全員が一応に射精を終え、この恥辱から解放されると思ったリズベットだが、浴場での騒ぎを聞きつけた他の団員たちが浴場に入ってきたことで、それは遠のいた。
アリスの許可によりあとから来た団員たちもリズベットを取り囲みペニスを扱き精液をぶっかけた。
団員たちが立ち去ったあとには、精液の海に溺れるようなリズベットの姿があった。
自ら許可したことだが、、あまりの匂いに顔をしかめたアリスが窓をあけた。何十人もの精液の匂いはそれほど強烈なものだった。
「もういいだろう…早く身体を洗え!汚らしい…!屋敷では雇った獣人のオスを男娼代わりにしていたお前にはいい香りかもしれんが…」
アリスの言葉は辛辣だった。
リズベットが身体を洗い終わるとアリスはリズベットを地下牢へと連れ戻る…行き以上に行き交う団員たちが好奇の目を向けたのは、リズベットの格好だった…太ももが露わになる程度だった短めの裾は、浴場を立ち去る団員のひとりが細工したようで、更に短く切られていた。
裾はヘソのあたりまでしかなくなっており、リズベットは無毛になった股間を晒すことになっていた。そのことにアリスは気づいていたが、何事もなかったようにリズベットを引き回した。
地下へとおり大勢の目から逃れられると安堵したもなの、この地下では更なる恥辱の時間が待っていることを思い出した…
『ここ二三日は、涼しい日が続いてますが、また暑くなるのでしょうね…季節の変わり目ですから気をつけてくださいね』
「すぅ…、すぅ…。」
安物の錆びついた鉄骨が剥き出しになったベッドの上。横になって、寝息を立てるリズベット。
ガチャガチャ…、ギィィ…。
地下に響く音によって、深い眠りの底からゆっくりと意識が引き上げられた。
「…ん……。」
目を開けると、薄暗く、分厚くて圧迫感のある鉄板の天井が一番に目に入る。
窓もないこの地下では、今が朝なのか、昼なのか…、はたまたまだ日を跨いでいないのか、それすらもわからない。
頭が重いし、身体も重い。
昨日のダーウェルの尋問により、慣れないストレスによって心身が疲れていた。
おそらくアリスのものであろう、廊下に響く靴音を聞きながら、ぼうっと天井を意味もなく見つめる。
「おはようございます、リズベット様。」
シオンの声、フリフリしている可愛らしい尻尾。ドレスや肌着を手に持つ彼女はなんだかいつも嬉しそうだった。従者が増えても、朝の役目だけは誰にも譲らなかった。ずーっと何年も2人で朝の時間を過ごしてきた。
「おはよう、シオン。」
差し込む朝の日差し、鳥の囀り…、なんだかこれらは遠い昔のようにすら感じる。
ゆっくり身体を起こすと、目の前にあるのは冷たい石壁。
剥き出しの石床と頑丈な鉄格子、そして冷たく見下ろす憲兵団の彼女。
「……おはよう、ございます…。」
目が合い、反射的に挨拶をしてしまう。
アリスは返答することなく、床に朝食の乗った盆を置いた。
硬そうなパン…、チーズの一欠片、コップ一杯の水。朝メシ、という言葉でようやく時間がなんとなくわかった。
無言のまま、今日の朝食を眺める。
昨日まではこうではなかった。
温かいコーンスープ、焼きたての柔らかいホクホクのパン。香ばしく焼かれたベーコンやパリパリのソーセージ、庭で採れた新鮮なサラダ…、いくつもの料理が並んでいて、できるだけ従者みんなで一緒に食べるようにしていた。
「リズベット様っ、お紅茶のおかわりはいかがですかっ」
時折紅茶のおかわりをいただいて、
「リズベット様、本日は城下町の視察の予定がございます。午後は物資の搬入がございますので、屋敷内がせわしくなりますが、ご容赦ください」
今日がなんの日なのか、誰が来るのか、どこに行けばいいのか、予定を教えてもらって、使用人たちと世間話もしながら…。
それが今となっては、全裸で、小さなパンに齧り付いている。
噛み切るだけでも一苦労で、何度も咀嚼しても、なかなか小さくならない。飲み込もうとすると、喉に引っかかり、慌てて水で無理やり流し込んだ。
アリスが桶を覗き込み、露骨に舌打ちをした。
ピクッと小さく震えて、目を逸らした。
アレには昨夜の汚水が入っている…。
「…すみません…。」
トイレとして与えられた物なのだから、悪いことはしていない。桶を持ち上げるアリスを見て、顔を伏せた。
桶を持ち上げるアリスを見て、顔を伏せた。恥ずかしい。
アリスが部屋を出ていくと、その前に放り投げられた布を手に取る。
「…これは、服…?」
見たことがない服だった。ゴワゴワした質感に、袋に穴が空いたような形状。
しかし、全裸でいるよりはずっとずっとマシで、すっぽりかぶって両手と頭を出した。
柔らかな生地、細部まで拘られた刺繍、袖口や襟元の装飾、自分のためだけのオーダーメイド品。
リズベットは散財家ではないが、ドレスは第一印象を与える大切なもの。ドレスはすべて懇意にしている仕立て屋で仕入れた一品物。
それが今や、罪人が着るような貫頭衣だ。
着替えを終えると、なんとなく粗末な貫頭衣の先を指で摘んで弄ってしまう。
素肌に触れるゴワゴワした感触がどうも慣れなかった。
やがて、空になった桶を手にしたアリスが戻ってきた。
「手を出せ」
言われるがままに両手を差し出すと、カチャリと無機質な音が鳴り、冷たい鉄が両手にはまった。
これからずっとこんなものをつけられないと移動すらできないのか。
どうしても不安は募るばかり。
そして、手錠から伸びる鎖はアリスの手の中の金具についている。まるで犬の散歩のようだ。
そのまま牢屋を連れ出される。また、尋問が始まるのだろうか。
(また、きっとダーウェル様が…。)
ダーウェルと話して身の潔白を訴えたい一方、昨日のことが恐ろしくて怖い。
しかし、取調室を過ぎたあたりで、尋問ではないことに気がついた。
(では、どこに…?)
アリスはカツカツと軍靴の音を鳴らし、その後ろからペタペタ裸足でついていく。
階段を登り、内側から鍵を開ける。
道順や手順を隠さないのは、きっと御令嬢様には脱走する気概もないと思われているだろう。
扉が開くと、俯いていたリズベットは顔を上げた。
穏やかな風がゆったり流れ、湿った石や鉄ではない、軽くて澄んだ香り。
ピィ、ピィ、とどこかで小鳥が鳴いている。
空を見上げると、朝日が眩しくて目を細めた。
すぅー…っと息を吸い込むと、肺いっぱいに自然の空気が充満した。
朝露に濡れた土や草の匂い。陽の光を受けた雫が少し垂れて、光っている様子は、宝物のようにすら見えた。
たった1日尋問されただけで、こんなにも日常が羨ましく思えてしまった。
屋敷の庭にも当然草花はあって、朝の散歩でよく嗅いだ香りだ。
そんな日常は、今となっては特別なものに感じる。
ぐいっと強く引っ張られ、身体が前によろめく。
感傷に浸っていたリズベットは立ち止まってしまっていて、アリスは「止まるな」と冷たく言い放つだけだった。
歩くたびにチャリチャリ鎖が擦れる音が鳴り、朝の静けさにやけに響いた。
官舎に入ると、静かな外とは違い、朝の支度に忙しない雰囲気だった。
その中を明らかに場違いな女が罪人のように連れられていく。
「あれがリズベット・クリスティア?」
「ああ、あの獣人好きの。」
「獣人解放戦線と繋がりあるんだろ?」
ヒソヒソ話す声が聞こえてくる。たらだの噂話。
しかし、それとは別の、なにか絡みつくようなねちっこい視線も強く感じていた。
露出する太ももやシルエットがわかるくびれやお尻、胸元や顔…。感じたことのない、嫌な視線だった。
(ここは浴場…?昨日は水浴びだけでしたし、身を清めろ…と?)
やがて着いたのは官舎の中の浴場だった。
なぜ?と不思議に思いながらも、扉の中に入る。…が、その際…。
「……。」
なぜかアリスは団員たちも同行するように誘った。嫌な予感がしたが、その通りだった。
「…む、無理ですっ、できませんっ!殿方の前で、そんな…っ!」
ブンブン首を振る。
団員たちの前で脱げと命じられたからだ。
貫頭衣だけだとしても恥部は隠せていた。
しかし、こんな下卑た視線の前で脱ぐなど…。
しかし、ピシャッと鋭くて強い音が脱衣室に響く。
アリスの手に持つ鞭だ。「脱げ。」その言葉すら要らず、命令を鞭が伝える。
リズベットはそれを見て目を見開き、身体がこわばった。
貴族として、乗馬の嗜みがあるリズベットには、乗馬鞭の威力は庶民よりも容易に想像ができる。
怖くて、逃げ出したい。でも、従うしかない。
恐る恐る裾に手を伸ばし、麻袋のような布をを捲り上げる。手錠から解放された手で、自ら裸になった。
ぷるんっと揺れる乳房、シルエット通りの見事なくびれ。
バサっと厚い布が床に落ちる音は、酷く耳に残った。
そして、鞭で追い立てられるように、浴槽の縁に座らせられた。
(一体何を…?)
アリスは何か道具を用意しているが、リズベットからは見えなかった。
そして、とんでもない命令を受ける。アリスからは同性の同情などは微塵もなかった。
「…なっ、で、できませんっ!それなら、他の方々は外に…っ!」
当然の抗議だが、聞き入れられることはなく、鞭の音で返答があった。
リズベットは当然暴力に対して耐性がなく、ビクッと怯えて、ゆっくり従う。
身体を隠していた両手は頭の後ろに添え、大きく脇を開いた。
ぴっちり閉じていた足をスルスル広げ、股間をさらけ出すような姿勢となった。
目の前で男たちの下卑た感想を聞かされ、耳まで真っ赤に染まっていく。
「…見ないで、ください…」
小さい言ったその言葉は誰も聞いていなかった。
リズベットはそれから、目を閉じて時間が過ぎるのを待った。
股間にお湯をかけられ、カミソリが肌を撫でる。
元々陰毛は薄く、産毛のような柔らかな毛。
クリームやローションのようなものがなくても、あっという間に剃り終えてしまった。
終わった。ほっと胸を撫で下ろした時、団員たちにチェックするようにアリスが言った。
(…なっ!?何を言って…!)
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【プロフ動画】かなり敏感になってきているのか、時折ガクガクしている。
展望室に誰かが上... ID:redeyen1
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