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間違いメールの罠

投稿者:早坂真奈美 ◆plX7Vl/PMk
削除依頼
2024/04/28 21:31:10 (A.JeeiPw)
ある日の午後、営業廻りの合間に訪れた公園の駐車場。

「もう…。あそこの会社の部長さん…。私の話を聞くつもりなんてないんじゃないの…?
最初から最後まで私の脚を眺めて…どう言うつもりなのかしら…。」

ひと息つこうとコンビニで買ったコーヒーを飲んでいるとスマホにメールが届く

仕事上の連絡かと思い開いてみると、そこには卑猥な言葉が並んでいた

≪ゆっくりと脚を開いてスカートの中に手を入れてごらん
君の事だから既に濡らしているんだろう?
我慢しないで触るんだ…パンティの上から指を這わせるだけで浸み出した汁が指を汚してしまうだろう?≫

「やだっ…何コレ…。」

車の中で周りからの視線があるわけでもない。それなのに『こんなメール誰かに見られたら…。』そんな想いが込み上げて慌ててメールを閉じた

それから数日、あのメールの事は忘れて過ごしていたが、今日もあの会社に訪問すると前回と同じく部長から浴びせられる卑猥な視線。
嫌悪を味わいながらも作り笑いを浮かべて対応した

「はぁ…。まったくあの部長さんは…。」

毒づきながらひと息つこうとあの時と同じ公園の駐車場に車を停めた

途端にあのメールを思い出し、先程まで浴びせられていた卑猥な視線を思い浮かべると、ついあの日のメールを開いてしまう

「ホント…イヤらしいメール…。こんなメールをやり取りしてる人が居るなんて…。」

再び読み返したメールに意識を奪われ、メールに書かれているように少し脚を開くとスカートの中に手を入れると下着の上からそっと触ってみると、躰がビクンと跳ね上がり、慌てて周りを見渡す

今更自分がコンタクトを取る意味などないと思いながら間違いと思われるメールの主に返信を送る

≪送り先を間違えていますよ…。≫

そこまで打ったところで自分自身の行動を冷静に考えて恥ずかしくなった私はメールを削除しようと指先が動いたものの、慌てていた為に誤って送信してしまった

返信しようと思った気持ちの裏側に、あのメールの続きをしてみたいと思っている事など自分でも気づかないまま…


早坂真奈美 25才

細い躰にふくよかな胸の膨らみ
セミロングの髪を後ろに束ね自信の無さを隠すように眼鏡を掛けている

歳より若くと言うより幼く見られて誰にも可愛がられるような柔らかな雰囲気

昔付き合っていたノーマルな彼に教え込まれた快楽
最近では自分でも気づかないうちにアブノーマルな欲求が溜まり始めている


【こんな感じで私の知り合いが他人を装い間違いメールの振りをして接触してきた相手から恥ずかしい指示をされて、知り合いにはバレないはずだと思って大胆な露出指示にも従ってしまうようなイメをしませんか?
露出、撮影、投稿、寝取られ、貸し出し、複数、ぶっかけ、中出し…。そんなキーワードで楽しめる描写が上手な方を募集します】
 
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36
投稿者:西原 賢三 ◆fc/ngy4XN2
2024/05/09 22:30:48    (Em22ogve)
【お疲れ様です。

お待ちしています。】
35
投稿者:早坂真奈美 ◆plX7Vl/PMk
2024/05/09 22:23:48    (6uGAwOko)
【こんばんは…。遅くなりました。
今から続きを描きますね…。】
34
投稿者:西原 賢三 ◆fc/ngy4XN2
2024/05/08 22:36:40    (wGO8RHKG)
メールをすると、間もなく買い物を終えて家に戻ると連絡がきた。

どんな物を選んだのか想像しながら、例のウィークリーマンションに戻った。

真奈美からは、今から電車に乗るだとか、相変わらず下着の部分が不安定で複数の男性の視線が気になるとか、買った品物よりも店の雰囲気だとか、
異次元の空間に迷い込んだようだ、などの全く知らない世界に踏み込んだような感想を送ってきていた。

私は、敢て玩具について触れるのを避けているようで、
もし、家に着く前に玩具について触れると、我慢できなくなるのでは?と恐れているように思えた。

家に着いたら、すぐにベランダに出る様に言って。店の中の事を思い返しながら自慰行為をさせようか。
玩具は、使わずに、真奈美から使っていいですか?と、聞くまで、忘れていた振りをしようか。

もっとも、玩具を使って絶頂を迎える姿をカメラとビデオに収めてしまえば、あとは、煮て食おうと焼いて食おうと私次第。
あとは、その姿を投稿したり、どこかの会社の部長に抱かせたり、接待に使える。

ビールを飲みながらそんな事を考えていると、部屋に着きましたとメールが来た。

店の中での真奈美の心境を聞きながら、ベランダに出て昨晩と同じように、自慰行為を促す。
33
投稿者:西原 賢三 ◆fc/ngy4XN2
2024/05/08 22:18:05    (wGO8RHKG)
【こんばんは、今から描き出します。

お店の方ではあまりお乱れにならないよう、お願いします。
個人的には、どんな風にお乱れになるのか、見てみたいと思いますが、それは、別の場面にとっておいて下さい。】
32
投稿者:早坂真奈美 ◆plX7Vl/PMk
2024/05/08 19:14:46    (REKKSIGc)
私が質問した事を詳しく丁寧に答えてくれる男性店員の言葉を聞きながら私は顔を真っ赤に染めてしまう。

無知な私は何の気なしに尋ねた言葉だったが、答えを聞き、使っている様を想像してしまえば恥ずかしい質問だった事に気づく…。

『そっ…そうだよね…。膣に…入れるんだもんね…。なんて恥ずかしいこと…聞いちゃったんだろう…。』

玩具の大小が自分にどのようにフィットするのかなど店の人に聞いたところで『はっ?』と思うはず。

わざわざ聞いてしまった羞恥が私を包み込み、そのあと答えてくれた男性店員の言葉も上の空で意識に辿り着かない。

「えっと…。」

言葉につまる私に親切な態度で困り事に対処してくれようとする対応。

「何なりとお尋ね下さい…?」

柔らかな声色と低く響く声が私の緊張を和らげるように…。

「あの…あれは…温かくなるだけって…事ですか…?じゃあ…あれは…どうやって…。」

気になっていた男性器にそっくりな造りのディルドを控えめに指さして尋ねる。

「あぁ…それはご自分でお好きなように抜き差ししていただければ…。」

またしても恥ずかしい事を尋ねてしまった。

確かに何かで目にした記憶がある。
昔の彼の部屋で隠してあったAVだったか…ネットで送り込まれてくる広告だったか…。

女性が自ら激しく抜き差ししていたような気がした…。

「あっ…そっ…そうなんですね…じゃあ…。」

言い辛そうにしている私を見て…。

「伸縮したり首を振ったり…バイブもお気になりますか…?でしたらこちらなどは…。」

小さめなディルド、私が興味を示した大きなディルド、それに加えて激しく動き刺激を与え続けるであろうバイブ…。

手渡された私は3本の擬似的な男性器を手にし、蕩けた瞳で眺めてしまう…。

その様を邪魔するまいと少し離れた所から見つめる男性店員。
それとは確実に異なる視線を這わせる男性客達。

その中心に佇む私は、手にした玩具を使い、快楽に狂う姿を妄想してしまうと、太腿を擦り合わせるようなモジモジと動き始め、擦り合わされた内腿は溢れ出した蜜でヌルヌルと…。

【こんばんは。私も少し手が空いたので…。
この場面はどのくらいまで辱める想定でしょうか…?
ただ玩具を買わせて帰宅させるおつもりであれば、ここではあまり乱れないようにします…。】
31
投稿者:西原 賢三 ◆fc/ngy4XN2
2024/05/08 16:14:18    (wGO8RHKG)
根本的に、この客は、品物について何もわかっていないのだろうと、店員は思った。

それなら、なんでこういう大人の玩具を売っている店に来たのだろうという疑問が浮かんだが、
お付き合いをしている男性とのお買い物プレイというか、そういう関係の人がいるのか、

または、もっと有名な女性の付き人か何かで替りに買いに来ただけで、玩具に関しては無知なだけなのか、と頭の中が目まぐるし回転した。

『あれは…大きすぎるんですか…?私には…無理なんでしょうか…。』
突然、ディスプレイされた品物を指さして女性が聞いてきた。

店員は、えッ?と驚きの表情を一瞬浮かべたが、すぐに表情を変えて言った。

『…無理か、どうかは、当店では判断しかねますが、ご承知の通り、膣に挿入して愉しむもので、膣自体が筋肉で出来ていますので、一概に無理だとは申しませんが、
初心者の方には、もう少しサイズの小さいものでも、いいと思います。

え~っと、こちらの商品は、ディスプレイされている商品の小型版、Sサイズの物になります。
どうぞ、お手に取ってお確かめください。

固さや、太さ、リアリティなど、先程の商品をそのまま小さくしたもので、割と人気の商品となっております。』

女性客に手渡す。

『あッ、でも、あちらの商品がダメだ、という事ではないので。

あちらの商品も手に取ってみますか。
触って、感触なども確かめてみないとね、見ただけではわかりませんから。』

どちらでも、お好みの大きさや太さをお選びくださいと、判断はお客様に任す。

『どちらの商品も、男性器に近い形になっていまして、睾丸部分は、柔らかいシリコン製で、睾丸の裏部分が吸盤になっていますので、安定性もいいと思います。

バスルームの壁につけたり、姿見につけたりと、色々な場所で安定してお使いいただけると思います。

ただ、バイブと違って複雑な動きは出来ませんが、スィッチをオンにすると、中がヒーターで人肌に温まる様になっております。

どちらも買われる方も多いですが、最初はどちらか一つで十分だと思います。

徐々に、電マ、もしくはバイブなどを揃えていけば、十分お楽しみ頂けるかと。

説明書はついておりますので、それを良くお読みになれば。

難しい事はないですし、大変、安全な商品になっております。』

ディルドの説明をしながら、お客本位で、お好きな品物をどうぞと、非常に低姿勢な接客態度だった。

無理に、物を進めようともせず、女性の客を他の男性客の視線にさらされる事がないように、他の客との間に入り、視線を遮る配慮もあった。

『あとは、リモコン式のローターでしたね。

こちらは、細長い形のものが主流です。
リモコン式ですと、充電、もしくは電池で動くようになります。

大体、どちらの商品も、似たり寄ったりですので、お好みで選ばれるのがよろしいかと思います。

最後のボディクリップですね、こちらは、装飾用に主眼をおくか、凌辱や恥辱、痛みなどが目的か、によって変わってきます。
ただ、ただ、可愛いだけなら、乳首に挟んで鈴がなったり、チェーンが装飾されたものがあります。

また、肉体的に軽い痛みを伴うものなら、強めのクリップ、グリップ力が強い物や、スポイト状の吸い上げてお使い頂くものもございます。

要は、全て、お客さんのお好みでという事に、なってしまうのですが。

ゆっくりと、お選びください。』

手に取ってみたりするところを、店員が近くに居ては恥ずかしかろうと、店員は少し離れたところに立ち、女性客に背を向けた。


一方、私は、少し時間がかかり過ぎてると思い、メールをする。

『お気に召す玩具が、ありませんか?

それとも、あれこれ迷っていますか?

使うのは、あなたですから、気に入ったもの、使ってみたい物を買って来ればいいのです。
店内で想像をたくましくしていると、太ももを恥汁が垂れてきますよ。

下着を着けていない事を、お忘れなく。』

本当に心配してるようには感じない、むしろこの状況を愉しんでるようなメールを真奈美に送信した。


【こんにちは、
昨晩は失礼しました。

GWが終わり、仕事もひと段落して、珍しく昼間に時間が取れたので描いてみました。

今晩、お待ちしています。】




30
投稿者:西原 賢三 ◆fc/ngy4XN2
2024/05/07 23:38:33    (9kAWlZRY)
【こんばんは、お疲れ様です。

今夜はおやすみなのかと思い、すでにベッドに入っていました。

ですので、レスは明日にさせて下さい。

玩具を買いに来た真奈美を、どうやって苛めようか、寝ながら考えます。

おやすみなさい。】
29
投稿者:早坂真奈美 ◆plX7Vl/PMk
2024/05/07 23:07:34    (qJ01.y7M)
目の前に並ぶ数多くの玩具を眺めると、一言にディルドやローターと言っても形や大きさ色や造形にも様々なモノがあることがわかる。

『私には…選べない…。』

そう思いメールを送り返信が来る頃、男性店員が声を掛けてきた。

それまでも痛いほどに感じる他の来店客の視線を遮るようにその間に立ち、恥ずかしい商品を扱う店でありながら、どこか常識を感じるような態度に少し安堵の感情を抱いた。

「あっ…あの…。ちょっとよくわからなくて…。どれが良いのか…。」

顔を赤く染めながら俯いて答える私に、色々と説明を試みる男性店員ではあったが、言われている説明内容を聞いてもピンと来るほどに目の前の霧は晴れずに尚更に戸惑いを生み出してしまう…。

「機能とか…使い方…それも良くわからなくて…。
大きさ…ですか…?
いまいち…よくわからない…ですね…。他の女性は…どんなものを…。あっ…女性は…あまり来ませんよね…?」

自分の言ったことと、今の状況に急に恥ずかしさが込み上げ、更に顔を赤く染めて俯いてしまう。

「いえ…そんな事はありませんよ?男女問わず欲望はありますからね…男性は比較的オープンですが女性は概ね秘められた方が多くいらっしゃいますが、それでもご来店なさるからは多くいらっしゃいますから…。」

私を気遣ってか男性店員は他にも女性客が来ると話してくれる。

それでも私が感じる恥ずかしさに変わりはなく、選べない状況も続く。

『ディルドの大きさを決めて…。』
『あまり大きなモノは…。』

男性店員とメールの男性の言葉が脳内に渦巻き、決めかねてはいるものの、玩具のコーナーに案内された瞬間に視界に飛び込んできたディルドに意識を奪われていた。

目立つ場所にディスプレイされたそれは、他よりもより妖しげな照明が当てられ、より魅力的に見えるように飾られていた。

反り返った塊は想像する男性のそれよりもかなり大きくみえる。
先端は大きく膨らみ全体には血管が浮き立つような巧妙な造り。

おそらくそこまでパーフェクトなモノなど存在しないのだろうと思うそれは、理想とされる大きさと形を再現しているのではないだろうか…。

それでもメールの男性も、この店の男性店員も、先程より大きさに拘っているように思える。

大きさ…それはそんなに重要な事なのかすら分からない。
無知な私にとって大きすぎるモノはダメなのか…。
小さめのモノから使わなければならないのか…。

それすらも理解するための物差しを持ち合わせていたい私は…。

「あの…アソコの玩具なんですが…。」

最初から興味を示していた玩具を控えめに指さして…。

「あれは…大きすぎるんですか…?」

使う者によって好みの大きさは変わるという事は少しだけ理解できた。
しかし使ったことのない私は、やはりリアルな造形とあり得ないほどの存在感に惹かれてしまった…。

「私には…無理なんでしょうか…。」

申し訳なさそうに小さな声で、問いかけとも独り言ともとれるような言葉を呟いた…。

【こんばんは…。遅くなりました。】
28
投稿者:西原 賢三 ◆fc/ngy4XN2
2024/05/07 01:14:29    (9kAWlZRY)
(・・・・、珍しいなぁ、こんな店に女一人でなんて。)

(あぁ、あの女も、玩具を使って身体の疼きを鎮めるのか、女だって結局やりたいんだろう?男ばかりをイヤらしい目で見やがって。)

店の中にいる男たちの視線が一斉に真奈美に集まる。

品物を探すふりをしながら、チラチラ遠慮がちに真奈美を見るものや、好奇心丸出しで、真奈美を凝視するものまで、それぞれの視線が真奈美の背中や腰、すらっと伸びた足に突き刺さる。

お前ら、そんなに珍しい物を見るように見るんじゃないという感じで、店主が男たちと真奈美の間を遮る様に真奈美に近づく。

『何を選んでいいのかわからないのなら、商品の説明などもご説明しますので遠慮せずに仰って下さいね。』店主が告げる。


車の中で、店に入って行く真奈美の姿を撮り、これからの展開を愉しみにしていると
どれを買っていいのか、わからないと真奈美からメールがきた。

≪色や、手触り、形などあなたの好みでいいと思うよ。

あと、サイズ、大きさの事だが、これは人それぞれ、フィットする感覚が違うから一概に言えないが、あまり大きなサイズのを買っても身体を傷つけかねないから小さい物でいいのではないかと思うよ。

そういうお店は初めてかい?良い社会勉強になるだろう?≫
わざと、暢気そうなメールを送った。


『少し、お客様がおっしゃっていた商品の説明をいたしましょうか?

ディルドは膣内を圧迫するような快感を求めるなら、素材の硬度やサイズに着目、ピストン運動を楽しむのなら、適度な硬さと太さ、そして、ピストンが容易な握りやすいものがオススメです。

ポイント責めが好きなら、ディルドに軸があり、角度調節が可能なものを選ばれれば、間違いないと思います。

本当なら、試してもらえればいいのですが、商品の性質上そういう訳にはいかないので、あくまでお客様の好みで選ばれるのがいいと思います。

リモコン式のローターは、形や大きさ、後は電池式か充電式かで選べれるのがいいと思います。

最初にディルドの大きさをお選びいただければ、お客様のサイズに合ったローターを提案させて頂きます。

ボディークリップは主に、乳首装着する玩具になります。
チェーンのついた物や、ネジ調整機能付きのクリップに鈴が付いたモデルなどもございます。

動くたびにチリンチリンと鈴が鳴り、お互いの微妙なリアクションが楽しめます。

女性は羞恥心を煽られ、男性側には精神的優位性や征服欲を満たすようでございます。

では、初めにディルドの大きさを選ばれては如何ですか?』

店主が懇切丁寧に説明してくる。
女性の客を辱めようとするわけでなく、店の売り上げに貢献できるようにと真剣に真奈美に説明する。

真奈美は、この悪気のない店主の説明を、俯き顔を赤くして聞いていた。

店主は、サイズの事をどんな風に説明すればわかってもらえるか、心配そうにのぞき込む。

回りの男たちがニヤニヤしながら店主の説明を聞き、俯く真奈美を見ていた。

27
投稿者:早坂真奈美 ◆plX7Vl/PMk
2024/05/07 00:23:29    (qJ01.y7M)
カフェの椅子に腰を下ろしていても、どこか落ち着かないというか…頼りなさを感じてしまうのはスカートの中に何も無い状態だから…。

昨日の帰りにも生まれて初めて体験したノーパンで外を歩くこと。

今日はそれに付け加えて会社で仕事中にもノーパンを体験し心も身体も昂りを見せていた…。

程なくして届いたメール。
既に今日はそのメールすら心待ちにするほどに見知らぬ男性とのメールに嵌まっている。

それは今朝のメール。
誰しも内に秘めた性癖の処理の仕方をわからずに悶々としている。
しかし私はそれを発散し共有できる相手と場所がある…。

自分より遥かに美しいと密かに妬みすら感じるような受付の女性にすら優越感を抱き始めていたのかもしれない。

『大人の…。玩具…!?』

確かに耳にした事もあるし、雑誌などで目にしたことはあった。
しかしながらノーマルな彼との行為にそれが用いられたことなど無く、ましてや自分で購入した事なども無い。

今までは恥ずかしい事に使うための、所有していることさえ人に知られてはならないアイテムだと考えていた。

『大人の玩具を…私が一人で買いに…!?』

些か戸惑いが私の心を締めつけた。
恥ずかしさの代名詞と言うべき大人の玩具をお店で…しかも対面で購入する羞恥。

購入した物は自らが使うのだろうと想像されてしまう羞恥に押し潰されそうにもなる。

しかしながら、社内の誰よりも恵まれた環境にあると思い込まされている私は、その指示に抗う気持ちなどすぐに消え失せる…。

ゆっくりと席を立つとカフェを出て、指示された新宿のお店へと向かう。

『ディルド…リモコン式ローター…それにボディークリップ…。』

それがいったいどんなものなのか薄らとしか知らない私には、羞恥と好奇心も含めて胸を高鳴らせていた…。

「こっ…ここね…?」

店の前に立つと店の名前が書かれているだけのシンプルな店構え。
そこからは中にどのような空間が拡がっているのか理解するのは難しかった。

何も思わずに訪れていたらカフェか何かと勘違いして入店してしまいそうな普通の雰囲気。

初めて訪れる大人の玩具の店。羞恥もありなかなか入ることができない。
暫く前を行ったり来たりしながら、ついに私はお店の扉に手を掛け中へと踏み入ってしまう…。

『なっ…何ここ…!?』

薄暗い雰囲気の中にドぎつい原色の照明。
怪しい雰囲気だと言うことは扉を開けた瞬間に理解できた。

そっと扉を閉め店内を歩く。
すぐに男性の声で…「いらっしゃいませ…。」と低い声が鼓膜を揺らす。

落ち着くなど到底無理な雰囲気ではありながら、周りを見渡してみれば女性客など見えず、男性店員と男性客ばかり。

その中を静かに恐る恐る歩く私に、男性店員が近寄り…。

「いらっしゃいませ…今日は何かお探しですか…?
当店は玩具に下着にコスチューム…他にも媚薬にと…あらゆるアイテムを揃えております…。」

比較的、礼儀正しい対応に少しホッとしながら、それでも女性一人で来た事に羞恥を感じながら…。

「あっ…あの…玩具を買おうかと…ディっ…デイルドと…リモコン式の…ローターと…それから…ボディークリップを…。」

それがどのように用いられるのか、正直ハッキリとわかるわけではなかった。
それを素直に伝えると、玩具売り場に案内され…。

「お客様のお望みの品は…この辺りに揃えてございます…。」

艶やかな色の品物が所狭しと並び、天井からは鮮やかな照明が照らし出していた。

「あっ…ありがとうございます…。ちょっと…見させていただいても…よろしいですか…?」

すると男性店員は柔らかな笑みを浮かべて静かに私の元を離れた。

『すっ…凄い…大人の玩具って…こう言うものなんだ…。』

色や形、大きさも様々で、クリアーケースに入れられた玩具が、鮮やかな照明に照らされて妖しく輝いて見えた…。

≪今…お店の中に…。男性店員さんに玩具が欲しいと伝えて…売り場に案内されました…。
でも…どれを買ったら良いのか…わからなくて…。≫

心細そうな雰囲気のメールを送り、助けを…指示を…求めるように…。

その間も、少し離れた男性店員が私を見つめ、他にも買い物に来たのであろう男性客が遠巻きに私に視線を向けているのを感じた…。

『何で…?私…見られてる…?女一人だから…?なんだか心細いよ…。』

周りをハッキリとは見ることができなくとも、確実に熱い視線を感じた…。
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