会社を定年退職して雇用延長も終わり、66歳のじいさまである。 大昔から匂いフェチの私は、前から興味があったラブホテルの清掃のアルバイト につき、1年近くやっている。 今日は珍しく午後からやすみだった。 この仕事も簡単だと思っていたが、とんでもなかった。 最初は先輩の小うるさいおばちゃんの指導のもと見習いでやっていた。 一番腰が痛くなるのがお風呂掃除だ。 要領がわかり最近はひとりで作業をしている。 従業員控室で待機して、客がでたら、目をあわさないタイミングで 部屋に入り清掃する。 最近は部屋に自動精算機があるから入金が完了するとオートロックが解除 される。待機している部屋には複数のモニタ-がありカップルが部屋をでて エレベ-タに乗ったら、我々も部屋を出る。 カメラが複数設置され、どんなカップルかは鮮明にわかってしまう。 絶対に不倫・これはパパ活・お年寄りカップル・若い普通のカップルなど、 いろいろいる。 私はまず、チェックアウトしたカップルの女性の顔をモニタ-越しに しっかりみる。タイプの女か?否か? 部屋に入ると、客が残したその部屋独特に匂いがある。 たばこ臭い場合や香水の匂いがきつい部屋。ものすごい熱戦が繰り広げたが 部屋全体が、体育会系の部室のような汗臭い部屋もある。 まずは窓をあけて換気する。 シ-ツが掛布団まで及ぶ大洪水であったり大量のシミがある場合は フロントに応援を呼ぶ。 普通のエッチ染み、10センチくらいのシミは普通の対応。 好みの女性の場合はそのシミに鼻をつけて深呼吸。 大体、女性のシミは同じような匂いがするが、たまにオリモノの黄色いシミも 付着している。 ビリビリに破れたストッキング。大人のおもちゃ類。パンティなど様々。 後、忘れてはならないのはトイレの汚物入れ。 入っていない場合も多々あるが、若いカップルはお風呂の前に彼女が取り外し てトイレットペーパ-で丁寧に包んだおりものシート。 これがあった場合は、おみくじを開く流れで中身を確認。 自分の好みのヨーグルトチーズのような粘り気のあるやつだったら、そっと 自分の靴下の中に隠しお持ち帰り。 ビニ-ル手袋で部屋のごみ箱を掃除。 ティッシュでくるまったゴム。だいたい二個ある。2回戦が通常なのだろうか? ここの仕事は、土日祝日は、昼間も客の出入りが多いが、平日はじっぽりフリ-タイムと夜はデリヘル利用で一人チェックインする男性も多い。 デリヘルには全く興味がない。 1年間の統計的にみても、シーツを派手に大きな海にするのは30代から40代 半ばくらいのカップルが多い気がする。 意外に地味な中年カップルがかなり激しいと感じる。 様々な性癖のカップルが部屋で楽しむ。 これからも匂いを堪能したい。 何よりもその匂いの主が確認できるのが何より興奮する。