熱狂の余韻が渦巻くホールを後にし、ミリアはガルドの太い腕に抱えられるようにしてステージを降りた。控室の冷たい長椅子に横たわった彼女の身体には、いまだ客たちの生々しい手形が赤く残り、肌にこびりついた精子と自身の愛液が、乾きかけの膜となって嫌な引きつりを作っています。「ほら、さっさと拭け。来週まで身体を壊されちゃ困るからな」ガルドが投げ捨てた湿った布で、彼女は夢遊病者のように自分の肢体をなぞりました。網タイツの股布は、放出した潮で重く冷え切っています。それでも、アナルに深く沈んだままのプラグだけは、ガルドの「管理」の証として、彼女の意志に関わらず内壁をひくひくと締め付け続けていました。(いいか、ケツ穴はずっとプラグで慣らさないとすぐに戻るから、クソする時以外はずっと嵌めとけよ。誤魔化したら次来た時にわかるからな。もし、誤魔かしたら鍵をつけて封印してやるかならな。と厳命した)ミリアは、最低限の汚れだけを拭い取ると、乱れた髪を指で整え、首輪だけを外してバッグに忍ばせました。プラチナブロンドの髪を深く被り、娼婦姿のまま、湿った夜気を孕む裏口からスラム街へと足を踏み出します。午前4時。夜明け前の冷たい風。つい先ほどまで、男たちの熱い欲望とガルドの剛腕に翻弄されていた身体に、鋭い冬の風が突き刺さります。火照りきった肌が粟立ち、淫紋の疼きが冷気によって際立つ。ミリアは、スラムの汚泥にまみれた短いスカートを気にすることもなく、ただ一心不乱に聖堂を目指して歩き続けた。路地裏の影を縫うように歩くその姿は、一見すれば「今夜の仕事を終えたばかりの、薄汚れた娼婦」そのもの。誰も、この女が白銀のローブを纏い、数千の人々に慈悲の風を吹かせる「聖女」などとは夢にも思わないでしょう。聖堂の裏門が見えてくる頃、空が白み始めました。ミリアは一度立ち止まり、冷たい空気の中で大きく息を吐き出します。「また、明日が来る」吐息と共に漏れたのは、聖女としての使命感か、それとも次の日曜夜までの「渇き」への溜息か。ミリアは自分の中にまだ残っている、ガルドが注ぎ込んだ熱の余韻を確かめるように下腹部に力を込めました。聖堂の冷たい石畳を踏むとき、彼女は再び「リア」を殺し、無垢な「ミリア」へと戻らなければなりません。しかし、もう二度と洗い流せない背徳の悦びが、静かに、そして爛々と燃え続けていた。聖堂の最奥、聖女専用の静かな私室。重厚な扉を閉め、鍵をかけた瞬間、ミリアは壁に背中を預けてゆっくりとその場にしゃがみ込んだ。「はぁ……はぁ……っ」修道服に包まれた身体は、まだ熱を帯びたままだ。フェイスベールを取ると、プラチナブロンドの長い髪が肩に流れ落ち、青い瞳には疲労と淫靡な余韻が混じっていた。淫紋はもう、ほとんど目立たなくなっていた。薄い紫色の残光が、下腹の奥にぼんやりと浮かんでいる程度。就任直後に刻まれた淫魔の影響は、ようやく落ち着きを見せ始めていた。精液を十分に摂取したおかげで、強制的な発情は抑えられているようだった…しかし、身体は別のものを覚えていた。「ん……っ」ミリアは修道服の裾をそっと捲り上げた。アナルには、まだガルドが「忘れるなよ」と入れておいた小ぶりのプラグが、しっかりと埋まっている。歩くたびに、腸壁を優しく擦られる感触が消えない。(皆の前で……あんなに……)ステージでの光景が、頭の中で繰り返し蘇る。客たちの野次。自分のケツ穴を晒し、プラグを出し入れされながら喘いだ声。「ケツ穴です……リアのケツ穴は、ガルド様に調教されて……」自分で言わされたその言葉が、耳の奥にこびりついて離れない。ミリアは震える指でプラグの根元に触れた。軽く押すだけで、腸の奥がじゅん……と甘く疼く。「ぁ……っ」淫魔の呪いではない。これは ガルドに仕込まれた、身体の記憶だった。荒々しく、容赦なく、しかし確実に快楽を植え付けられたアナル開発の感触。プラグを出し入れされ、叩かれ、弄ばれながら何度もイカされた感覚が、淫紋とは別の場所に深く刻み込まれている。「どうして……忘れられないの……」彼女はベッドに横になり、修道服を乱したまま膝を抱えた。午前のミサの時間になれば侍女たちが迎えに来る。清楚で、穢れなく、慈悲深い聖女として。それなのに、「んふ……っ」無意識に腰が小さく動き、プラグを自ら軽く押し込んでしまう。アナルがひくひくと収縮し、甘い痺れが背筋を伝う。淫紋は薄いままだ。強制的な発情は来ていない。それでも、ミリアの身体はガルドの性技をはっきりと覚えていて、静寂の中で疼き続けていた。「……来週も……日曜の夜に……行かないと……」
...省略されました。