数年前の話ですが、私が住んでいるマンションの隣の部屋30歳くらいの女性が引っ越してきました。 ベランダで偶然会って、「町田沙織(仮名)です。」と挨拶をされきれいな人だなと思いました。 当時私は26歳、社会人の独身でした。 仕事に行っている時に引っ越されたようで、それまで隣の部屋なんて気にもしていませんでした。 私はこのマンションからの景色が好きでベランダへ、彼女は洗濯のためでしたがどこかおどおどしている風でした。 数日後仕事から帰るとき四つ角に差し掛かるとき、急に自転車が私の前の出てきてぶつかりそうになりました。 危ないな、、と思っていると四つ角で彼女が倒れているんです。 「どうしました、大丈夫ですか、、」と声をかけると、さっきの自転車とぶつかり足に怪我をしていたんです。 自転車は慌てて逃げたようであの自転車だと分かりました。 「どうします、救急車呼びますか、、ああそれと警察にも、、」 「いいえ、大したことありませんから、、」と言いながらも痛そうで、、肩を貸して部屋まで連れて行きました。 見れば血が出ていて、、救急箱と思い部屋を見ると大した家具も調理道具もありませんでした。 私は自分の部屋から救急箱を持ってきて怪我の消毒と包帯を巻いてあげました。 数日間は気になったのですが独身の女性の部屋へ行くのもどうかと思い声も掛けませんでした。 しかし、1週間過ぎると彼女の方から、「あの時はすみませんでした。お礼も言わず、、」と言って、「お茶、ご一緒にどうですか。」と誘われたのです。 彼女の部屋に行くと美味しそうなケーキがあり紅茶を出してくれました。 世間話をしていると、「家具も料理道具もあまりないでしょ。一人だしスーパーのお惣菜でいいかなと思って、、」と、ちょっと意味ありげだったのです。 でもあまり聞くのも躊躇われ聞きませんでした。 それから1か月すると夜中に彼女が私の部屋へやってきました。 顔は赤く苦しそうな息をして体中が汗臭かったのです。 一度で状態が悪いと思い、部屋へ入れ私のベッドに寝かせました。 熱を測ると39度近くあり、「救急車を呼んで病院へ行きましょうか。」と言うと、「保険書がないの、、」と言うのではありませんか。 その夜は熱を下げるためビニール袋に氷を入れ、それを濡れタオルで包んで頭を冷やしました。 念のために脇も濡れタオルで冷やし様子を見たんです。 翌日は少し熱も下がったのですが、それでもまだ高い状態でした。 私は隣の県に住んでいる姉の電話をして、いけないと知りながら健康保険書を持ってきてもらい、姉と偽って病院で診察を受けさせました。 その時凄い汗もあって姉にお願いして彼女の体を拭いてもらいました。 「どうしたの、あなたの彼女じゃないの、、だったら体ぐらい拭いてあげればいいのに、、」と言われましたが、あとから訴えられてもしたら、、 その時姉から、「彼女の体、所々火傷の跡があるけど、、」と言われ、訳アリなんだと悟りました。 病院へ行くとインフルエンザと疲労から来た熱と分かり、2日間仕事を休んで私の部屋で寝かせ様子を見ました。 1週間もすると元気になり、仕事から帰ると彼女がご飯の用意をしてくれていました。 そんな時でした、隣の彼女の部屋の扉を激しく叩く音が聞こえ、彼女が怯えだしたのです。 私が出て行くと睨みつける男が立っていて、「ああ、そこ留守ですよ。」と言うと、「何処へ行ったんだ、、」と激しい声で言うんです。 「由香里さん、どこへ行ったのかな、田舎でも帰っているとか、、」と、つい姉の名前が出てしまいました。 「由香里、、裕子じゃないのか。」 「いいえ、、村田由香里さんですが。」と言うと帰っていきました。 部屋に帰って彼女に、「帰ったよ、、」と言うとホッとした顔をしていましたが、「名前、バレちゃったね、、」と言われました。 本当の名前は田村裕子さん、32歳と教えてくれました。 来た男は裕子さんの旦那さんで、DVとギャンブルで逃げてきたそうです。 身体中にも殴られた痣があったようでそれは自然に治ったようなんですが、火傷はタバコの火を押し付けられたようです。 だからあまり家具も台所用品のなく、スーパーの総菜で済ましていたんです。 あれからまた旦那が来たら怖いから裕子さんは私の部屋で寝泊まりをしていました。 そして自然に結ばれてしまったんです。 初めて見る裕子さんの体には背中、お尻、太腿とタバコの火を押し付けられて痕があり痛いたそうでした。 旦那は普段の見えないところへタバコを押し付けていたらしく、その被虐性が表れていました。 私は裕子さんの体を愛撫するようにタバコのあとも口につけ、早く治ることを祈っていました。