それは思いもよらない出来事でした。 3月の中頃、名古屋出張に出かける日の朝 慌ただしく身支度を済ませた私は、余裕をもって空港に到着しました。 喫茶店で軽めの朝食を済ませ搭乗手続きも終わった私は、出発ロビーで一休みしたかったので検査場へ急ぎました。 ところが、ゲート型金属探知機を通った瞬間 ピ~~っとカン高い警告音が鳴り響きました。 私は最初「えっ どうして!?」って感じでしたが、すぐに「ゲっしまった~~!!」と気付き、大変なことを思い出しました。 私は緊張のあまり、顔がしだいに火照りだし、額に汗をかき始めたのが分かりました。 係員の方に誘導されるがままに、少し場所を移動して背広を脱ぎ「ハンディタイプの金属探知機で 再検査しますがよろしいですか!?」と訊かれました。両腕を横に伸ばし上半身から下半身へ検査が進みました。 そして下半身の股間を探知機が横切った時、探知機の警告音がピ~~っと鳴り響きました。 2~3回 金属探知機がゆっくり股間を往復しましたが、確実に股間に反応しています。 「マジすか!?」係員の大きめの つぶやきが聞こえました。 不思議な顔で私を見つめる若い係員でしたが「何か心当たりがありますか?」と 問いかけられました。 私は額の汗をぬぐいながら アタフタしてしまい「え~とですね、探知機が故障してたりしませんか!?」とか、 なんかその辺の適当なことを言ってごまかそうと必死でした。真面目そうな若い係員は別の金属探知機を取り出し、 「もう一度再検査を・・・」と言いかけた時、私は赤っ恥をかく覚悟を決めたのでした。 「あの はい え~とですね、分かりますかね~、コックリングを装着しています」と正直に答えるしかありませんでした。 「コックリングって何ですか?」と訊かれたので 私は小声で「ちんちんに嵌める装飾品です」と応えました。 「えっ 何ですって よく聞こえません!!」私はもう一度大きな声で「ちんちんに嵌める装飾品です」と あせっていた私は、回りにいる人にまで聞こえてしまう様な大きな声で言ってしまいました。 この後 別室でコックリングをはずして 係員に見せ、よ~く説明したら、やっとのことで分かってもらえました。 出張先の名古屋で ハッテンサウナ か ゲイホテル で遊ぶ予定だった私は、ウキウキ気分で身支度の時 装着したのでした。 鉄製のリングなので、金属探知機が反応するのは当たり前のことで、よく考えれば気付くことだったのかもしれません。 それにしても こんなに恥ずかしい思いをしたのは、生まれて初めてな気がします。 でも すぐ横で見ていた 女性係員の頬が赤くなってて、可愛かったのには癒されました!