2025/03/03 21:50:35
(jNLRPp.2)
「はぁ…っ、ぁんっ、は、ぅっ、またイっちゃうっ!!もう嫌っ、イきたく゛ないぃっ!!ぅ、ぁっ、イぐぅぅっ!!」
もう何度目か分からない、確実に二桁を超えた絶頂を迎え、心が折れてしまった。
レイウスは一度射精したら、それで終わりだった。
射精まで耐えられたら…、と思っていたが、いつまでもアレクは射精せず、メイサは腰を振り続けてしまう。
全身には脂汗が滲み、玉になってアレクの身体の上や床に垂れ落ちる。
絶頂すればするほど膣はより敏感になり、イきやすくなる。
加速していく絶頂の波に恐怖を感じ、とうとう音をあげてしまった。
「はひ…っ、それで…っ、いいから…っ!!」
もはや脳内はぐちゃぐちゃであり、アレクの提案も何度も頷いて応える。
一刻も早く指輪の命令を解いてほしい、という思いでいっぱいだった。
ふ…っと身体の拘束が解かれるが、アレクに覆い被さるように倒れ込むが、抱えられたまま体制を変えられた。
全身に強い倦怠感を覚えながら、身体を起こすと、テーブルの上に置かれたカメラが目に入る。
「…えへ…、あへ…っ、ぅ、えへ…っ」
(…早く、もう終わって…。)
射精を我慢したペニスを根本までしっかりと咥えながら、言われるがままにカメラに笑顔を作る。
普段は澄ましたような、余裕のある表情をしているが、カメラに収められるのは涙や涎、鼻水などでぐちゃぐちゃになった、引き攣った笑顔。
アレクに促されるまま、肩幅異常値足を開きながら、顔の横で両手でピースを作る。
ぎこちない笑顔ではあるが、ピースサインを出し、大きく足を開いて自ら尻を押し付けるような格好は、事情を知らない者が見たら、男のために慣れないことをしているメイサの不貞行為であると思うだろう。
(こんな写真撮られたら…、もう、私は逆らえない…。でも、サリーナを救えるなら…)
自らの首を絞めるような行為。
サリーナのため…と割り切るが、ぎゅぅっと肉棒を締め付ける膣の感覚をアレクは見逃さなかった。
「んぁぁあ゛っ!!イ゛く゛ッ!!!んぁああ゛あ゛っ!!!」
アレクの囁きと共に、激しく腰が打ちつけられ、喉が裂けるほどの悲鳴を上げる。
両手でピースを作ったまま、顔面を歪ませ、白目を剥きながら今日一番深い絶頂に落ちた。
膣奥で精液を受け止め、ペニスが引き抜かれると、ドロドロの精液がポタポタ床に落ちた。
そのまま前のめりに倒れ、ようやく休息が与えられ、肩で息を吐きながら、虚な瞳でアレクを見上げた。
(マオ…は、無事なのかしら…。妹ちゃんも…。ルシア…、サリーナにまとわりつく…、悪い虫め…。)
ぜぇぜぇっ、辛そうに息を吐きながら、まとまらない頭で思考しながら、瞼がゆっくりと閉じていった、
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「…それでね、最近は料理長のところに行って、お料理を教わっているんです。離れにいた時、アレクにご飯を作ったことがあるんですけれど、…その、出来が良くなくて…」
メイサが堕ちた翌日、サリーナはルシアと共に廊下を歩きながら、談笑していた。
食事を終えた後、その日の料理についてコックに教わりに行っているサリーナは自室に戻るのが遅くなりがちであり、ばったりとアレクと出くわしたのだった。
「…っ、!?まあっ、お母様がっ!?よかったあ…っ!」
アレクから昨夜のうちにメイサの協力を取り付けられたと聞き、満面の笑みとなってアレクに抱きついた。
大きな胸を腕に押し付け、アレクの胸板に頬擦りし、喜びを全身で表現する。
「えっ、私も行きたいですっ!最近お母様とゆっくりお話しできてませんし、感謝も伝えたいです…っ!」
アレクの腕に抱きついたものの、夜とはいえ、他の従者の目も気にして名残惜しそうに離れた。
メイサがどんな想いで部屋で待っているかも知らず、サリーナは呑気に
「…またお時間ある時、その…、あの…、お庭とかでザーメンミルク…いただけませんか…?誰もいない時とか…」
モジモジ恥じらいながら、野外プレイのお誘いなんかもするのだった。
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(はあ…、あんな約束…、最悪ね…。反故にするにしても写真を撮られている以上…、いえ、指輪を付けられている時点で詰みね…)
アレクは今夜も来ると言っていた。
最悪で吐きそうなほどの不快な想いで、顔を両手で覆いながら、ソファに座って待つ。
気を失うように眠った後、目が覚めたら、綺麗に整えられたベッドの上で眠っていた。
潮や愛液などでぐちゃぐちゃになっていたソファの周りも清掃されており、何もなかったかのよう。
まさか悪夢を見ただけ…?と思ったが、穿かされたショーツの中に垂れたザーメンや、倦怠感、マオの不在が現実であると語っていた。
今日何度目かも分からないため息を吐いたとき、扉がノックされる。
「…いちいちノックなんかしないでっ!さっさと入ってくればいいでしょっ!?」
(アンタが入るところ、他の従者に見られたらどうすんのよ…っ!いらない噂なんか立てられたら…)
イライラしているところの呑気なノック…、メイサを神経を逆撫でするようであり、ドアに向かってヒステリックに怒鳴った。
そ…っと開かれたドアから、泣きそうに顔を歪めたサリーナの顔が覗き込んだ。
「…も、申し訳ありません…、お母様…。」
「サ、サリーナ…っ!?ああ…っ、ごめんね、サリーナ…っ。貴女にこんなことを言いたいわけじゃなかったの…っ!他の人と間違えたの…っ、気にしないで…っ!」
アレクがやってきたと思ったが、最愛の娘がそこにいて、慌てて駆け寄って抱きしめる。
メイサが怒っていないと分かり、笑顔に戻って抱きしめ返すサリーナだったが、サリーナの肩越しに表情が凍りつくメイサ。
「…あっ、お母様っ。指輪をつけてくださってるのですね…っ!黒色がアクセントになっていて、とっても綺麗…っ!」
呑気に話しかけてくるサリーナ。
しかし、メイサには内容がほとんど入ってこない。
(アレクとルシア…、何で2人がサリーナと…。や、約束は守ってくれるのよね…?)
腕の中の天使だけは汚させやしない。
ぎゅっと抱きしめながら、2人の悪魔を睨みつける。
【親知らず…っ!!幸いにも私は抜いたことがありませんが、とっても痛いと聞きます。どうかお大事になさって…っ】