出張で訪れたまち、遠い昔、中学生まで暮らしてたまち。 仕事を終え、ホテルに。 翌日、昔住んでた郊外の住宅地に向かった。 ローカル私鉄、電車が新しくなってた。 市街地を抜け、住宅地の駅に降り立った。 懐かしい風景、なんにも変わっちゃいない、あの頃のまま。 駅から5分歩くと、あのころ住んでた家が見えた。 今はどんな家族が住んでるのかな? そこから100m先、君の実家を遠巻きに眺めた。 相変わらず大きな家で、二人が愛し合った納屋の二階を眺めた。 俺たちが生まれる前は、君の家は大きな農家だったけど、土地区画整理事業で農地は宅地化され、俺たちが小学生の頃には大手スーパーやファミレスなんかができてた。 君の家は、農業は祖父母の時代で終わってて、納屋はガレージに、その二階は物置になってた。 俺たちは、その納屋の二階で思いを遂げ、愛し合ってた。 幼稚園から小学校まで一緒で、仲良しだった君、大好きだったけど、それが間とは気づかなかったガキだった俺。 中学生になり、紺色の吊りスカートからセーラー服に変わった君を見て、オンナとして君が好きだったと気づく。 好きは恋だと知ると、照れくさくなって、態度がよそよそしくなった。 でも、君は相変わらず俺に馴れ馴れしくて、俺たちはクラスメイトから「ご夫妻」と呼ばれた。 そんな風に見られてると知ったら、開き直って俺も君に馴れ馴れしく接した。 学ランとセーラー服の中学生が、寄り添って下校、途中にある公園の藤棚の下で初めてのキス、中学二年のゴールデンウィーク直前の頃だった。 甘酸っぱい初恋、相思相愛の思春期の恋は、お互いを求め合ったけど、男子中学生はまだまだガキ、でも、女子中学生は性教育も受けてて男と女が愛し合う意味を知ってた。 幼稚園の頃から仲良しだったから、ゴールデンウィークも、どちらかの家で、自分の部屋で二人で遊んでた。 自然に抱き合い、キスばかりしてた。 ペッティング、俺はその先を知らなかったが、君は知ってた。 中賀寿二年の秋、君は俺の手を取り、納屋の二階へいざなった。 セーラー服を脱ぎだす君、オロオロする俺、全裸になった君を見て、俺も脱いだ。 抱き合ってキス、ガチガチに勃起していた。 君はソファーに座ると、М字開脚してオマンコを広げた。 女子中学生が全裸でオマンコ広げ、悩殺された。 君は俺のチンポにコンドームを装着して、オマンコに誘導した。 女の子は、保健の時間に避妊法まで学んでいた。 試行錯誤の末、ソファーの上で結ばれた。 俺の記憶だと、結ばれて3分で俺はイッてしまったと思う。 でも、大好きな女の子と裸で抱き合い、一つに繋がったことがとても嬉しかった。 お小遣いはコンドーム代に消えた。 やがて冬がやってくると、納屋の二階は寒く、古い電気ストーブで暖を取りながら愛し合った。 でも、1月の寒さには全裸は無理で、下半身だけ脱いで交わるようになった。 その時、セーラー服と学ラン姿でするセックスは、いかにも中学生のセックスを感じ、全裸の時より禁忌感があって興奮することを知った。 ただ、制服を汚したくないから、生理の時のセックスはしなくなった。 その代わり、君は俺のチンポを扱いて射精させてくれた。 気持ち良ったけど、恥ずかしかったよ。 中学三年になると、コンドーム代に困窮して、生セックスになった。 危険だったけど、生は気持ち良かったし、射精直前で抜いて、ティッシュを手に持った君の掌で作ったオナホールに射精した。 生セックスのスリルと快感を知ると、俺たちは、気候が良くなると青姦を始めた。 公園のトイレや橋の下、近所の市営アパートの屋上に繋がる階段の踊り場とかで、君のセーラー服のスカートをm繰り上げ、立ちバックでハメて、そこら中に射精してた。 君は身を捩って振り返り、無理な体勢でキスしながら腰振ったっけ。 あの時のセーラー服の匂い、蘇るよ。 俺は、中三の終わりに父親の転勤でこの街を離れた。 転勤先の高校を受験して、君とは離れ離れになった。 引っ越し当日、俺を見送る君の泣き顔、一生忘れることはないだろう。 「さようなら~」 車の窓から身を乗り出して手を振ったっけ。 君の家と俺が住んでた家の中間にある、コンビニに入った。 何か飲み物を買おうとドリンクコーナーへ歩き出した時、レジに並ぶ母子に目が行った。 あの母親…君だった。 俺は、ウーロン茶を手に君の後ろに並んだ。 懐かしいうなじ、あの頃は、セーラー服の襟脚から見ていたうなじが、今、三十路半ばの色気を放っていた。 そして、小学校低学年くらいの女の子、君の小さい頃にそっくり。 レジから離れるとき、君と一瞬目が合った。 君、ハッとした表情になり、軽く会釈してコンビニを出た。 君、俺だって気付いたんだね。 目が合った一瞬で、俺たちはいろんな会話をしたような気がして、それだけで満足だった。 俺は再び駅に向かった。 途中にあるポケットパーク脇の集会所、そういえば、俺が中学生の頃、集会所で大人たちが集まって、日韓ワールドカップを酒飲みながら見てたのを思い出した。 もう、遠い昔のことなんだなと、郷愁を感じながら駅に向かった。 新幹線の駅で、妻と子供たちにお土産を買った。 ホームからまちなみを眺め、もう、来ることもないだろうとその景色を脳裏に刻んだ。 君が幸せそうだったから、それを確認しただけでも、立ち寄って良かったと思えた。 俺の初恋、もし、ずっとこのまちにいたなら、俺と君は結婚してただろうな、なんて、もう一つの人生を思い描きながら、新幹線に揺られた。 そして、気持ちを愛する妻へと切り替えていった。