コンコンー…
「失礼します、ミリア様。ミサのお時間になりました」
ノックの音が響き侍女から声がかかる。
ミリアは小さく息を整えると背筋を伸ばして扉を開けた。
「分かりました。礼拝堂へ向かいましょう…、っ、…ン…ぁ」
「…?ミリア様?如何なされました?」
「い、いえ…少し立ちくらみがしただけです。気になさらないで」
「そうですか…ですが心配ですので後ほど栄養価の高い果物をお持ちしますね」
「…、ありがとう…」
背を伸ばすと必然的に肛門が締まりプラグを押し込んでしまう。
歩く度に先端が奥を擦り微弱な快楽を与えてくる…その疼きをミリアは必死で耐えながら礼拝堂へ向かって行った。
「…ふ、ぅ…っ…♡」
礼拝堂で祈りを捧げている間もアナルから湧き上がる快感に息を震わせてつい息が漏れる…
淫紋の発情は収まっているのにガルドから与えられた“証”がミリアの身体を縛り付け頭に浮かぶのは酒場での淫らな自分の姿。
身に受けた毒を浄化する為、やむを得ずにスラムで男漁りをし精液を得て淫紋が鎮まればそれで終わっていたはず。
しかしいつからか男達の慰み物になる自分に言いしれない喜びを感じるようになり、とうとうあの夜ガルドと出会ってしまった。
あの男は不浄の穴を快楽の壺に作り替え、たった一日でミリアの肉体の主導権を奪った。
そもそも淫紋は鎮まっているのだから今からでも契約を破棄して逃げればいい。それなのに男達に弄ばれ蔑まれた時の興奮が忘れられない。
聖女は神の敬虔な信徒であり身も心も捧げる相手は神でなければならないのに。
「今日もお祈りを申し上げますミリア様。神も貴女のような聖女を迎えられてお喜びになっていることでしょう」
「…え、ええ、規律を守り穢れなきよう精進して参ります」
神父の言葉に微笑んでそう答えるミリア。
見渡せば他の信徒も手を合わせ羨望の眼差しを向けている。
(ああ…この者たちがもし私のあのような姿を見たらどう思うのでしょう…きっと侮蔑の眼差しを向けられて罵りを受けることになるのでしょうね)
そんなことを想像してミリアは恐怖よりもゾクゾクとした興奮を覚えていた。
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