2025/06/30 17:39:34
(o7ULyyse)
その香水を選んだのは、たまたま。
直感で惹かれたの。
でも、つけてみて思った――あ、これ、ボクだって。
その香水の名前の意味は“禁断”
“禁断”って名前が、妙にしっくりきたの。
甘くて、深くて、少し背徳的で、でも惹きつける。
それはまるで、ボク自身みたいでしょ?
ボクの体には、可愛らしいショートパンツとタイツ。
だけどその奥には、誰よりも太くて、立派すぎる“それ”が隠れてる。
知らずに近づいてきた男たちは、いつも驚くの。
「可愛い子だと思ったら……うわ、でか……」って。
ふふ、びっくりさせちゃってごめんね。
でも、驚いた顔がちょっと好きだったりする。
怖がらないで、って思うけど、ちょっと怯えてくれるのも嫌いじゃないの。
ボクという存在が、誰かの常識を上書きしていく瞬間――なんか気持ちいいんだ。
昨日ね、名古屋の「トイボックス」っていう発展場で乱交イベントがあったの。
お昼から夕方まで。
ボクは見学目的で行ったんだけど、香水だけはちゃんとつけていったの。
だって、“ただの見学者”じゃいたくなかったから。
会場に入った瞬間、空気がもう甘かった。
湿度と体温と欲望が混ざったみたいな匂い。
パンツ一枚の男の人たちが、女装子たちのお尻をほぐしてる姿があちこちにあって、
まるで淫らな演劇の舞台裏みたいだった。
ボクはドリンクを片手に、静かにその空間にとけ込んだ。
自分がただの「見てる側」だって思いながらも、
この肌と、この香水と、この口と――すべてが、求められる準備をしてた。
約束していた純男の彼も、ちゃんと来てたよ。
だけど、ボクとのフェラ練習より先に、他の女装子さんとプレイしてて。
ボクは蚊帳の外に置かれて、ちょっとだけふてくされちゃった。
今日は“咥えたい日”だったのにな。
プレイルームが落ち着いてきた頃、彼がシャワーから戻ってきた。
ボクは声をかけて、そっと彼の手をとって、ベッドの下段へ。
少しだけ仕切られた、狭くて暗いその場所。
人目の届かないその空間は、まるで秘密のアジトだった。
彼がベッドに腰掛けた瞬間、ボクはすっと膝をついて、
パンツ越しにその形をなぞる。
固さも、熱も、息遣いも――全部、感じ取ってしまう。
香水の匂い、届いてたと思う。
ボクの顔が近づいたとき、彼がふっと息をのんだの。
「いい匂いする……なにこれ?」って。
嬉しかったな。
ボクという存在が、“香り”で彼の意識に食い込んだ瞬間だった。
唇で、最初は軽くキスするように。
そして、するりとパンツを下ろして、手でそっと包み込んだ。
彼のそこが、期待と興奮でピクピク震えてるのを見て、
ボクはもう、心の中で笑ってた。
――あ、ボクのこと、欲しくなってる。
咥え方は知ってる。でも今日はそれだけじゃ足りなかった。
手のひらをヌルヌルにして、唾液で全体を包んで、
唇で先端を何度も撫でて、舌で責めるようにして。
喘ぎ声がこぼれるたびに、ボクの奥の“メス”が反応して、もっともっとって思った。
彼が腰を浮かせて、ボクの喉奥に突き込んでくるようになって、
ボクはそれを受け入れながら――
「これで、あのとき放っておかれた分もチャラだよね?」って思った。
びくびくと脈打つ彼の熱を、全部咥えて、全部飲んだ。
何日も溜め込んでた欲が、一気にボクの中に溢れた。
ティッシュに出してって言われたけど、
ボクは喉を鳴らして、静かに全部飲み下した。
口の中を見せて、からっぽになったのを確かめさせて――
それから、ぺこりって小さくお礼を言ったの。
そのあとね、添い寝しながら、彼が感想をくれたの。
「すごい……上手い……ていうか、香水の匂い、ほんとエロすぎてヤバかった」って。
うん、嬉しかったよ。
フェラも、香りも、ボク自身も、
全部が彼を満たせたんだって思ったら、胸が熱くなった。
でもそれで終わりじゃなかったの。
彼の手が、ボクのショートパンツをスルリと下ろしたの。
あっという間にパンツもタイツも一緒に脱がされて、
彼の手が、ボクの“太すぎるちんちん”をぎゅって掴んできた。
「え、こっちのほうがでかいじゃん……」
そうつぶやいた彼の目は、完全に“獣”だった。
ベッドに寝かされて、ボクの足が開かれて、
「挿入の予行演習しよう?」って。
ボクのアナルに彼のが当たって、小突かれて……
それだけで心がじわじわ、トロけていった。
まだ本番はしてないけど、
“される側”になるって、こういう気持ちなんだって、
初めてちゃんと理解できた気がした。
最後は、彼の胸に抱かれながら、
ボクの太すぎるちんちんを彼がずっと触ってた。
「これ、ほんとヤバいわ……可愛くてエロいし、ちんちんでかいとか反則」って。
彼の中のタチとしてのプライドが、
ボクに“喰われて”いく音がした。
そういう存在でいたいの。
可愛いのに、ちょっとズルい。
女の子みたいに甘えてるのに、
その奥には“狂わせる武器”を隠してる。
香水の香りと、太すぎる禁忌をまとった、
誰より淫らで、誰より可愛い「ボク」でありたい。
ねぇ、次に香りをまとって誰かに近づくとき。
あなたも、ボクの匂いに気づいて、
知らないうちに興奮して――
咥えられて、飲まれて、気がついたら
“蚊帳の中”にいるのかもね?