2021/08/21 08:15:05
(RPzu3TRO)
車の中から◇◇◇が手を振っていました。
「●●●はだいじょうぶ?」
私が車に乗るとセカンドで膝を抱えた◇◇◇が娘の体を心配してくれました。本当にいい子なんです。
いつものコンビニでいつもの待ち合わせをして出発でした。
リクエストの飲み物を手渡すとキャップが固くて開かないと不満をブツブツ……
昨日は友達とAE◯Nでブラブラする予定だったこと、それを「パパが会いたいって言うから」キャンセルしたこと、ずっと切れ間なく話し続ける◇◇◇の顔が可愛くて時折笑顔で眺めながら車を走らせました。
ふ、と話を止めたので◇◇◇を見るといつもの小首を傾げて下から横目で私を見上げているんです。
「なあに?、どうした?」そう聞くと笑顔になって
「いま、こいつカワイーなーって思ってたでしょ」図星を言われて照れてしまいました。
「うん、思ってた、なんでんかった?」照れ隠しにそう返すと
「だってパパ、さっきから顔がニヤケてた」と言います。
「そっか、…でも最近の◇◇◇はマジで可愛くなったよな」誉めると満足そうに微笑んで
「ありがと」と素直に喜ぶのでした。
少し離れた町まで車を走らせてパスタ屋に入って昼食をとりました。二人ともマスクをしてるので知り合いに会っても大丈夫とは思ったけど用心のだめです。
店を出て◇◇◇の話を聞きながらドライブを楽しんでいると「きょうはどこでやるの?」と強烈な事を言われてしまいました。
これには思わず笑ってしまい「こら、小学生がヤルとかいうな」と言うと不満そうな顔を作って「じゃあさ、なんてゆーの?セックスするとか?」悪びれもなく追い討ちします。
「いや、ま…エッチ、とか?」口ごもる私の答えに高らかに笑うと「それ、おなじおなじっ!」可愛らしい声でゲラゲラと笑い転げる◇◇◇でした。
◇◇◇のアパートに向かっていることに気づくと
「わたしん家でヤル……、じゃねえか、エッチする気だな?」クスクスと笑います。
「いやか?」と聞くとまた膝を抱えて
「いーよ?、その方がいろいろあんしんだもんね」大人びた口調で答えました。
そして窓の外を眺めながら聞きます。
「きょうはどんなことすんの?」と、
さすがに「駅弁」とかは言えなくて「どんなって、……普通に」と答えるとまた仰け反って笑はじめると私の膝を叩きました。
「フツーに小学生女子とヤんじゃねぇわっ!」
長い髪を頭の後ろで束ねると肩の前に下げて
振ってみせて「わかる?シャンプー変えたんだ」私の鼻先にサラサラと当てるのです。
甘いその香りを誉めると「よかった~」と言って笑顔を見せるのでした。