大学生になった頃、ちょうどテレクラブームが来た。
街には大小様々な店舗があり、ツーショットカードなどが発売されたのもこの頃だ。
寝ても覚めてもセックスのことが最重要事項だった。
つきあう彼女にはあまり執着しなかった。
それならセフレが何人も欲しいというのが本音だった。
そんな出逢いをアシストしてくれたのがテレクラだった。
魚釣りと同じで坊主の日も当然ある。
それでも情事まで達成できた時の喜びが勝った。
ずいぶんバイトも熱心にしたけど、それもテレクラの費用やホテル代のためだった。
店舗に行く時と違い、ツーショットカードで利用する時はテレホンセックスが一番の目当てだった。
昔は店舗ごとに色々特色があった。
テレホンセックスをする場合は、ティッシュをもらって冷やかしに掛けてくる女より、サクラの方がかえって良かったりした。
だから、用途によって掛け分けたりしてた訳ですね。
日曜日の大雨の午後。
部屋から電話して繋がった女性がなんか良かった。
テレホンセックス目当てだと言うと向こうも乗り気になった。
ただ、カードの残高が足りなくなってしまい、途中で切れてしまった。
すごく残念だったが、もしかしたら同じ曜日や時間帯を選べばいずれまた繋がりそうな気がした。
翌週、さっそく実践してみた。
その前も数回試したが平日だったせいかやっぱり繋がらなかった。
何回か相手をチェンジしてると、待ちに待った声が耳をくすぐった。
自分は事情を話した。
先週カード残高がなくなり切れてしまっただけで、自分からチェンジした訳じゃない。
むしろもっと話したくてずっと探していたと…
相手は気にする様子もなく、むしろ光栄なくらいだと喜んだ。
それから彼女とは日曜日の午後に電話で示し合わせてテレホンセックスをしたりエッチな話をするようになった。
ちょうど三十路の独身公務員というのが彼女のプロフィールだった。
何度か話してると彼女はこちらの財布を心配してくれるようになった。
女はタダでも男は有料だからだ。
たぶんそれなりに信頼関係が築けていたのだろう。
彼女は自宅の電話番号を教えてくれた。
一人暮らしの女はわりとそういう人はいた。
彼女的にもちょっと会ってもいいかなと思い始めていたのかもしれない。
実際には今まで会った人はいないと申告していた。
聞いてるときには口には出さなかったが、市外局番を聞いて驚いた。
自分と同じ市に住んでいたからだ。
いや、地域密着の店舗なら全くないわけでもないか…
ただ…
どうしても引っ掛かることがあった。
その女性の顔を想像する時にいつの間にか想像してしまう知り合いの顔があったのだ。
今まで聞いたプロフィールとも何気に一致していた。
マナーとして本名はあえて尋ねずお互いに仮名で呼びあっていたのだが、そのトシエという名前も微妙に似ていた。
その人の名前トモエだった。
電話を切ったあとにすぐに押し入れからあるものを引っ張り出した。
中学生の時の名簿である。
昔は全学年全教師の連絡先が載っていた。
予感は見事に当たった。
中学の時の先生だったのだ。
しかもクラブの顧問だった。
それになにより、中学校時代一番オナペットにしていた先生だった。
さすがにちょっと無警戒すぎますよ先生…
そう思ったけど、あとで聞いたら元々会う目的では掛けてなかったそうなので、少し油断するくらいには電話越しながら好感を持たれていたようだ。
日常では先生と呼ばれそれなりに律して生活をしなければならないだろう。
でも相手の顔がわからないテレクラなら思う存分欲望を発散させることはできる。
先生がハマってしまう理由もよくわかった。
結局自分は先生を抱きたいとあらためて思い全てを正直に打ち明けることにした。
電話番号まで教えてる以上言い逃れはできない。
先生も観念したようだ。
今までさんざんエッチな話もしてきたしもはや取り繕う必要はなかった。
素直にずっと抱きたかったと告白した。
先生もわりとあっさり同意してくれ、自分達は何年かぶりにあってセックスした。
もちろん一回こっきりで終わらせるつもりはなく、先生も了承してくれたので、そこから二人の秘密の関係が始まった…
2026/11/01 11:57:46
(OMezfsr6)