2025/07/26 07:12:42
(YdpgeT6d)
沙織さんが指さしたトイレの方を見て、「・・・そう」と納得したように言った後、
「じゃ行こうか」と振り返り、ゆっくり歩き始める。
何も言わずゆっくり歩き、ホテル街の中央辺りの交差点を左折して3件目、他のホテルのように華美な装飾がない、
どこか年季を感じさせる、落ち着いた雰囲気の建物に入る。
自動受付機の前にたち、「空いてる」と独り言のように呟くとその部屋のボタンを押し・・・。
沙織さんの目に
【撮影目的.1室3人以上での御利用の際は、入室前にフロントへ御連絡ください】との文字が目に入る。
それと同時に、【室外(廊下・エレベーター等)でのプレイ時は他のお客様へ御迷惑にならないようにお願いします】との文字も。
撮影で使われること、廊下やエレベーターでプレイする人がいることを示唆していて。
「3階だよ」
自動受付で受付を済ませると、鍵を持ち沙織さんを先導する様に。
エレベーターが3階に到着し、5部屋あるうち一番奥の、エレベーターの正面に部屋の部屋番号が点滅している。
そのドアに向かって歩き出す裕翔、裕翔も少し緊張している様子が沙織さんにも伝わる。
部屋の中に入ると、壁・床。天井はすべてミラー貼り。
トイレやバスルームの仕切りは強化ガラス製らしく、一切隠れられる様な所がない。
そしてトイレとバスルームの他にガラスで間仕切れられた所には、妙なものが・・・
ビデの様でもあるけど、トイレの様でも・・・
その近くには、椅子の様なものが置かれていて。
ほかは、学校の保健室で見るようなベッド、ビニールレザーと思われる2人がけのソファと、向き合うように1人がけのソファが2脚、
天板がガラスの大きめなテーブル・・・。
少し異様な空間がそこには広がっていて・・・。
一人がけのソファに座り、もう一つのソファに荷物を置き、
「座ったら?」と短く声を掛けて・・・。
(おはようございます。
部屋のイメージなんとなくでも伝わったかな?
もちろん下品になる時は、下品になってもらって構いませんので)