家族

あまりにもありえない話すぎて…

面白くない…

うーん。それから？

いやわからんぞ、事実は小説より奇なり、というから。昔は尊属殺人罪というのが刑法にあって、自分の尊属、つまり親を殺害した者は、普通の殺人より罪が重く、執行猶予は絶対つかなかった。この条文が憲法の平等の理念に反するとして、停止されたきっかけは、子供の頃から、実の父親に犯され続け、確か１７歳までに三人の子を出産させられた女性が、そんな状況ながら、恋人ができ、結婚も決まったところ、この鬼畜親父が妨害し、女性を監禁したので、思いあまり逆襲して殺してしまった事件だ。この鬼畜親父は自分の所行を隠さなかったから、この殺人には女性の恋人はもちろん、おじさんだか誰だか親族も加わり、恥曝し者の始末に参加していた。勿論、反抗後、皆で自首しており、被害者の鬼畜ぶりは世間の知るところで、同情はいわゆる加害者に集まり、普通なら情状酌量で執行猶予がつくケースだが、女性には尊属殺人罪が適用されてしまうため、憲法判断が求められたのです。長文失礼m(_ _)m

なお、この時期には、同様の境遇で、鬼畜親父に手を掛けた事件があと二つばかりあり、いづれも憲法判断に持ち込まれていたのが、尊属殺人罪の違憲判断、停止に向かった理由だと思われます。ここまで行かずとも世の中に鬼畜親はウジャウジャいるものと思われます。