2023/08/05 22:03:59
(9d8f6HJD)
咲夢さん、こんばんは。
本当に来ないといいですけど。迷走台風なのでどうなんでしょうね。
本編です。
激励会の計画を、嬉しそうに話している咲夢の声を、聞きながら車窓に目を向ける将。電車の速度が遅くなったかと思うと、完全に停車して、電車の出入り口が開く。
咲夢と鈴子の会話に、林が口を挟む。
<ホイル焼きにするなら、きのこたくさん入れようよ(笑)食材の調達は俺に任せるって言ったんだから、山神も文句言わないだろ。なっ、山神(笑)>
『(こいつ、余計なことを・・・そういえば、こいつも俺のきのこ嫌い、知ってるんだっけな。。)あ、あぁ、任せたからな。。それとさっきの押しが強いって言葉、お袋に伝えとくよ。たまにチャットで話してるからな。お袋さぞ喜ぶことだろうさ(笑)』
将のその様子を楽しそうに見ながら林は小声で
<咲夢ちゃん知ってるかな。山神の奴きのこ嫌いなんだよ。だから一緒に暮らすようになって、きのこ食べる機会減ったでしょ(笑)>
<正憲さん酷い(笑)山神さんそうなんですか(笑)>
楽しそうに笑いながら言う鈴子と、少し困った顔をしている咲夢。
『あぁ、好んでは食べないっていうか、できれば避けたい食材かな(笑)でもルールって言うなら食べるよ、仕方ないからね(笑)』
<無理してる無理してる(笑)>
と楽しそうな林。
将が見ている車窓には、ターミナル駅がある街のシンボルになっている電波塔が、遠くに見えてくる。
話を強引に変えるように将。
『おっ、電波塔が見えてきた。。そろそろ乗り換え(ターミナル)駅だぞ、みんな。林お前、りんちゃんのこと送っていくんだろうな。』
<あっ?ああ、。橘先生に呼ばれてるし・・・それが無くてももちろん、最初から送っていくつもりでいたけどな。>
鈴子の目を見ながら話す林。
次のイベントは、激励会かな?それとも、両親そこそこ長く帰国することにして、空港への迎えにします?
それなら、迎えの前日に初体験の湖畔のホテル入れたいかな(笑)
日常を入れてもいいですし(照)どうしましょ?