また過ちをおかしてしまいました。 あの息子の涙はなんだったのでしょうか。もう悲しくて、悲しくて。 それは、数日前の事です。 朝早く、友達から電話がありました。 お昼ランチに行かないかって。 最近ずっと家にいたので、私、二つ返事でOKを。 八時前、主人と息子を見送った後、私は急いで寝室へ。 久しぶりのお出かけが嬉しくて、クローゼットの中を色々試しました。 その日はすごく気分が良かったんです。 息子が昔みたいに明るく、おはようって言ってくれたから。 だから今日はミニスカートにしようかなって。 ずっと履いて無かったし。 長いスカートやパンツは暑苦しくって、窮屈で。 息子が帰って来る前に着替えればいいかなと思ったんです。 でも、それがいけなかった。 スカートは主人が良く似合うって言うデニムのミニにしました。 上は白のチューブトップに麻のジャケット。 四十過ぎのおばさんの格好じゃないのはわかってます。 でも、鏡で自分を見ると少しお肉はつきましたが、 結構いけてるんじゃないかって勘違いしちゃて。 着替え終った頃には10時を過ぎていました。 友達とは三つ向こうの駅で待ち合わせです。 そろそろ出掛けようと、ビトンのセカンドバックに 携帯とお財布を入れ玄関へ。 お気に入りの紺のパンプスを履いて出て行こうとドアを開けた時です。 驚きました。玄関の前に息子が立っているのです。 なぜ?学校に言ってるはずなに。 「え、どうしたの?忘れ物?」 しかし息子は無言のまま玄関の中に。 狭い玄関に息子と私が。 「ごめんね、通してくれる?母さん、友達と約束があるの。」 でも、そこにいるのは、先日涙を流していた息子ではありません。 キッチンで私を襲った息子でした。 息子は私の脚を舐める様に見ます。 私、その時初めて自分が恥ずかしい格好をしてる事に気付きました。 慌ててバッグで太腿を隠します。 すると息子は強い力で私の右手を。バックが玄関の床に。 息子の手を振り解こうとしますが、私の力ではどうにもなりません。 そして、引きずられる様に二階へ。 嫌なのに、止めてって声が出ません。 私は無理やり息子の部屋の中に。 二回目の過ちは息子のベッド上でした。 その時の事はよく覚えていません。 ただその間、ずっと泣いていたのだけ覚えています。 そして知らぬ間に眠ってしまったのです。 目が覚めた時、息子は部屋にはいませんでした。 私はスカート以外何も着けない姿で、ベッドに。 それが悲しくてまた涙が。 それから私は床に落ちた服を拾い集め、逃げる様に下に。 玄関にあったバックを拾うと、寝室へ戻りました。 携帯には友達からの何十回もの着信とメールが。 私は返事する気力もなく、寝室のベッドで何時間も泣きました。