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雨宿り4

投稿者:まなみ ◆8wwUsyplVU
削除依頼
2021/07/07 17:48:35 (cJdnAsKN)
ゆうすけさん、お待たせしました。
 
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108
投稿者:ゆうすけ、瞬一 ◆Nvwi/zPrkY
2021/11/30 16:56:01    (DSVadFRY)
僕はまなみとしゅんくんは律子と共に、高田君は紀子とさやかさんとゆきさんを連れて大将の店に行った。

高田君は最初のうちは紀子ら5人のいるテーブル席にいて、紀子の「えぇと、じゃあ…改めて再会を祝して、かんぱーい」の音頭に合わせてグラスを合わせて、今度こそ何の問題もなく会が始まった。

因に大将が「俺の話もあるから…」と言って店を普段あまり貸し切りにはしないのに貸し切りにして貰った上に、格安の値段で大将自慢のネタを僕達にふるまってくれた。

さっそくまなみ、さやか、紀子で話を弾ませていた。
その様子を律子が意味深な笑みを浮かべて見ていて…「…りっちゃん?どうしたの?なんだか意味深な笑い方…」「ん?あぁ…いやね?あの時も思ったけど、何てことないプチ同窓会が出来て、ほんとに楽しそうにみんな笑えて良かったなあって…」「…あの時は本当にごめんなさい。結果的に2人を売る事を…」「ゆきちゃん!もうそれは言わないって決めたでしょ?今回の事は、みんな何かしらいけなかったの。
嬉しさで周りを見落とした、まなにのんちゃん…ああするしか仕方のなかった、さやかにゆきちゃん…無理にでも制止が出来なかったわたし…
だからね?もうごめんなさいは無しにして、今日は楽しもうよ?」とゆきさんとりっちゃんが話してると…何故かまなみが膨れていた…

なんだかまなみ達のやり取りを見ていると、あの事件の後、みんなのわだかまりも話し合って、ごめんは無しって決めたんだっていう事が解り、やっぱりまなみの友達は…りっちゃんを筆頭に良い娘が多いな…って微笑ましく思って見ていると唯さんが「…うふふ…まるで子供みたい…」と言うから「あれはまるで…じゃあなくてまんま子供だよ?」「でもあの娘達にとっては、一番無邪気に笑える時代に暗い影が落とされたですから、いま取り戻してるんでしょうね?ほんとに…本当に良かった…」「確かに、そうですね…こうしてあの年頃の時代って何でもない事でも無邪気に笑えていたから…その時代に……だけど唯さんの言う通り、取り戻しているなら…色々あったけど、本当良かった…」とカウンターに座って、唯さんにお酒をお酌してお猪口を当てて飲んだ。

しゅんくんは何か複雑な表情をして、ノンアルビールをちびちび飲んでいた。
少しして高田君が「あのノリと勢いにもうついていけない…」と避難する様にカウンターに来て、しゅんくんと時折話をしていた。

僕は唯さんと話ながら…大将の話って何だろう?気になるけど、どう切り出したら良いのだろう?とモヤモヤしてると
「それで、大将さん…お話って…」と僕の代わりに切り出して来た。その声に反応して、テーブル席も静かになった。

「あぁ、お姉さん…ちょっとタイミング早いよ?」「あら、でも気になる事は早めに済ませちゃった方がお互い気まずくないかなと思って。隣に聞きたくてウズウズしてる人いますよ?」「ゆうちゃん…」って大将に言われて、つい、俯いてしまった。

「それに、お話って美由紀さんの事じゃないですか?」と唯さんが聞くと「…勘の鋭いお姉さんだなぁ…よし、話って他でもない…」と大将が
あの事件のその後を教えてくれた。

関根らはやはりと言うか予想した通り、他にも余罪があり懲役刑は逃れない様で、美由紀さんも同じような罪を求めていたみたいだけど、まなみ達の嘆願もあり、被害者と言うこともあり、起訴猶予か厳重注意くらいで済むんじゃないか、と言うこと。

「そっかぁ…でも、美由紀さん…なんであんなのに捕まっちゃったんだろう…」とまなみの一言を聞いて大将が「あの娘が幼い頃に両親が亡くなり、親戚に育てられたけど、親戚と折り合いが悪いと言うかソリが合わなくて、高校卒業と同時に家を出て、働きながら一人暮らしをしていて、愛に飢えて心の拠り所を探している時に働いていたお店で、客として来た関根と出会い、身体目当てだと解っていたけど、甘い言葉と優しさに次第に騙されて…上辺だけだと解っていた筈なのに…身体を重ねる度に関根に依存し、関根の為なら女の子を騙しているうちに…次第に感覚が麻痺したみたいになって、騙される方が悪いって思う様になってしまったらしい。」そんな話を聞いて美由紀さんって本当はどんな娘だったんだろう?と言う疑問が出てきて、あの時解毒剤を飲ましてくれた時の事を詳しく話をしていたら
「…聞いてみるかい?お嬢ちゃん達…?
おおい、もういいぞ!入ってきな!」と大将が奥に向かって言うと「こ…こんにちは…」と呼ばれて入って来たのは髪を小綺麗に纏め、着物にエプロンをかけて、入って来たのは美由紀さん本人。
派手だった化粧も薄くなり、まるで別人…と僕がボー然としてると「え?ええええぇぇぇ!」とまなみ達は驚き絶句していた。

そんな俺達を尻目に大将が「警察の知り合いから相談があってな?あの娘の依存体質、このままだと、またあの小僧みたいなのに引っ掛からないとも限らないから、何とかならんかって言われてな…」「…!もしかして大将さん?」「その通り。保護観察がてら、ウチで働いてもらう事にしたんだ。美由紀自身、1人でいると後悔ばかりして心病むといけないし…それに住み込みで働いていた弟子がちょうど暖簾分けして、出て行ったから部屋が空いたところだったから住み込みにしちゃいなっていうことに…」と大将が言い終わった後、美由紀は黙って頷き大将に一礼して、まなみ達のいるテーブル席に向かい特に紀子に向かって深々と頭を下げて「ごめんなさい!アタシ少しだけだったけど禁固にもなって、落ち着いて1人で考えて…たくさんの娘を騙して傷つけて、痛い思いさせて…あの男と離れて冷静に物を見られる様になったら…怖くなりました。謝って許してもらえることじゃあない、何を今更殴られても、恨まれて殺されても仕方ないことをしてきました。
でも、謝る事しか出来なくて!まずはあなた達に謝りたかった。ほんとに…ほんとに…」と床に膝をつき、そのまま…
「そうね、正直わたしはあなたの事は許せない。どれだけ酷いことされて、恥ずかしい思いさせられてきたか…」と言って美由紀の動きを止め「たぶん何もなく事件が解決したとしたら、許せず憎んでいた。でもね?美由紀がわたしを助ける為にした時…」とあの日あの時、紀子やゆきが媚薬を飲まされていて、解毒剤を美由紀が飲ました事等詳しく話が聞けて、美由紀って本当はどんな娘何だろう?
大将が言っていた様に依存体質なら出会った男がたまたま最悪な男だっただけで、本当の美由紀って…?と何故か僕は知りたくなっていた。

すると紀子が「わたし達、あれからみんなで話し合って、お互いごめんは一回で無しにしようって決めたの。いつまでも引きずっててもいけないし…」と言うと「でも!でもアタシの罪はそんな一回じゃ…!どうしたら…どう償えば…何をして償っていけばいいの?」と泣きながら頭を下げて、上げれない美由紀。
それだけ本気で心から反省している様に見えて
大将が助け船出そうと何か言いかけたところで「それなら…わたし達、友達になろうよ?…」と
紀子が言い出し、僕は驚いた!あんな事された相手にそこまで言える何て…と思いながら高田君を見ると何故かうんうんと頷いている様に見えた。

高田
うん、やっぱり紀子らしい!話を聞いていると美由紀さんって心底悪い娘じゃないみたいだし、どちらかといえば可哀想な娘みたいだし…紀子の中のお母さんがそんな娘を見逃す訳ないよな?
と優しい眼差しで紀子を見つめていた。

「わたしも完全には割り切れない。だからね友達になって、笑い合って喧嘩して、その都度わかりあっていくの。美由紀がどうしても償いたいって言うなら、わたしはこうするしか譲歩しないよ?…どう?」と手を差し出す紀子。
遠慮がちに手を握り返す美由紀
「それなら私も」と律子が手を重ね、まなみもその上に…さやかとゆきはうなだれる肩を抱いて…
嗚咽を漏らしながら泣く美由紀「ど…どうしてそんなにお人好しなの?突き放されて、うるさいっバカって罵られる覚悟でいたのに!どうして…なんで許してくれるの?」「まなたちはね?許すって言うより、これからの美由紀さんみたくて、これからどうするかで、いくらでも挽回できるよ?…喧嘩になったら派手にやろうよ?そうして、ほんとの美由紀さん見せてね?」とまなみが言って美由紀は嬉し泣きに変わって泣いていた。

「実際…いい働きしててな?お客のウケもいいし、店が明るくなった気もするよ。
これは…まだウチのカミさんとだけの話だけど、このまま美由紀がいいと言うなら、あいつを養女として迎えようかって、考えてるところなんだよ。」と大将が僕と唯さんだけ耳打ちして来た。
「いいんじゃないですか?」と唯さんが目を細めて笑って頷いた。
僕は嬉し泣きしている美由紀さんを見ながら「僕もいいと思うよ?でもそうなれるかどうかは全て美由紀さんの行動一つにかかっていると思う…何なら大将、朝の仕込みの手伝いもさせてみたら?お店の接客だけでなくて…」
「ゆうちゃん…実はもうさせているんだよ?しかもあの娘からさせて下さいって頭下げてさ…だから、このまま美由紀がウチがいいって言ってくれたらって思っているんだよ?」「そっかぁ…それなら余計上手くいって欲しいな…」と言って美由紀を見ると暗く沈んだ顔から…以前の意地悪い、何かを企んでいる様な笑顔ではなく、柔らかく優しい笑顔を見せて喜んでいた。

その笑顔を見ると、僕は美由紀さんは本来はこんな笑顔で笑える娘なんだ、出会った男と周りの人間のせいで、ああいうふうになったとしたら、大将の元で本来の自分を取り戻せるかもな?それにまなみ達もいることだし、もう横道にそれる事は無いだろう…
ただ心配なのは、美由紀がこれまで騙して傷つけた娘達がこの事を知った場合…みんながまなみ達みたいな娘じゃないだろうから、その時が美由紀さんにとって正念場だろうな…
と思っていた。


瞬一
紀子さんが美由紀さんに出した要求、僕は何とも言えない気分になった…

僕も紀子さんみたいに許さないといけないのか?
でも…律子ちゃんがあの男達のせいで過去の傷を抉り出された、今はだいぶ、元の通りに戻った様に見えるけど…
それでも時折フラッシュバッグに襲われている様に見える時もある。
前を向いて進まないといけないのは解るけど、これで本当に良いのか?

美由紀さんが律子ちゃんに直接何かをした訳じゃないから、僕がこれ以上言うべきではないけど…
どうしたら良いのだろう…このやりきれない気持ちを…これでみんな良かったね?何て心から言えない僕の方がおかしいのか?
みんなの笑顔を見て、1人複雑な顔をしていた。


【まなみさん、お待たせ。
ちょっとしゅんくんの気持ち、変な方向に向かい過ぎたかな?
少し反省してます。】



107
投稿者:ゆうすけ ◆Nvwi/zPrkY
2021/11/28 22:53:49    (Rw.a8.3N)
【まなみさん、ありがとう。
それではそのまま進めたいと思います。
実は一度書いていて、また僕のミスで消してしまい…書き直す気力が失くなり、それで申し訳ないけど、もう少しお待ち下さい。
美由紀さんの変わり様は少々驚きました、けど良い変わり様だなって思いました。】


106
投稿者:まなみ ◆8wwUsyplVU
2021/11/26 22:35:38    (UmYPlTYC)
【いえいえ、そのままでいいですよ?
確かにみんながみんな許せるわけじゃないですからね、それに式の前の不安も合わせて…ていう展開に振る事もできるないようですから、そのまま思うままに書いてください】
105
投稿者:ゆうすけ、瞬一 ◆Nvwi/zPrkY
2021/11/26 21:14:41    (3t.gLjFK)
【まなみさん、ごめん…しゅんくんの話ズレちゃいましたね?
ちょっと変えて書き直すから少し待って下さい。
関根編は不穏な空気から…穏やかな空気に変わってひと安心しています。
りっちゃん達の結婚式楽しみだなぁ♪】


104
投稿者:星野瞬一 ◆Nvwi/zPrkY
2021/11/26 20:55:50    (3t.gLjFK)
僕は裕介さんの知り合いのお寿司屋の大将と共に、律子ちゃんを助けに裏口にいた男数人を大将となぎ倒しながら中に入ると…

目の前に律子の憐れもない姿が目に入り、「しゅんいち!しゅんいち!お願い!助けて!まなを!みんなを!」と叫ぶ律子ちゃん。
その声に反応して「お前ら何をした!邪魔だ!僕の邪魔をするな!」と叫びながら僕の目の前に立ちはだかる男達を投げ飛ばし、払いのけながら律子ちゃんの元へ行き、即座に側にいた「誰だ!お前は!」と僕を見て怯える様に言う男の襟首を掴み「お前が関根か!」と聞くと「違う…俺は違う…」「お前は誰だ?」「俺は…」となかなか言わない…すると「手塚…私が昔…人が怖かった時に振った人…」と律子が怯えながら教えてくれた。
僕は「そうか…だからといってこんな事するなんて、最低野郎だな!」と言って手塚を投げ飛ばして、律子ちゃんを僕の胸の中に守る様にしっかり包み込み「律子ちゃん大丈夫か?助けに来るのが遅れてごめん。」と言って僕が着ていた上着を律子ちゃんに掛けて身体を隠した。

表口から裕介さんが高田君と入って来て、まなみさんを助けて、側にいた男に「お前が関根か!この野郎!」と言って捕まえると手塚と共に身動き取れない様に縛った。

その後僕は警察が到着するまで律子ちゃんの傍らについて手を繋いで寄り添っていた。

警察が到着すると女性警察官の人が毛布を持って来てくれて、律子ちゃんの身体を包み話を簡単に聞いて、まなみさんの方に向かって同じように話を聞いていた。
やがて律子ちゃんは極度の緊張からか、僕の胸の中で眠りだした。
僕は髪を撫でながら労り、今回の件で律子ちゃんの負った傷が酷くならない事を祈っていた。

僕は今回の事件で、あれだけ律子ちゃんを守るって誓ったのに最悪の事になる前に助ける事は出来たが…律子ちゃんがこんなに傷つく前にどうして助ける事が出来なかったか?

まなみさんが裕介さんや律子ちゃんの注意も聞かなかったせい、裕介さんがもっと強く言わなかったせい…
律子ちゃんがまなみさんがピンチになった場合…必ず身を挺して守るのは裕介さんなら解っていた筈。
何故そうなる前にまなみさんを引き留める事が出来なかったのだろう?

そんな疑念が頭から離れずにいた。
やがて唯さんがやって来て、まなみさんを酷く
叱ってくれたが、なんだかんだと言っても、やはり唯さんはまなみに弱い!律子ちゃんだって同じ…
同じように傷を負ったのなら、どうして律子ちゃんばかりまなみさんを守らないといけない?大切な人だから余計なのだろうけど…

まなみさんに大切な家庭があると同様に律子ちゃんにも大切な家庭がある。

今回の事はいくら律子ちゃんがまなみさんの事を許しても、僕はそう簡単に赦す事は出来ないと思った。

そんな思いは律子ちゃんには言えない…言えば必ずギクシャクしてしまう…
まなみさんが律子ちゃんにとってどれだけ大切な存在か、良く解っている分、僕には言えない。

一番悪いのはあの男達というのはもちろん理解しているが…あの時まなみさんさえ…って思ってしまう。


そんなモヤモヤした気分のまま律子ちゃんと同棲生活を送っていると…
今までなんともなかった事が律子ちゃんの体調がおかしくなる時があり、その度に律子ちゃんを労っていたけど…

あの時まなみさんも同じような目に遭えば良かったのに…って思ってはいけない事を頭によぎったりした。

それでもようやく律子ちゃんも普段に戻り始めた時に紀子さんからの誘いがあった。

律子ちゃんは喜んでいる様に見えたが、僕はもし何かあったら…って思ってしまい、僕は少しまなみさん達と距離を置こうと思っていたが、律子ちゃんが心配で、もし何かあった時は今度こそ僕が律子ちゃんを守る!と決意していた時に裕介さんから連絡があり、あのお寿司屋の大将の店で大将からみんなに話したい事あるからと聞いて僕はすぐに参加すると返事をした。

あの大将は頼りになる人だと、あの日の行動で見て解った。



【まなみさん、しゅんくんならこう思ったんじゃないかな?って思って書いてみました。】




103
投稿者:美由紀 ◆0USqqel05Q
2021/11/26 20:14:15    (AkB.Ri5S)
【でもまだ、りっちゃんの結婚式もしなくちゃだし、やることありますよぉ?ま、ひとまずは…】

「えぇと、じゃあ…あらためて再会を祝して、かんばーい!」
(紀子の音頭で、今度こそ何の問題もない集まりが始まりました。この日は大将の計らいでお店を貸切にしてもらい、破格の安さの会費で回らないお寿司をいただけることに。さっそく、まなみ・紀子・さやかが話を弾ませています。)

「…りっちゃん?どうしたの?なんだか意味深な笑い方…」
「ん?あぁ…いやね?あの時も思ったけど、何てことのないプチ同窓会ができて、ほんとに楽しそうにみんな笑えてよかったなって思って…」
「…あの時は、本当にごめんなさい。結果的に2人を売る様な事を…」
「ゆきちゃん!もうそれは言わないって決めたでしょ?今回の事は、みんな何かしらいけなかったの。
嬉しさで周りを見落とした、まなにのんちゃん…
ああするしか仕方のなかった、さやかにゆきちゃん…
無理にでも止めるとか静止ができなかった…あたし…
だからね?もうごめんなさいは無しにして、今日は楽しもうよ」
「…うん!」
「…あの、すみませんがぁ…」
「?のんちゃん、どうしたの?」
「あそこであなたの姫がヤキモチやいてますよぉ?」
「…ぶぅ…」
(事件も終わり、みんなのわだかまりも話し合って、お互いごめんは無しにしようと決めました。
そんな無邪気な5人のやりとりを、カウンター席で唯は見ていました)

「…うふふ…まるで子供みたい。
でもあの子達にとっては、一番無邪気に笑える時間に暗い影が落とされてたんですから、いまそれを取り戻してるんでしょうね?
ほんとに…本当によかった…」
(こちらの組は、ゆうすけさんに唯、しゅんくんはともかくとして、「あのノリと勢いについていけない」高田くんが避難する様にカウンターにいました。)

「それで、大将さん…お話って…」
(ゆうすけさんが切り出せなくて気がかりだった、大将からの話。かわりに唯が切り出しました。
その声に反応して、テーブル席の方も静かにこちらを向きます。)

「ああ、お姉さん…ちょっとタイミング早いよ…」
「あら、でも気になることは早めに済ませちゃった方がお互い気まずくないかなと思って。隣に聞きたくてうずうずしてる人もいますよ?」
「…ゆうちゃん…」
「それに、お話って…美由紀さんの事じゃないんですか?」
「…勘の鋭いお姉さんだなぁ…よし、話ってのは他でもない…」
(大将は事件のあれからを教えてくれました。
関根らは余罪も多く、どうやら服役は免れそうにないこと。美由紀もまた、本人がそれを強く望んだものの、まなみらの嘆願もあり、美由紀自身も被害者でもあったという事で、今回は厳重注意という事になったそうです。)

「そっかぁ…でも、みゆきさん…なんであんなのに捕まっちゃったんだろう…」
(まなみの一言はもっとも。さらに大将の話は続きます。
どうやら美由紀は、早くに両親を亡くし、親戚に育てられたそうです。ですが、その親戚とはソリが合わず高校卒業と同時に家をでて、働きながら一人暮らしをしていました。
愛に飢えて、拠り所を探していた毎日。そんな時、働いていたお店で客として来ていた関根と出逢います。もともと身体だけが目当ての見せかけの優しさに騙されて、それが上辺だとわかっていても依存してしまい抜け出せなくなり、いけないとわかっていても関根の為にと女の子を騙しているうちに感覚がおかしくなってしまった様です。)
「そっかぁ…じゃあ美由紀さんって、本当はどんな人だったんだろう?私に解毒剤飲ませてくれた指の動き…ものすごく優しかった。耳元で、酷いことしてごめんね?って言われた気もするし…」
「あと一歩でゆきが危なかったって後で聞いて、ほんとゾッとした。そういう意味では、あたしのゆきを守ってくれたって…捉えてもいいのかな?」
「…聞いてみるかい?お嬢ちゃんたち…?
おおい、もういいぞ!入ってきな!」
「こ…こんにちは…」
「え?ええええええええええ!」
(驚き絶句する5人。無理もありません。大将に呼ばれて入ってきたのは、その美由紀でした。
着物にエプロンをかけて、髪は小綺麗にまとめています。派手だった化粧も軽くなり、とても美由紀だとは思えないほどです)

「警察の知り合いから相談があってな?その依存体質、このままだとまたあの小僧みたいなのに引っかからないともしれないから、何とかならんかって…」
「…!もしかして、大将さん?」
「その通り。保護観察がてら、ウチで働いてもらう事にしたんだ。美由紀自身、一人でいると後悔ばかりして心病むといけないし。
で、前に暖簾分けして出て行った、住み込みでいた弟子の部屋が空いてたから、じゃあ住み込みにしちまいなということに…」
(美由紀はだまって俯き、一礼をしながらカウンターを抜けてテーブル席の方に。そして5人、特に紀子に向かい深々と頭を下げます)

「ごめんなさい!
アタシ、少しだったけど禁固にもなって、落ち着いて一人で考えて…たくさんの子を騙して傷つけて、痛い思いさせて…あの男と離れて冷静に物を見れるようになったら、怖くなりました。
謝って許してもらえる事じゃない、何を今更殴られたりされても仕方ない事をしてきました。恨まれて殺されてもしかたない…
でも、謝ることしかできなくて!何を置いてもまずはあなた達に謝りたかった。ほんとに…ほんとに…」
(床に膝をつき、そのまま…
と、そこで動きを止めたのは、紀子でした)

「そうね、正直わたしはあなたの方は許せない。
どれだけ酷いことされて、恥ずかしい思いをさせられてきたか…たぶん何もなく事件が解決したとしたら、許せずに恨んだままだった。
でもね?みゆきがわたしを助ける為にした時、ものすごく責め方が優しくて…労りと思いやりが流れ込んできたの。」
「あ…それ、私も思う…指で飲ませてくれた。たったそれだけだけど…ほんとのこの人はこんな人じゃないって…思えてきて…」
「そう。だからわたし、あの時けんじに謝りながら身を預けたわ。
それにね?わたし達、あれからみんなで話し合って、お互いごめんねは一回で無しにしようって決めたの。いつまでも引きずっててもいけないし…」
「でも!でもアタシの罪はそんな一回じゃ…!
どうしたら…どう償えば…何をして償わせてくれる?」
(泣きながら頭を下げたきり上ることができない美由紀。それだけ本当に深く反省しているのが伺えます。大将が助け舟をだそうと口を開きかけると…)

「それなら…わたし達、友達になろうよ?
恨むんじゃなくて、わかり合うの。わたし、ホントのみゆきがどんな子なのか知りたい。
今までの事は水に流そ?大事なのはこれからだよ?
わたしもまだ完全には割り切れない。だから、友達になって、笑いあって喧嘩して、その都度わかり合っていくの。
みゆきがどうしてと償いたいっていうのなら、わたしはこうするしか譲歩しないよ?…どう?」
(差し出された手を遠慮がちに握り返す美由紀。
それなら、あたしも…と、律子もそこに手を重ねます。まなみもさらに重ねて、さやかとゆきはうなだれる肩を抱き…美由紀は嗚咽を漏らして泣きます)

「ど…どうして…そんなにお人好しなの?
どうして!そんなに優しいの!突き放されて、うるさいバカ!って罵られる覚悟でいたのに!
どうして?なんで?…なんで許してくれるの?」
「…まなたちはね?許すって言うより、みゆきさんのこれからをみたくって。これからどうするかで、いくらでも挽回できるよ?苦しくなったり辛くなったら言って?みんな聞くし、意見する。喧嘩になったら派手にやろうよ?そうして、ほんとのみゆきさんをみせてね?」
「うっ…うううぅ…うああああああっ!
ごめんなさいっ!ありがとうっ!アタシ、嬉しい!うれしいよ!」
「…実際…いい働きしててな?お客さんのウケも良いし、店が明るくなったような気もするのよ。
これは…まだウチのカミさんとだけの話だけど、このまま美由紀がいいというなら、あいつを養女として迎えようかって、考えてるとこなんだよ」
(ゆうすけさんと唯にだけ、大将はそっと耳打ちします。唯は目を細めて笑い、いいんじゃないんですか?と頷きます。
暗く沈んでいた美由紀に笑顔が戻り出します。以前の様な意地悪な笑いでなく、柔らかい優しい笑顔。
場の空気が和らぐ頃、さやかは紀子を肘でつつきます)

「あ、こないださやかとゆきとも話してて、罪滅ぼしというか、なんというか…
まなちゃんとりっちゃんに…これを…」

【長くなっちゃった。ひとまずみゆきちゃんの方をめでたしめでたしで。
で、次で関根編のおしまいにしようと思います。
のんちゃんが用意したものは…お楽しみに?】


102
投稿者:ゆうすけ ◆Nvwi/zPrkY
2021/11/25 23:05:47    (Id9EunuF)
僕はまなみを関根の手から取り戻すとしゅんくんが手塚の首根っこを掴み引きずって来て、僕は手塚と関根の両手首を重ねる様にして結束バンドで縛って身動きを取れない様にして、改めて2人に事情を聞いていると…
大将の姿が見えなかったからか、「お前ら俺にこんなことして、只で済むと思っているのか?俺のバックには組より怖い兄ちゃんがついているんやで!お前がまなみの旦那か?ガキの頃に担任にレイプされた傷モノになった女が旦那以外の男に身体触られそうになったくらいで死んでやるって…何清純ぶっているのか知れないけど…もう少しアンタらが遅かったら、あの女の本性が見えたのによお!俺のでヒィヒィヨガっている本性が…」とふざけた事を言うから…

「おい!こら…お前もう一度ゲロ吐きたいか?それにこの竹刀で誰に何をした!ソコのお前が持って来たらしいが…人のトラウマを簡単に刺激しやがって!お前も地獄をみたいのか!」と叫び殴りかかろうとした僕をいつの間にか大将が来て「いけねぇよ、ゆうちゃん!ゆうちゃんまでコイツらの為に墜ちる必要はない!
ゆうちゃんには可愛い奥さんと子供がいるだろ?後は俺に任せてくれ。」と僕を羽交い締めにして言われ…
僕は子供たちとまなみの笑顔が目の前に浮かび…嗚咽を漏らしながら「大将…後の事…お願いします…」と言って腕を下ろした。

本当は奴らを僕の手で八つ裂きにしたかった!
まなみもそうだけど、僕の大切な家族の律子まで…律子の心の深い傷を抉るようなことをされたのだから…

だけどしゅんくんの方を見ると僕と同じ様に…いや、僕以上に怒っているのがわかり、僕がこれ以上何か行動を起こすのは間違っている、しゅんくんは僕以上に律子の事を思っているのだから…

そして大将が誰かが呼んだ警察が来るまでの間関根と手塚に散々脅しをかけた。
「この写真はもう他には隠してないだろうな?もし後で見つかるような事があると、お前らに生き地獄を見せてやるからな?」と凄んで言うと関根も手塚も恐怖の余りお漏らししたので、その写真を撮り「もし、あの写真が表に出る事があると、この写真も表に出ると思えよ!」と言ってやると2人は力なく頭を垂れて「わかりました。」と答えた。

僕は少し気分が落ち着き、改めてこの部屋の状況を見渡すと怪しげな煙と香り、そして至るところに飛び散っている液体…なんて惨状だ…まなみたちはどんなに辛い思いをしたのだろう…と思うと胸が痛んだ。
もっと強くまなみを引き留めていれば…もっと早く踏み込めていれば…と頭の中でぐるぐると自問自答していた。

やがて警察が到着して、被害者の僕たちはホールの奥にある部屋にまなみたちと連れて行かれ
犯罪の主犯格である関根と手塚。その他この犯罪に手を貸していた連中が捕まり、警察に連行され、
被害者でもあり加害者でもある美由紀は媚薬を飲まされて、乱暴された事もあり警察病院に入院する事になった。

そして僕は唯さんに全てが終わり、関根たちは警察に捕まったと連絡した。

唯さんはしばらくして現場にやって来た…異様な雰囲気のホールを抜けてやって来た唯は眉を潜めたままだった。

媚薬を飲まされて乱暴されたゆきと紀子もまた美由紀とは別の病院に入院する事になった。

高田君とさやかさんもゆきと紀子の付き添いとして一緒に病院に向かった。

唯が部屋に入ると、極度の緊張から解き放たれた律子は毛布に包まれ傍らにいるしゅんくんと手を繋いだまま眠っていた。

僕も毛布に包まれたまなみの傍らでしっかり手を繋いでいた。
唯はまなみにつかつかと歩みより「ゆいちゃ…ん…」とまなみが言い終わらないうちに…
バチンッ!と乾いた音が響き…
「なにやっているの!あなた、妻なのよ?母親なのよ?それなのに何!これはっ!紀子さんがあんな事されて、すぐに連絡もなかった娘から会いたいって…おかしいと思わなかったの?
普通なら警戒するでしょ!怪しいと思うでしょ!久しぶりの娘たちだから嬉しいのは解るわ!でもね!人の心配にはちゃんと耳を傾けなさい。まなが、裕介さんや律子の話をちゃんとと聞いていれば、今回のような事にはならなかったのよ?」ともの凄い勢いでまなみを叱る唯。
まなみは泣きながら謝り続けていて…

「唯さん、何もこんな時にそこまで…僕の言い方も良くなかったかも知れないから…」と泣きじゃくるまなみが可哀想になって唯さんを止めようと肩に手をかけようとすると、僕の手を払いのけ尚も詰めより
「私は…私は…まやや律子の事…妹だと…思って…いるの…よ?待っている間…どれだけ心配だったか…胸が…張り裂けそうになったか…」と言うと「ごめんなさいっ!ゆうすけさん!ごめんなさい。ゆいちゃんごめんね!りっちゃん!守ってくれてありがとう!ごめんなさい!本当にごめんなさいっ!」とまなみは唯と僕に抱きついて泣きながら心から謝っていた。
僕も泣きながらまなみを抱きしめて頷いていた。


あれから紀子も回復して、一番病状が中毒一歩手前だったゆきも快方に向かっていたある日…

警察から美由紀は罪を償う意志を示す一方で関根の方は他に余罪があるにもかかわらず、開き直りに近い態度で取り調べを受けていたが、大将の名前をちらつかせたら、急に大人しくなり
取り調べに素直に答えたらしい…
美由紀の方は情状酌量を考えているみたいだが、関根の方はもっと厳しく厳罰に処する方向に向かっているらしい。

それから数週間が過ぎて、平穏な日常に戻りだした頃…大将から僕の携帯に連絡があり
「あっ?ゆうちゃん?今度暇な時に店にみんなで遊びにおいで?みんなに話したい事あるから…」と言われその時はまなみと相談して…と答えて切ったが、まなみの方も紀子から連絡があって、みんなで会って、あの日のやり直ししない?と言ってきたから…
それならみんなまとめてやろうって話になって大将に話して、みんなの都合の良い日に店に予約を入れて会う事になった。

【関根編が終わるといよいよラストですね?】




101
投稿者: ◆UsF/eVSscw
2021/11/24 20:19:23    (06lbsUDb)
(ゆうすけさんたちが乗り込んでいる間、唯は泣き止まないさやかを膝に抱いてなだめながら、祈る様に手を合わせていました。数十分が数時間に思える程過ぎた頃、ゆうすけさんから連絡が入ります。)

もしもし?…ええ…ええ…わかりました。
…さやかさん?終わったって…関根達も捕まえたって。
「!ゆきは?ゆきは?」
今から私、現場いくけど、あな…
「行きます!」
(さやかの肩を抱きながら現場に着きます。救急車が来ていて、女の子が運び出される所でした。
さやかは唯の手から離れて走り寄っていきます)

「ゆき!ゆき!大丈夫?しっかりして!」
「あ…さや…か?たすけ…よんで…くれたの…ね?」
「うん!うん!あたしにはこれしかできなくて!」
「あり…がと…ね?」
(薬を飲まされた紀子とゆき、それと暴行をうけて精神的にも弱っている美由紀が病院に。中でも一番重症なのはゆきで、中毒一歩手前の状態だったと、唯たちは後に聞かされます。
さやかはゆきについて行きました。すでに警察もきていて、関係者だと話すと奥に通してもらい…)

…うっ…なに?このにおい…
(奥に行くには現場を通らねばならず、唯は媚香の匂いにクラっとよろめきます。薄暗い部屋の中をよく見ると、ところどころに精液やお汁らしき液体が散らばっていて、凄惨さを物語っていました。
嫌悪に息苦しさを覚えながらホールを抜けて奥の部屋に…)

…唯です。入るわよ?
(中に入ると、毛布に包まれたまなみと律子がいました。傍にはゆうすけさんとしゅんくんがそれぞれの手を握っています。律子はよほど緊張していたのか、気を失う様に眠っていました。
唯はツカツカ…とまなみに歩み寄ります。
「ゆいちゃ…ん」と言い終わらないうちに…)

バチンッ!

なにやってるの!
あなた、妻なのよ?母親なのよ?
それなのに何!これはっ!
紀子さんがあんな事されて、すぐに連絡もなかった子から会いたいって…おかしいと思わなかったの?
普通なら警戒するでしょ!怪しいと思うでしょ!
「ゆいちゃん…」
久しぶりの子達からだから嬉しいのはわかるわ!
でもね!人の心配にはちゃんと耳を傾けなさい!
まながゆうすけさんや律子の話をちゃんと聞いていれば、今回のような事にはならなかったのよ!
「ごめん…ごめんなさい…」
(ものすごい勢いでまなみを叱る唯。まなみはぐしゃぐしゃに泣きながら謝り続けます。
「何もこんな時に」と肩に手を置こうとするゆうすけさんの手を払い除け、なおもまなみに詰め寄り…)

私は…私は…まなや律子のこと…妹だと…思ってるの…よ?
待ってる間…どれだけ心配したか…胸が…張り裂けそうになったか…
よかった…よかった…無事で…よかった…
「うっ…ぐすっ…
ごめんなさいっ!ゆうすけさん!ごめんなさい!
ゆいちゃんごめんね!りっちゃん!守ってくれて…ありがとう!ごめんなさいっ!ホントにごめんなさいっ!うわあああああんっ!ああああああっ!」


…それから数日後。
紀子はすっかり良くなり、ゆきも快方にむかっていました。美由紀は怪我の回復を待って事情を聞かれる事に。まなみたちも嘆願しましたが、「罪は罪…たくさんの子たちを騙してきたのは確かだから」と美由紀自身が厳しい罰を望んでいると、警察の方が教えてくれました。
反対に関根らは、余罪があるにも関わらず開き直っ
た態度を取り続けていた様ですが、大将の名前が出た途端に急に大人しくなったようです。こちらの方をむしろ厳しく厳罰に処すつもりだとも言ってました。
そしてさらに数週間が過ぎ、全員がそれぞれ元の平穏な生活に戻った頃、まなみのもとに紀子から連絡が入ります。ちょうどその場には律子たちや唯も遊びに来ていました)

「…あ、のんちゃん?
…え?みんなで会うの、やりなおし?
…今度はホントに大丈夫なんでしょうねぇ?」
(律子に伺いをたてるまなみ。律子もしずかに頷きます。そうして話している時、ゆうすけさんの携帯にも大将から、話があるから今度みんな連れて店においでと連絡が入ります。
それなら…と、そのふたつをいっぺんに済ませることにしました)

【結構不穏な空気を流しましたが、次で関根編のエピローグにしたいです。一応みんな救われる展開を考えてますが…】
100
投稿者:ゆうすけ ◆Nvwi/zPrkY
2021/11/23 23:55:13    (j/DI2gQ4)
関根

律子が中央に戻り俺に向かって「やめて!お願いだからもうやめて!」と言ったと同時に律子の方を向いてニヤリと笑い、一瞥すると美由紀のおまんこに一気に躊躇を一切せずにメリメリと音が聞こえてくるくらい奥まで突き入れてやると…
間髪入れず室内はおろか外にまで聞こえるような大きな悲鳴をあげる美由紀。
その悲鳴を聞いて見張りをしていた男らも室内に入って来た。

更にギャラリーが増えて美由紀の憐れもない姿が多くの男の目に晒され、美由紀にしてもこんな状況で犯された事はなく…
「痛い、痛い!抜いて!そんな奥まで…」と悲鳴をあげながら言う美由紀。
「どうだ!まなみに律子!俺に逆らえばこうなるんだ!大人しく俺に従えば気持ち良くしてやって可愛いがってやるよ?」と言って2人に結合部が見せつける様にして美由紀の身体を抱え大きく足を開いて出し入れしてやった。

「やだやだ!もうやめて!痛い、痛い!もう抜いて!」といつも違い本気で嫌がる美由紀。
そんな美由紀が面白くてお尻を赤くなるまで叩き、腰を打ちつける度に揺れる大きめの胸を下から千切れそうになるくらい強く揉みながら乳首を指先で潰す様にしながら引っ張ったり、美由紀のおまんことアナルを指を入れて拡げたりしてやっていると、紀子に向かって手を伸ばし「ごめん…ごめんなさい…」と言う美由紀。

俺はわざと「今さら謝っても、もう遅い!今、中に出してやるからな!」と腰をグイッと掴んで根元まで突き入れて奥の方にドクッドクッと最後の一滴まで中に出してやった。

「ちが…アンタじゃ…なか…なかイヤァ!」と焦った様に叫ぶ美由紀のおまんこの奥の方に熱い精液を感じ、そのまま糸の切れた操り人形の様に床に倒れ込んだ。
俺はボロ雑巾の様に美由紀の身体を隅の方に投げ捨て、「コイツ好きにして良いから。」用済みと言う様に手枷を着けて言った。

身動きの取れなくなった美由紀は生気のなくなった瞳をして壊れたレコーダーみたいに「ごめんなさい…」と繰り返し呟いていた。

身を隠せぬまま美由紀は周りにいる男たちに裸体を晒し、おまんこから精液をゴポゴポと溢れ出ているところまで男たちの好奇の目に晒されていた。

その一部始終を見ていた律子が涙を流しながら「最低…最低よ!アンタ、今何したかわかっている?女の子のお腹を…アンタだけは刺し違えても…」と言うと「りっちゃん!そんなこと言わないで…」と律子に気を取られた隙に身体がよろめいた際に俺は素早く持っていた結束バンドで両手首を縛り、万が一舌を噛まれたら…と思って猿轡を噛ました。

それでも睨んで呻くまなみに近づき「静かにしろ!それとも痛くされる方がまなみちゃんの好みか?」と脅すと同時にブラウスに手を掛けると一気に前を開き、肘まで下ろすとボタンが吹き飛び赤く染まった肌、大きな胸を包んでいるブラが露になり、ブラウスを開いた勢いで豊満過ぎる胸がブルンと揺れ、周りのギャラリーから「おぉ!」とざわめきが起こった。


律子が手塚が太ももを撫でられながら「気持ち…悪い…離せ…」と言っても深く吸いすぎて身体を敏感に震わせていた。

すると手塚から「竹田律子のストリップ見たくありませんか?」と言って来た。
もうこれ以上邪魔は入らないと思って安心した俺は「お前の好きにしたらいい。」と余裕を持ってまなみの肩を抱いて言った。

手塚が「おい竹田!お前あのまなって娘を守るんだろ?お前が自分で俺たちの前で服を脱いで、俺の言う通りにオナニーでも見せたら、関根さんに助けてもらう様にお願いしてやるよ?」と言った。

律子が「その言葉、本当ね?」というから…

俺は手塚ごときにお願いされても助けるつもりもなく、まなみを犯すことは決定事項だけど、考えてやるよという様に律子に向かって頷いてみせた。

必死で止める紀子に向かって律子は「こんなことであの娘が助かるなら…」と言う
まなみが俺の腕の中で泣きながらいやいやと首をふり、律子に近づこうとするから俺にグイッと引き戻すが、まなみは身体を起こしながら律子の方に向かおうと動く。
その度に胸が大きく揺れ、ブラのカップから零れ落ちそうになっている。

もうすぐこの胸も俺のモノになる!この身体も…ずっと昔から恋い焦がれていたまなみがもうすぐ…そう思っていると扉の施錠の確認をする事をすっかり忘れていた。

やがて律子が手塚の指示通り…かなりためらいながらニットを脱いだ。
手塚が「次は…パンツ脱げよ!」と指示を出すと首を思わず横にふる律子。
俺は律子に見せつける様にまなみのブラの肩紐をずらすと色白の肌触りの良さそうな胸が半分ほど見えると律子はボロボロと泣きながらスカートの中に手を入れてお尻が見えそうになりながらおろしたブラと同じ紫のパンツが現れその奥からドロッとしたお汁が床に落ちた。

ギャラリーから「あれ本物の竹田律子だよな?上手くいくと俺らにもおこぼれが…」「俺は関根さんの元にいる娘の方が…」とかとざわめきたつ。
そんな声援に後押しされた手塚は律子に「そのパンツの濡れた部分をみんなに広げて見せろ!」と指示をすると律子が広げて見せると、律子は限界なのかよろけて足が広がり、そのパンツの上に新たなお汁が零れ落ちた。

手塚がそのパンツを取るとクロッチ部分や中央部に付いたお汁を舐めながら「まなちゃん?愛しの王子さまが君の為に今から…恥ずかしい…でもいつもしてることを見せてくれるよ?」と言って「王子さま?スカート脱いで足を大きく開いて、みんなに見える様にしろ!」と指示を出した。

律子は俯いたままコクンと頷き、なにやら呟いてから震える手でスカートのホックを外し、ファスナーに手をかけ、さあいよいよだ!と思った瞬間!
裏口の扉が開き熊みたいな男と目つきのヤバいおっさんが入って来た。
扉の周りにいた男たちがどんどんと文字通り飛ばされて行く…
呆気に取られていると「よぉ…俺が昔張っていたシマで…ずいぶん面白いこと…」とドスの効いた声が聞こえ…先輩から聞いた昔ここらを占めていた伝説の男の名を思い出した。
…その男の名前は『狂犬のマサ』カタギだけどそこら辺のヤクザも裸足に逃げ出す程の武勇伝を持つ男。
そのおかげで今でもヤクザの親分にも顔が利くらしい…
都市伝説みたいなモノだと思っていたが、実際にいるなんて…
しかもなんだあの熊みたいな男は…って思っていると律子を守る様に抱きしめている。

ヤバいと思った瞬間俺の背後に人の気配が…




裕介

大将から連絡があり、その場所へ唯さんを僕の車に残して向かい、まずはしゅんくんと大将が裏口から奇襲をかけ、その混乱に乗じて僕と高田君が表から入り、逃げようとする関根を捕まえる算段だったが、中の惨状は僕の想像を越えていた。

怪しげな煙が靄の様に立ち込めていて、照明の当たる中心に半裸に近い格好のりっちゃんがいて、まなみが見知らぬ男に胸が半分程見えた状態で捕まり、紀子に至っては…

気がつくと僕はまなみの方へ向かって全速力で走り出し、高田君は紀子の元へ…互いの愛しの者へと向かった。

ちょうどまなみを捕らえていた男はしゅんくん達に気を取られていて、こちらには無警戒だったので、床に落ちていた竹刀を拾い上げて頭を叩きつけ、頭を抱えながら振り向いた男の鳩尾辺りに突きを入れ、まなみの身体を抱え上げてその男から救出すると…
その男はゆっくりと胃の中のモノを吐いて、気を失ったらしくその上に頭からゆっくり倒れ込んだ。


「まなみ、まなみ!大丈夫か?しっかりしろ!」と言いながら両手首を縛っていた結束バンドを引きちぎって、まなみの手首を自由にして、しっかりと抱きしめた。

高田君の方も紀子を助け出し、逃げようとしていた小柄な男を捕まえていた。

他の男たちはしゅんくんと大将に伸された者を除き、逃げて行き、静寂が辺りを包んでいた。

とりあえずまなみを捕らえていた男と高田君が捕らえた男の両手首を僕が捕らえた男が持っていた結束バンドで縛り、大将の知り合いの人が持っている空き部屋に2人を叩き込み、逃げられない様に窓とドアに鍵をかけ、まなみたちが落ち着くまで別の部屋に移動した。



99
投稿者:律子 ◆lhmAJ0ETT2
2021/11/23 19:08:14    (vies4RgC)
【お話の流れはこのままでいいです。少し状況をいじっちゃいますけど…
ゆうすけさんがお寿司屋さんの大将を出してくれたおかげで、関根編の着地点が見えてきましたよ?】

やめて!お願いだからもうやめて!
(再び中央に戻り、声を張り上げて叫ぶ律子。ですが関根はニヤリと一瞥すると…)

ズブ…ズブブブブ…

「っ!うぷっ…い…ひぎゃああああああああ!」
(メリメリと音をたてて、太いおちんちんが美由紀のおまんこにねじ込まれます。
美由紀は初めて関根の挿入に嫌悪感を覚え、入った途端軽く吐き気を催します。そして間髪入れずに悲鳴が…
その声は部屋中はおろか、見張りをしていた出入口の男たちにも聞こえました。
ぞろぞろと中に入ってくる男たち。まなみも律子も動けずにいると…)

「はぎゃっ!ひいいっ!いたい!いたい!抜いてえええ!
おぐっ…ぐぉおおおお…そ…そん…なおく…までぇ…」
「どうだ!まなみに律子!俺に逆らえばこうなるんだ!大人しくしてればきもちよく可愛がってやるからなぁ!」
「やだ!もうやだ!おねがいぬいて!いたいいたい!んぎっ!あがああああ!」
(演技でない本気の抵抗。そして悲鳴。美由紀はボロボロに泣きながら痛みに耐えられず叫びます。
いつもだったら乱暴にされるのが気持ちよかったのに…
これが…アタシが騙した女の子たちがされてきた事なの?
こんな事されてるのを笑ってみてた?
…アタシ…なんてこと…を…今までなんてことを…
関根に本気で道具として犯されて初めて、美由紀は自分のしてきたことを後悔します。
お尻は赤くなるまで叩かれ、胸は千切れる位乱暴に揉まれて…
関根の持つ破壊的な衝動を全て叩き込まれて、思わず紀子に向かって手を伸ばしていました)

「ごめ…ごめんな…さい…ごめんなさい!」
「今更謝っても遅い!今中で出してやるからな!」
「ちが…アンタに…じゃ…
あああああああ!中やだ!出さないで出さないでええ!
あぎゅ…おおおおおおおおおおおおおおっ!」
(ニヤニヤと笑う男たち。その中で美由紀はぼろ雑巾のようにされてしまいます。
あげく用済みとばかりに隅に飛ばされてしまい、手枷をかけられて…
身動きがとれなくなった美由紀はただ「ごめんなさい…」と懺悔の言葉を繰り返すのみ…
その様子を見ていた律子は、涙を流しながら怒鳴ります)

…最低…さいていよ!
アンタ、今なにしたかわかってるの!
はぁ…はぁ…あっ…あくぅ…んっ!…
よりによって顔以外をあんなに…女の子のお腹…
絶対に…許さない!やっぱり…刺し違えても…
「りっちゃん!そんなこといわな…
あうっ!んむううううううううっ!んんんんんんんっ!
っ!ふむううううううう!んんっ!んんんんっ!」
まな!…!手塚…
(煙がかなり身体に回っています。よろけた隙に関根はまなみの背に回り腕を後ろにとると、持っていた結束バンドでまなみの両手首を再び拘束します。
念のため猿轡をかけると、睨みながら呻くまなみ。静かにしろ!と脅しながらブラウスのボタンを引きちぎり、肘までおろします。
紅く染まった肌とブラ、それに包まれた豊満すぎる胸がブルン!と晒され、「おお…」とどよめくギャラリー。)

っ!まなああああああ!
あうっ!うっ…うぁぁ…きもち…わる…い…手を…はなせ!
(膝より少し上までスカートが捲られます。悪態をつきながらも律子は吸いすぎた薬のせいで、軽く撫でられただけでビクビク!と震えあがってしまいました。
ショーツの中はグチュン!と音をたててお汁があふれ、軽くのけぞってしまい…)

「ひひひ…関根さん、その子を犯す前に…竹田律子のストリップ…見たくありませんか?
おい竹田!あの子…守るんだろ?お前が自分で、みんなの前で脱いで、言うなりにオナニーでもするんなら、
関根さんに助けてやるようにお願いしてやるぜ?」
…ん…はひっ…ひうぅぅ…その…そのことば…本当…ね?

「だめ!りっちゃん!そんなことしたら!あなた全てをなくしちゃう!
選手生命も!これからの幸せもぜんぶ!やめて!お願いだからやめて…」
…のんちゃん…ありがと…
でも…ね?あたしにとって…まなは…何にもかえがたい子なの…
こんな事で…あの子が助かるなら…今の全てなんて…喜んで…捨てるわ…
まな…想えば…あたし…あなたを守っているようでずっと…守られてた…
だから…今度くらいは…まも…らせて…?
「んんんん?んんんんんん!んんんんんんんんん!」
(泣きながらイヤイヤと首を振り駆け寄ろうとするまなみを、関根はぐいっ!と引き戻します。
動きのたびに胸がブルンブルン!と揺れて…もうすぐ叶う長年の欲情を前に、用意周到な関根もつい、裏口の施錠の確認を怠っていました)

「ほら…じゃあまずは…ニットを捲れよ!
貧相な胸を見せてみろ!」
………
(スルスル…相当ためらいながら、律子はニットを捲り上げます。
赤く染まった白い肌。そこに映える紫のブラ。確かにお世辞にも大きいとはいえませんが、その長身と引き締まった身体にあいまって、
思わず息を飲む色気を醸し出していました。)

「よぉし…じゃあ次は…パンツ脱げよ…」
(はっ!として思わず首を横に振る律子。ですが視線の先のまなみのブラの肩紐が降ろされ、まっしろい胸が半分晒されるのを見ると…)

うっ…うううう…ひくっ…うぅぅぅ…
(俯いて泣きながら、自らスカートの中に手を入れて…お尻ギリギリのところまで捲られ、その奥から降りてくるのは、
ブラとセットのショーツ。どろぉ…とお汁が太い糸を引いて垂れ落ちます…
まなみはボロボロ泣きながら目を背け、紀子は変わらずやめて!と叫びますが、関根の指示でギャラリーの男の一人に口を塞がれてしまいます)

…こ…これで…これで…いい…の?
「まさか本当に脱ぐとはな!じゃあ…全員に見えるように、パンツの染みんとこ広げて見せろよ!」
あうぅ…う…うううぅぅぅ…こ…こう…
(律子はショーツを広げ、内側のクロッチを広げて見せます。
色が濃くなり、ドロドロになっていて…俯いて顔を背けながら手塚の前に見せます。
もう限界なのでしょうか?よろけた拍子に足が広がると、ボトボト!とおつゆがその間に垂れ落ち、広がります)

「おい、あれ本物の竹田律子だよな!」
「テレビでよく見るけど…その竹田があんなこと…」
「あとでおこぼれもらえるかなぁ?」

「よぉし…そのパンツをかせ!ほら、愛しのまなちゃん?
きみの王子様がきみのために今から…恥ずかしい事するよ?
…スカート、脱げ…」
(律子のショーツのお汁を舐めながら、手塚は律子に指示をします。
とうとうきたか…律子は俯いたままコクン…と頷き…)

ごめん…しゅんいち…
あたし…あなたのお嫁さんに…なれない…
(震える手でスカートのホックを外し、ファスナーを降ろそうと手をかけた時です…)


っ!なんだてめえら!
ぎゃっ!うわああああああ!
(念のためにいた見張りが、ドアを開きながら投げ飛ばされます。
はっ!として振り返る律子。そこに現れたのは…)

し…しゅ…しゅんい…ち…
しゅんいち!しゅんいち!おねがい!たすけてぇ!
まなが!みんながぁ!
(ありったけの声で叫ぶ律子。同時にその身体は一回り大きな暖かさに包まれます)

「…よぉ…俺が昔はってたシマで…ずいぶん面白い事…してくれてんじゃねえか?」
「だれだオッサン?」
「っ!ばか!あの人!『狂犬のマサ』って、この辺じゃあ伝説のワルだった人だぜ!
なんでも、今でも一声でヤクザも動くって噂の!」
「う…うそだろ?に…にげ!うわ!ぎゃあああ!」
(貫禄たっぷりに入ってきた大将のひと睨みに、周りはどよめきます。
ちりぢりに逃げようとするギャラリー。ですが、律子の姿をみて逆上したしゅんくんに次々と投げ飛ばされ、床に這いつくばります)

「兄ちゃん…関係ない雑魚は逃がしてやれって言っておいたのに…ま、彼女があんなにされたら…無理もないか…」

【助け!きました!ついでに力入りすぎて長くなっちゃった!読みづらくてごめんなさい!
あとは…こらしめてもらいましょう?】


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