2023/12/31 14:34:21
(keJaz/43)
咲夢さん、こんばんは。
熱落ち着いてるんですね、良かった^^
お出かけはキャンセルしたんですか??
ふたりがどうなったか?それはふたりが分かってます(笑)
本編です。
林と鈴子が駅に行くのを揃って玄関で見送ると、「林さんとりんちゃん、先に◯◯駅に行きましたよ。」と呟くと、恥ずかしそうにしながら見上げる咲夢。
『うん、俺たちも片付けして支度の時間考えたら、そんなに時間あるわけじゃないから、ゆっくりしてられないか・・・』
そう言いながらも、こちらを見上げている咲夢を抱きしめ、可愛いピンク色の唇に、軽く自らの唇を触れ、直ぐに離す。
『さあ、用意用意(笑)洗い物は俺やっちゃうから・・・咲夢は着替えとかしちゃいなよ。』
手早く洗い物と自分の支度を終え、リビングテーブルの上を片していると、「裾が解れていて……。この格好で外出してもいいのでしょうか?」と恥ずかしそうに咲夢がリビングに。手には小さめのリュックサックを下げている。
初めて見る、咲夢のサロペット姿に、目を輝かせて吃驚した表情の将。
『咲夢・・・素敵だよ。あの魚屋の息子が見たら、一層ご執心になりそうで、少し心配ではあるけど(笑)・・・』
時計を一瞥して、
『ゆっくり歩いて駅行って電車乗れば、いい時間かも・・・そろそろ出ようか。』
【茉生&奏楽編】
少し前を歩く林と鈴子は、親し気に楽しそうに話している。
<鈴っち、嬉しそうだな・・・もしかして付き合ってるのかな?あのふらりどう見える?奏楽。。>
鈴子の格好に見とれて、茉生の言葉が耳に届いていない奏楽は小声で呟くように、
<おぉ、あの健康的な脚。いいなぁ・・・(咲夢ちゃんも似合いそうだよな。)>
奏楽のその様子になぜか立腹する茉生。前の二人が駅の階段を上り始めた時に、奏楽の手の甲を思い切り抓る。
<なんで鈴っちに見とれてるんだよ、奏楽。お前が狙ってるのは咲夢っちだよな。>
<いっ、痛いって茉生ちゃん。。>
手を見ると抓られた跡が赤くなっている。
<(あれっ、あーしなんで・・・奏楽が誰に見とれようがあーしには関係ないはずなんだけど・・・)>
【年末~正月にかけて編(笑)】
『さあ、終わった。。出かける用意始めようか。』
前々から大掃除を終えたら、初日の出を拝みがてら、初詣に行こうと約束していた将と咲夢。
『夕飯は途中で蕎麦屋にでも寄って年越しそばを食べて、一路初日の出スポットに(笑)。道とか混みそうではあるけど、まあしょうがないよね。』