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雨宿り4

投稿者:まなみ ◆8wwUsyplVU
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2021/07/07 17:48:35 (cJdnAsKN)
ゆうすけさん、お待たせしました。
 
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155
投稿者:ゆうすけ、瞬一 ◆Nvwi/zPrkY
2022/03/09 23:37:25    (5O304nBQ)
僕はしゅんくんの覚悟を目の当たりにして、僕もまなみとの関係を…夜の営みについて話そうとした時に「あら?珍しいツーショットね?星野さんがいるって事は…律子もう来てるんだ?
裕介さんから連絡もらって、お土産持ってあの娘の様子を見に行こうとしてたんだけど…
…まなの事…?」と唯さんに声をかけられて言われ…
黙って僕たちは頷くと唯さんが何かを確信した様にしゅんくんに向かって「ねぇ、星野さん?律子はどっちを選びましたか?
まなと…前以上にひとつになるか、それとも離れるか…
まなは…あの娘は自分には律子がいないと、律子にも自分じゃなきゃダメだってずっと思っている。
あの2人は魂の根っこで繋がってて、どちらが欠けても成り立たなくなる。
今回のことで、律子が外に外に伸びようと決めて、まなは今その枝を絡めとってまた自分の中に仕舞おうとしている…そんな気が…します。」と言われて、顔色が変わるしゅんくん。

「確かに律子は外に伸びようとしている。
でも…でもあのまなみさんが…そこまで…」と狼狽えながら言うしゅんくん。

それは僕も同じ気持ちだった。
唯さんの言う通りだったとしても、あのまなみが一番大切な律子に対して果たしてそこまでするだろうか?と僕はある意味軽く思っていると

「ともかく!早く帰んなきゃ!
何か…嫌な予感がするんです!必ずまなは律子を求める…でも…心がお互いを向いてないなら…それは無理矢理犯すのと同じだもの…」と言う唯さんに促され急いで家に戻った。

しゅんくんは険しい顔をして先頭に立ち、家に入るとそこには律子に馬乗りになっているまなみの姿があった。

「…あ、もう帰ってきたんですか?…」と言うまなみの下に怯えて涙を浮かべている律子が目に入ると同時に「律子からどけ!まなみ!」と叫びまなみの身体を力一杯突飛ばして怯えて涙ぐみ震えている律子を抱きしめた。
「大丈夫か?律子…帰って来るのが遅くなってごめん。もう大丈夫だからな?」と言ってセーターを下げ、スカートも直して、露になっていた肌を隠して律子の頭を優しく撫でていた。

僕が入った時、ちょうどしゅんくんがまなみを力一杯突き飛ばす瞬間を目の当たりにして、まなみを思わず抱きしめた。
しかしまなみは律子の方に行こうともがいていた。

すると唯さんがまなみの瞳を見て「うそ…やだ…あの瞳だわ…ううん…あの頃よりも…もっと冷たくて…暗くて…怖い…」と言ってその場で震えて立ち竦んでいた。

僕の胸の中で暴れるまなみが「なんで引き離すの!裕介どいてよっ!あなたも律子を離してよ!」としゅんくんを睨んで叫ぶまなみ。
続けて「律子はあたしだけのなんだ!だから…だから…
だから返して!あたしの律子を今すぐ、あたしの中に返してよ!」と叫んだ。

僕はまなみを僕の方に向けて「まなみ!いい加減にしろ!目を覚ませ!
今、自分が何をしているのかわかって、やっているのか!
律子はまなみのじゃない!律子は律子のだ!
今まで守ってくれていた律子に今、まなみは何をしている?何をした?
律子はもう1人のまなみじゃなかったのか!
それなのに、それなのに…している事はまなみが一番されたら嫌な事をしているのは何故だ!
今のまなみこそ、一番今の律子に相応しくない!」と言ってビンタをした。

すると子供たちが起きた気配がして「唯さん。悪いけど、子供たちの面倒頼めるか?
今のまなみの姿…子供たちに見せたくない。」と言ってお願いをした。

そして「僕はまなみをこのまま連れ出す。このままじゃ話にならない。
りっちゃん、ごめん。もうまなみはダメかも知れない。
僕がまなみの深層心理にもっと早く気づいていたら、りっちゃんにこんな思いさせなかったのに…本当にごめん。
しゅんくんと幸せに…」と言って
暴れるまなみを抱えて家から出た。



【まなみさん…こんな感じにしか出来なかった…
子供たちにこんなママ見せたくない。】




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投稿者:まなみ ◆8wwUsyplVU
2022/03/08 20:34:56    (KS.k8s4F)
(律子に会ってタガが外れたように、あの瞳のままでまなみは律子にずっと寄り添っています。
距離が近すぎ、過剰なまでのスキンシップを求めてきます。
律子はひとまず、自分に起こったことをゆっくりと話していました)

そっか…あのおかげでそんなことに…
それで誰にも会えなくて、話せなくて、水泳お休みしてたんだね?
でも…以前よりも元気になって、もっともっと綺麗になって、まなのところに帰ってきてくれてよかったぁ…ほんと、心配したんだぞ?
「その件はホントにごめん。
あたしも限界超えちゃってボロボロだったから…
でもね?何か変わるかと旅行に行って、しゅんいちが懸命にささえ…」
(しゅんくんが寄り添ってくれて…そんな話になった途端、まなみの気配が変わります。表情は相変わらずにこやかですが、その中はひどく暗く冷たい…
律子は息を呑み怯えて言葉を仕舞い込みます)

「ん…な、何でもない…よ?」
そう?ともかく、りっちゃんがこうしてまた笑ってくれて、まな本当に嬉しいよ!
「あ…う、うん…ありが…とう… …んっ…」
(怖い…律子の心は明らかに今のまなみに怯えています。子供たちはお昼寝中…
身体はグイグイと求められ始め、ベッタリ引っ付き、胸を押し付けるように寄り添います。手は腰に回して撫で回され、律子は思わず小さく声をあげます。それは感じたのと怯えたの両方。心と身体、両方丸呑みされるくらいのまなみに、律子は心の中で叫びます)

〈たすけて!しゅんいち…!〉



「あら?珍しいじゃない、そのツーショットなの?」
(しゅんくんの律子を守る断固とした決意を見せられて、事は穏便に済まないだろうと思い、いっそ彼にまなみの夜のこともすべて…と口を開きかけた時、唯に声をかけられます)

「星野さんいるって事は…律子もう来てるんだ?
ゆうすけさんから連絡もらって、お土産もってあの子の様子を見に行こうとしてたんどけど…
…まなの事…?」
(だまって頷く2人。何かを確信したかのように、唯はしゅんくんに問います)

「ねえ、星野さん?律子はどっち選びました?
まなと…前以上にひとつになるか、それとも離れるか…?
まなは…あの子は自分には律子がいないと、律子にも自分じゃなきゃダメだってずっと思ってる。
あの2人は、魂の根っこで繋がってて、どちらがかけても成り立たなくなる。
今回の事で、律子は外に外に伸びていこうと決めて、まなは今その枝を絡めとってまた自分の中に仕舞おうとしてる…そんな気が…します」


「ちょ…っ…まって…ま…な…っふっ…」
りっちゃん?まなはずーっとりっちゃんの事待ってたんだよ?ゆりなの時以来…まな、律子が欲しいよ…律子を包んで砕いてしゃぶって…また…ひつとになりたいよ…
「まな…まちなさい!まな!
あなたおかしいよ?いつものまなじゃない!
どうしたの?まな?ま…んっ!んんんんんっ!」
(耳元で囁かれてビクビク!と反応してしまう律子。指先で首筋を撫でられて力が抜けた拍子に押し倒されます。両手首を頭の上で押さえつけ、明らかに怯えて拒絶の色を見せる律子の唇を奪います。)

くち…くちゅ…ん…ちゅぱちゅ…
あむぅ…んむぁ…りつこ…りつこぉ…んむうっ
「っひぅっ!あもっ…んむううっ!まなまって!まなっあもおおおおっ!おむうっ!んむううっ!」
(唾液たっぷり絡ませた舌を、律子の口のなかでかき混ぜます。びくん!びくん!と身体を弾けさせる律子。本当に飲まれてしまいそう…懸命に律子は口を離すと、つい叫んでしまいました)

「ぷはあっ!たすけて!しゅんいち!」

…そっか…やっぱり…
りつこはそっちに行っちゃうんだ…
「何言ってるの!あたしがしゅいちのお嫁さんになるって、一番喜んでくれて泣いてくれたの、まなでしょ?」
…させない…そんなことさせない…
りつこはあたしだけのものなんだ。あたしだけが交わっていいんだ…
いやなの?りつこはあたしとエッチするの…いやなの?
(まなみの瞳の影は恐怖をまして、釘付けにした律子を金縛りのように瞳でも押さえつけます。
しゅんくんの名前を出した途端、凄みも加わりました。)

あたしの律子を…閉じ込めて連絡も奪って…
許さないんだから…あたしから、律子を摘み取ろうとしても…そうはさせないんだから…
「まな、こわいよ!だめだよまな!そんな気持ちじゃだめ…ふあああっ!」
ほぉら…あたしなら…律子の弱いところ、ぜぇんぶ知ってるんだからね?
溶けちゃって…またひとつになろ?りつこ…?
(セーターを捲り上げてシャツのボタンを外して、紫のブラを露にさせます。ほんのり紅く染まった肌。まなには律子の足の間に太ももを捻じ込ませ、グイグイと根元に…律子のスカートが捲れ上がり、スレンダーな足が…まなみは何かに取り憑かれたように律子をとりこもうとしているようで…)


「ともかく!早く帰んなきゃ!
何か…嫌な予感がするんです!必ずまなは律子を求める…でも…心がお互いを向いてないのなら…それは無理矢理犯すのと同じだもの…」
(唯に促されて急いで家に戻る3人。今またここで無理強いされたら律子は…しゅんくんはもやもやを振り払うように走ります。2人より早く家につき、中に入ると…)

…あ、もう帰ってきたんですか?律子食べるの…これからなのに…
そのままもう少しどこか行っててくださいよ…
あたしが、律子を食べ切るまでの間…
っ!きゃあっ!
(帰ってしゅんくんが見た光景…
まなみが律子の上に馬乗りになっていました。ブラはずらされて、捲れ上がったスカートからは、膝近くまで脱がされたショーツが見えていました。
続いて着いた唯は、その姿を見て、まなみの真っ黒な瞳をみて絶句します。
怯えて、涙を浮かべてしゅんくんを振り返る律子。それをみた瞬間、まなみを力一杯突き飛ばし、律子を抱き寄せます。そして、最後についたゆうすけさんは、まなみが突き飛ばされる瞬間を…)

「うそ…やだ…あの瞳…だわ…
ううん?あの頃よりも…もっと冷たくて…暗くて…怖い…」
(唯は震えてその場に立ち尽くします。
初めて会った時もそんな目をしていた。けど、その中には哀しさや、まだ温かみが残ってて…
突き飛ばされてなお、律子を求めようとするまなみを、ゆうすけさんは抱きしめます。よりによって…としゅんくんにむけた目は、少し怒りを帯びていました。ゆうすけさんの中で暴れるまなみ。
そしてとうとう叫んでしまいます…)

なんでひき離すの!
ゆうすけどいてよっ!あなたも律子を離してよ!
律子はあたしだけのなんだ!あたしだけがこの子を本当に愛することができるんだ!だから…だから…

だから返して!あたしの律子を今すぐ、あたしの中に返してよ!

【…言っちゃいました。ホントはもう少し引っ張ろうかと思ってましたが、今のまなちゃんは止められませんでした。
いつものまなちゃんじゃないから、言葉をえらびますねぇ…】

153
投稿者:ゆうすけ、瞬一 ◆Nvwi/zPrkY
2022/03/08 16:57:50    (ocU.481/)
律子は旅行から戻ると、本格的に水泳を再開する為に毎朝走っていた。

僕は律子が戻ると必ずマッサージをして、筋肉に疲れを残さず、筋力をあげるツボを押さえて競技への復帰の後押しをしていた。

そんな時に律子から「…瞬一、岡山に行こ?あたしまなに会いに行きたい!電話で一言も大事だけど、それよりも会って話たいから…」といつものマッサージを終えて言われた。

僕は遂にその日が来たか…律子はもう大丈夫だと思うけど、これまで連絡を取らさない様にしていたから…まなみさんがどんな思いでいるのかどうか…突然会いに行った時のまなみさんの反応が心配だ…と思って返事を渋っていると

「あたし、知っているよ?瞬一が考えあって、あたしからまなを遠ざけてたの。
絡みすぎない様に離してくれていたんだよね?でも、今のあたしはもう違うから。
今度はまなにも、それを知ってもらって、2人でまた変わりたいの。」と僕を真っ直ぐ決意のこもった瞳で言ってくるので…
僕はため息一つついて、「やれやれ…仕方ないな…それじゃ僕もついて行くよ?」と言って律子の頭を撫でた。

「ありがと。じゃあ、ゆうさんに連絡しておくわ。」
「えっ?まなみさんにじゃあないの?」
「…まなはね…何となく今は話しにくいな…恥ずかしくて…ね?」と言う律子。
僕は何となく恥ずかしいだけではない、まなみさんに対する不安もあるような気もしたけど、真剣な律子の表情を見てそんな事は言えずに微笑んでいた。



ある日、僕は律子から電話がかかり驚いた。
「りっちゃん?りっちゃんかい?
久しぶりだね?元気していたみたいだね?とても声に張りがあって、イキイキして聞こえるよ!
あんな事があって苦しんでいるのは知っていたけど…
えっ?こっちに来るって?まなみに会いにかい?そうか…きっとまなみは喜ぶよ…
でも…どうして、僕に連絡をくれたんだい?いつもなら直接まなみに連絡するのに…
まぁ、いいよ?いろいろあったんだろう。
僕からまなみに伝えておくよ?」と話をして電話を切った。

僕はまなみのイヤな変化を律子に伝えて良いのかどうか、悩みながら話をしていたせいか、いつもより声のトーンが低く、話にも歯切れが悪かった。

まなみに対しては極めて普通に「今度の休みに律子が来るよ?」と話をすると…
まなみは僕の腕を掴み、揺さぶりながら矢継ぎ早に質問をして来た。
あの暗い感情のない瞳で子供のようにはしゃぎながら僕に微笑むまなみを見て、背筋が凍る思いがした。

するとその日から律子が来る日まで、まなみは僕を誘う事はなかった。
僕が誘ってしても、その瞳は僕を見つめているのに、僕を見ていなかった…まるでこれから来る律子を待ちわびているようで、早く律子に抱かれたい!そんなふうに感じて、まるで感情のない人形を抱いている感じがして…
それでも僕はまなみの中に芽生えた闇を祓う様に律子が来る日まで僕はまなみを抱いた。
だけど…まなみの闇を祓う事は出来なかった。

そして律子が来る当日。

まなみは朝からかなりテンションが高く、鼻歌交じりに準備をしていた。
律子が来るとすぐに抱きつき、纏わりつきながら、くっついて離れず玄関先で話をしていた。
律子に言われてようやく一緒に上がり、僕に笑顔でお辞儀した律子は一皮も二皮も剥かれ大人の綺麗な女性に変わっていて、息を飲んだ。

律子が玄関を上がったふとした拍子によろめきしゅんくんが手を伸ばした時「…大丈夫です…」
としゅんくんの手から離す様に律子を抱くまなみ。
しかもあの暗く冷たい瞳でしゅんくんを睨み付ける様にして…
しゅんくんの表情が強ばるのが解る。

まなみは一瞥する様に目を瞑り、再び律子を見る瞳は恋する少女の様に耀かせながら「ほら、りっちゃん!お茶しようよ?りっちゃんの好きなお菓子、用意してあるからさ?子供たちも待っているよ?
お話、ゆっくりでいいから聞かせて…」と話するまなみ。
もう一度手を伸ばそうとするしゅんくんの手を取り、ゆっくり頭をふり話があるから外にと目配せして、出ようとすると「なに、裕介さん。散歩がてら買い物?あまり遅くなっちゃダメよ?」といつもなら着いたばかりなのに…と言うのにしゅんくんの名前さえ呼ばずに送り出そうとするまなみに僕は『まさか、まなみはしゅんくんに対して、敵意を持っている?
律子の旦那になる人だからか?イヤ…それはもう随分前にわかっている筈。
それならどうして?考えるとしたら帰って来た律子の変化だけど…まなみの変化と何か関係あるのか?』とまなみがあの暗く冷たい瞳でしゅんくんを見ていた事を思い出して、しゅんくんに早く話を聞かなきゃと思った。

僕らが出ようとすると「しゅ…瞬一?ごめんね、着いたばっかりで。
ちょ、ちょっとゆうさんと…お願いできるかな?」と律子もまたまなみの瞳の色に戸惑いの表情を見せて言った。

「だ、大丈夫だよ?律子。あ、あぁわかった。」としゅんくんも戸惑いながら言って僕と家を後にした。

僕はとりあえず人のいない場所に活きたくて、少し離れた公園にしゅんくんを連れて行った。

まさかその公園の東屋でしゅんくんとまなみが関係を持っていたとは知らずにその東屋に入り「星野くん…もうまなみがおかしいのに気づいていると思うが、あの事件の後、りつ…りっちゃんと旅行に行って何かあったのか?
何か随分りつ、りっちゃんが大人びた感じを受けたから…それに星野くんも随分大人びた感じがしているし…
まなみの様子が2人が旅行に出たばかりの時よりも最近になってからおかしくなった感じがするから…」と僕は律子って言いそうになりながら、まさかしゅんくんの前で律子って呼べる訳もなく、それにまなみの対応に申し訳ない気持ちもあって、言葉を選ぶ様に言いずらそうにしながらしゅんくんに旅行先で律子に何かあったのか聞いてみた。

しゅんくんはしばらく考えて、僕に律子が旅行に行く前がどんな状態だったのか、まなみさんを守るためだったとしてもあの日律子が取った行動で昔の忘れていた筈のトラウマを思い起こして。
律子は酷い状態に陥って…笑顔だけしかみせなくなった事、裕介さんには悪いけど、まなみさんの事…本当に理解している?と言われて、僕は一瞬ムカッ!ときたが、今のまなみの姿を目の当たりにすると、そう言われても仕方ない気がして…パッと上げた顔を下にして俯いてしまった。

するとしゅんくんに胸ぐらを掴まれ「裕介さん!しっかりしろよ!あんた!まなみさんを守るんじゃないのか!
僕は律子をこの先何があっても守り抜くと決めた。
例え相手が誰であろうと、今の律子に危害を加えようとする相手ならまなみさんでさえ容赦しない!」と言い切った。

そこへメールの着信音が響いた。
「まながおかしい。
ゆうさんに心当たりないか、聞いてみてください。」と律子からあり、「裕介さん。心当たりありますか?」としゅんくんが画面を見せて言った。
僕はメールを読んで「…あぁ、ある。星野くんたちが旅行に出た当初は、不安なりにまだまなみらしさが残っていたが…りっちゃんから連絡が来ないとなってからかかな?様子がおかしくなったのは…」と言った。

まさかしゅんくん相手に夜の営みの事まで言えず、変に誤魔化して言った。



【ごめん、お待たせしました。
なかなか上手く書けずに悩みながら書いてたらすっかり遅くなりました。】





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投稿者:律子・まなみ ◆pVvpmy/qE2
2022/03/05 17:32:06    (.lBOkkOS)
はっ、はっ、はっ、はっ…
(神戸に戻ってからの律子は再び泳ぐための身体を作るために走り込みを毎日しています。
朝の気配に白い息。寒さはまだ肌を刺しますが、前を向いた律子には心地いい刺激です。)

はーっ!はーっ!はー…
サボってたからなぁ…まだまだだわ…
…まな…どうしてるだろ?
(水を飲みながら休憩して、ふと空を見上げる律子は、あれ以来連絡していなかったまなみを想います。すればできるのに、なぜかできずにそのまま…
何かを決めたように、律子はまた走り出します)

…しゅんいち、岡山いこ?あたし、まなに会いに行きたい!電話で一言も大事だけど、それよりも会って話したいから…
(その返事を渋るしゅんくん。律子はその手を握ります。)

あたし、知ってるよ?
しゅんいちが考えあって、あたしからまなを遠ざけてたの。絡まりすぎないように離してくれたんだよね?でも、今のあたしはもう違うから。
今度はまなにも、それを知ってもらって、2人でまた変わりたいの。
(決意の瞳はかたく、まっすぐにしゅんくんを見つめて射抜きます。ため息をひとつ大きくつき、やれやれと笑うしゅんくん。一緒に行くよ?と律子の頭を撫でます)

ありがと。じゃあ、ゆうさんに連絡しておくわ。
…?まなはね…何となく今は話しにくいな…恥ずかしくて…ね?


…え?りっちゃんがくるの?
いつ?
今までどうしてたか、何か言ってた?
(あれからのまなみは、やはり普通に生活する中に、あの冷めた瞳が時折出るような状態でした。
ゆうすけさんから律子の事を聞くと、ゆうすけさんの腕を掴んで揺さぶりながら、矢継ぎ早にいろいろ質問をします)

りっちゃん…りっちゃん…りっちゃんに会えるんだ…ようやく…会える…
(嬉しそうに律子の名前を何度も呼び子供のように笑いますが、その瞳はまたあの暗く冷たい瞳…
ユラリ…あの瞳で微笑みを向けられて、ゆうすけさんは背筋が凍る思いがします。
そして約束の日…)


「まな…ただい…うわっ!ちょっと!」
りっちゃんおかえり!おかえりっ!
ずっと声かけなくてつらかった!怖かった!
何かあったの?大丈夫なの?ねえ?ねえ!
「ちょっ…落ち着きなさい。あとでゆっくり話すから。まずは…あがらせてくれないかな?」
あっ…ごめんね?
(律子はくっついて離れないまなみと一緒にあがります。ゆうすけさんに笑みを浮かべて軽く会釈する様は、あれから一皮も二皮もむけて大人の女性になったとゆうすけさんに思わせます。
律子はふとした拍子によろけます。しゅんくんが支える為に手を伸ばした時です)

…だいじょうぶです…
(小さく呟き、その手から律子を離すように抱きしめるまなみ。そしてしゅんくんも、まなみの暗く冷たい「あの瞳」を目の当たりにします。しかもその視線の狙いが自分に向けられるように鋭くて…
一瞥するように目を瞑り、律子を向くまなみの瞳はいつもの恋する乙女のように…)

ほら、りっちゃん!
お茶しようよ?りっちゃんの好きなお菓子、用意してあるからさ?子供たちも待ってるよ?
お話、ゆっくりでいいから聞かせて…
(今一度手を伸ばしたしゅんくんのその手を、ゆうすけさんは止めます。そして、話があるから外に出ようと目くばせします)

なに、ゆうすけさん。
散歩がてら買い物?あまり遅くなっちゃダメだよ?
(いつもなら、ほしのくんも来たばかりだからゆっくりさせて?と言われるはずが、しゅんくんの名前すら出さずに送り出します。律子もまた、2人を見送る瞳の暗さを見抜き、息を飲みました。)

「し…しゅんいち?ごめんね、着いたばっかりで。
ちょ、ちょっとゆうさんと…おねがいできる…かな?」
(おかしい…おかしすぎる…
見た事のないまなみの瞳に怯えて戸惑いの顔をして、律子はしゅんくんを気遣います。
とにかく、まなみはしゅんくんをいない人のように扱うのです。まわりには明るく振る舞いますが、そのテンションも異様に高く、和やかながらピリピリした空気が漂います)

『まながおかしい。
ゆうさんに何か心当たりないか、聞いてみてください』
(律子はお茶の支度をするまなみの目を盗み、しゅんくんにメールしました…)

【おまたせです。
今回のまなちゃん、少しひく位心理的に怖い方向に振ります。とはいえうまくできるか分かりませんがね?】
151
投稿者:星野瞬一 ◆Nvwi/zPrkY
2022/03/03 19:35:05    (MnLZRXrT)
律子と熱く深く交わった後、律子を胸に抱いてそのまま眠りに着いた。

朝になって目覚めると「…おはよ。」とただ一言、律子が言っただけでかつての律子が戻って来た!と確信して、とても嬉しくなった。

すると律子がシーツを身体に巻きつけ、身体を起こし、小さく敬礼のポーズをして「…星野律子、あなたのおかげで新しい花を咲かせて戻れました。
これから先は…あなたも、あたしと一緒に戦って下さい。よろしく…」と律子が言い終わらないうちに強く抱きしめ「おかえり、律子。おかえり…」と何度も繰り返し言って抱きしめた。

律子は僕の背中に手を回して「…ただいま。」と呟いた。
これ以上の言葉はもういらない。
しばらくの間、ただ抱き合っていた。

そして律子はかつての元気を取り戻し「さて!そうと決まれば、ゆかりさんに連絡しなきゃ!」と言ってコーチのゆかりさんに電話をした。
律子が「わたしじゃあ…」と言うゆかりさんに「ゆかりさんじゃなきゃだめなの!あたしの中の良いとこも悪いとこも、清いとこも醜いとこも、あたしの全て知っている。
選手とトレーナーは二人三脚でしょ?それならあなた以外に適任はいないの。」とまで言うから…そんな言い方はまるで愛の告白みたいだよ?と言ってやると「そう?」とくだけた笑みを見せて言った。

もしかして律子って天然のジゴロ?なんて思っていると「あとはまなか…あたしたちは、魂に一番近いとこで繋がっている。
だからまなにはあたしの花のこと、ちゃんと話すわ。それで…あの娘の花も見てみたいわ…」と言う律子。

僕は今、まなみさんがどんな状態になっているかは知らないけど…
律子がそう言っても、まなみさんが本当に素直に納得するのかどうか…
漠然とした不安が頭の中に渦巻いていた。

とりあえず僕はその気持ちを律子に気づかれないように、帰る前に律子と以前行った白い恋人の工場に寄り、そこで律子に改めて『未来永劫愛します。』と書いて送った。


【まなみさん、お待たせ。
何故かサイトに入れなくて遅くなりました。

りっちゃんの方をないがしろにしていたみたいで、ごめんなさい。】


150
投稿者:律子 ◆lhmAJ0ETT2
2022/03/01 20:01:44    (lREhxXvT)
あっ!あああっ!いま…いま潰されたらあたし!
っ!んおおおっ!あっ!おああああっ!
(そこから先、2人に言葉はなくなりました。ただ本能に従うようにお互いを求めて…しゅんくんは叫び律子は応えるように鳴き…どれだけイッたか、どれだけ胎内に熱い熱を受けたか覚えておらず、2人とも気づいたら裸のまま抱き合い眠り、朝を迎えていました)

…おはよ。
(ただ一言。その声を聴いただけで、しゅんくんはかつての律子が帰ってきたと確信しました。
律子はもぞもぞと布団を身体に巻きつけながら身を起こし、小さく敬礼のポーズをとります)

…星野律子、あなたのおかげで新しい花を咲かせて戻れました。
これから先は…あなたも、あたしといっしょに戦ってください。
…よろしくおね…きゃっ!
(言い終わらないうちに強く抱きしめられます。
しゅんくんは何度もおかえり律子…と繰り返し、律子はそんなしゅんくんの背中に手を回し)

…ただいま。
(とだけつぶやき、そこからは互いに言葉のいらない時間を味わいました)

さて!そうと決まればゆかりさんに連絡しなきゃ!
(かつての元気を取り戻した律子は、ゆかりに連絡をします)

「りっちゃん!身体は大丈夫なの?」
おかげさまで!旦那さんが復活旅行をプレゼントしてくれたからね!おかあさんからも元気、もらった気もするの…
「そう、それはよかったわ。がんばってね!応援してるわ」
はい?あたし、ゆかりさんと一緒にやるわよ?
「でもわたしじゃ…」
あたしはゆかりさんじゃなきゃダメなの!
あなたは、あたしの全てを知ってる。あたしの中の良いところも悪いところも、清いものから醜い心まで…
選手とトレーナーは二人三脚でしょ?それならあなた以外に適任はいないのよ?
ジョディも待ってくれる。けどあまり待たせられない。それでも、ゆかりさんとあたし、それとしゅんいち…みんなでまた一歩目から始めたいの!
「りっちゃん…そこまで言われると、やるしかないわね!わかった、わたしもがんばるよ!
それなら、まずは身体を作り直しなさい?復帰の発表はまだ先でいいから。」
はい。よろしくお願いします!
(電話をきり、清々しい表情を見せる律子。しゅんくんに、まるで愛の告白みたいだったよと言われると、そう?とくだけた笑いをみせます)

…あとは…まなか。
あたしたちは、魂に一番近いとこで繋がってる。
だから、まなにはあたしの花のこと、ちゃんと話すわ。
それで…あの子の花も見てみたいな…

【まずはりっちゃんの方をしめておきます。
あとはまなちゃん…あたしも楽しみであり不安でもあり。です】

149
投稿者:ゆうすけ、瞬一 ◆Nvwi/zPrkY
2022/02/26 13:46:28    (TlOu9/Zf)
僕は律子を甘く優しく愛撫しながらうつ伏せから腰を掴んで起こし高く上げておまんこに突き入れてやると「いいよ!しゅんいち!もう遠慮しなくていいから!奥まで!奥まで抉って!つきいれ…てえぇっ!」と律子がのけ反って激しく喘ぐので、僕は本当に遠慮なく深く突いて律子の胎内を抉りかき混ぜていると律子は幸せそうに鳴いてくれた。
そんな律子の姿を目の当たりにして、僕は身体を熱くしていると「その熱がっ!もっと欲しいの!好きにしていいから!今まで我慢していたあなたを…あなたを叩きつけて!」と律子が喘ぎながら言ってくるから僕の身体が更に熱くなり律子を折れるくらい抱きしめる様にのけ反らして
腰を激しく動かし、深く突いていると「こんな激しいの!ふかいの…知らない!知らないよおっ!
いやっ!やだっ!そのおっきさで!そんなはやく…はや…くされる…と…」と律子は足を張ったままイッているみたいで、潮を絶え間なく噴いていた。
僕もそんな律子の姿を目の当たりにすると、どんどん興奮して律子と溶け合って一つになっている感じがしていた。



僕はまなみに毎夜のように誘われ、抱くけれど…ますます誰かの代わりに、まなみの身体の疼きを治める為に利用されているそんな感じが…まなみのゆらゆらと仄かに揺れる暗い感情のない黒い暗い瞳で微笑まれ…
僕にゾクッとして、まなみの事を本当に信じて良いのか不安になっていた。

そんなある日、唯さん夫妻と僕ら家族と顔合わせしたいと言うまなみの前からの要望で、あの事件から付き合いが再開した大将のお店でする事にした。

こうして子供たちとはしゃぐ姿のまなみを見ていると夜の営みのまなみの姿とまるで別人のように思えた。

そしてはしゃぎ疲れて子供と座敷で寝ているまなみに気をつけてながら唯さんに
「最近、まなみの様子がどうもおかしいんだ…普段、生活している分は変わらないけど、時折見せる黒い暗い感情のない瞳で微笑まれる時があって…不安なんだ。」

唯さんの旦那さんは気を使ってくれて、席を外してくれていた。

唯さんは「…まるで、私が会った頃のまなみたい。あの頃のあの娘、ちょうどそんな瞳をしてて…ほっとけなくて…」と言うので、頷いていると「たぶん…律子さんと何かあるんじゃないでしょうか?のんちゃんから2人の事聞いています。律子さんから連絡こないこととかも…」とあの日とは別人になった美由紀が話していて…

いつの間にか唯さんが美由紀とのんちゃんが仲良くしているみたいね?と言って話題を変えてきて、僕はやっぱり原因は律子か…だからといって今更ヤキモチを焼く訳でもないが…

深く繋がっている2人だからこそ、律子が別の世界に行った場合、まなみがどうなってしまうのか…その不安が大きくなった。

大将が美由紀さんがしっかりして来ただろ?って言ってきたのに、愛想笑いでやり過ごした。

しかしまなみはもう二児の母親なのに、いつまでも律子、りっちゃんって思っている場合じゃないって思うけど…
あの2人にしか解らない事は確かにあるから…今のまなみはどこか壊れている。
そう考えると、色々と辻褄が合う。僕とエッチするのも律子の代わり、僕の気持ちは気にしていない、まなみは自分の気持ちだけ優先している。

まだ他の男にハマる方が良かった。
律子相手なら僕は敵わないかも知れない…
でも当の律子はしゅんくんと旅行に出て、未だに連絡がない…という事はしゅんくんと一緒に歩み始めるという事だろう…

まなみがおかしくなる気持ちは解るけど、いつまでも律子に寄りかかっていてはいけない。
その事をどう理解させたら良いだろう…

そう考えると、頭がくらくらして来たが今更まなみと別れるつもりもないので、今のところはまなみが暴走しない様に見守って行く事に決めた。
その決意を込めてお酒を一気に飲み干した。


その後もまなみは僕を毎夜のように誘い、身体の疼きを僕で治めていた。
僕はとにかく僕の方を向かそうと頑張ってみたが、まなみの瞳の色は変わる事はなく、更に冷たく深く黒く暗くなっている様に思えた。

まるで僕がどうして律子じゃないの?と言わんばかりの視線だった。

そして律子がしゅんくんと手を繋いで戻って来た。

まるで別人のように更に綺麗になって律子は戻って来た。



【かなりお待たせしました。
まなちゃんがこの先どうなって行くのか…
不安のような楽しみのような変な気分です。】

148
投稿者:律子・まなみ ◆pVvpmy/qE2
2022/02/23 15:33:35    (.X8Gv/PE)
んおっ!おおおっ!おああっ!
いいよ!しゅんいち!もう遠慮しなくていいから!
奥まで!おくまでえぐって!つきいれ…てええっ!
(優しく甘い愛撫も、やはりおちんちんを突き入れられると一気に全てを持っていかれます。律子もふぐにしゅんくんの為に鳴き、うつ伏せから腰を掴まれて高く上げられて突き入れられても躊躇や抵抗を見せずにのけぞって激しく喘ぎます。
しゅんくんが本当にしたいように胎内を抉ってかき混ぜてくれて、律子は本当に幸せそうに鳴き、まなみの知らない花を蕾にしていきます。)

おひううっ!それ欲しい!その熱がっ!もっともっと欲しいの!
んぐっ!おごあああああっ!好きにしていいから!今まで我慢してたあなたを…あなたを叩きつけて!
こんな激しいの!ふかいの…知らない!知らないよおっ!
いやっ!やだあああっ!そのおっきさで!そんなはやく…はや…くされ…る…とおおっ!
(折れるのではというくらいのけぞらされて、律子は足を張ったまま戻せません。どれだけイッたかわからなくなり、無意識に潮がぶしゃああっ!と吹かれます)



はぁ…はぁ…はみゅ…んみぃ…
(そしてまなみは毎夜のようにゆうすけさんを求めて…いえ、律子を求めて疼く体をゆうすけさんで鎮めています。想う気持ちはどんどん黒く膨らみ、瞳に現れ始めるほど。熱いほど火照らせてニャアニャアと喘ぎながらも、時折見せる感情のない黒い暗い瞳。その瞳で見下ろされ微笑まれ、ゆうすけさんはゾクリとします…)

「…まながおかしい?」
(ある夜の事。ゆうすけさんは大将のお店で唯といました。正確には唯の夫婦とまなみの家族の顔合わせみたいな事をしたがっていたまなみの希望に合わせた会の席です。はしゃぎつかれて座敷で子供と眠ってしまっているまなみに気をつけながら…唯のご主人は気を利かせて席を外していました)

「…まるで、私が会った頃のまなみたい。あの頃のあの子、ちょうどそんな瞳をしてて…ほっとけなくて…」
「たぶん…律子さんと何かあるんじゃないでしょうか?のんちゃんから2人のこと聞いてます。律子さんから連絡こないこととかも…
あの二人、本当に深いところで繋がってるみたいだから、こんなにも何も音沙汰なしで離れてる時間が長いから不安定になってるかもしれませんよ?」
「…かもしれないわねぇ?
それよりみゆきちゃん?紀子さんと仲良くしてるみたいね?よかったわ」
「ええ、おかげさまで…ウジウジとあの時のことを悩んでると、よく叱り飛ばされますけどね?」
「…いいんじゃないの?それで。
大将さん!もう一杯くださいな」
「唯さん!もうおしまいですよ?深酒は身体に悪いですからね!」
(しっかりしてきたろ?と笑いながら話す大将の声も、ゆうすけさんには今ひとつ耳に入りません。あのまなみの冷たい瞳が忘れられなくて…一瞬だけ見せたまなみの…幸せそうに子供を抱いて眠るまなみの中で一体何が…そう思わずにいられませんでした)
147
投稿者:ゆうすけ、瞬一 ◆Nvwi/zPrkY
2022/02/22 23:20:12    (ArnrHN8Z)
律子が「ホントにいいの?」とたずねて来て、僕は微笑みながら何度も頷いていると…
律子は「…わかった。あたし、まだやってみる!どこまでできるかわからない、ジョディの背中に届くのかわからないけど…やるだけやってみるよ!」と力強く言うと、のしかかる様にしてキスをしてくると…
律子に押し倒されながら深く舌を絡め水音をたてながらキスは続き「今回あなたのおかげであたしは…ね…最後に…あたしの背中を押してくれる、あなたの熱をあたしにちょうだい?
あたしの中でたくさんたくさんあなたを感じて…
あたしはまた泳ぐから…」と言う律子の顔を微笑みながらゆっくり優しく撫で、耳の傷痕を愛おしそうに触れると律子が甘い声をあげる。

そっと唇を重ね、律子を甘く優しく抱いて僕の印を律子の胎内に印をつけた。

この事があるまではまなみさんの事が、気になっていたけど、律子が水泳を再開する喜びですっかり消え失せていた。


その頃…
僕はまなみを抱いていた。

りっちゃんがしゅんくんと旅行に出てから、いつもなら律子から連絡があるのに、あの状態だからか、連絡がない。

なのにまなみは最初の方は乱れていたが、今ではいつもと変わらない様子。
ちゃんと子供たちの面倒を見て、家事全般を滞りなく済ませていたが…

やはりまなみの様子がどこかおかしい…これまでは僕から誘うことが多いかったのに、律子が旅行に出てからしばらくして、まなみから誘ってくるが多くなった。

まなみから上に跨がり、自ら腰を激しく動かし…僕の欲求は治まらずまなみに応える様に激しく抱くけれど、いくら身体を熱く深く繋がっていても、何故かこれまでみたいに蕩けるような一体感を感じない。

まなみが淫らに乱れれば乱れれる程、まるでまなみの心は別の誰かの方を向いて誰かを求めている様にも思える。
まさか僕は誰かの代わり?そんな疎外感を感じたけど…
いや、まさかまなみに限ってそれはない。僕の気のせいだ!
そう思ってまなみの中に射精したけれど…
僕はどうしても気になって「まなみ?最近何かあった?おかしいよ?」と聞くと「まなが…おかしい?そんな事ないよ?まなだって女の子だもん…
激しくて…いっぱい欲しい時だって…あるよ?」って言われて、その時は納得したけれど…

次の日も、子供たちを寝かせるとまなみが身体をつけて来て、誘って来た。
まなみを抱いているとまなみの瞳に暗い影がゆらゆらと揺れて見えるような感じがしたが、続いてしているとその影はすぐに消え失せた。

しかしまなみが淫らに乱れてれば乱れれる程、瞳の影の色が濃くなっている気がしたが、すぐに消えてしまった。

僕はまなみの暗い影を目の当たりにしても、まだまなみを信じていた。


【まなみさん、どうも上手く気持ちが書き表せなくて、変な文章になってごめん。
横路に逸れるのは大丈夫。
きっとまなちゃんにとって大事な展開だから…気にしなくて大丈夫です。】


146
投稿者:律子・まなみ ◆pVvpmy/qE2
2022/02/21 19:36:25    (IEHGPbQI)
しゅんいち…ホントにいいの?
(手を胸で握りしめたまま、視線を外さずに律子はしゅんくんに聞きます。彼はただだまって何度も優しく頷いてくれました。律子はそのまま身体をしゅんくんに預けます。抱きしめられたまま、小さく胸の中で何度もありがとう…と呟く律子の身体は熱を帯びていくように感じました。)

…わかった。あたし、まだやってみる!
どこまでできるかわからない。ジョディの背中に届くのかもわからないけど…やれるだけやってみるよ!
…んっ…んんっ…
(力強く答えると、そのままよしかかるようにキスをします。両手を握り返すと唇を深く押し付けてそのまましゅんくんを押し倒します。静かに、深く交わる舌…くちっ…くちゅ…長く水音を立てながらキスを続けて…)

今回…あなたのおかげであたしは…
ね…最後に…あたしの背中を押してくれる、あなたの熱をあたしにちょうだい?
あたしの中でたくさんたくさんあなたを感じて…
あたしはまた…泳ぐから…
…あっ…ふぁ…んっ…あぁ…
(ゆっくり…顔を撫でられて、耳の傷跡を愛おしそうに触られると、律子は小さく声をあげます。体を小刻みにピクピク震わせて、声がだんだん甘く切なくなるその頃…)


ふあああああっ!
ふにっ!んみゃあああああっ!
ゆうす…けっ!だめ!ふかい!ふかいいいっ!
はみゃあああああっ!いっちゃう!イクイク!
ふにゃああああああああっ!
(まなみもまた、ゆうすけさんと交わっていました。あれからまなみは変わることなく普段を過ごしています。黒い感情を内に秘めたまま…
ただ、この頃まなみから求める事が多くなってきました。この夜も、自分からゆうすけさんの上に跨り、おちんちんを根元まで咥え、子宮口をゴリゴリ押し込みながら涎をたらして激しく喘ぎます。
おまんこをぎゅうぎゅうに締め上げてイッたかと思えば、今度は腰に手をつき胎内を抉るように激しくピストンします。
ばちゅん!ばちゅん!といやらしい音が響き、肉付きの良い身体を震わせ、豊満すぎる胸をぶるんぶるんと揺らしながら…)

いいっ!いいよおっ!きもちいいっ!
はみっ!ふにいいいっ!あたま…焼けちゃいそう!
んひゃっ!はみゅううううっ!んみいいいっ!
ゆうすけの!おっきくなるっ!いいよっ!だしてっ!まなの奥の奥に!
ひみゅっ…あにゃああああああっ!
ひみいいいいいいいいいっ!
(まなみの様子がおかしい…気づきながらもゆうすけさんは欲求が抑えられず、まなみの腰を掴むとぐぢゅんっ!と根本まで押し込ませます。ぶくうっ!とおちんちんが膨らむと、まなみの希望通りに奥の奥に熱い精液を流し込みます。
まなみは歯を食いしばりながら嬉しそうに震え、射精の脈動に合わせてビクンビクン!と痙攣を繰り返して…)

…はみ…ん…んみゃあぁ…も…だめぇ…
んにゃ…え?まなが…おかしい?
そんな事ないよ?まなだって女の子なんだもん…
激しくて…いっぱい欲しい時だって…あるよ?
(落ち着いてから、ゆうすけさんは思い切って聞いてみますが、まなみは紅い顔をして火照りを鎮めながら答えます。身体は求めていながらも、心が一部どこか他所を向いているような違和感…まるで何か代わりにされているような疎外感をゆうすけさんはふと感じますが、まなみに限って…と疑念を振り払ってしまいました)

〈…りつこ…まなだけのりつこ…はやく帰っておいで?まなの中に…そしたらもう…離さないから…〉

【おまたせです!
ここから先、りっちゃんのフェードアウトとまなちゃんのフェードインの様に交わりつつ代わっていきます。前を向いてまなちゃんの知らない花を咲かせつつあるりっちゃん。そしてどんどん暗く黒く染まっていくまなちゃん…今回は「あたしの律子を返して…」がやりたくて横道逸れちゃいます。ごめんね?】
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