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2018/07/17 20:45:59 (Crx2scHw)
再会した二人。

動き出した二人の時間はどうなっていくのか。



【お相手】恭平さん
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投稿者:鈴香 ◆NZJg9s3.DU
2018/09/05 20:27:32    (7Inmtbhv)
〈それでもおねむな本日。早くベッドに戻りたい一心でひた〉

「どうせ鈴はちっちゃくて可愛くないもん」

貴方からすれば小さな手でぽかぽか貴方を叩いて、
叩いた癖にやっぱり貴方の後ろに居たいらしく、
洋服をぎゅっと握って背後に。


「あとでクッキーと一緒にいっぱい牛乳飲むんだもん」

背後でひとりごちる鈴香は、相変わらず牛乳を飲めば貴方と同じぐらいの背丈になれると信じて疑わない。



163
投稿者:恭平 ◆U3IZQiFJCQ
2018/09/04 23:05:25    (a9O0Hyv0)
《早く帰れた上にお昼寝?夕寝?が出来たなら良かったですね。寝る子は育つと言うから少し大きくなりましたか?(笑)》

ちっちゃいけど。そう言うと部下が居るのも忘れてちっちゃくないと思わず頬を膨らまして言ってしまう鈴香。

「ぷぷっ、」小さく吹き出してから

「所長、フィアンセに向かって失礼ですよ、可愛らしいって言うのがレディーに対しての礼儀って自分は思います、ちっちゃい、確かにそうですが、」

漫才みたいな感じで笑いを堪えきれない山田も最後にはちっちゃい発言。

『あっ、巣穴から鈴が出てきた。可愛い上にレディーだってさ。そんな膨れたお顔をしたレディーはいないんじゃないか?』

軽く頭をぽふぽふしながら鈴香に微笑んだ。
162
投稿者:鈴香 ◆NZJg9s3.DU
2018/09/04 20:22:28    (dZzHh9Ad)
<早く帰してもらえる→お昼寝→今起床なので、大丈夫です笑
恭平さんは大丈夫ですか?>

「ちっちゃくないもんっ」

貴方の部下がいるのも忘れ、
二人っきりのいつもの様にぷくっと頬を膨らましている。


「っ!・・・・・・?」

部下がいることを思い出した頃には、今度は可愛いという発言。
今度は社交辞令かと思い、小首をきょとんと傾げている。

優しい貴方の部下に少し慣れてきたようだ。
161
投稿者:恭平 ◆U3IZQiFJCQ
2018/09/04 11:57:03    (zbPYtQI6)
《こんにちは。台風が接近、上陸が近いみたいですが大丈夫ですか?お豆腐とあおさの味噌汁だと、鈴香さんの部屋は海みたいな匂いになったのでは?》


「あっ、感激です。所長のフィアンセを見れた。」

なぜか急に感激して声を上げた山田。

『んっ、急にどうした?ちゃんと目も鼻も口もあるし普通の女の子だぞ。ちょっと、ちっちゃいけど。』

わざと鈴香まっ茶化すように笑いながら言うと。

「いや、先輩から所長のフィアンセめちゃめちゃ可愛いぞ!って事務所で評判になっているので、会えたら良いなって思って来たんですよ。」
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投稿者:鈴香 ◆NZJg9s3.DU
2018/09/03 23:25:42    (Wz1khqQT)
<今日はお豆腐とあおさのお味噌汁が夜ご飯です>


「・・・・・・鈴香です。はじめ・・・まして・・・」

背丈の小さく、人見知りな鈴香。
知らない人と話すと涙目の上目使いになる。
昔から変わらない。

それだけ言うとすっと貴方の背中に隠れる。


(でも・・・恭の会社の・・・)

またぴょこっと顔を出して様子を見ている。
貴方には相応しくない、カッコいい貴方に相応しくない、
そう思われただろうか。


159
投稿者:恭平 ◆U3IZQiFJCQ
2018/09/03 23:06:13    (C7UiTOzX)
《こんばんは。今頃だけどお帰りなさい。ギューッ、チュッ》

部下が挨拶している時にギュッと鈴香の手に力が入ったのが分かった。同時位か部下の視線が少しだけ下に向けられて。

「あっ、あの、所長の下で働いている山田と申します。よろしくお願いします。クッキー美味しかったです。ごちそうさまでした。」

部下の山田が話始めて鈴香が顔を覗かせている事がハッキリと分かった。

『鈴、もし大丈夫だったらご挨拶してごらん。うちの事務所で1番の若手、山田さんだよ。』

無理かな?そう思いながらも勧めてみた。
158
投稿者:鈴香 ◆NZJg9s3.DU
2018/09/03 20:48:02    (Wz1khqQT)
<こんばんわ。ただいまです(ぎゅっ)>


フィアンセ。
貴方の部下がそう呼んだことで、わかった。
貴方がしっかりと自分が知らない所でも、婚約者として扱ってくれていたことが。

心が温かくなっていくのがわかった。


「・・・・・・」

貴方は気づかなかったかもしれない。
しかし貴方の影から鈴香が顔をひょこっと覗かせ、
部下には鈴香の顔が初めて見える。

話掛けていいのかわからずに、こっそり見ているだけ。
それでも部下とは目が合っており、そして貴方の腕をぎゅっとつかんだまま。
157
投稿者:恭平 ◆U3IZQiFJCQ
2018/09/02 23:22:47    (N8ka0cFv)
《良いお返事だけど、薬がなくて痒いままじゃ、寝てから無意識に掻いちゃうだろうなぁ(笑)》

何も言わないが微かに震えたまま鈴香は背中にピッタリ引っ付いたままだが着いてきた。

『済まんな、やはり怖くて顔を見せるのは無理みたいだが、事務所に帰ったら皆によろしく伝え、クッキーを食べてみてくれ。』

「所長、事情は良く分かっていますから気にしないで下さい。それよりフィアンセの方の身体と気持ちを最優先で。」

若いがしっかりした口調で普段より優しく話し掛けてきた部下。その手には書類と少し前に鈴香がラッピングしたクッキーを持ち。

「むしろ所長が居ない分だけ全員が一丸となって働いているので、所長が居るときより仕事が進んでいたりして?」

わざとおどけるように笑いながら軽口を叩いて任せて下さいアピールをする部下だった。
156
投稿者:鈴香 ◆NZJg9s3.DU
2018/09/02 22:43:06    (BVBXhMja)
<はーい!あっでもお薬ない・・・
とにかく掻かないようにします>


「・・・」

暫くして部屋に入って来た貴方。
泣いてはいなかった。
でも泣いている時と同じように額に触れる。


「恭・・・・・・」

貴方の言葉に、貴方に手を借りながらベッドから立ち上がる。
ゆっくりと玄関に向かう貴方の背にぴったりとくっついて、
そのまま寝室を後にする。

玄関には人の気配。
すっぽり貴方の背に隠れて出ようとしない鈴香は震えている。

155
投稿者:恭平 ◆U3IZQiFJCQ
2018/09/02 22:17:45    (N8ka0cFv)
《寝てる間じゃ仕方がないね。ちゃんとお薬塗って早く治すんだよ。》

どうするか聞くか聞かないかしない内に巣穴に逃げ込むモルモットみたいに寝室に逃げ出してしまう鈴香。

間もなくインターフォンが鳴り部下が到着したので部屋に通すと鈴が焼いたクッキーとアイスティーを部屋に持ち込み仕事の打合せ。

時間にして15分程度。帰る前に玄関で待たせてから寝室に行って。

『鈴、無理だったら良いけど、どんな部下か見てくれないかな?後ろから着いてきて、ちょっと覗くだけで良いから。』

堅くギュッと目を瞑りセバスチャンを抱き締めてる鈴の前に膝ま付きおでこを、くっ付けて話し掛けた。
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