の前で見て…、宙斗さんに弄ばれる姿を…。」
長野「おいおい、森田くん、暫くまだ先だと思うよ。」

−−−井ノ原家−−−
井ノ原「岡田くん、仕事で重大なミスしてしまって暫くざんあ、休日出勤になるよ。
この間のランドデートも中止だったんだよな。」
朝香「えっ?私、莉奈ちゃんから貴方とお揃いのキーケースお土産貰ったよ?」
井ノ原「どう言うことだ?」
朝香「デート、楽しかったっていつもより優しくて嬉しかったって…、ねぇ、岡田さんって双子じゃなかった?まさかね、ないない、ないよね?」
井ノ原「……ない、と信じたい、だけどなー、アイツ(海斗)、プライベートだとかなり自分勝手なんだよ。」
朝香「そうは見えないけどなー。」

顔を見合わせため息を吐くふたり。

−−−宙斗が帰った永瀬家−−−
2階から下りてきた莉奈母、どうだ?と言いたげな莉奈父。
莉奈母「泣いてますね…。」
莉奈父「初めて付き合った男が裏切ってほかの女と…、その目で見てしまえば傷つくだろう…。」
莉奈母は宙斗が置いていった名刺を手に取る。

莉奈母「この会社って貴方の会社と取引あるんじゃないですか?
確か家にお中元、お歳暮が送られてきてますよ?」
莉奈父「岡田宙斗、探りを入れてみるか…。」

翌朝の永瀬家、ダイニング、まぶたが腫れた莉奈が母が作ってくれた朝ごはんを食べているがいつもより量が少ないし朝の挨拶も小さい。
莉奈母「莉奈ちゃん、今日、お仕事休んだらどうかしら?」
「……伊達メガネで行くから大丈夫…。」
莉奈父「……岡田海斗とは連絡しないでくれ。」
「大丈夫、昨日から電話着てるけど出てないよ。」
莉奈母「莉奈ちゃん、駅まで…。」
「お母さん、大丈夫だから……、ご馳走様でした、行ってきます。」

食器を下げ出社する莉奈、それを心配そうに見送る両親。
莉奈父「私も出るよ、リモート予定だったが岡田宙斗のことを調べたい。」
莉奈母「お気をつけて行ってきてください。」

−−−通勤電車−−−
ぼぉーと乗ってたせいか隅に追いやられてしまう、この間の痴漢。
痴漢(大人しそうなこのコを…。)

いきなりスカートをたくし上げるとストッキングとショーツを下に下げる。
「キャアっ!」

小さな莉奈の声は電車の動く音にかき消されてしまう。
(イヤだ!怖いよ…、どうしよう…、逃げなきゃ。)

そう思っても動ける状況ではなく生尻に……。
「かい……宙斗さん?」

痴漢の手を掴み片手でスカートの乱れを直し痴漢の手をひねり上げている宙斗。
35
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/04/19 14:56:51    (rdrkIOuR)
ーーーーー永瀬家から帰宅した宙斗ーーーーー

「あそこで見かけるとは…俺の予定じゃもっともっと先だったんだが…
まあ、結果オーライってことにしとくか(笑)
海斗から寝取るにしても、莉奈本人は何とかなりそうだが、問題は父親だな…
色々と調べられてもいいように、身辺綺麗にしとくか…手始めにこれからだよな。」
スマホに表示させている綾瀬まさみからのメールを見ながら、
「まさみとは、元々割り切りってことで付き合い始めてるから、問題はない筈だけど」

綾瀬まさみからのメールに返信を書き始める宙斗
【まさみちゃん、昨日の今日でもうとは思わなかった。
一応弟なんだからそんな邪険に言わないでくれよ(笑)

まさみちゃんを夢の中にお連れしたいのは山々なんだけど
この関係もう終わりにしよう。    宙斗】

ーーーーー海斗-----

向かいのマンションの宙斗の部屋の電気が点くと早速、宙斗に電話をかける海斗
海斗「宙、帰り遅かったな。上手くやってくれたよな。」
「海か、お前あのな…」
海斗「帰ったの確認出来たらそれでいい。ありがとな。またよろしく。」
「海、こらまて、話はまだ……」
海斗「これから莉奈ちゃんに電話するからまたな。」
一方的に電話を切り、続いて莉奈の番号にコールする海斗。

宙斗は、通話が切れたスマホを見つめて
「全く勝手な奴だ…あんなもの見て莉奈が電話に出るとも思えんが…
まあ頑張れや。」

【トゥルル~トゥルル~】
いくら呼び出し音を鳴らしても出る気配のない電話を見つめて
「莉奈ちゃんどうしたんだろ??」

ーーーーーrifugio segretoの鍵を閉め駅へ向かう長野ーーーーー

森田と駅へ向かいながら、スマホでどこかへ電話をかけ始める。
長野「あっ、サカモトさん??久しぶり〇〇で一緒だった長野だけど。」
電話の相手はしばし考えた後
坂本「あぁ、長野君か…久しぶりだね。今何してるんだい?」
長野「〇○でショットバー開きまして。坂本さん後で呑み来ませんか?
同好の士は大歓迎だし、坂本さんなら口かたいし(笑)」
坂本「いわくありのバーみたいだね。今度時間できたら連絡するよ。
長野君もうちに呑み来てよ。しがない居酒屋だけど、料理で売ってる。」
長野「ええ、その内伺させて貰います。」
電話を切った長野に
森田「オーナー、誰です?」
長野「以前働いてた〇〇って店で一緒だった人。俺や森田君と同好の士だよ(笑)」
森田「なるほど(笑)」

ーーーーー翌朝、通勤電車-----

そこそこ混んでいるいつもの通勤電車。
吊革につかまりながら、電車の揺れに身を任せている宙斗の耳に届く女性の小さな声。
声の方向を見ると、女性のスカートをたくし上げて、下着の中に手を入れている男が。
「おっさん、痴漢は犯罪だぞ。」
男の手首を握り捻り上げる宙斗。
「ってあんた、この前の。もう許さん、次の駅で突き出してやる。お姉さんちょっと辛いかもしれないけど、次の駅でこの痴漢野郎の事、駅員に突き出すから、一緒に降りて証言してよ。こういう輩は許しちゃいかんから。」
下着・スカートを手早く直し終えていた女性を見る宙斗。
「えっ……り…な…ちゃ…?」

驚きながらも次の駅で莉奈と共に降りて、痴漢を駅員に突き出す宙斗。

ーーーーー莉奈父-----

出勤すると早速、宙斗の会社の自分とかかわりのある部署へ電話する莉奈父
莉奈父「おはようございます。〇〇さん。」
〇〇「おはようございます、永瀬取締役。どうされました?こんな朝早く。」
莉奈父「いやちょっと…御社の営業〇課に、岡田宙斗って係長がいるだろ?」
〇〇「岡田ですか?確かにいますが…」
受話器から宙斗の在籍確認を問う声が漏れ聞こえてくる。
〇〇「岡田はまだ出社してませんが。なんでも電車で痴漢を捕まえたとかで、その男を駅員に渡したことで、事情を聴かれてるとか。岡田が何か?」
36
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/04/19 19:27:50    (/JLvZVxF)
−−−綾瀬まさみ、半身浴中−−−
♪♪♪〜着信音、宙斗の音だけ変えてある。
直ぐにメールを開く。
まさみ「あら、残念、終わりにしようだって〜…、惜しいな〜。
エッチは上手かったし顔面偏差値もいいし何より今どきの男どもと違って女に財布を出させないってのがスマートだったのよね〜。
悪いからって言ってもじゃあ、カフェでお茶をとかだもんね。
彼氏じゃないから残るプレゼントはなかったけど誕生月やクリスマスとか花束を贈ってくれる素敵な人だったのよね〜。」

だった、割り切りの関係だから何方かがおしまいと言ったらそれまで。
【終わりは了解〜
でも宙斗くん、エッチ上手かったからコレから欲求不満になりそう〜、誰かエッチ上手い人で割り切れる人、紹介してくれない?】

宙斗からの返信後、宙斗の連絡先を消す綾瀬まさみだった。

−−−莉奈の部屋−−−
着信音、海斗だ、多分宙斗が家に戻って直ぐに電話をしてきたのだろう。
(海斗さん、私に見られてたなんて思ってもないんだろうなぁ…。
………宙斗さん、大人だなぁ、あの場だったら私と同じくらいの年齢の人だったら上げ膳食わぬは男の恥とかで(ホテルに)入ってただろうなぁ…。
宙斗さんの名刺、どこだっけ?!きちんと謝らないと…、とても失礼なことしちゃったよ…、許してくれるかなぁ…。)

−−−莉奈父と旧友の風間室長−−−
莉奈父「痴漢を捕まえたと?岡田宙斗、……し、知り合いのお嬢さんと色々あった様でね。」
風間「(態々、連絡よこす辺り永瀬さんのところのお嬢さんとだな。)色々とは?」
莉奈父「あのだな…、助けてもらったらしい。(どう切り出せばいい?)岡田と言うのは普段からなのか?」
風間「そうですね…、人当たりはいい、営業成績も悪くないですし何より同僚後輩から慕われ先輩には可愛がられていますね。
やはり会社組織ではそう言った人間関係大事ですからね。」
莉奈父「そうか…、その浮ついた話聞いたことないか?」
風間「まぁ、岡田の年齢ですから合コンとか行ってる様ですが特に問題になる様な話聴いてませんよ?
逆に問題になった同僚の間に入り場を納めたと聞いてますが。」
莉奈父「そうなのか?…確かに誠実そうな男性ではあったが…、あっ!」
風間「莉奈さんですね、永瀬さん、莉奈さんのことになると昔から徹底的ですからね。」
その後、会話を十数分し電話を終える。

風間「岡田…、よりにも寄って永瀬さんのお嬢さんと…、あの人、莉奈さんのことになると徹底的に調べるからな。
大丈夫か?」

−−−駅、駅員室で鉄道警察官と駅長と宙斗と莉奈−−−
女性警察官が莉奈を男性警察官ふたりが宙斗と置換を聴取し…痴漢男は警察署へ。
宙斗と莉奈も別のパトカーで警察署へ。
女性警察官「ご家族に連絡しますか?」
ブンブンと頭を振り拒否する莉奈。

宙斗から会社に痴漢に遭ったから遅刻とは言い難いだろうから出勤途中で体調不良と連絡する様に言われていた。
そして宙斗から今日は休んだ方がいいと……。
帰りは?

−−−宙斗同僚と莉奈の親友、電車の中−−−
(岡田さん、また人助けしてるよ、イケメンだし次の課長は岡田宙斗と言われてるんだよなー、もってる人は持ってるな!)

(あれ?莉奈だよね…、海斗さん?ん?あの男、懲りもせず痴漢したんだな!
駅員と話してるってことは莉奈が?夜にでも連絡してみよう。)
37
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/04/19 22:56:32    (rdrkIOuR)
ーーーーー綾瀬まさみへの返信ーーーーー

【それは、ご期待に添えないなぁ…じゃあByeBye。】
送信されたのを確認すると、綾瀬まさみの連絡先と送信・受信メールを消す宙斗

ーーーーー警察署~タクシー内ーーーーー

事情聴取を終え、警察署玄関前で呼んだタクシーを待つ莉奈と宙斗。
無言のままタクシーに乗り込み、莉奈の住所を運転手に告げる。
タクシーが永瀬家の前に付き、
「連絡入れたとはいえ、会社あまり遅れるわけにもいかないから、
俺このままいくけど大丈夫だよね。今日はゆっくり休んで。」
莉奈にそう言うと、宙斗だけ再びタクシー内へ。
莉奈が家の中に入っていくのを見届けると、
「〇〇駅までお願いします。」

と言ってから、スマホを取り出し会社へコールを
「岡田です。〇時くらいに会社に着くと思います。」
電話にでた女性事務員にそう告げると
女性事務員「岡田さん、痴漢捕まえたんですって、かっこいいわぁ…」
「どうしてそれを?」
女性事務員「電車に山下さんが居合わせたみたいで、言いふらしてますよ(笑)」
「山下さん……参ったなぁ…」
女性事務員「そうそう忘れるとこでした。出社したら、風間室長が来るようにって、
言ってましたよ。」
「風間室長が??なんだろう?わかりました、ありがとうございます。」

ーーーーー海斗ーーーーー

「昨日から何度電話かけても莉奈ちゃん出ないんだよな…
なんかあった?
まさか宙斗の奴莉奈ちゃんを怒らせたんじゃ…
莉奈ちゃんは宙斗のこと俺だと思い込んでるわけだから、
昨日あいつが莉奈ちゃんの事怒らせてたら…」
入れ替わりはとっくにばれて、自分の行為が原因だというのに
人に責任を被せようとしている海斗だった。
38
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/04/20 14:04:17    (2EPyrey8)
−−−警察署前→タクシー内→自宅前−−−
タクシーを待つ間も寄り添ってくれるようにただ黙って隣に居てくれ宙斗。
(…宙斗さんって顔しか海斗さんと似てないわ。
…こんな時、もし海斗さんなら隙があるからとか言うわ、前にニュースの話題になった時、そうだったんだよね。)

セクハラ問題を取り上げたニュースだったが海斗は二人きりになるのが悪いなど男性優位でモノを言っていた。
莉奈が言い返したら物凄い剣幕で攻めてきて大変だったなぁと…。
先にタクシーに乗り込む宙斗に続き乗り込むと一度しか教えてない住所をスラスラと運転手に伝える宙斗に。
「……昨日の今日で散々です。」

涙声で話し出す。
「昨日から海斗さんから何度も電話が掛かってきて…、はっきり言わないといけないのに…。
昨日見たこと伝えてもうお付き合いできないって…、でも怒鳴られるのが怖いしあの場面目撃しちゃって悲しい気持ちが大きくて
まだ海斗さんと話ししたくなくって……。
今朝の人もこの間の人だったし…、そんなに反論や反撃出来ないと思われちゃうんですかね?」
タクシー運転手(彼氏に浮気されてからの痴漢と見た。
まぁ、こんなにおぼこい娘、彼氏手を出すの躊躇したんだろう、痴漢は声上げるとか思わなかったが奇しくもこの娘の知り合いが乗っていて捕まったんだろうな。)

宙斗と莉奈の話を聞きながら目的地に到着、暫く待っていると宙斗が戻り駅まで向かう途中。
タクシー運転手「遅刻すると解っていてなかなか出来ることじゃないですよ。
あのおぼこい娘、お客さん、好きなの?笑」

−−−自宅に入ると−−−
莉奈母「莉奈ちゃん、どうしたの?気分でも悪くなった?」
「ううん、違うの、違うの!…シャワー浴びてくる!」
莉奈母「莉奈ちゃん、ちょっと……、どうしたのかしら?」
シャワーを浴び、リビングへ行くと母が待ち構えている。

莉奈母「泣いてたみたいだけど何かあったのね。」
朝の出来事を母に話す…。

莉奈母「まぁ、宙斗さんが助けてくれたのね。」
「……一回だけじゃないの。」
莉奈母「えっ?一回じゃないってどう言うこと?」
「以前にも同じ痴漢の人、追い払ってくれたの…、二回も助けてもらったの。」
莉奈母「…お礼しないといけないわね、莉奈ちゃん、宙斗さんの連絡先知ってるの?」
「うん、…でも海斗さんのこともある…、だけどお礼しないとだから……。」
莉奈母「お父さんに聞いてみるけど家に招いたらどうかしら?
今日は部屋でゆっくりしてなさいな、お昼には莉奈ちゃんの好きなパスタ作ってあげるわ。」
「お母さんのパスタ食べたら元気になるかも…。」

莉奈が部屋に戻ると莉奈母は莉奈父にSMSで連絡を入れるとお昼休み前に莉奈父からの入電。
莉奈父「どうした?」

今朝の出来事を手短に話す莉奈母。
莉奈父「そうか、…帰宅したら詳しく話すが礼は我が家がいいだろう。」
莉奈母「親としてもきちんと御礼したいですからね。」

−−−海斗−−−
海斗「宙に連絡入れてみるか、今昼休みだよな?」
連絡が着くと莉奈と何かあったか何か知らないかを問う海斗。

井ノ原「岡田、少しいいか?妻が永瀬さんからお土産貰ったよ、ありがとう…、がお前さ、土曜日、休日出勤だっただろ?
まさかとは思うが双子の…。」
海斗「シッー!ここではちょっと…。」
井ノ原を制止する海斗。
39
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/04/20 22:12:13    (uYF0qIZN)
ーーーーー会社ーーーーー

「すいません遅くなりました。」
そう言いながら宙斗がオフィスに入っていくと、
部員1「おっ、ヒーローの登場だ(笑)」
部員2「岡田さん、朝から大活躍ですね(笑)」
部員3「山下君の話じゃ、被害にあった女性凄い可愛いみたいじゃない(笑)」
女性事務員「ちょっと待って下さいよ。その言い方だと、まるで岡田さんが、外観ありきで助けたみたいに聞こえるじゃないですか。違いますよね…ねっ、岡田さん。」
「参ったな……たかだか痴漢野郎を突き出しただけなのに(苦笑)」
頭を掻きながら、所属課長に遅れた詫びを伝える宙斗。

課長「分かった。岡田君、君はたかだかとか言ってるが、普通なかなかできることじゃないぞ。君みたいな課員がいることを誇りに思うよ(笑)。
それはさておき風間室長がお呼びだから、早速顔を出してくれ。今回の事でお褒めの言葉かも知れないぞ。」
「分かりました行ってきますが、それは無いでしょう(笑)」

風間室長の部屋の前に立ち、ノックする宙斗。
すると「どうぞ」と中から誘う声が。
「営業三課 岡田です。失礼します。」
宙斗がデスクの前に立つと
風間「岡田君、わざわざ呼びだしてすまなかったね。今朝は活躍だったみたいじゃないか(笑)。」
「いえ、そんなことは…」
風間「まあ、それはいいとして、岡田君、君、〇〇株式会社の永瀬取締役のこと知ってる?」
「〇〇株式会社って、うちのお得意様のですか?担当したことがございませんので、存じ上げませんが。」
莉奈父と頭の中で結びつかなかったためそう答える宙斗。
「そうか…では、永瀬莉奈という名前には?」
「(えっ、永瀬莉奈ってあの莉奈ちゃん?莉奈ちゃんって〇〇株式会社役員の娘なの?…どう答えれば……)」
なかなか口を開けない宙斗。
その様子を見て風間が、
「いい、いい。その様子じゃ知ってるようだね。
付き合いを続けるつもりなら身辺は綺麗にしておくことを進言しておくよ。
もういい、下がっていいよ。業務に戻ってくれたまえ。」
訳が分からないまま「失礼します。」と、室長室を後にする宙斗。
席に戻ると、課長が興味津々な様子で、
「風間室長なんだって?やっぱりお褒めの言葉かい?」
「ええ、そんなもんです。」
と答えた宙斗だったが、心の中では別の事を考えていた。
「(俺は莉奈ちゃんの連絡先知らない体だから、もし莉奈ちゃんから連絡があったら親父さんの事聞いてみるか。)」

ーーーーー対海斗ーーーーー

そんなこんなで大した業務もできないまま、昼休みに。
一緒に昼食に出た同僚に、痴漢撃退の件を冷やかされながらの昼食を終え、デスクに戻ると程なくして海斗から電話。
昨日莉奈と何かあったのかと問うてくる海斗に
「昨晩聞かずに一方的に電話切ったの誰だ?海お前だろ。知らんよ。(笑)」
海斗「ってことは何かあったんだな。悪かったから教えろよ宙。」
「どうしようかなぁ…(笑)」
海斗「悪かったって…教えてくれよ宙。昨日から何度も連絡してるんだけど、電話には出てくれないし、〇インは既読すら付かないんだよ。」
「じゃあ、宙。お前昨日本当は何してた?」
綾瀬まさみとの情事を頭に浮かべながらも、
海斗「し…仕事だよ。(まさみちゃんとホテル行ったのは仕事はけてからだし、まるっきり嘘ってわけでもないよな。)」

「そうか、じゃあ質問の仕方を変える。〇時〇〇分頃はどこにいた?」
海斗「……(〇時〇〇分頃ってターミナル駅降りて、まさみちゃんとホテル向かってる頃だよな。)」
「どうした?言えないなら、代りに言ってやろうか?」
海斗「(まさか…いや、どうして宙と莉奈ちゃんがターミナル駅に?)」
「お前、ターミナル駅近くのホテルにグラマー美女と入っただろ?
俺と莉奈ちゃんはそれを目撃しちまったってわけだ。」
海斗「な…なんで?どうして??二人は”サカモト”で呑んでたんじゃ?」
「”サカモト”だと、莉奈ちゃん帰り大変そうだったんで、河岸変えた。」
海斗「お前があれは双子の兄、宙斗だって言ってくれれば…」
「なんでそんな嘘を俺がつかなきゃならないんだ?そんな義理も無いし。
それに莉奈ちゃん、俺とお前の歩き方の違いとか細かい行動で、なんかおかしい変だなと思ってたみたいだぞ。」
海斗「そんなの気のせいだって言ってくれれば……」
「俺は、海お前に女性の観察眼舐めないほうがいいって言ったよな。」
海斗「じゃ…まさか……」
「あぁ、全てぶっちゃけた。あんな可愛い子を騙し続けるの心苦しかったし。俺も騙してた方だから勇気要ったんだぞ。」
海斗「宙…お前……俺はどうしたら…」
「謝るしかないだろうな、謝る機会が与えられればだけど。
(あの分じゃ莉奈が海斗からの電話にでることは無いだろうし、なによりあの親父さんが許さないだろうな(笑))」
40
投稿者:永瀬莉奈 ◆FGroZF3Xfs
2026/04/21 06:15:50    (0SootRw.)
−−−海斗−−−
海斗「謝る機会があれば?(もしかして莉奈ちゃん、俺の連絡を無視してるって…、許さない!莉奈ちゃんの会社前で待ち伏せしてやる!)」
そんな事を考えていると上司から呼び出され取引工場へ向かうよう命じられしかも上司は前に契約していた工場に謝罪と再契約もしてくるようにと…、

海斗「り、利益率を考えると…。」
課長「考えた結果が欠陥品で製品が作れませんじゃ話にならないだろ。
既にアポ取り付けて部長が謝罪に行ったぞ、担当者だった岡田くんも行かなければならないだろう?」
海斗(仕方ない、今日は行けないけど明日行くか…。)「そ、損害補償、(海斗)処分はどのように?」
課長「まだ決まってないが…、損害を与えた岡田くんには営業所への出向を命じられるだろう。
減給もあるだろうが君は幸いと言ってもこの場合はいいのかもしれないな、妻子が居たら生活苦しくなるだろうが独身だ。
ひとりならやって行けない給与じゃない。」
海斗「そ、そんな……!」

項垂れたまま現取引工場へと向かう海斗。

−−−宙斗会社、就業後−−−
女性事務員が宙斗に声を掛ける、行動を称賛する言葉とこれからご飯でも如何ですか?と。
その時、山下が通りかかり……。

−−−永瀬家、両親と莉奈−−−
莉奈母「貴方、お帰りなさい。」
莉奈父「ただいま、莉奈は?」
莉奈母「お昼食べましたが残しました、今呼んで…、莉奈ちゃん。」
「お父さん、お帰りなさい、お話があります。」
莉奈母「食事しながらにしましょう。」
莉奈父「そうだな。」

少し莉奈が手伝った夕飯、煮物の人参の飾り切りが母に比べると歪ででもその歪な人参は父が全て取り皿に入れる。
莉奈母「莉奈ちゃんが自分で話す?」
「うん、自分で話す、お父さん、聞いて…。」
ランドデートの入れ替えの話、水曜日のデートの話、そして今朝の話と前回の話、そして海斗の話。
合間に両親が頷いたり感嘆や落胆の声出したが最後まで莉奈の話を遮ることなく聞き終わる。

「それでね、お礼をしたいと思っているのだけど…、
今、男性とふたりで会うのは…、だから家でのお礼でいいかなぁ?」
莉奈父「それがいい。」
「いいの?お父さん。」
莉奈母「お父さんとも話したんだけどお母さんも莉奈の前に親としてお礼がしたいのよ。」
莉奈父「次の休みの予定を聞いて招待したいと誘ってみたらどうだ?連絡先は知ってるのか?」
「…はい、まだ連絡してないのですがご飯食べ終わったら連絡してみます。」

食事が終わると父はお風呂へ、母と莉奈は洗い物をし母が晩酌の用意をしていると莉奈は部屋に戻り宙斗にSMSで時間があるときに連絡くださいと
メッセージとNo.を改めて送ったあと、パソコンを起ち上げると親友からのメッセージがある。
メッセージを送ると直ぐに着信が入り会話が始まる。

親友の三宅藍ちゃん、中等科から同じ学校で活発な彼女と何かと気が合い、在学中から家への行き来もしていた。
藍「おこんばんは〜、今朝、駅で海斗さんと居るの見かけたよ。」
「海斗さんじゃないよ、宙斗さん。」
藍「海斗さんじゃないんだ?海斗さんが痴漢男を捕まえてくれたと思ってたよ。」
「う、うん、助けてもらったの、宙斗さんに…。」
ランドデートから入れ替わりデート、一回目、二回目の痴漢の話をする莉奈。
そして宙斗の行動。

藍「その宙斗…さんって人、理性的だね、普通は莉奈みたいにかわいいコならチャンスとここぞとばかりにそのまま入ってしちゃってたと思うよ?」
「うん、…恥ずかしいことしたからそれも謝りたいけどお礼は自宅でするようになってるからそれを謝る機会がないの…。」
藍「お礼の日に駅まで莉奈ひとり、ううん、私もついて行ってあげるからその時にお礼を言えばいいよ。
莉奈ひとりで迎えに行くって言ったらオバさんが着いてきそうだから私もお礼がしたいって言えば安心して莉奈を出してくれるよ。」
「藍ちゃんまでに手間を取らせちゃってごめんね。」
藍「大丈夫、大丈夫!私も海斗のクソ野郎に怒ってるしその入れ替わった宙斗って人にも若干不満に思うから文句言いたい。」
「その事は宙斗さん、謝ってくれたよ、処理までに時間がかかるだけで…。
宙斗さんは元彼氏のお兄さんだから元彼氏の性格を知ってのことと弟の彼女がどんな人かということについては理解出来るから…。
あっ、ごめん、宙斗さんから電話みたい、またね、おやすみなさい、藍ちゃん。」
藍「莉奈、おやすみ、迎えは私も行くから宙斗さんって人に言っておいてね。」

話をしている間に鳴っていた電話が切れてしまい、スマホを手に取り深呼吸をしてから宙斗へ電話をする。
「こ、こんばんは、宙斗さん…あの今朝もありがとうございました。」

電話をして数十分、自宅へ招くこと、最寄り駅で待ち合わせに親友が来ることを伝えることが出来た。

そして宙斗を招いた当日…、自宅への到着は午後12時くらい、最寄り駅での待ち合わせは午前10時半。
着替え終わると……。
41
投稿者:岡田宙斗 ◆qy6pOkMT/U
2026/04/22 00:19:32    (9Yz7nkR8)
ーーーーー宙斗会社ーーーーー

声をかけてきた女性事務員に
「またその話……大したことじゃないから、本当に勘弁してよ。
食事??今日はちょっと無理かな…
二人でとか言うんでないならまた後の機会に」
笑みを浮かべながら、隣を通り抜けようとしていた山下に向けて、
「あっ山下君、どれだけ話盛ったのさ…困るんだよな、もう(苦笑)
君の反省の意味も込めて、〇〇さん(女性事務員)と食事会段取ってくれないか?
課の懇親とかでもいいかも。…ねっ〇〇さん。」
山下の耳の傍で小声で、
「君、〇〇さんのこと気になってるんだろ、誘っちゃえよ(笑)」
「(莉奈とのことを前に、目立つことは避けないと…特に女関係は、食事といえど気をつけることに越したことはないからな。))」

ーーーーー海斗ーーーーー

海斗「(て…転勤……そんなことになったら莉奈ちゃんに会えなく……)」
課長「その話は今回の件の目途が付いてから……早く出ないと新幹線無くなって、今日中に向こうに着けなくなるぞ、急いだ急いだ。」

ーーーーー宙斗帰宅途中~自宅ーーーーー

SMSに着信があり見ると莉奈から、連絡がほしい旨と携帯番号が…
「連絡くれたってことは、第一関門突破かな。直ぐに返信するのもあれだし、マンション帰ってからにしようか…」
約一時間後マンションに帰り着き、莉奈の携帯へコールするが話中。
切ると間を置かず莉奈から着信が。

「莉奈さん、こんばんは。えっ、お礼で莉奈さんの家に?…そんな気にしなくていいのに…(これは第二関門も易々と突破か…)」
待ち合わせの時間とその場所に莉奈の親友が一緒に来ることを伝えられる。
「(親友が一緒って、値踏みされるってことか。またそうしたきゃしてくれと…)」
宙斗からは、父親がお酒は呑むのか?呑むとすればその好みは?と母親は甘いものを食べるか?等を聞き、莉奈から答えを聞き出し、電話が切れる。

「ラスボス攻略のため、お呼ばれ時の手土産は必須だよな。駅前のデパートで買っていくとするか。」

ーーーーー当日、永瀬家ーーーーー

莉奈の着替えが終わるころ
「莉奈ちゃん、藍ちゃんがお見えよ。」
階下から母親の声がして、莉奈が下に降りると
藍「おっはよう。莉奈に近づこうとする奴の化けの皮、剥がしてやるからね(笑)」


ーーーーー待ち合わせ当日、宙斗ーーーーー

スーツに着替えて、駅に着くようにマンションを出る宙斗。
その手にはデパートで購入した洋酒(ウイスキー)が入った紙袋と、フィナンシェの箱が入った紙袋が下げられている。
10分程前に待ち合わせ場所に着くとほぼ同時位に、莉奈とその友達の姿。
「おはようございます、莉奈さん。本日はご招待いただきありがとうございます。」
莉奈に挨拶をした後、もう一人の女性に身体を向けて
「三宅さん?おはようございます。今日はよろしくお願いします。」


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