「ふふっ…。」素直に、感じる恐怖に首を縦に振る友梨奈。その様子を見れば思わず口元が緩む。女はこうでなくてはな…。興味、好奇心は強くあれど、見知らぬ男の手の内に納まることになるのはやはり恐怖が最も大きな感情であるべき。第一印象は満点に近い合格といえようか。隣の馬鹿な男のように、早々にスラックスの股間を持ち上げ始めている様では話にならない。「せっかくお越しいただきましたが、こんな時間だ…。本題に入らせていただきますね…?」視線に対する反応も良い。男の視線に嫌悪感を感じ、咄嗟に胸元を覆う腕。まずは精神的な感度の高さを見せてくれる。女は敏感である程楽しめる。容赦のない視線を向けられてもなお、鈍感…、何も感じず緊張にただ飲まれるだけなのも困ると言うモノ。必要な感受性という物は確かに存在するのだ。そんなことを思いながら、脇に据えていた書類を夫、賢太郎の前に滑らせる。『奴隷依頼書:山根 友梨奈』表紙から、奴隷、というとても強い言葉を置く。そしてそこにははっきりと友梨奈の名前が記載されている。要所で友梨奈の反応を見ながら、そこに大きくは触れずそのまま一枚捲っていく。「前提として、今回のお預かりの契約は、ご主人である賢太郎さんと私の間で交わされるものであるという事、ご理解いただいた上で話していきますね…?順番に読み合せていきます。何かあればその都度、話を遮ってお聞きください。問題なければ沈黙、あるいは首を縦に振って頂けると幸いです。」開かれた1ページに記載された前提を読み上げながら、都度二人の顔を見上げる。『プロフィール』前提の事項に続いて、記載されているのは賢太郎が先にメッセージで送ってきた友梨奈のプロフィールだ。(この内容…、貴女もちゃんと知っていの事なのかは確認しておかないとね…。)正誤を問わず、夫が友梨奈の承諾を得ずに送ってきたものなのか、確認の上でのモノなのかの差は大きい。前者であった場合は反応も見ておかねば、と。「こちらは頂いたものをそのまま転用しています。間違いがないかどうかを念の為、ご確認ください。」『理想の結果及び望まない行為』その下には少し広めに括弧で括られたスペースが用意されている。そこを指さしながら、「こちらには依頼主であるご主人。貴方のご希望をできるだけ具体的にご記入ください。それがお預かり期間で私が目指すゴールという形になります。そしてその下、ここには望まない行為をご記入ください。プロフィールにも一部記載してくださっていますが、こちらに改めて頂きます。もちろん現段階で、追記していただいてもかまいません。」そしてさらに下に指先を進めると『望まない行為、以外の行為は全て起こりうることに同意する。』「拇印で構いません。此方には部分的に承諾の印を頂きます。」安易な貸し出し、預かりではないという事。中途半端な興味だけで適当に、所謂NG行為の記載が行われればそれ以外何をしても良い、という承諾になる書面。様子こそ伺う物の、男はそのまま話を続けていく。『お預かり期間。』「こちらは文字通り、友梨奈さんをお預かりする期間の設定です。最短は2週間、今回は最大半年まで可能です。... 省略されました。
八谷さんが書類を夫の前に滑らせて、ゆっくりとページをめくりながら説明を始めた。
表紙に大きく書かれた『奴隷依頼書:山根 友梨奈』という文字を見ただけで、胸が締め付けられた。
そしてプロフィールのページになった。
身長、体重、スリーサイズ、性格、性癖……
賢太郎さんが送った内容が、そのまま印刷されている。
八谷さんが「間違いがないかどうか、ご確認ください」と言った。
私は一瞬、夫の顔を横目で見た。
賢太郎さんは興奮した目で私を見ている。
喉がからからに乾いた。この内容のことは夫から聞いている。
「……はい、大丈夫です。」
小さな声でそう答えるのが、やっとだった。
声が震えてしまって、情けなかった。
続いて、賢太郎が空欄を埋めていく。
妻・友梨奈をいわゆる「淫乱な牝」とすること。
友梨奈の見た目や性格、性癖も含めた依頼です。
理性や羞恥心を失い、淫らに乱れ、快楽に溺れる状態を理想とします。
淫乱の定義、調教の進め方、どこまで壊すかは八谷幸喜様に一任いたします。
八谷様のSNSで公開されているMN(サイト上のイニシャル)さんを想定しております。
【MN、尿道含すべての穴を開発されて、ピアス、淫紋もある。見た目の年齢は40代後半】
望まない行為
• 妊娠関連の行為(中出し・妊娠の強要など)
•上記の目的の為にリングなどの挿入も可としますか、性病対策は完璧にお願いします。
・服を着ている状態では、今のイメージは崩さないでほしいです。
「友梨奈…これでいいね。」
前から話し合った内容でした。
私は小さく、こくりと頷きます。
『望まない行為、以外の行為は全て起こりうることに同意する。』
承諾しますと書き、拇印を押す。
お預かり期間の欄は
半年間とした。
費用についても、仕方ないと思いますつつ、生活費として安いのではないかと思ってしまった。
「費用を支払うのは、かまわないのですが、月5万は、少ないように思ってます。
最低限といいますが、大丈夫ですか?」
八谷さん、他の牝の飼育経験からの金額という事でした。
他に些細なことをいくつか質問しながら、書類確認を進めました。
最後に友梨奈にも内容を見せた後に、
山根賢太郎とサインをして捺印を済ませました。
ひとしきり説明の最中から、都度応えていく夫妻。
夫・賢太郎の思い描く理想を言葉と文字で答えていく様子を妻・友梨奈はどのような心境で見つめているのだろうか。
重要なのは内容では無い。
第三者に最愛の人を差し出すこと。
それもやり取りこそあったものの初対面と言える男。
さらには自分よりも遥かに年上だ。
ただでさえ年の差のある夫婦がさらに年上の男に妻を委ねる形になっているわけだ。
いくら承諾しているとはいえ、妻としても複雑な心境なのは言うまでもないだろう。
自身のプロフィールの確認に関しても、少し声が震えている。
「お預かり致しますね…。」
拇印、署名を終えた賢太郎から書類を預かり、角を揃えながら男は口を開く。
「費用に関しては仰る通りです。
全くと言っていいほど足りないでしょう。
ただ、私ももちろん友梨奈さんも人間です。
不確定要素は付き纏う、絶対はありえません。
それに私達、にとって満点の半年後を迎えたとしても、それがご主人、貴方にとっての満点とは限らない。
自信が無いのではなく、ギャップは必ずしも無くならない。
ですので頂くのは最低限としています。
そして、後、ご満足具合に応じてお気持ちを頂ければそれで構いません。」
真っ当な回答のように思える。
過剰に自信を振りかざすでもなく、経験を踏まえてもなおイレギュラーは起こりうる。
弁えたような言葉。
しかし男は既にこう表現していた。
私達、にとっての満点、と。
既に男の中では友梨奈を手中として話を進めている。
そう考えるとどうなるのか。
二人にとっては満点、しかし賢太郎にとってそう出なかった場合…、友梨奈を満たしているのは夫ではなくこの男…ということになる訳だ。
「契約についてのお話は以上です。
他にご質問がなければ、少しの戯れを挟み、今日を開きたいと思います。」
少しの戯れ、と口にすると男はゆっくりと席を立ち、再び透明な液体が注がれたグラスを持って戻ってくる。
そしてそれを今度は友梨奈前に。
「緊張で喉も乾いたことでしょう。
贔屓にしている天然水がありましてね…、良かったらどうぞ…。
少しばかり火照りを生む薬も溶かしております。
緊張は必要ですが、度が過ぎた緊張は邪魔になりますからね…。
それと…。」
そう言うとさらに男は脇の戸棚から少し大きめのアイマスクを取り出してテーブルの上に。
「時間にしてそうですね15分程度の戯れ。
そのアイマスク、どちらかに身につけていただきたい。
友梨奈さんでも、ご主人でも構いません。」
意図の見えきらない男の言葉。
完全に夫婦を翻弄するように。
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【プロフ動画】脱ぎ脱ぎ動画続きです(*´∀`*)
サイドリボンのパンティなんだけど... ID:suzume-chun
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