2018/01/17 01:47:58
(bCHlZK8R)
ありがとうございます。m(_ _)m
では 続けさせて頂きます。
医者の アドバイスは 何を意味するのか
なんとなく やばい事なんだなぐらいにしか分からず
また 怖くて聞けなかったのが 本当です
でも かおるさんの強い気持ちは 説得して変わるものでは無い事は
わかりました。
『うん 産んで欲しい』と
気が効く言葉も掛けてあげる事も出来ず
抱き合って 泣く事しかできませんでした。
それからがまた 大変で
自分の両親 (妹と三人暮らし)に説得?報告が…
彼女がいる事も何も言ってなかった為
きぶんは かなりブルー
親に電話するねと言った時の
かおるさんはやはり 心配そうな顔でした。
かおるさんがお風呂に入ったのを確認して 電話…
母親は 子供が出来たから結婚したいに 対して
予想外の返事でした まぁ仕方ない 向こうの親は 大丈夫なの
みたいな 感じで あれ 怒らないんだなっと 拍子抜けでした。
ただ 何処の子なのとか いくつの子とか 問いただします
まぁ 今度の休みに 連れて行くからと 年齢の事は 言えなかった
かおるさんには まぁ なんとかなりそうだと 適当に誤魔化した
で 当日 両親と妹の待つ実家へ 玄関での母親のビックリした顔
多分 彼女だと思い出たら 娘の母親が来たと思ったと思う
応接間では 親父が………妙な顔で挨拶した
で お付き合いしてる かおるさんですと 紹介すると
母親は ??? 歳を聞くと
激怒 それはそれは 暴言 罵声 の失礼のオンパレード
ある程度 想定 覚悟は してきたが 酷かった
『こんな年増に 騙されて 子供が出来た?
冗談じゃない こんな馬鹿げた結婚なんて 認めない
子供は 堕ろしなさい』
『絶対 許さない 何考えてるの 貴方 いい加減にしなさい』と
かおるさんに 詰め寄る。
親父は 黙り込み 妹は 固まる 自分は 母親の剣幕に 助ける隙もなく
とにかく 子供を堕ろせ の一点
かおるさんは すみませんと謝りながら 泣く…
親父が 興奮状態の母親を別の部屋に連れて行くと
妹は かおるさんに ごめんなさいね と言うと 部屋を出た。
謝る前に かおるさんから
『ごめんなさい ごめんなさい でも堕ろしたくない…
私一人で産むから 』と
どーしていいのか 分からず 大丈夫 大丈夫 しか言えなかった
母親がまた部屋に戻り 子供は 必ず堕ろす事
手切れ金は 払うから 別れてくれと
たまらずに
『俺が決めた事だから 親がどーのこーの言う事じゃ無い』
すると 母親は これから先 苦労するのは目に見えてる
子供が可哀想 親戚の笑われ者になる 近所も歩けなくなる
そして 一番酷かったのが まともな子供は 生まれない
まぁ 普段から割と厳しかった母親だが ここまで酷い事を言うとは
かおるさん 『子供だけは産ませてください』と 土下座をする。
もう 無理だと思い 2人で話しがしたいから と
母親に部屋を出ていってもらう
かおるさんに 中絶と別れる事にしてほしい もう 説得は 無理だから 一旦 認めてくれ
駆け落ちしてでも かおるさんと子供は 俺が守るからと
頷く かおるさん
母親に 中絶と別れる事を 2人で約束して 家を出た
ひたすら 泣く かおるさんと ひたすら謝る 自分
何か言おうとしているが 言葉にならない 聞き取れない 嗚咽を繰り返し 落ち着かせたいので とりあえず 海に向かった
何も無い 海 2、3組のカップルが 肩を寄せて座るだけ
この海は かおるさんとよく来た 海
ボロボロになっている かおるさんには かける言葉も無く
自分の母親の吐いた言葉が かおるさんを酷く傷つけた事を
謝る事しか出来なかった。
かおるさんは 少し落ち着き
『予想は してたけど 覚悟はしてたけど…
子供を 堕ろせの言葉には 耐えられなかった』
『やっぱり 私のせいで 和君 の人生めちゃくちゃにしてしまう』
『私……… 』
嫌な予感がした かおるさんが何を言おうとしているのか予想ができた
かおるさんの言葉を遮るように
『バーカ これで 子供を 堕ろして
かおるさんと 別れたら それこそ
人生めちゃくちゃだっつうの
俺は なんも後悔しないし 親とかおるさん どっちが大切なのか
わからない俺でもないし………子供 に 会いたいから 俺
かおるさんも 俺が幸せになれるよう 覚悟してくれないかな』
かおるさんは
『覚悟なんて とっくにできてるわよ ただ そこまで 私の事
思ってくれているのか わからなかった 怖くて聞けなかったし』
『おまえの事だけじゃないよ 子供の事もな』
次の日 1人で母親に 来週2人で病院に行く
それが最後で 別れると 話をしに行った
母親は ホットしたようで 手切れ金を用意するからと
銀行に行った
その間 妹が 心配して 大丈夫なん? 彼女 ?
まぁ あれから お母さん 凄かったんだよと 職場に電話するとか
向こうの親に 話しをするだとか もう 本当に倒れないかが心配だったと
『にいちゃんの事 心配してるんだけなんだと わかってあげてよ』
『あー わかったよ 』でも 世間体ばかり気にしてる母親と一緒に暮らす事は無理だと 駆け落ちするから おまえだけにまた連絡するから 心配するなと話すと
『えっ 駆け落ち? お母さん倒れても知らないよ』と 困った妹
そこに 母親が帰って来た 100万 の手切れ金 20万の中絶費用
計 120万の封筒を渡し もう 別れたら 会わないって 約束だよと
『わかってるよ もう二度と会わないから 』