2023/12/20 22:55:55
(ZSvFgIRI)
咲夢さん、こんばんは。
トラブルってクレーマーさん(さん付けって変か(笑))絡みだったんですね・・
接客の仕事の辛いところですよね。出禁にするわけにもいかないし。
咲夢さんと話したいんだなぁぐらいに思って、右から左に聞き流しておくしか無さそうな気が・・・
ストレス溜めないで、溜まりそうになったらここで吐き出してください。
本編です。
キッチンで朝食を作り始めようと、夜間に水を入れコンロにかけている時に、咲夢と鈴子が起きてきておはようございますと。
『あ、二人ともおはよう。りんちゃんよく眠れた?』
三人で話してメニューを決め、作り始める。
かなりがやがやとしていたはずだが、料理が完成しても林が起きる気配は無い。
『ダイニングテーブルで食べよう。俺と咲夢で配膳しておくから、りんちゃんはそこの寝坊助起こしてくれる?』
リビングのテーブル横に敷いてある布団の枕元に膝をつき、<正憲さん起きてください。朝ですよ。>と声をかけて、軽く肩を揺する。
<う、う~ん・・・>
<正憲さん。>
<・・・・・・う・・・あっ、おはよう・・・すず・・・>
<正憲さん、朝ですよ。朝食皆で作りましたので、顔洗ってきてください。。>
布団の上に半身を上げた林に、
『早く顔洗って来いよ林。。飯冷めちまうぞ。』
<あ、ああ・・・うん・・・>
のろのろと起きあがり、洗面所に向かう林。
それを見て、笑いあいながらリビングテーブルに着く三人。
『林って、あんなに寝起き悪かったんだ、りんちゃん将来苦労するかもよ(笑)』
<だ、大丈夫です。。>
顔を染めて答える鈴子。
<皆、おはよう。>
顔を洗ってさっぱりした顔で林が声をかけ、空いていた椅子に腰を下ろす。
『寝坊助も起きたし、食べようか・・・いただきます。』
食事を終え支度をして、買い物のため一足先にマンションを出る、林と鈴子。
玄関まで一緒に行き
『じゃあ、〇時にターミナルの華岡線駅改札で。気をつけてな。』
【茉生&奏楽編】
<鈴っち?>
<うん、橘鈴子さんだよ。>
<ふ~ん、あの強気な女、橘鈴子って言うんだ。。隣の男は?>
<どこかで見たなぁ・・・そうそう、林って言ったかな・・・確か山神さんの友達だったと思う。>
<咲夢ちゃんの友達と、あの親父の友達か・・・本当にどこ行くんだろう?>
<山神さんの事、親父ってなんだよ親父って。。またデコピンするぞ、奏楽。。>
<ご、ごめん・・・許して。それなかなか痛いんだよ。>
<奏楽、あの二人ちょっとつけてみようか。何となくだけどあの二人つけてたら、山神さんにも会えそうな気がする。只の勘だけど。どうだ奏楽、今日は一日休みって言ってたよな。>