渡された黒い首輪を取り出して私の首に
巻くとほんのり皮の良い匂いが漂います。
意外にも首輪は緩くもきつくも無く丁度良い
サイズでしたが、皮の内側は少しガサガサと
しており新品なのだろうと思いました。
調教師は首輪のリングに指を掛けて私を近くへ寄せると、慣れた
手つきでリードの金具を首輪へ装着しました。
リードを装着する時の"カチッ"という音は私には恐怖でしかありませんでした。
首輪の重みが、まるで私の存在そのものを縛りつけるみたいに感じる。
恥ずかしい。
調教師の目が怖い。冷たくて、まるで私を物のように見てる。
でも、肉便器だって? 冗談じゃない。私は人間よ。仕事もして、友達もいて、普通の生活をしてた、ただ夫の性癖のせいで、少し多くの人としただけ。
「……私は、あなたのものなんかじゃ、所有する? 私は、私のものです。」
桂子の言葉に顔色一つ変えない達也。しかし、次の瞬間、リードを引っ張り桂子の顔を引き寄せるとすかさずビンタをする達也。旦那が見ている前だというのに容赦なく叩くと。
「奥さん、貴女は今から私の肉便器です。口の聞き方には気をつけなさい。それとも躾けないとわかりませんか?」
旦那も啞然とその様子を見ていたが口は出さなかった。
「私は旦那さんに奥さんを肉便器に調教すると言って了承を得てるんですよ。まだ初日だから許しますが次に口答えすれば容赦しませんよ。わかったら、服も脱いで旦那に渡しておきなさい。肉便器に服は不要ですからね。」
佳子には恐怖心しかないが口答えも許されず旦那も達也のすることに口を出さないことから従うしかないことを佳子にわからせていた。
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