間もなく先生が来ると、居酒屋へ移動し、軽く飲み会が始まりました。聞くと皆、医療関係者や会社経営者、海外赴任から戻ったばかりの商社マンなど、たしかに身分のしっかりした人ばかり。先生が信頼できる人ばかりを集めたというのは、あながちウソではないのでしょう。お店を出るとホテルに入り、今度も5人の男性が揃いました。再び後ろ手に両手両足を赤縄で縛られ、痛くないよう枕を下に置いて寝かされます。複数で責める前回と違い、今度は一人づつが私に覆いかぶさり、後の男性は次を待っているか、ただ見ているかソファで談笑しています。その分、一人一人の時間が長く、激しさを増し、イってもすぐに次々と挿入される行為に、私も何度も果て、痙攣し、潮を吹いてしまいました。「朱里はすごいね。欲望がつきることがない。こんなに男が好きだと思わなかったよ。君は大スターになるよ。」先生は少し妬いたようで、皆が帰った後、私に手錠をかけると電マを取り出しました。もう敏感になっているから止めてという私を容赦なく、いつもより激しくしつこく責めます。ノブさんからのメッセージはすぐ来ました。私は先生とは大学時代のセクハラから始まり、13年会わなかったことなど打ち明けると、同情してくれてるようでした。会いたいといってくれる彼に、あんな出会いだったけどとりあえず普通に会ってみたいというと、映画とランチに誘ってくれました。映画を見て、予約していてくれた美術館の中のレストランでイタリアン。普通のデートのよう・・・。「ブスやデブならここまでしませんよ(笑)。複数や輪姦は僕には遊びです。ホントに好きな女には絶対にさせない。」私はつい参加してしまったけど、みんなが私の身体を勝手に自由にし遊んでいることが、やはり悲しかった、大切にされたいなと思ったといいます。ノブさんは真剣な顔になって「先生は朱里さんを僕の長年の彼女って言ってたし、僕たちは変態な彼女を楽しませてやろうと思っていたんだよ。だったら先生とはもう会わないほうがいい。」あんなふうに身体の関係は持ったのに、あの時は顔さえもろくに見えていなかったノブさんと向き合っていたら、ふと悲しくなってしまいました。私も先生と同じ。自分の目的のために、この人を利用しようとしてた。そして私と同じようにキズつけるかもしれない。いったい自分は何をしてるのだろう・・・・。「ごめんなさい。私、先生へのあてつけでノブさんに会いました。先生よりも若い男がいいって言ってやろうと思って。」思わず謝ると、ノブさんは笑い出します。「聞いてた通り朱里は真面目なんだな。先生は君が嫌がるだろうから無理やり犯してくれっていってたからね。先生はあれからも複数パーティーにも参加して遊んでるんだよ。君も変態じゃないか。難しく考えないで、僕とも楽しく遊ぼうよ。高校生じゃあるまいし、このまま帰るなんて言わせないよ。」本当に私は何をしているのか・・・。こんな世界 まともじゃないのに。ノブさんはホテルに入ると、「先生はあのときの朱里の映像でオナニーしてんだよ。これから画像を撮って送ってやるか?それとも俺に突かれながら電話しろよ。」年下の癖に、なかなかのSっぷりを発揮します。ああ、私はもうどのみち戻れないんだ。もういちいち傷つくなんてばかばかしい。いわれる通り楽しんでやればいい。「いいわ!じゃ電話しようか。先生喜びそう」開き直ってわたしもスマホを取り出しました。「でももっと盛り上がってからね!たくさん楽しませて。」とキスしながら洋服を脱がせ始めました。清楚でまじめでかしこくふるまってきたけれど、開き直ってしまうとノブさんとのSEXはすごく燃えました。「夢中になっちゃって先生に電話するの忘れちゃった。」ホントはわざと電話しなかったのです。先生への仕返しなんてもうどうでもいい。私は自由に自分の人生を楽しめばいいんだ。先生だって、ノブさんだって何かの時のためにキープしておこう。そう考えました。私の快楽はいつだって私が決める。そう決めてからは、面白そうな男性と遊んだりもしました。いつも行く美肌クリニックの医師、ライブに出かけたミュージシャン、変わったところでは講演に来てたちょっと有名だったお相撲さんも(笑)真面目なサラリーマンの彼もでき楽しくすごしながらも、私はどこかで男性を信頼しきれず、ふと寂しくなると誰かに刺激をもとめてしまう。もう立派な変態になってしまった・・・。アラフィフになってからのほうが、ナンパされたり声をかけられるようになったのも、私のガードが無くなったからなのでしょう。なにか面白そうな出会いがあれば、もう少し楽しんでみようかな・・・。そんな風に思うこの頃です。
...省略されました。