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無知病弱令嬢

投稿者:サリーナ ◆yPwHPtuzPE
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2024/02/25 19:43:48 (usFLROVs)

「ケホ…ッ、ケホッ、ごめんなさいね、貴方をこんな屋敷に縛り付けてしまって…」ベッドに横たわり、枯れそうな吐息で咳き込む少女。絵画から出てきた女神のような現実味のない美しさである一方、不治の病に犯されており、貴族の娘であれど婚約することもできず、長年辺境の屋敷に『療養』として付き人の貴方と幽閉されていた。日に日に弱っていく身体のことは自分がよくわかり、そう長くもないことを悟っていた私は、部屋を出ようとする貴方に声をかける。「あの…、こんなこと、どうかと思うのですが…。その、私はもう暫くの命です。しかし、一つ心残りが…。その、婚姻もできず、女の悦びというものを知らぬことが心苦しいのです。不埒なことを申しているのは分かりますが…、【中文以上、描写好きな方お願いします。男女問わず・相談から。性に無知であるこちらを利用し、嘘の常識(変態プレイ)を教え込んだり、気遣うフリして身体を使うような方お待ちします】
 
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投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2025/01/29 05:19:27    (2z6FZW2g)

「たかが下着を見せるだけで何をそんなに…」


従属の指輪の力でドレスの裾を捲り上げながら大袈裟すぎるほどの抵抗を見せるメイサにアレクは少し呆れたが、メイサの抵抗の大きさの理由がわかり、さすがのアレクも言葉をなくした。

(クククッ…そういうことか…)

メイサは下着をつけてはおらず、それ故の抵抗だったと知れた…おそらく今日この場でサリーナとの縁を切らせ、唯一の憂いをなくしたあとマオとの情事に耽るつもりだったのであろう…
マオから聞き出した話によれば、マオがメイサの侍女についてから夫レイウスと夜を共にしたのは数回…特にここ1年ほどは皆無らしい…

(よほど溜まってるってことか…クククッ…こりゃあ面白い…)


ドレスの裾捲り上げたまま涙目になりながらもアレクを睨みつけるメイサを面白そうに眺めていたアレクは「もう結構ですよ…」と意外にもアッサリとドレスの裾を捲り上げることをやめさせた。

ホッとしたように息を吐くメイサだったが、再びアレクを睨み口を開いた。

「もう身体を自由にしてちょうだいっ!もういいでしょうっ!?貴方が知った秘密を口外しないと約束するなら…貴方の罪も不問にします!
ただしサリーナとだけは別れてちょうだいっ!」

「わかりました…」


メイサの要求にそう答えたアレクにメイサは少し拍子抜けしたようで、思いも寄らない返答に驚いた顔を見せる…

「だ、だったら…早く拘束を解いて部屋から出ていき…」


「な~んて言う訳があるはずないでしょう?私は今日、サリーナとの仲を認めて貰うために来たのですから…」


アレクはメイサの言葉を遮るように楽しそう言葉を被せた。

「それじゃあ…今度はドレスを脱いで裸になってもらいましょうか…私か身体を操って脱がしてもいいんてすが…それでは面白くない…そうですね…メイサ様にはストリッパーのように踊りながら裸になってもらいましょうか…」


「ふ、ふざけないでちょうだいっ!そんなこと出来るわけがっ!」


メイサはアレクに怒りを露わにするが、相変わらず身体の自由はきかないまま…そんなメイサをニャニャとしながら見つめるアレクはメイサを更に追い詰める。

「できないと言うのであれば…私が無理やりにでもやらせますが…それでいいのてすか?ご自分でやるより恥ずかしい格好をさせることにねりますが…」


アレクの言葉にメイサは唇を噛んだ…身体の自由をうばわれている以上、何をさせられても抵抗はできない…アレクの言葉通り裸になるにしても死ぬほど恥ずかしい格好をさせられることを拒むこともできない…ならば自分で…今のメイサにはその選択肢しかなかった。


アレクはメイサの部屋にあった蓄音機を目ざとく見つけ適度に音楽をかけた…それに合わせてと言うことだ。

曲が流れはじめると指一本動かせなかった身体の拘束が解ける…アレクの「さぁ…」という催促
にメイサは身体を曲に合わせて揺すりはじめた。

メイサがドレスを脱ぐことに少しでも躊躇が見えるたびにアレクから声がかかり、その度にメイサはアレクを睨みつけどを脱いでいく…ショーツ同様ブラジャーもつけてはおらず、すぐにメイサは全裸をアレクに晒すことになる…憎い使用人の前でメイサは全裸のまま身体を揺らし続けた…

「ほう!小柄で華奢なメイサ様ですが…どうしてどうして…いい身体をしてますねぇ…とてもアラフォーとは思えない…「メイサ様は歳をとらない」との話はお顔だけではないのですね…ふふふっ…」


若くしてサリーナを生んだメイサ…年齢を考えると、その身体はまだまだ若い…華奢な割に豊かな乳房…サリーナのようなピンク色でない少し黒ずんだ乳首が妙に卑猥だ。
腰には括れもあり、尻から太ももは脂がのったと言う表現がぴったりはまる…まさに熟したと言える身体だった。


「私が調べたところ…貴方の家…バレンシュタイン家はエルフの末裔だとか…貴女が歳をとらぬのも…サリーナの人外の美貌もエルフの血のせいなのでしょうかね…」


遠い昔、大陸の北半分を治め「北のエルフ」と呼ばれた一族…繁栄を誇ったものの、長寿が故に子孫繁栄への欲は乏しく、少しずつ数を減らし滅亡したとか、新たな新天地を求め海を渡ったとか…逸話として残るだけだご、確かにバレンシュタイン家には長寿の者が多いことは事実だった。

曲が終わるとメイサは息を切らし床にへたり込んだ…肩で息をし全身にはうっすらと汗をかき、めるておいるを塗ったように白い肌は濡れ光って艶めかしい…


「ふふふっ…十分に目の保養になりました…ところで今晩はマオにアレを使わせ楽しむつもりだったのでしょう…せっかくここにコレもあることだし…マオとのお楽しみを私にも見せてください…」

アレクが「マオつ!」と大声を出すと、さきほまてメイサの声には応えなかったマオが部屋へと入ってくる…下を向き俯いたまま「メイサ様…申し訳ありません…」と侘びながら…


「ベッドの代わりに…このテーブルの上ではじめていただきましょうか…」


裸になり屈辱のの舞いの披露だけでなく、マオとの情事すらみせものにしようとするアレクにメイサは首を横に何度も振るが、再びメイサの身体は意思とは関係なく立ち上がりテーブルの上へと…







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投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2025/01/26 18:52:17    (sjwAlQ2D)

「私は憲兵団所属の”レン”と申します。貴方にはレイウス公をはじめとする、フローレンス一族に対する不敬罪の嫌疑がかけられています。…しかし、捜査に協力することで投獄を逃れる術があります。貴方も知っていると思いますが…、よりフローレンス家に対する侮辱行為をしている者がいると聞いています。」

「あ…ああ、アレクのやつか…っ!?そりゃあ、あのよ、姫様が病で倒れられた時、看病を命じられて、『死ぬなら一人で死ねよ』とか、『俺も郊外行きかよ、疫病神め』とか、いっていました…。お、俺は酒の勢いで愚痴を言ったことがあるだけで、そんな大それたことは…っ」

「ええ、分かっています。アレク…という男性ですね。ふむ…、そのような言葉を吐いていたとは…。ご協力感謝いたします。」

マオは度々酒場で憲兵を名乗り、アレクの情報を集めていた。
彼は酒場によく出入りしており、顔馴染みも多い。
しかし、所詮は飲みの仲間であり、お互いを庇うような強い信頼はない。憲兵の嘘は効果的だった。
普通に生きていればどんな名君の領主であっても、愚痴の一つや二つは出るもの。適当に『不敬罪』というワードを出すだけで、あとは相手が勝手に相手が解釈してくれる。

(アレク…、貴様はサリーナ様を何だと思っているんだ…。こんな罵詈雑言を書き連ねたメモ…、メイサ様が見たら卒倒してしまう…)

非番の日は場外に出て聞き込みやアレク、ルシアの尾行。
サリーナの伴侶としては到底そぐわない行動や言動が目立ち、報告を躊躇うほどだった。

(確たる証拠は結局掴めなかったが、アレクはすでにサリーナ様に手をつけたかも知れない…。メイサ様に知られたら、死罪は免れないだろうなあ…。とりあえず、今日の夜にでも報告に…)

サリーナが幽閉されていた郊外の麓の港町にも足を運び、様々な情報を得た。
なんと、野外で性行為に耽っている男女がいたとのこと。聞き込みにより、男側がアレクである事は間違いないが、女性側は見たこともないような美女だったとか…。

思案に耽りながら路地裏を歩いていたマオだが、尾けていたはずのアレクの姿が消えていることに気が付かなかった…。

ーーーーーーーーー

「会いたかったわ、アレク…。呼び立ててしまってごめんなさいね?」

(よくまあ…、いけしゃあしゃあと。殺してやるのは簡単だけど…、嫁入り前のサリーナに変な噂がたつのも良くない…。ひとまず引き離し、二度と触れさせないことね…)

マオから全てを聞いていたメイサは、アレクを敵と認識していた。
純真なサリーナを弄ぶ悪鬼。到底許されるはずがない。
しかし、サリーナの快復により、フローレンス家の動向は各地方の貴族達が見守っているところ。
離れでサリーナを看病し続けた男が処刑されたとなると、あらぬ噂が立つのは目に見えている。

ふう、とひとつため息をつき、アレクを睨みつけ…。

「貴方、サリーナのことを『疫病神』と言っていたそうね…?離れの方では随分高級娼館に入り浸っていたとか…。ギャンブル、娼館にお酒…、貴方の給金では足りないくらい使ってるみたいだけど、サリーナからお小遣いをもらってるのかしら?」

サリーナはルシアを介し、度々お金をアレクに渡していた。
アレク側がせびる事はないが、金が入り用の素振りを見せるだけで、金銭感覚に疎いサリーナは簡単に大金を渡してくる。それらはルシアとアレクの小遣いになっていた。
当然、それもマオが調査済みである。

「今すぐその首を落とし、サリーナを弄んだことを後悔させてやりたいところだけど…、優しいあの子はそれさえ悲しむでしょう…。もう二度と、私の娘の前に現れないでちょうだいっ!!」

メイサの怒号が響く。
このあとマオが入室し、アレクを退室させる流れになっていたが…、扉をノックする音は聞こえない。

(マオ捕まえたから何…?マオは結局無事だし、私も報告をきちんと受けている…。お得意のハッタリでしょう…)

「もう貴方と話す事はないわ。私の時間は使用人風情の貴方と違って貴重なの。早く出て行ってちょうだい…っ!…何してるのっ、マオ…ッ!!早くこの男を摘み出しなさいッ!!」

不適な笑みを浮かべているアレクに苛立ち、怒りを露わにしながらマオを呼ぶが、やはり返答はない。
ただの一度だってマオはメイサの命令に逆らったことなどない。そう、夜の慰めだって…。

「…は?あ、貴方っ、犯罪を告白したということ…っ!?憲兵に突き出す…、ぁ、なんでそれ…っ!?」

犯罪者との繋がりや、マオの妹の誘拐自白。
もはや憲兵に突き出す他ないとさえ思ったが、アレクがテーブルに置いた物を見て、怒りで真っ赤になった顔から血の気が引いて青ざめた。

マオに毎晩使わせているディルドだった。
なるべくレイウスのモノに似ているものを探し、使い込んでいるソレは、ある箇所から上部分が濃く変色しており、メイサの膣深さすらわかるほど。

咄嗟に口から出た言葉は、『そんなもの知らない』であり、我ながら無茶である事は理解している。メイサの部屋には置いて置けないものであるため、マオが保管管理している。それをアレクが持っているということは…。メイサとマオの情事すら知られているという事。

「もう良いっ、話にならないッ!オマエ如きが偉そうに…っ、レイウスに全てを話して…っ、ぁっ、ぁれ…っ?」

脚が、動かない。
ソファから立ち上がっても数歩しか動かず、後は根を張ったように動かず、アレクの笑い声だけが響く。

「…そんなこと、あるわけが…。」

『お母様っ、この指輪…、離れの近くにる港町で作ってもらったんです。綺麗なお母様に似合うと思って…。』

数日前、サリーナに唐突にプレゼントされた指輪。サリーナが自分のために何かをしてくれた事自体が嬉しく、貰ったその時から指に嵌めている。
サリーナはアレクから、『メイサ様の御機嫌を少しでも取りたいので、サリーナ様からこの指輪を贈っていただいてもよろしいでしょうか?私からと言ってしまうと、メイサ様に下心を悟られてしまいそうなので、サリーナ様からのプレゼントということに…』と相談されて渡したものだが、それを知らないメイサは一瞬娘を疑った。

(サリーナが罠を…、いや、あの子はそんなことをする子ではない…、なら、誰が…。)

当然、ソファでふんぞり返っている男だろう。
敵意を剥き出しにして睨みつけるが、身体はアレクが命じた通りに彼の目の前まで歩き、まるで召使のように直立する。

「…っ、アレク…、もうやめなさい。このままでは、貴方も庭師のお父さんも処罰しなくてはならなくなるわ…。でも、今ここでやめるなら、少なくとも今日のことは不問にしてあげる…、それでどう…?」

憎々しげにアレクを見下ろすメイサ。
近くで見れば、やはりサリーナの母親であり、顔立ちはまるで一緒。サリーナがこのまま歳を重ねた姿で、肩ほどに切りそろえた髪が大人らしい落ち着きを思わせる。
しかし、決してサリーナはしない、敵意や怒りを露わにする表情は、アレクをより興奮させた。
顔立ちはかなり似ているとはいえ、サリーナよりも小柄で細く華奢な、ガラス細工のような身体は堪能しがいがある。

「アレク…、これ以上は悪ふざけでは済まないわ…っ。この指輪…を外して、マオの妹も解放して…っ」

「メイサ様、ドレスの裾を捲って、下着を見せてください。」

メイサの懇願虚しく、被せるようにアレクが命令を出す。メイサの意志とは反し、くるぶしを隠すほど長い水色のドレスの裾を両手で掴んで持ち上げ出す。

「…っ、嫌っ、やめてっ!嫌っ、嫌ぁっ!!マオッ、助けてっ、マオッ!!」

どんなに嫌がっても、身体は勝手に動く。
下着を見せる…、それは確かに屈辱だが、それにしても大袈裟なほどの拒否反応。
随分嫌われたものだとアレクは思ったが、ドレスが捲り上がると、その意味を理解した。

「…ぅぅっ、見ないで…っ!しっ、死刑にするから…っ、貴方もルシアも…っ、庭師の父も…っ!絶対に許さないから…っ!!」

涙目になるが、その目は仇を見るように、鋭く細く…、犬歯を剥き出しにして睨みつける。

しかし、身体の方はというと、裾を大きく持ち上げて捲った結果、綺麗に無毛に整えられた恥丘が顔を見せていた。

本来なら今日は、アレクに釘を刺し、サリーナから遠ざける日だった。そして、娘の周りを飛び回る悪い虫を片付けたあと、さっぱりとした気持ちでマオにシてもらおうと考えていた。

こんなに長く話すつもりもなかったし、ましてやこんなことになるとは思ってもいなかった。

いつレイウスに抱かれても良いように、身体は常に綺麗に維持している。

妻のいじらしい努力であり、このような悪人に見せるためのものなんかでは決してない…。
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投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2025/01/22 20:40:57    (LH2rJDeh)

「メイサ様…アレクが来ております…」

メイサの私室のドアの外からマオは声をかけた。
「通してちょうだい…」すぐにメイサの声がし、アレクは部屋へと通された。


「メイサ様…アレクにございます…」


マオに続き部屋へと入ったアレクは深々と頭を下げた。
そんなアレクにメイサはソファーに座るよう勧めた。
メイサは、わざわざ呼びつけたことを詫びるとともにサリーナの介護の労をねぎらい、感謝の意を伝えた。


「いえ…サリーナ様は私の主…レイウス様の大切な姫君…仕える身の私としては当然のこと…メイサ様からそのようなお言葉を抱けるとは勿体のうございます…」


「本当に感謝しているのですよ…」そうメイサは微笑みを浮かべたが、その目はアレクを見つめ、アレクの表情なとを見定める…というより怒りが籠もったように厳しいものだった。
しかしそれも当然のこと…アレクの交友関係をはじめ、人となりに至るほぼ全てをマオから聞かされていたからで、愛するサリーナを任せられるどころか、近寄らせたくもないと思えるものであった。

城の女中に手を出しレイウスの逆鱗に触れ反省したかのように見せかけ、酒の席ではレイウスを逆恨みする言葉を吐き、サリーナの介護を任された時にはサリーナの事を疫病神と罵った。
仕事は父親の目を盗んではサボり、その給料のほとんどは酒と女とギャンブルに注ぎ込み、借金をしては踏み倒すゴロツキ以下の男…

サリーナから味方になって欲しいと泣きつかれ、メイサなりにアレクという男を見定めるつもりだったが、メイサの前で善人ぶる男は、レイウスだけでなくサリーナを騙した殺してやりたいと思える憎い男…今すぐにでも処刑したいところだが、伝染るかもしれない病気のサリーナを付ききりで介護した男を処刑すれぼ、良からぬ噂が立ち、サリーナにも飛び火するおそれも…

建前は感謝の意を伝えるということだか、この場でサリーナとキッパリと縁を切らせるつもりだ。


「ところで話は変わりますが…」とメイサは口にし、その声は低く冷たくなる…

メイサは、アレクを部屋へと呼んだ経緯から話しはじめ、そのためにアレクの事を調べたと告げた。
アレクは、黙ったままメイサの話を聞いていたが、喋っているメイサは次第に感情が抑えきれなくなったのか、怒鳴るように激しくアレクに非難の声をぶつけた。

「もう2度と娘に…サリーナには近づかないでちょうだいっ!」

肩で大きく息をしアレクを睨みつけるメイサに対してアレクは表情を変えることなく大きくひとつため息をついて浅く座っていたソファーにもたれかかった。

「ふぅ~~~もう気が済ましたか?貴女が私の事を調べていた事は知っていますよ…いや…途中で気づいたというべきでしょうかね…実は私も貴女の事を調べていたのですが…その時に私の事を嗅ぎ回る女がいることに気づいたのです…貴女の侍女…マオとか言いましたか…それでマオって侍女をとっ捕まえて色々と話を聞き出したのですが、すでに調べたことは報告済みだと知れましてね…貴女がこう出でくることは想定内のことでした…」


アレクは感情的なメイサとは対照的に落ち着き払っており、少しも悪びれた様子もない…そんなアレクにメイサの苛立ちは頂点に達し「早くこの部屋から出でいきなさいっ!」と怒鳴った。その顔は日頃レイウスの横で慎ましく微笑むメイサのものとは思えないものだった。

「まぁまぁ…まだ私の話は終わっていないので…」


アレクは、メイサをなだめるように言うが、逆にメイサの癇に障り「マオッ!マオっ!誰か人を呼んでちょうだいっ!マオッ!」と扉に向かって大声を発した。


「マオは来ませんよ…さっき言ったじゃないすか…マオをとっ捕まえて色々聞き出したと…ただ話を聞いただけと思っているのですか?」


扉の向こうに控えているはずのマオの返事がない…メイサの胸に何とも言えない不安が…


「実は…マオをとっ捕まえて話を聞く前にマオの妹を拉致しました…金さえ出せば人殺し以外何でもやるダチがいまして…まぁ人質…ですかね…そのお陰でマオは洗いざらい喋ってくれましたよ…色々とね…例えばコレのこととか…」


アレクはニヤリと口元歪めると上着の内ポケットからある物を取り出しテーブルに置いた。
それを見るなりメイサの顔から血の気が引いた。


「そんな顔をなさらなくても…ご愛用品でしょう?」

アレクがテーブルに置いたものは、毎晩のようにマオに使わせたディルドだった。

「な、何ですか?ソ、ソレっ…!も、もうオマエとの話は終わりましたっ…!オマエが出でいかないなら私がっ…」

明らかにディルドを見せられ動揺するメイサ…あまりの恥ずかしさに倒れそうになるのに辛うじて耐え扉に向かい歩き出そうとした。

だが…その足は2歩ほど踏み出されただけで動きを止めた。
メイサの意思でない…足を前に出そうとしても何故か身体が言うことを聞いてはくれない…


「アハハハッ…眉唾モノだったが…ちゃんと効くんだコレ…」


笑い声に振り返ったメイサはソファーで腹を抱えるアレクを睨んだ。

「いやいや…大笑いしてすいませんね…貴女がつけているその指輪…2日ほど前にサリーナからプレゼントされたモノでしょう?療養先の近くの港街で見つけた石で指輪を作り、やっと出来上かり届いたと…それは全部嘘でして…私がサリーナにメイサ様に渡すように頼んだのです…その石は、私の持つ原石から作られたモノて主と従の関係にあります…ふふふっ…何を言っているか分からない顔をしてますね…」


アレクは、手の上でルビーを思わせる真っ赤な石を転がし説明をはじめた。

アレクの父親か使用人になる前、独自で商売をしていた頃に借金のかたに貴族から受け取ったモノで、その昔奴隷を従属させる目的と所有権の証に使われた道具であると…

「簡単に言ってしまえば…主が奴隷を好きに動かす魔道具の類です…つまり原石を持つ私が主で、そこけら作られた指輪を嵌めた貴女は奴隷…と言うことですよ…さぁ…メイサ様…そんなところに立ったままじゃなく…コチラヘ…」

アレクかそう口にすると動かなかった足は向きを変え、ソファーにふんぞり返るように座るアレクの前へと歩を進めた。


「こういうことです…私が命じれば貴女の意思とは関係なく身体の自由は私の思いのまま…貴女が私のことなど調べずに娘の頼みを素直に聞いていれば、こんなことにはならなかったのに…」



色々考えた末に、こんなふうにしました。
一時は日本の藁人形とか、中国の蠱毒の呪詛とか考えましたが…












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投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2025/01/19 17:18:00    (o2oeGxsN)

割れ目からは、透明な愛液が糸を引いて床に垂れ落ち、もはや準備万端であることを伝えて来る。
グラベルが堪らず、尻を掴んで、血眼となって秘部を凝視していた。

アレクだと思い込んでいるサリーナは、嫌がることなく、むしろ口角を上げて微笑み、自ら尻肉を掴み、割れ目を開いて見せた。

くぱあ…と音が聞こえそうなほど、ねっとりとした液が絡みつく膣。

それを目の前にして我慢できる男などいなかった。

「ぁんっ❤︎ぅ、アレク…っ、激し…っ、ぁあんっ❤︎」

キツく狭い膣肉を押し広げながら侵入してくるグラベルの肉棒。
ぎゅうぎゅうに締め上げながらも、優しく絡みつくように扱き上げ、油断するとすぐに果ててしまいそうだった。

(いつもと、なんか違うような…。でも、気持ちいいし、気のせい…?)

サリーナが四つん這いになる後背位は、普段よく行われる体位だが、後ろから突かれる強さや肉棒の具合など、細かな所に違和感を感じていた。

薬を盛られていても、気がつこうと思えば別人だと気が付けたはず。

しかし、快楽の虜になっているサリーナの脳は、それ以上のことを拒否してしまった。

「はい…っ、精一杯、ご奉仕します❤︎…っ、アレク、気持ちいいですか…っ、ぁんっ❤︎」

繋がったまま、身を起こし、グラベルの上に跨るサリーナ。

アレクに躾けられ、ディルド相手にも練習した騎乗位。
髪を振り乱し、腰を上下左右に畝らせながら極上の騎乗位を見せる。

「んっ、ちゅ…んっ、アレクぅ…、ずっと一緒に居ましょうね…っ、ぁむ…っ」

腰を動かしながら、グラベルに覆い被さるように身体を倒し、愛を囁きながら唇を重ねる。
柔らかく張りがある胸を揉みしだきながら、眼前にサリーナの顔が広がり、容赦なく扱かれ続ける肉棒に限界は近かった。

「イきそう…?アレク…っ、私も、いっ、一緒に…っ!…はぅっ、ぅ、イくっ、イきます…っ!!」

膣内の肉棒の様子から射精を悟る。
サリーナも、殿方を立てるために我慢しており、妖艶に口角を上げ、合わせるように絶頂を迎える。
膣内は生き物のように蠢き、より一層締め付けて種を受け入れる。

もし孕んだら…、そんなことは目の前の快楽にとっては些事だった。

しかし、自慰では鎮められない欲求を中々解消できないサリーナにとって、絶好の機会。

未だ固いペニスに、今度はお尻の穴を当てがい、腰を下ろした…。

「ぁんっ❤︎お尻の奥…っ、もっと突いてぇっ❤︎」

「嫌っ、わ、脇など…、汚いですから、舐めないで…ぇっ」

「お尻を舐める…の…?い、いえ、アレクが望むなら…。」

「…これで、合ってますでしょうか…?お胸で挟んで…、これが気持ちいいの…?」

それからは、映像に収められているとは露知らず、欲望のぶつけ合いと化した。
膣と腸には何度も種が放出され、サリーナの脇や足などにもグラベルの舌が這い、手をつけていない身体の箇所はもはや無いほど。

ソファに深々と座ってワインを楽しみながら、眼下では主君の娘が床に正座し、自分の胸で肉棒を挟んで扱いている。

サリーナを見つめる目は、敬愛する姫君に対するものではなく、酒を飲ませてアレクを騙れば何でもする娼婦…そういうものになっていた。

しかし、もう少しでアレクが戻ると思われる時間。
後片付けも考えると、タイムリミットは近づいていた。

「ふわ…ぁっ、ルシアが迎えにきたら起こしてちょうだい…。」

『運動』もしたことことだし、酒も入っていてサリーナを寝かせるのは簡単だった。
そのあとは体液を拭き、急いでドレスを着せ、痕跡を消す作業…。

ーーーーーーーーーー

「それでサリーナがこの間、私の部屋に来て…」

「はは…、そうか…、サリーナは元気にしているようだな。中々時間が取れず、2人には悪いな…」

「いえ、貴方が忙しいのは重々知っているわ。それはサリーナも…。」

サリーナ達がグラベルと密会している夜。
城でもレイウスの私室をこっそりと訪ねる者がいた。
闇夜でも光り輝き、ウェーブがかかった金の髪を指で弄りながら微笑むのはサリーナの母、メイサだった。

レイウス領内は、サリーナの帰還により一層活気付いていた。
領地全体がお祝いムードになっており、隣国の商人達も金の匂いを嗅ぎつきて寄ってきており、ここ10数年で一番盛りあがっていた。

しかし、だからこそ領主であるレイウスの業務は多忙を極めており、メイサやサリーナとの時間は取れずにいた。

「それで…、話とは何だ?メイサよ…。」

「あら、話がなかったら来てはいけないの?…貴方の最愛の妻がこんなに寂しがっているのに…。」

シースルー…とまでは行かずとも、薄く身体のラインが浮き出る黒のネグリジェ。
一際美しいブロンド髪がより映え、澄んだ湖のような蒼い瞳がレイウスを捉える。

明らかに、夜の誘いに来ている格好。

しかし、レイウスはそれを分かっていて、尚…。

「…すまない、今日は視察が多くて疲れているんだ…。それに明日も早い…。」

「…ううん、こちらこそお休みの邪魔をしちゃったわね…。それより、サリーナもひどく寂しがっているわ。目を閉じると、『お父様っ、お母様っ』って後ろをついて歩いていたあの子が、もうあんなに大人に…。」

「ああ、本当だな…。アレクにも感謝せねばなるまい。よく看病してくれた…。」

「…ええ、そうね。アレクという使用人とは話したことがないの。今度会って感謝を伝えようとと思っているわ。…それでは、お休みなさいませ…。」

(アレク…、よほど信頼を得ているみたいね…。あの子は純真で素直すぎるし、騙されていないといいのだけど…)

メイサがレイウスを秘密裏に訪ねるのは、定期的にあることだった。
レイウスとメイサには歳の差があり、特に差が生じているのは年齢以上の性欲の差だった。
メイサの小柄な身体は二度目の妊娠には耐えられない。しかし、種を植えなくてもいいから、抱いて欲しかった。だから、こうして何度もアプローチをかけていてるが、サリーナという宝を手にし、性欲が減衰したレイウスには毎回断られている。

はたから見れば、メイサが恥をかかされている、とも取れるため、夜中にこっそりと訪問しているのだった。

「メイサ様、どうかお気になさらず…。レイウス様の御多忙も区切りがついたなら、またお時間を作ってもらえるように調整いたしますので…。」

メイサの御付きメイドは、マオという女中。
本来、夫人の付き人はメイド長が務めるのが一般的だが、マオは経験が薄く、19歳で若い使用人だった。
レイウスには長らく抱いてもらえず、サリーナは病で倒れ、とにかく寂しくて不安だった時、素直で献身的な性格の持ち主であるマオに、サリーナを重ね、代わりを求めてしまった。
マオを側に置き始めた頃は、サリーナの病状が一層悪く、『メイサ夫人は狂ってしまった』と噂されるほど、気を病んでいた頃だった。
最初はサリーナの代わりに置いたようなものだったが、マオは存外優秀な使用人であり、それから長らく身の回りを任せていた。

「ふふっ、気遣いありがとう、マオ。それより…、アレクって使用人は知っている…?あと、ルシアって女の使用人も…。」

「…アレクという者はわサリーナ様を御看病されていた者…ですよね?数年前、女中と、その…トラブルを起こし、激昂したレイウス様に処刑されかけたとか…。その頃は私も本勤めではありませんでしたので…。あと、ルシアは知っております。女中仲間ですから…。しかし、何を考えている女なのか、少し図りかねるところがあります。アレクとは親しいようで、よく話しているところは見かけますが…。」

「…そう。少し、調べてくれる?その2人のこと。非番の日は街で何をしている…とか、給金の使い道とか…。」

「メイサ様の御命令ならば。…しかし、何故…と聞いてもよろしいですか?」

「私の可愛い天使がね、騙されているかもしれないの。…考えすぎだといいけれど…。」

(サリーナはだいぶお熱って感じだった…。一方で、よくない過去もある様子…。私たちの監視がない離れで、アレクは何をしたの…?アレクと会う前に、少し情報を集めておきたいところね…。)

メイサは、サリーナのお願いを聞いてから、妙な焦燥を感じていた。
サリーナは多感な時期をベッドの上で過ごし、恋愛を知らない。そんな中、長い時間を異性の二人で過ごすことがあれば、恋と錯覚させるのは簡単だろう。特に女の扱いに長けている者であれば。

(女中を転がして遊んでいたみたいだし、どうも女慣れはしていそうよねぇ…。もし、サリーナを弄んでいるとしたら…、ギロチンにかけてやるんだから…。)

アレクがルシアにメイサを探らせる命令を出したちょうどその時、メイサもまた、マオにアレク達を探らせる命を出していた。

「それより、マオ…、今日もいいかしら…。」

「ええ、勿論でございます…。メイサ様のためなら…」

ーーーーーー

「ぁんっ、ぁっ、マオっ、そこいい…っ」

「ありがとうございます…メイサ様…、もう少し激しくいたしますね…っ」

「ぁっ、ぁんっ、イっ、イ…く…っ!!」

部屋を閉め切り、防音加工をしているメイサの部屋。
裸になったメイサを抱きしめ、男根を模したディルドを膣に出し入れしているマオ。

メイサの欲求を鎮めるため、レイウスの代わりにマオが相手をしていた。

二人とも特に同性愛のきらいはないが、最も精神的に弱っていた頃のメイサを支えきったマオとの間には、強い信頼が生まれていて、このようなことも相談できるほどだった。

「はぁ…っ、はぁ…っ、ごめんなさいね、マオ…。いつもいつも…。」

「いえ、少しでもお役に立てているのであれば、むしろ光栄に思っております…。それでは、お休みなさいませ…。」

防音材を壁や扉に埋め込んだり、この中のことは絶対の秘密事。
辺りに誰もいないことを確認して、恭しくお辞儀をして、マオはメイサの部屋を後にした。


【お疲れ様です。先日は、レス192に気がつかないまま、お返ししてしまってました。本性を見抜いたメイサを無理やり…、とってもいいと思います!そういう感じの流れになるように、メイサパートもつけてみました。マオとの関係はちょっとどうかと思いつつ、大きな弱みの一つにもなりそうだったのでつけてみました。不要でしたら最後の方は無視してくださいませ】
194
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2025/01/15 00:54:54    (8u7pC7pZ)

「どう?うまく事は運んでる?」

バルコニーから身を乗り出していたアレクの背後から女が話しかけた…ルシアだった。
今回の酒宴の席を準備したのはルシアであり、アレクの企てが気になり居ても立ってもいられなくなったのたった。


「ルシアか…ビックリするじゃねぇか…ああ…計算通りに事は進んでる…思った通りグラベルのヤツ…サリーナにちょっかいかけやがった…」

「へぇ~そうなんだ…やっぱりグラベル様って噂通りだったみたいね…」


ルシアもバルコニーから身を乗り出し部屋の中を覗き込んだ…ちょうどサリーナが床に落ちた食べ物を拾おうとしているところだった。


「なにあれ?まるでサリーナ様が誘ってるみたい…」

「グラベルのヤツ…水を欲しがったサリーナに水だと言って更に酒を飲ませやがった…フラフラになったサリーナがテーブルに頭をぶつけて…」

グラベルの肩越しにサリーナが四つん這いになり尻を向けている様子がみてとれる…事情を聞けば今の状況も納得できるが、一見すればサリーナが尻を振りグラベルを誘っているようにしか見えない…おそらくグラベルは目の前で揺れるサリーナの尻に目を血走らせているに違いない…


(ひ、姫の尻…な、なんと素晴らしい…)


剥いた卵のようにシミ1つない2つの肉…括れた腰がその尻を強調する…股の間には僅かに開いた割れ目が見え隠れし、そこから溢れた愛液が太ももを伝って垂れる…


その淫靡な光景に身じろぎもせずに凝視していたグラベルだったが、両手で尻肉を鷲掴みにした。
突然のことに驚いたように振り返ったサリーナだったが、その顔はすぐに笑みに変わる…


「もうっ…!アレクったら…我慢できないのてすね…うふふっ…私もです…」


サリーナは床に落ちた食べ物を拾うのやめて、両手を尻にまわすと自ら肉を掴み広げた。

「ここに…アレクのおチンポを…私…後ろからされるのが大好きっ…」


グラベルの顔はアレクたちからは見えなかったが、おそらく酒を水だと偽り飲ませたことが功を奏したとばかり口角を上げたことだろう…グラベルはサリーナの割れ目にペニスをあてがうと一気に腰を押しつけた。


「ううっ…!ひ、姫っ!」


グラベルは唸り声のような声を上げてサリーナの尻に自らの腰を打ちつけた…挿れた瞬間に肉襞がペニスに絡みつくような感覚に襲われ腰の動きを止めることもできない…
サリーナも背中を反らせ声を上げてそれに応える…

サリーナが大きな絶頂を迎えるとグラベルは床に尻をつきサリーナの身体を引っ張り上げ体勢をかえた…繋がったままサリーナを反転せた。


「さぁ…姫…今度はご自分で…」


サリーナは微笑み頷くと両膝で立ち腰を先後左右へと揺すった…その腰使いは、とても貴族の令嬢の姿ではなく、快楽を貪る娼婦のよう…

上下する身体に合わせ揺れる乳房にも手を伸ばし形が変わるほどに揉みしだく…伸び切った乳首を指先で潰し、時にしゃぶり回した…

そんなグラベルが一瞬動きを止めた…射精が近づくなか、グラベルの頭に「主君の娘」ということがよぎった。
もしこのまま中出しをして万が一にも妊娠したら…だが次の瞬間にはより激しく下からサリーナを突き上げたのだ。
もうそんなことはどうでもいい…とばかりに…



「あの野郎…中に出しやがった…クソッ!」


グラベルがサリーナの腰をガッチリと掴み身を震わせる様子を見ながらアレクは思わず苦々しく言葉を発した。

「自分で仕掛けておいて…ねぇ…なんか私も見ていてムラムラしてきちゃった…」

ルシアは身をかがめるとアレクのズボンのファスナーに手をかけた…ムカつきながらも勃起しているペニスにルシアはしゃぶりついた。


「あとでサリーナの身体を綺麗にしとけよ…あの野郎の汚いの…全部洗い流しておけ…それと…」


ペニスに舌を這わせるルシアに後のことを指示したアレクは、さらに別の話をする。


「サリーナの母君…メイサのことを調べておいてくれ…金はいくら使っても構わん…お前のツテを使えば5日もあれば調べられるだろう…」

「うん…わかった…調べておく…でも今はそんなことより…グラベル様もまだあれだけじゃあ満足してないでしょ?もちろんサリーナ様も…まだまだ時間はあるし…」

ルシアの言う通りだった…グラベルの上に倒れ込むように絶頂の余韻に浸っていたサリーナだったが、身を起こしグラベルをアレクたと思い込み唇を重ねるとオネダリの言葉を囁く…

「ねぇ…アレク…今度はお尻で…」と…


____


「グラベル様…遅くなりました…サリーナ様のご様子はいかがでしょうか?」


時間を見計らって別荘の入り口から戻ったアレクはソファーに何食わぬ顔をしていてグラベルに尋ねた。


「うん…あれから姫様は眠ったままだ…」


ソファーに倒れ込むように眠るサリーナのドレスは元通りにされており、アレクが別荘を出た時と同じように見える…だがよく見ればサリーナの髪は乱れ、ドレスもどこかおかしい…グラベルは気づいていないようだが、部屋には生臭い匂いが漂っていた…


(チッ…満足した顔しやがって…)


「グラベル様…サリーナ様が酔ってしまわれてしまいましたが…あのお話…考えて頂けたでしょうか?」


アレクにしてみれば、グラベルの決定的な弱みを握ってはいたが、敢えて下手に出るように尋ねた。

「うん…お前が居ない間…考えていたのだが…姫様のお気持ちを考えると何とかしてやりたいと思えてきてな…まぁまた時間があれば話をしよう…」


先程までは頑なに首を縦には振らなかったグラベルだったが、態度を軟化させた…また再び酒宴でもあれば…と見え見えの下心からの言葉だった…




次はメイサパートですね…
どっちのパターンにするか決めておいてくださいね。

歳をとらないメイサと人外の美しさのサリーナの理由も余談的に絡めたいなと思っていますので…













193
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2025/01/14 18:52:38    (dq5rC8Qu)


「んっ、ちゅっ、ん…っ、ふぁい…っ、どうぞ…っ❤︎」

主君の娘が床に跪き、恭しく丁寧に口淫する姿は、無常の興奮を与え、グラベルを射精に誘う。
右手を添えながら口を窄めて扱きあげ、左手で玉袋を揉みしだく。
視線を合わせた様子と後頭部を掴む手から、グラベル…、いやアレクが射精寸前であることを知ったサリーナは、よりストロークを早め、上目遣いのまま視線を逸らさずに目を見つめ続けた。

この至福の時を我慢できないグラベルの射精が始まると、サリーナは目を逸らさぬまま、注がれる熱い白濁液を舌で受け止め続けた。
両の手のひらは顎の下に添えながら、結局一滴も溢さずに精液を口で受け止めきった。

口内射精など娼婦でも嫌がる者はいる。
ましてや飲んで処理など…。

しかし、サリーナは嬉しそうに微笑み、

「んぁ…っ、んふふ…❤︎」

口を大きく開き、口内に溜まった精液をグラベル自身に見せつける。
気品あるサリーナが、口内のモノを下品にも見せつける姿には息を呑む。
しかも、それが自分が吐精したものとなれば尚更…。

「んぐっ、ん…っ、ぐっ、ん…。ザーメンミルク、ご馳走様でした…。ちょっと味が違うけれど…、これもまた美味しいです…っ。それでは、お綺麗にしますね…。んっ、れぇろ…っ、んっ、ちゅ…っ」

喉を鳴らしてグラベルの精液を飲み干し、そして再び大口を開く。
大きく開いた口からは舌をべぇーっと垂らし、全て体内に入れたことを証明する。
驚くグラベルを気にも留めず、髪をかきあげて未だ硬い男根に舌を這わせ始めた。

付着した精液や我慢汁を舐め取り、綺麗にする『掃除』を始め出したのだった。

驚愕と感激に襲われる中、『これ』を毎晩使用人風情が味わっているも思うと、到底許すことなどできない。

あの男と同じく、姫の全てを味わい尽くさねば…。

「きゃ…っ」

床に押し倒され、純白のショーツが剥ぎ取られる。
クロッチは愛液が染みており、ねっとりと糸を引いていた。
グラベルが股を開かせると、ぴっちり閉じた割れ目が少し開き、桃色の粘膜が顔を覗かせる。
綺麗で鮮やかな色を保っており、純潔の乙女ではないか、と今更疑ってしまうほど。

仮に処女だった場合、これを破ったりすれば大罪。
ただの姦通ではなく、嫁ぐ価値を著しく損なわせる行為で、一族郎党死罪だろう。
レイウスやメイサの様子からして、処女だろうがなかろうが、サリーナに手を出した者は斬首だろうが…。

今更になって『領主の愛娘』であることが恐ろしくなった直後、股から香る強烈な雌の香りに理性を揺さぶられる。
深いアルコールのせいで弱まった理性は制御が効かず、ヒクヒク疼いている割れ目にむしゃぶりついた。

「ぁんっ、ぁあっ❤︎アレクっ、激し…っ、ぁんっ❤︎」

割れ目からは絶え間なく愛液が溢れ出て、これがまた果汁と同じように甘酸っぱく、敏感な姫は一舐めするたびに甘い声をあげ、舐めていて飽きがこない。

身を清めていないためか、股に顔を埋めるとほんのり生臭く、奥からアンモニア臭も薄く香る。
並の女ではなく、サリーナから生々しい香りがすることはむしろ興奮材料であり、『犯している』という実感が湧いて出る。

当のサリーナは床でもぞもぞ身を捩り、何度も声をあげて絶頂に至っていた。

ルシアの『マッサージ』が気に入ったサリーナは、ルシアにねだり、その度に弄ばれている。

そのせいでサリーナの身体は、絶頂に酷く飢えており、非常に敏感になっていた。

「ぁんっ❤︎イくっ、イきますアレクぅっ❤︎イくっ、イくぅうっ!!!」

涎を垂らし、快楽に浸る顔も隠さず、グラベルの舌で絶頂する。
内股はおろか、床のカーペットにシミを作るほど愛液を溢している。

「はあっ、はあ…っ、アレク…、お水をいただけませんか…?」

床で仰向けに倒れたまま、息を整えながら呟く。
汗や愛液、大きな嬌声を出し続けたことにより、喉が渇いたのだった。

酒で倒れかけ、酩酊状態にあるサリーナにこれ以上酒を飲ませると、最悪の場合も想定される。

しかし、もし水を摂取して正気を取り戻した場合、グラベルの行いはレイウスに露見し、一族郎党斬首となるだろう。

そこでグラベルが出した結論は…

「ありがとうございます…。んっ、ごくっ、ごく…っ、ぷは…。なんと美味しいお水ですこと…、んふっ、んふふっ」

白ワインをボトルごと渡し、水だと言って飲ませたのだった。
それを寝そべったまま、両手で抱え、ボトル口に口をつけて飲み出すサリーナ。
行儀の悪い行動だが、普段は絶対しないだけに酒の入り具合が分かってしまう。

サリーナの酩酊状態は薬によるものではあるが、グラベルの行いはサリーナの命をも危険に晒すもの。
しかもたまたま酒に酔ったサリーナに手をつけたのではなく、追加で酒を飲まし、敢えて酩酊するようにしたのだから、罪はさらに重い。

しかし、だとしても、どうしても…。
サリーナに正気に戻られるわけにはいかなかった。
アレクが戻るには時間はまだある。
サリーナさえ、このままなら…。

酒を追加で摂取したサリーナは、再び目の前がぐるぐると歪み始めた。
横たわっているが、目眩にも近い感覚に襲われ、床の上でもぞもぞ動いていると、テーブルに頭をぶつけ、皿の上の食べ物を落としてしまった。

「痛…っ!…うぅ、落としてしまいました…。食べ物を粗末にすると、お母様に叱られてしまいます…。」

のそのそ起き上がり、四つん這いになって拾いあげる。
お尻はグラベルに向いており、ふりふり左右に揺れ、割れ目は愛液と唾液によって蕩けており、グラベルを誘っているとしか思えなかった。


【お疲れ様です。いつも遅くなってしまうのですが、楽しくて寝る前にあれこれ妄想してしまいます。実家で寝ていた時も同じでしたので、お返事することはできなくても、色々考えてしまってました。長くなってしまって申し訳ありませんが、のちのメイサの時のことも少し考えておきますね】
192
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2025/01/09 08:36:38    (N6IaR6Ca)
おはようございます。
何度も続けてしまい、すいません。

昨夜はなかなか寝つけなくて、色々と考えていたのですが、メイサパートで ちょっと思いついたことがあります。
当初は、アレクか無知を装って…みたいなことでしたが、全く別のをです。
ただそれがお好みに合うかどうか…

突拍子もない話ですが、「魔道具」的なモノを登場させようかと…意思とは関係なく身体の自由を奪い操る…
アレクが本性を見抜かれ、ソレを使う…といった展開です。
いかがでしょうか?

191
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2025/01/09 01:26:04    (M4ZHio/V)

少しつぎ足しておきます。
酒宴の前のちょっとしたやり取り…って感じてすね。


「ほ、本当ですか?メイサ様がお味方になってくださるというのは…」

グラベルを説得する酒宴の準備をしながらサリーナからメイサとの話を聞いたアレクはわざと大袈裟すぎる喜びを見せた。
サリーナが真剣になって話をすれば、レイウスとは違い耳を傾けてはくれるだろうとは思っていた。
それは予想通りではあったが、2人だけで話がしたいとメイサが言い出したことに多少の戸惑いはあった。

メイサは当然のごとく貴族の令嬢…貴族とその使用人との婚姻など彼女の価値観では考えられないことだろう…
それでもサリーナの話を聞いて頭ごなしにダメたとは答えず、とりあえずとはいえ自分と会って話をしたいと言い出したのは、娘を想う親心といったところであろう…

レイウスとは、あの事件から改心したと見せかけ信頼を得て、サリーナの付き添いまて任されたが、メイサとは直接話をしたことはない…
メイサ様は歳をとらない…耳にはいる話通り、もう40は越えているはずたが、サリーナとは姉妹だと言われても知らない人間は信じてしまうほどに若い…
メイサが何を考えているのかアレクにも分からないのだ。



(まぁ…とりあえずサリーナを心から愛してる風を装うしかないな…それで上手くいけばいいし…ごねるようなら…無理やり犯して脅すか…う~ん…ルシアに言ってメイサの情報を集めてみるか…何かいい手が見つかるかもしれんしな…)


ことと次第によっては、メイサを犯して脅す算段まて企むアレク…そんなこととは知らずにサリーナは母親への感謝を口にしていた。


「私からもメイサ様に気持ちを正直に話してみます…きっと上手くいきますよ…私たちには神様のご加護がありますから…」









190
投稿者:アレク ◆TtvdjKFYvk
2025/01/09 00:26:42    (M4ZHio/V)

(うぅっ…ひ、姫様がこんな…)

サリーナに促されソファーに座ったグラベルは、目の前の光景が夢ではないかと思った。
金色の美しい髪を振り乱しペニスを頬張る姿は、まるで娼婦のよう…口を窄め竿を扱き、喉の奥にまで咥え込む…絡める舌は触手のように動き、毛だらけの玉袋を柔らかな手で包み揉み上げる…
幼い頃、天使だと祝福され、美しく育ち女神とも讃えられた姫…半裸でペニスにぶしゃぶりつく様は、あまりにも卑猥…

主君に対する罪悪感…同僚への優越感…使用人への嫉妬…それら様々な感情など今のグラベルからは消え失せ烈情だけが湧き上がる…サリーナを見下ろすグラベルの目に理性はない…

(チッ…!まさかあの薬でサリーナがああなるとはな…)

酒に薬を混ぜ酩酊状態にし、グラベルをアレクだと勘違いさせたのは計算通りではあったアレクだが、錯乱に近い状態になるとは思ってもおらず、グラベルの前に正座をし激しいフェラチオをするサリーナに舌打ちをするアレク…

サリーナを性欲をを満たす都合のいい女として…道具として利用するだけのはずが、何故かアレクを苛立たせた。
エサとしてサリーナを使ったのは自分だったが、「自分のモノ」を取られた…そんな感情がアレクの中で芽生えた。

(今は我慢してやる…サリーナと結婚するまでは…)


言葉にならない腹立たしさを堪えたアレクだが、この時グラベルの将来は決まった…


(うぅっ…!も、もうダメだっ!が、我慢できんっ!)


自分の行く末がどうなるかも知らずにグラベルは、込み上げる射精感に限界を迎えつつあった。
美しい姫の口を穢す…その背徳的な興奮が最高潮に達し、グラベルはサリーナの頭を掴んだ。

「も、もう出ますっ!そのお口て受けとってくださいっ…!うぅっ…!!」

腰が抜けるような感覚と共にグラベルはサリーナの口の中に大量の精液を放った…ガクガクと全身か震えるような快感が走った。

サリーナは呻き声を上げるグラベルを見つめ微笑みを浮べながら放たれた精液を全て口で受け止める…唇を窄め溢さないようにしグラベルが驚きの表情て見つめる中、喉を鳴らし精液を飲み込んでいく…

「ごちそう様でした…ザーメンミルク…ありがとうございます…でもいつもと少し味が違うような…でも…美味しい…」

サリーナの口からでた信じられない言葉…忘れていた使用人に対する嫉妬が再燃する。

(クソッ…!もっとだ…もっと姫を…)


グラベルの嫉妬の炎は、精液の飲み込んだサリーナが当たり前のようにお掃除フェラで再びペニスを吸い上げたことにより燃え上った。

グラベルは、その場でサリーナを床に押し倒すとショーツを剥ぎ取った…両脚を持ち上げるようにして大きく開いた。

(こ、これが姫の…)

あの日以来、サリーナの手により綺麗に剃り上げられた無毛の割れ目…サーモンピンクの粘膜からは涎のごとく愛液が溢れ、強烈な雌の匂いか立ち上った。


「姫っ…!」


グラベルは割れ目にむしゃぶりついた…舌を伸ばし何度も何度も舐め上げ、その甘美な蜜を掬い取る…とめどなく溢れる愛液を音を立てて…



ビックリするくらい長いレス、ありがとうございます。
かなりの時間がかかったでしょうね。
しかもメイサパートまで…

嬉しいのですが…無理のないようにしてくださいね。











189
投稿者:サリーナ ◆lNAsH6PeMw
2025/01/08 21:44:18    (zThkyT48)

「ここは2人だけだし、楽にしてちょうだい。それと、今日の午前の面会は全てキャンセルにしたのですって?皆、すごく残念がっていたわ」

「うぅ、それは…申し訳ありません…。」

「いいの、それよりもごめんね。戻ったばかりだし、本当はもっと休ませてあげたかったのだけど…。貴女が回復傾向にあるとどこで知ったのか、皆ずっと様子を窺ってたみたいで…。貴女が回復したばかりというのは皆知ってるし、遠慮せずに…ええと、ルシアだっけ?ルシアに伝えてちょうだいね。」

アレクとの逢瀬を終えたその日の夜、早速母との時間を設けたサリーナ。
サリーナが戻ってからは城内外に活気が溢れ、メイサもレイウスも仕事が増えていた。
愛娘がせっかく戻ったというにも関わらず、時間がなかなか取れない中、サリーナからの申し出には心躍ってしまった。

「それで…その、お母様…、その、あの…」

「どうしたの、サリーナ…。話辛いことなの?貴女のお母様は、いつでも貴女の味方なのだから…。…あっ、もしかして、気になる殿方でもいたの?」

(モジモジしてるサリーナも可愛らしいわね…。天使のようなこの子をお嫁にしてしまうなんて…、考えただけで腹立たしいけれど、いつまでも未婚というのも…。病のせいで適齢も過ぎてしまったし…)

言いづらそうに口どもるサリーナを見て目を細めるメイサ。
背はサリーナよりも低く、より小柄な身体で、『歳を取らない』と噂されるほど若々しい姿で、愛娘を眺めて紅茶を口にした。
サリーナが話したいことというのは、『結婚したい相手』が見つかったのだとばかり思っていた。

メイサとレイウスは政略結婚。
一年を通す寒さと雪のせいで作物が取れないような北部辺境の領主一族の生まれであり、半ば身売りに近いような形で当時から強い力を持っていたフローレンス家に嫁ぐことになった。
その頃は騎士団にいた男と秘密の恋をしていたが、悲運によって引き裂かれてしまった。
幸運だったことは、レイウスはメイサを慈しみ、非常に大切にされたことであり、結局のところメイサは自分の運命を恨んではいない。

だからこそ、相手を選べる今の状況は幸福なものだと思っていたが…。

「いえ、その…。その、気になる方はいまして…、というか、お慕いしている方がいるといいますか…。」

「まあ、うふふっ、良かったわっ。それで、誰なの?昨日のアルミウス皇国の貴族なんて格好良かったわね…、あっ、もしかして一番に会いに来たリンドル伯のレノ坊かしら。昔からよく社交界で会っていたし、親しかったでしょう?」

「その…、アレク…です。離れで一緒だった…、アレク…。」

「…え?」

想像していない答えが返ってきて固まってしまった。
沈黙が流れる。

(アレク…、アレクって、女中とトラブルになって、なんか処刑されかけていなかったっけ…?サリーナは病に伏していたから知らないだろうけど…、教えてあげたほうがいいかしら…。でも、私もその頃隣国に外遊に行っていたし、よく知らないのよね…。しかし、結果は処刑されていないし、レイウス様はアレクを強く信頼しているみたいだし、何かの間違いでしょうね…。)

無言のまま、紅茶に口をつけ、少し思案する。
サリーナは沈黙に耐えきれず、オドオドした様子で俯いていて、頭を撫でてやりたい衝動に駆られながらも、我慢しながら考えを続けた。

(きっと、これはサリーナのためにならない…。貴族の娘であれば、その特権とも言える幸せだってある。庶民の子では知ることのできない、幸せ。しかし…。)

嫁ぐ前の、北方領地の果てにいた頃。
両親に隠れて騎士の男の子と恋仲になっていたことを思い出してしまう。
結果は今の幸せだが、サリーナが嫁いだ先でひどい目に遭わないとも限らない。
それなら長い間一緒にいて、好き同士の2人でいた方が良いのではないか…。
死の直前まで行ったのだ。
せめて、その後は好きなように…。

(サリーナが本当に望むなら、そうしてあげたいわ…。本当に死にかけて苦しんでいた頃、私たちはそばにすらいてやれなかったのだもの…。…しかし、アレクという男を私はよく知らない…。この天使を預けるに値する男なのかしら。確か庭師の息子…だったと思うけれど…。…まさかもう関係はあったりしないでしょうね…。サリーナは身体が弱くて繊細なんだから、釘を刺しておかないと…)

「わかったわ、とりあえず私は貴女の味方になってあげる。ただ、今度アレクと会ってみて、それからまた考えるわ。貴女はダメよ、アレクとは2人っきりで話をしてみる。サリーナの前だと格好つける可能性もあるし。」

「お、お母様本当っ!?お母様っ、大好きっ!」

沈んだ様子から打って変わって満面の笑顔になったサリーナを見て、微笑むメイサ。
条件付きではあるがメイサを味方につけることに成功したサリーナは、アレクに報告し、次の作戦に移ることにした。

ーーーーーーーーーーーー

「グラベル、忙しいのに申し訳ありません。それに、このような遠方に呼びつけてしまい…。」

本日の面会を終え、早々に城を出たサリーナ。
グラベルは昔から、それこそサリーナの年齢を片手で数えられる頃から知っている仲だ。
アレクの予想とは異なり、サリーナはきっと味方してもらえるものだと思っていたが…。

「…グラベル、私はかつて冥府の扉の前まで行きました。淵を彷徨っていた最中もアレクはずっとそばに居てくれたのです。人に感染すると噂されていても、なおです。私はアレクを愛しております。どうか、お父様の説得に力を貸してはいただけませんか…?」

(あれ…、どうして味方になってくれないのでしょう…。お父様の側近とはいえ、グラベルはずうっと昔からの仲ですし、素直に心情を伝えれば、と思ったのですが…)

断られることは予想していたアレクとは異なり、サリーナは少し焦っていた。
領主の娘であるからこそ邪険にされてはいないが、アレク単体では話すら聞いてくれないだろう。
食事をしながらも何度かアプローチし続けるが、なかなか首を縦に振らないグラベル。

(…お母様は味方してくれた、と言えたら話は変わるのでしょうけど…。まだ条件付きの状態で公にすることはできないし…)

メイサはサリーナ側につくと約束してくれたが、アレクと話し合ってから、という条件のもとであり、グラベルに告げることはできない。

「は、はい…。グラベルはお酒が好きですものね。」

「さあ、もっと飲んでちょうだい。グラベルは北部の地方酒が好みでしょう?うふふっ、昔貴方から聞きましたもの。長い付き合いですし、ちゃんと覚えていますわ。わざわざ今日のために取り寄せて手配したのですから、お好きなだけ…」

アレクから『もっと酒を勧めるよう』耳打ちされ、立ち上がって酒瓶を手に取り、自らお酌をする。
幼き頃、酒が好きだと言っていたグラベルに対し、「なんのお酒が好きなの?」と聞いた際の答えが北部地方の地方酒だった。寒い地域は酒で温まる習慣があり、そこで作られる酒は大層美味いと、よく理解していないサリーナに告げたのだったが、そんな昔のことでさえも覚えているサリーナに感動すら覚えた。

姫に酌をさせるのは抵抗があり、断ろうとするが、サリーナはもてなそうとして譲らない。結局申し訳なさそうにグラベルがグラスを差し出したが、一悶着あったせいで、サリーナのグラスに薬が混入されたことには2人とも全く気が付かなかった。

「このお酒、お母様が昔住んでいた領地のお酒だそうです。北部のお酒は度数が高くて、私はあまり飲めないのですが…、グラベルとお話ししているのは楽しくて、お酒が進んでしまいますねっ、うふふっ」

機嫌を取るための方便ではなく、真実の言葉。
2人の関係を味方する交渉の他にも、他愛のない会話を交えていたが、長らく父の側近であるグラベルと話していると、城に戻ってきたという実感が湧いてきて、感慨深いものがあった。

酒は苦手であったものの、グラベルが好きだとリサーチした酒類はどれも美味しく、いつも以上に口にしていたのも事実だったが、ふと視界がぐにゃりと歪み、白く点滅したように見える。

「あれ…、ぁ、ぇ…、ほんの、少しだけ…、酔っちゃった…、みたいです…。」

酒を多量に摂取した身体で、酒と混合した睡眠導入剤を口にしたためか、効果覿面で、ソファに沈み込んで目を瞑るサリーナ。
おでこに手を当て、ふぅふぅ、と深い呼吸を何度も繰り返す。

(お酒、飲みすぎちゃったかしら…。アレクは、やっぱりそばに居てくれるのね…、大好き…)

薄目を開けると歪んだ視界が戻っている一方で、フワフワした感覚が強まってくる。
視界の端ではグラベルが部屋を出て行ったのが見え、アレクが心配そうに覗き込んでくるのが見えた。

「もう、アレクは心配性…ですね…。もう健康なんだし、もっと飲めるんです…、本当は…。」

アレクが体を軽く揺すり、ベッドに連れて行こうとする。
まだグラベルを味方につけられていないし、酒に酔ってリタイアなど許されない。
だからサリーナはソファの上でもぞもぞ動いて抵抗し、『まだここにいる』と意思表示したのだった。

ドレスの裾は捲り上がり、太ももが大きく露出する。
「暑い…」と呟き、胸元をパタパタ扇ぎ、乱れた着衣。
城を出る末期の頃や、痩せていて気の毒に感じるような姿であったが、健康になればなったで、男にとっては猛毒とも言える身体であった。
女神のような美貌に、男性の理想とも思えるような肢体。主君が溺愛する愛娘であり、触れてはいけない逆鱗そのもの。しかし、これを目の前にして、理性を保てるだろうか。ましてやサリーナの手によって十二分にアルコールが入ってしまっている。

「アレク…、愛してる…、大好きです…っ」

目の前の男をアレクだと思い込み、屋敷を出たのはグラベルだと勘違いしている。
甘く脳を蕩けさせる吐息でグラベルに囁いて狂わせる。
我慢の限界を迎えたグラベルは唇を奪ったが、サリーナは当然相手をアレクだと思っているため、いつものように舌を差し込んだ。

「ぁむっ、ちゅっ、ん…っ、ぁむっ、ちゅ…っ❤︎」

唾液は桃の果汁のように甘く、差し込まれた舌はしゃぶって舐っても飽きが来ない。サリーナも今日の準備のためにアレクとの時間も取れず、ルシアが毎日丹念に『マッサージ』した甲斐もあり、欲求が溜まっている。
濃厚で長いキスが始まった。

サリーナはアレクとのキスに慣れていて、相手が止めるまでサリーナもやめない。
手を繋ぎ、グラベルと恋人のような長い口付けを交わした。

「…んはぁっ、んっ、…ゃんっ❤︎もう…っ、グラベルが帰ってきたら…っ、怒られてしまいますよ…っ、ぁんっ❤︎」

アレクとの行為の前は必ず口付けを交わしているせいで、身体はすでにSEXの準備をしていた。
敏感になった身体は、ドレスの上から乳房を揉まれたとしても刺激に対して悶えてしまう。
胸を揉まれ続けても抵抗はなく、もぞもぞ身を捩りながら、ポーッとグラベルを見つめ続ける。

潤んだ瞳はまるで恋する乙女で…、据え膳を目の前にしてグラベルも辛抱たまらず、鍵の確認に消えて行った。

「アレクぅ…、なんで置いていくのぉ…っ、もう…っ」
アレクが自分を置いて出て行ったと勘違いし、ぷくっと頬を膨らませ、ゆっくり目を閉じる。
ふかふかのソファはベッドのように感じ、もうすぐで寝息を立てそうだったが、慌てて戻ってきたグラベルを見て笑顔に戻った。

「アレク…っ、私を1人にしちゃダメですよっ、私たちは夫婦なんだから、いつまでも一緒ですからねっ」
酩酊しているとはいえ、葉が浮くようなセリフ。本来は手が届かない令嬢からこれだけ愛を向けられている使用人風情に嫉妬の炎が燃えだす。
背中のファスナーを下され、ぐいぐい引っ張ってドレスを剥がされるが、サリーナは腰を浮かせたり、自ら腕を引き抜いたり、脱衣にむしろ協力的だった。

「うふふっ、涼しい…っ。…あっ、ドレスがシワになっちゃいます…。ルシアに叱られてしまいますわ…。」
純白の下着。上下のそれには金糸が編み込まれていて、デザイナーがレース模様を施しており、希少な宝石が散りばめられている。
サリーナの容姿と相まって神々しさすら覚えるものだが、ほんのり赤みがかり、汗ばんだ身体は劣情をそそるものとなる。

ブラジャーを剥ぎ取られても地面に放り捨てられたドレスが気になっていて、そんな態度すらも自分に夢中にさせたくなる。

「ぁんっ、アレクっ、ぁんっ、ぁぅ、ひゃぁんっ❤︎」

グラベルが乳首にむしゃぶりつくと、びくんっと弓形に跳ね、軽い絶頂を迎える。
たちまち立つ乳首に歯を立てたり、強く吸い付いたりするが、強い刺激はむしろ好物で、広い部屋内に嬌声が響く。

生の胸はスライムのように柔らかくて弾力があって心地よい。
乳首は固くて大きく敏感で、娼婦のように仕上がっている。
乳首への愛撫だけでも二、三度浅くイってしまった。

もはや我慢ならないグラベルは衣服を脱ぎ捨て、聳り立つ肉棒を眼前に突きつける。

「ぁんっ、もう…っ、顔が汚れてしまいます…っ、んっ、…すんっ、すん…っ」

ペニスからは我慢汁が垂れ、顔に押し付けられるたびに「ぴちゃっ」と音が鳴る。
後でグラベルが戻ってくると思ってるサリーナは少し嫌がるが、目の前の雄フェロモンの匂いを鼻を鳴らして嗅ぎ、顔が我慢汁でベトベトになっても気にせず、ペニスに目が釘付けになる。

そして、耳元でしゃぶるように誘導されるが…

「ぅ…っ、うぅっ、嫌ですっ!」

これまでのサリーナの反応から、アレクのフリをしておけば断られることのないと思っていたグラベルは戸惑う。むしろ、酔いが覚めてしまい、正気に戻ったと心臓の鼓動が強くなっていくが、

「たくさん頑張ったのに、今日はまだ「愛してる」って言ってもらってないです…っ。」
ぷいっとわざとらしく顔を背ける。
元来甘え性だが、酔いのせいで加速している。レイウスやメイサに向けられるものと同じものをアレクに見せている証拠だった。

付き合いたてのカップルのようなものを見せつけられ、今だけでも「寝とってやりたい」という欲を生み出す。

「あ、愛しております、サリーナ様…」

アレクのフリでサリーナに囁く。

「私もです…、アレク…。ちゅっ、ちゅっ、んっ、ちゅっ❤︎」
機嫌を良くしたサリーナは何度もペニスに口付けし、その下の玉袋にさえ何度も小刻みにキスをする。
サリーナらしい丁寧さだが、それは貴族というより高級娼婦のソレだった。
驚きも束の間、グラベルのペニスが湿った温かい感触に包まれる。

「んっ、んっ、ちゅっ、ん…っ、ぁむっ、ん…っ」
主君の娘が自分のモノを咥えている。
まだ元気だった幼少の頃のサリーナが走馬灯のように脳内を駆け回り、舌足らずな声で「ぐらべるっ」という声さえ幻聴が聞こえる。あまりの背徳感に興奮は止まらず、気がつけばサリーナの頭を掴んでいた。

仰向けの姿勢ではサリーナも上手くペニスを咥え込めず、亀頭のあたりを咥えて舐めているだけだったが、グラベルが頭を抑え、ソファに押し付けるようにペニスを突き立てた。

「んぐっ、ん…っ、ん゛ぶ…っ、んっ、んぐぅっ!!」
喉奥まで突き刺さり、細い喉に凸凹が現れる。
レイウスやサリーナに恨みはなく、むしろ感謝を覚えているはずだが、主君の娘を汚すことがこれほど気持ち良いのか。
やりすぎたことに気がつき、慌ててペニスを引き抜くが、唾液や我慢汁で太い糸を引き、髪は乱れて涙目になっているサリーナと目があった。

「げほっ、げほ…っ、今日はっ、げほっ、一段と激しいのですね…っ。私も負けていられませんね…っ、ふふっ」

無理やりイラマチオしてしまったにも関わらず、サリーナはこれだけだった。
普段のSEXを想像させられて戸惑う中、サリーナはソファからずり落ちるように降りて、床に座る。

「アレク、ソファに座ってください。やり辛いので、いつもの姿勢で…」
グラベルがソファに座ると、いきり立つペニスに正座のまましゃぶりつく。
金に光る後頭部が上下し、仕えるべき相手が跪いて奉仕している姿を目の当たりにして勃起が止まらない。

これはレイウスはもちろん、デオドールも味わうことはできない優越感。

「んっ、ちゅっ、出ひほうになっひゃら、んっ、言ってくらはい…ね…っ、んっ」

サリーナは一生懸命舌を使って奉仕し、上目遣いでチラチラ様子を伺う。
自ら喉奥を使って根元まで咥え込むテクニックは娼婦顔負けのもの。

(今日のアレクのは…、ちょっと小さいような…?)

決して小さくはないグラベルのものだが、女泣かせのアレクと比べると少し見劣りする。
些細な違和感を抱きながらも、薬と酒は正常な判断を阻み、サリーナに奉仕を続けさせた。


【大変お待たせした上に続きまで…。非常に嬉しいです。どこかで水を欲したサリーナに、シラフに戻られるのを恐れたグラベルに水と偽って白ワインを飲ませられたり…とか、そういったのもドキドキしてしまいます】
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