2026/07/05 06:52:37
(D8ivC2NK)
−−−小部屋内−−−
唇が離れると目をそっと開ける、唾液が糸を引いているのを見て目を背ける。
(恥ずかしい……、顔赤くなってるよね、宙斗さん、呆れてないかなぁ?)
莉奈の心配に宙斗は?
吃驚したよね。と言われ息を落ち着かせながら。
「驚きましたが……、私も…(物凄く小声)したかったですから……。」
俯きながらそう応えるとチュッと軽く唇を合わせたあと宙斗に帰宅を促され。
(帰ろう?……キスした後、少し触ったりするんじゃないの?
藍ちゃんから聞いてたのと違う、もう少し……、私何考えてるんだろう…。)
そんな事を考えたあとその考えに羞恥し引いていた肌の染まりはまた朱くなる。
「家まで送ってくださるんですか?(腕時計を見ながら。)22時前ですよ?(帰り、明日もあるのに大丈夫なのかな?)
悪いですしターミナル駅で大丈夫です、会社の祝勝会だと母に伝えてますから駅からタクシーで…。」
そう言っても送ってくれると言ってくれる宙斗に嬉しくて頬にキスをする。
「お礼です……。」
頬にキスしただけでまた頬を染める莉奈、今の莉奈にはこれが精いっぱいの愛情表現だろう。
rifugio segreto店内へと小部屋から出ると顔を隠すように化粧室へ。
森田「岡田さん、流石ですね、あの清楚な彼女があんなに俺らを欲情させる顔しますね。
顔見て音聞いて不覚にも俺、元気になっちゃいましたよ。笑」
長野「宙斗くん、彼女、その気(Mっ)があるよね、これから楽しみだよ。
今度は月曜日に来てよ、坂本さんの店、月曜休みでしょう?同好の士として坂本さんのことも招待したいんだよね。」
森田「坂本さんってオーナーのご友人でしたっけ?」
長野「ああ、修行時代に同時期に入った仲間で長く働いていく内に同好の士と判ってね。」
森田「オーナーは同好の士の集まりの店をはオープンさせて坂本さんはどうして普通の居酒屋を?」
長野「それは…、ねっ、宙斗くん、坂本さんは滅茶苦茶、味覚が優れてたし料理センスもよくて料理の旨い店ってことでバーではなく居酒屋なんだよ。」
森田「オーナーは?バーテンだけで?」
長野「……まあな。(師匠から同好のほうの才能があるからと援助をしてもらったし才能のほうで早くに開花したから支援者のお陰で好立地に店オープンさせてもらったんだもんな。
この事は宙斗くんも知ってるが森田には話してない話なんだよな。)」
森田「オーナー?」
長野「すまん、すまん、私も彼女に魅了されてしまってね、慣れた頃、宙斗くん、彼女を小部屋で脱がせちゃってよ。笑
まだ先の話だろうけどね。」
森田「そこは岡田さんが命令して…。」
長野「森田くん、命令とは違うよ、彼女が宙斗くんに喜んでもらいたくて促されてするって感じかな?ねっ、宙斗くん。」
「宙斗さん、お待たせしました。
オーナーさん、バーテンさん、今日も素敵な空間と美味しいカクテルありがとうございました、また宙斗さんと越させていただきます。」
お礼と先日の謝罪を再度し店をあとにする。
−−−永瀬家前−−−
タクシーをキャンセルして最寄り駅から宙斗と手を繋ぎ自宅まで歩きながらまた明日からターミナル駅で待ち合わせをしてなどなど話している。
自宅前に到着しインターホンを押そうとすると宙斗に止められ振り向くと抱きしめられ「莉奈、愛してる…」と言われ。
「私もです……。」
宙斗の背中に手を回しより密着し体温を感じてから離れる。
「宙斗さん、今日も送っていただきありがとうございます。」
インターホンを押すと莉奈母がドアを開け。
莉奈母「宙斗さん、今日も送ってくれてありがとうね、また近い内に家に寄ってね。」
「宙斗さん、おやすみなさい。」
門のところから宙斗を見送っていると莉奈母もドアを開けたままその様子を見ている。
翌日、莉奈が出勤しそれを見送り門前を掃除している莉奈母にお隣奥さんがお隣息子から送られてきた写真(スマホ)を見せる。
お隣奥さん「息子がたまたま見かけたんだけど莉奈ちゃんったら自宅前でみっともないわよね。」
莉奈母「…隠し撮りだなんていいご趣味だこと、それにこの方、莉奈ちゃんが今お付き合いしている恋人です。
何度か自宅にも来ていますし主人も私もとてもいい青年だと思ってましてね。
そうそう、莉奈ちゃんったら彼にいつか食べてもらいたいからってお料理の勉強、更に頑張りだしちゃって親として少し複雑だけど
向上心を持たせてくれる恋人って素敵じゃない?」
お隣奥さん「えぇ、まあ…、でも!将来、永瀬さん、莉奈ちゃんに近くに住んで欲しいでしょ?」
莉奈母「そうね、将来は私たちが莉奈ちゃんの近くに引っ越してもいいし…、ここお家を2世帯にしてもいいし…、今後話し合って決めるわ。」
お隣奥さん「もう、そんな話まで?」
莉奈母「うふふっ、…莉奈ちゃんも適齢期ですからね。」
−−−ターミナル駅→永瀬会社−−−
「宙斗さん、おはようございます、毎日私より先に着いていてくれてありがとうございます。」
電車に乗り込み、◯◯製菓のトーン違いのデザインを会社で作ると話してると会社最寄り駅へと到着。
「宙斗さん、帰りに時間が合えばまた一緒に……。」
莉奈が会社に到着し部署に入ると部長、課長が社長に呼び出されていると聞かされる。
「何かあったんでしょうか?」
朝香「人事部に呼び出されたみたいよ。」
「そうなんですか。」
−−−宙斗会社−−−
宙斗が課に入室すると山下と前田が午後から出勤と連絡が入ったと聞かされる。
女性同僚1「岡田係長、おはようございます。
前田さん、昨夜、山下チーフと2次会途中抜け出ちゃったんですよ。」
男性同僚1「そうそう、めっちゃあからさまで笑えますよ。笑」
同僚女性2「これで岡田係長、前田さんに言い寄られなくなりますね。笑」
同僚男性2「気づいてたんだ?」
後輩社員1「当たり前じゃないですか。笑
それに岡田係長の恋人って社外の人…、わっ!す、すみません、公表してないのに…。」
その場に居た女性社員たちがキャーキャー話し始める。
この後輩社員1が三宅藍の友人で。
同期女性1「岡田さん、写真ないの?見せてよ。」
後輩社員1「私も見たいです!」
興味津々で写真を見せてと宙斗にせがむ女性社員たちと男性同僚1、2、3も参加している。