ゆっくりと出し入れが再開されました。中が広がって受け入れやすくなったのか、最初の痛みはほとんど無くなりました。ただ圧迫感はもの凄く、突かれるたびにわたしは喘ぎ声が漏れていました。
キスをしたり耳を舐められたりしながら男性の肉棒の打ち込みを受け入れているうち、少しづつ変な感覚が襲ってきました。
舌を絡めると気持ちいい、耳を舐められるとゾクゾクする、お尻を突かれる前にめいっぱい引かれるとお尻全体がゾワッと電気が流れるような感じ、そして声を出すたび全身の快感が増していくんです。
「…気持ちいい…」
わたしの漏らした声に彼が反応します。それまでのゆっくりしたグラインドから、激しく打ち付けるピストンが始まりました。
「あっあっあっあっあっあっあっ」
ベッドが波打ち華奢なわたしのからだが壊れてしまうほどの乱暴なセックス。わたしは両腕を彼の背中に、両足を彼の腰に回して少しでも結合を深くするようにしていました。必死に動く彼の顔から大粒の汗がわたしにふりかかります。それが嬉しくて彼に愛しさを感じてしまいます。彼の唇がわたしから離れると寂しさすら覚えました。
「好き、好き、もっと、もっとして」
「気持ちいい、あっ、そこ凄くいい」
「お願い、キス、お願い」
淫らに求めるほどわたしは彼に犯されることに溺れていました。
「あああ、アキの中凄く気持ちいい、俺のをギュウギュウ締めてくるっ」
「わたしっ、もっ、おしりのなかっ、いっぱいで、あっ、あっ、きもちぃぃぃ、あぁんっ」
「もうイクっ、出るっ、中に出すぞっ!」
「いいっ!いいのお!もっと、あん、いい」
「出る出る出るぅ!うぉうっ!」
それまでわたしのからだを叩くように激しく上下していた彼の動きが止まりました。腰をわたしのお尻に思い切り押し付けたと思ったら、一瞬お尻の中で彼の肉棒が膨らんだ感覚があり、そしてお腹の中に熱を感じました。
”ぶりゅ、どぷっ、びゅっ…”
「わたし、男のひとにお尻の中に射精されちゃったんだ…」
男性に犯され中出しされたのに、その時のわたしは女にされた悦びを感じていました。
”お母さんも旦那さんに抱かれてこんな気持ちなのかな?だからあんな笑顔で…お尻は少し痛いけどわたしもなんだか幸せな気持ち…”
放出して荒い息を吐きながらわたしに覆いかぶさる男性を愛しいとさえ思いながらわたしは嬉しくて涙ぐんでいました。
男性は息が整うとわたしのからだから離れました。同時にお尻に挿入されていた肉棒も抜かれましたが、見るとひと回り以上小さくなっていて反り返っていた茎もお辞儀をしていました。
”わたしの中にすべてのエネルギーを出してくれたから元気が無くなってしまったのね。頑張ってくれてありがとう”
わたしはからだを起こしました。胡座をかいている男性により近いところにいたかったからです。もう精神的に彼のものになっていたわたしは少しでも彼から離れたくありませんでした。
「ありがとうございました。……あなた…」
「?」
彼が不思議そうな顔をしました。無理もありません、まだ名前も知らないのに話しかけようとしたけれど、動転してつい、「あなた」と呼びかけてしまったから。
「あ…まだお名前知らないし、何て呼べばいいかわからなくて、あの、すみませ」
「勝治」
「え?」
「か、つ、じ。俺の名前。勝ち負けの勝に明治の治」
「勝治…さん」
「でも、あなたでもいいな。うん、いい」
「あなた…なんか奥さんになったみたいで嬉しい」
「嬉しいか?そうか!俺のこと好きか?」
「はい…好き…」
「じゃあ今日からアキは俺の嫁だ。俺のして欲しいことは何でもしてくれよな」
「わたしのできることなら…」
嫁、という響きに何とも言えない嬉しさが込み上げてきました。思わずわたしは勝治さんに抱きつきました。勝治さんも片手でわたしの腰を掴み、片手で優しく頭を抱えてくれます。目を合わせキスをおねだりすると乱暴に唇を吸われ、腰にあてた手でお尻を強く揉まれました。
「!」
わたしのお尻を揉む手が谷間に差し入れられた時、ニチャニチャとした音が…
わたしのお尻の中から勝治さんの放出した精液が大量に漏れてきていたんです。
「恥ずかしい…嫌ぁ、お尻いじらないでぇ…」
「すげぇエロいな。また勃ってきちまうよ」
「本当?また、してくれます?」
「いいぜ、今日で俺のチンポに完全に馴染ませてやるよ。嫌がっても逃がさないからな」
「嬉しい…わたしのこと、好きにしてね」
その日わたしは生まれて初めて外泊しました。
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