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2010/01/22 20:43:37 (BAA6Apfp)
年末から年始にかけて、居候との出会い、続編です

買い物に行こうと思ったが、ここは他県、思い浮かぶ商業施設もない

ナビに頼る事にした

俺の車には、コンシェルジュサービスが付いている

電話をするとオペレーターのお姉さんが「○○様ですね」と出る

彼女はこれを聞いて「何で分かるの?」と言ってしまた

お姉さんが「登録されたお車からのお電話は、こちらで認識させて頂いています」と答えた

「わ~!凄い~!」と大喜び

お姉さんが「本日はどの様なご用件でしょうか?」と聞くと「寒いから、温かい服を買いたいんだけど、場所が分からなくて、○○さんが電話したんだけど、教えて貰えるんですか?」と勝手に会話しだした

面白そうなので、彼女に任せてみた

お姉さん「こちらでお調べ致しますので、少々お時間頂けますか?」

彼女「はい!お願いします!」

お姉さん「防寒着で宜しいですか?予算等もお教え頂ければ詳しくお探し致しますが如何でしょう?」

彼女「防寒着って何ですか?コートは着てるので、ババシャツかタイツみたいのが欲しいんです。予算は安いやつ!」

お姉さん「ババシャツかタイツですね。予算は安い方がいい。これで宜しいですか?」

彼女「はい!お願いします!」

お姉さん「では、お調べしてご連絡させて頂きます。有り難うございました」

彼女「お願いします!」

彼女は、通話中ず~とお姉さんの声の聞こえる、ルームミラーに大声で話し掛けていた

笑いそうになるのを、必死に堪えてたので、通話が終わった途端、我慢の限界を越えて、大笑いしてしまった

お姉さんの復唱も可笑しいが、ババシャツも無いだろう

彼女は、笑ってる俺も気にせず、ルームミラーを見てお姉さんからの連絡を待っていた

さて、お姉さん、何処を案内してくれるのか?楽しみだ

お姉さんから連絡がきた

お姉さん「○○様お待たせ致しました。次の出口で降りられるルートでお調べ致しますと、該当するお店が3件ございました。画面に表示なさいますか?」

彼女「お願いします。わっ~!勝手に地図が出た~!この店知ってる~!この店にする!」

お姉さん「その店で宜しいですか?ルートの設定も致しましょうか?」

彼女「お願いします!」

お姉さん「ルートの設定をお送り致しました。他に何か、ご用は御座いますか?」

彼女「もう無いです。ありがとうございます」

お姉さん「では、お気を付けて、安全運転でお願い致します。本日は有り難うございました」

彼女は電話が終わった途端、「どうなってるの?車が喋ったり、地図が出たりしたよ。お姉さんは何処に居るの?何でこっちの事分かるの?」と言い出した

GPSや遠隔操作やBluetoothの説明が面倒なので、「凄いね~!」で済ませた

設定された店は、全国展開してる店で、彼女も普段から利用している様で、商品棚からお目当ての商品を直ぐに選んできた

車で着替えさすのも可哀想なので、レジを通してから、店員さんに頼んで試着室を使わせて貰った

車に戻るのも、温かくなったからか?スキップまでしていた

俺の分も買いたかったが、メタボ中年御用達の、4Lなんてサイズはないので、近くにあったホームセンターで、カイロを大量に買い込んだ

彼女に、カイロを背中に貼って貰ったので、ぽかぽかになった

初詣の準備は整ったが、まだ時間が早い

出先で時間潰しのネタも無いので、周辺をドライブする事にした

大して見るべき物も見当たらず、ただウロウロするのにも疲れてきた

当然、彼女も同じ気持ちだった様で、お決まりの「つまんない~!」が出た

昨夜の寝不足もあったので、「ラブホにいって休憩しようか?」と聞くと、「いいよ!」と快諾

しかし、この日は大晦日

IC近くのラブホは満室のオンパレード

クリスマスのラブホ難民の話しは聞いていたが、大晦日にも難民が出るとは、世の中、暇な人が多いんだな~なんて呑気に車を走らせていた

暫く走っていると、町外れに看板を発見した

看板の道順通りに進んで行くと、だんだん山道になってきた

二人で、「こんな所にあるのかな~?」を交互に言い合いなから道を進んで行った

林が少し拓けた所に、目的のラブホ発見、幸い満室のランプも点いていない

少し古びた建物だったが、派手さがない分、好感が持てた

選択の余地も無いので、入る事にした

会った日には、避けたラブホも、感覚が麻痺してきたのか?旅の恥感覚なのか?気にならなかった

中に入ると、お決まりのパネル選び、彼女に「好きな所選んでいいよ」て言ってみたが、選択肢は3部屋

他の客が入って来ないかと、キョロキョロしていると、「ここにする!」と彼女が嬉しそうだ

パネルから出てきた、部屋番号の書いてある紙を取って、エレベーターに乗ると、いきなり彼女が抱き付いてきてキス

「ず~と車だったから、したかったんだ!」と小悪魔スマイル復活

部屋に入って驚いた!

照明がまっ赤の、SM部屋だった

なんでこの部屋にしたのか?と尋ねると、「面白そうだったから!」なんだそうだ

彼女は、ベッドに飛び乗ってみたり、怪しげなオブジェを触ってみたり、拘束具を着けてみたり「面白い~!」と上機嫌で部屋中を回っている

一方、俺はお決まりの風呂の湯張り、料金表のチェック、マッサージ機のチェックをしていた

拘束椅子が、風呂の洗い場横に置いてあるのには少し驚いたが、汚れてもいい様にしているんだなと、妄想しながらチェックをしておいた

楽しそうにはしゃいでいる彼女を捕まえて「お風呂入るよ」と言うと「はい」とやけに素直

ソファーの所で、脱ぎだした

何回も見てるのだが、彼女の体はキレイだ

中肉中背、大きな胸にくびれた腰、よく引き締まった尻と太股、長い足に締まった足首

どこも弛んだ所がない

一緒に裸になる事が、恥ずかしくなってしまう

ベッドに腰掛け、無言で眺めていると、彼女が気が付き「目がエロエロになってるよ!」とからかってきたが、真剣に見てたので、真顔で「おいで」と言い、近付いてきた彼女を強く抱きしめた

彼女が「変だよ!」と言ったので、我に返った

確かに(変)だった、偶然飛び込んできた彼女を、今は離したく無くなっている

美人だから?スタイルがいいから?周りの男に羨ましがられるから?違う!

確かにそれもあるが、一番は、(頼られてる)からだと感じていた

寒空の下で、孤独と不安を感じていた彼女に会って、助けた

今、彼女に世界中で一番信頼され頼られてるという自負が心地よい!

必要とされる歓びを、離したくないんだ

きっと彼女は、離れていく、その時までは…

「寒いよ!」と言われて急いで一緒に風呂に入った

何回入ったかな?ホントに二人は風呂好きだ

相変わらずのルーティーンをこなし、イチャイチャしていたら、やっぱり彼女も、拘束椅子が気になるらしい

「座ってみてもいい?」と聞くので「どうぞ」と言って、湯船から眺めていた

周りを見た後、椅子を叩きだした

「座っても大丈夫かな~?」と言って、返事も待たずに座りだす

少しだけ椅子に座って、「冷たっ!」と言って立ち上がる

洗面器にお湯を汲んで、「これかけたら、平気だよ」と言って渡してやった

足元を気にしながら、ヨロヨロとお湯を溢しながら、戻っていった

座った状態で、こちらにピースサイン

なんのこっちゃ?と思いながら「足は開いて台に乗せて、両手は後ろの木に万歳の格好で付けるんだよ」と言うと、恥ずかしがりながらも試している

万歳はするが、流石に股を開いて足は乗せれないみたいで、片足を乗せては、手で股間を隠している

股の間に、頭を挟んで舐められていた相手に、全裸状態で恥ずかしがるのが、面白い

少しのぼせてきたので、近くに行ってみる

「ベルト着けてあげるね」と言って、まずは手を万歳させた

手首にベルトを巻いていると「外してって言ったら、絶対外してね!」と言うので、笑いながら「ハイ・ハイ」と返事すると、「絶対だからね、絶対!」と念を押してきた

両手を拘束してから、前に回った

彼女の前で、跪いて足を持つと、「絶対!嫌だって言ったら外してね!」と言っていたが、敢えて返事しなかったら「ダメ~!約束して~!」と足をバタバタさせて掴ませない

「分かったから、ジッとして」と言って、止まった足を掴んで拘束した

両足を拘束して、顔を上げると、目の前に股間があり、縛られた状態で、何とか隠そうと足を動かせて「見ないで~!」と言ってる
彼女が居た

立ち上がり、キスをすると、応えてくる

恥ずかしさを堪えている彼女を見ると、自然に顔がほころび、「悪いこと考えてるでしょ?」と彼女に言われた


つづく
171
2010/01/21 20:06:41 (d82AC339)
年末から年始にかけて、居候との出会い、続編です

暫く二人とも無言で抱き合って寝ていた

胸に顔を埋めた彼女が、鼻をすすり出した

泣かせた様だ

天真爛漫の文字を、人間にすると、彼女に成るんではないか?と思わせる位、泣き顔の似合わない女の子を、泣かせた

抱かれない事が、理由の筈はない

頭を撫でながら「どうして泣くの?」と聞いてみた

すすり泣きだったのが、聞いたとたんに、本気泣きになって、声を出そうとしても呼吸が合わないのか?、言葉にならない

取りあえず、落ち着かせ様と頭を撫でながら、髪にキスを繰り返した

大分落ち着いてきたみたいなので、「もう大丈夫?どうした?」と聞いた

すると彼女が「私の事、嫌いにならないで!なんでもするから、言う事も絶対聞くから、嫌いにだけはならないで!」と泣きながら、嗚咽しなから言ってきた

「嫌いになんかなってないよ。キミはいつもいい子だから大丈夫。心配しなくていいんだよ」と言って頭を撫でてやった

落ち着いた彼女が言うには、Hを途中で止めたのは、自分を嫌いになったからだと思った

1人でコンビニに居る時に、不安で不安で仕方ない時に会って、ず~と優しくされ、今までされた事が無い位、大事に扱って貰って、嬉しくてたまらなかったのに、急に避けられて、嫌われたと思った

また、家を出されたら、コンビニの時に戻ると思うと、怖くて不安でたまらなくなって泣いたそうだ

考えてみれば、賢い子だと言っても18才の女の子なんだよな

言う事も、やってる事も、大人と同じでも、まだまだ自分の感情をコントロールしたり、伝えるのは難しいんだな

冷静に戻った彼女に、約束をした

母親が旅行から帰ってくる3日までは、責任を持って面倒は見る

何があっても、出て行けなんて言わない

今まで通り仲良く過ごす

3つの内、2つは彼女が付け足した

約束をすると安心したのか?すぐに腕の中で、寝息をたてて寝てしまった

時計を見ると、6時前だった

泣いた子をなだめるのに、こんなに時間が掛かるのが分かっていれば、自分の信条なんて捨てて、抱いておけば良かったと反省

この状態で、直ぐに寝れる神経であれば、今後、胃潰瘍やストレス等に苦しめられる事はないだろう

寝れない…

熟睡しているのを見計らって、そっと腕を外し、枕を頭の下に入れて、ベッドを出た

リビングは、冷蔵庫の様に寒かった

エアコンを点け、テレビを点け、寒さ凌ぎにウイスキーをストレートで一気に一杯飲んだ

途中迄見ていた、映画の続きを見ていたら、部屋が暖かくなってきて、ウイスキーの効果も手伝って、そのままソファーで寝てしまった

起こされたのは、昼過ぎだった

何処からか毛布を出してきて、掛けてくれていたので、風邪もひかず、熟睡出来た

しかし、起こし方がヒドイ!

ベランダ側の、大きな窓を全開にし、折角掛けてくれた毛布の足元を、パタパタしている

パジャマ代わりのスウェットに、素足の足元をだ

寒さを感じ、足元を見ると、満面の笑で、小悪魔がパタパタしていた

「何してるの?」と、まだ起きて無い頭で聞くと、「おはよ!お昼ですよ!」と言うではないか

俺が聞きたいのは、(こんなに室温下げて、気持ち良く寝てる相手に【何をさらしとんじゃ~~!!!】)って事なんですけど?

なんて言える筈も無く

「おはよ。起きるから、パタパタ止めて」とお願いした

すると、不敵な笑みを浮かべながら、「起きるんだから、毛布はいらないね~!」と一気に毛布を剥ぎ取られてしまった

ソファーの上で、メタボ中年が、丸くなって、小鹿の様に震えてるのを見て、彼女は「ご飯、用意出来たよ!」とだけ言った

余りの寒さと、驚きで、飛び上がって寝室に逃げ込み、着替えをして、身支度を整え、リビングに戻ると、窓も閉めて、暖かいいつもの風景があった

「冷めるから、早く食べよ」と笑顔の彼女が鬼に見えた

食事をしながら彼女が言うには、目が覚めたら、俺が居なくて、心配して探したらソファーで寝てた

何度か起こしたが、一向に起きないから、風邪をひかない様に毛布を掛けた

食事の用意をして、起こしたが、一向に起きる気配も無いから、実力行使にでたというものだった

ものには限度がある事を、彼女に教えなくては…

昨夜、あれだけ泣いてた子は、どこに行ってしまったのだろう?

また、女が分からなくなった…

今日は大晦日、食事も終わり、何をしようか?と考えていた

普通なら、大掃除とか、餅つきとかになるんだろうが、1人暮らしの、ほとんど家に居る事がない部屋は、散らかる事も、汚れる事も無く、今さら大掃除する所も無い

彼女も、その点は誉めてくれた

綺麗好きでは無いが、余分な物が無いので、散らからないだけである

出かけるにも、昨日の件で懲りてるし、きっと、部屋で、ゆっくり映画なんて見させてくれないし

こうなったら、焼けクソで、初詣に遠い神社に行こう!今から出て、向こうで新年を迎えれば、時間も潰せるし、初詣も済ませるし、一石二鳥だ

カウントダウンドライブ計画を彼女に話すと、大乗り気

どうせ行くならと、有名な神社に行く事にする

片道4時間の計画だ

決まれば、行動は早い、彼女も用意万端、後は見つからない様に、車に乗るだけだ

自宅の扉を開けて、左右確認、エレベーターまでは人は居ない、一気にエレベーターまで走って乗る

一階のエントランスが鬼門だ、おばさん連中の、井戸端会議が無いことを祈る

エレベーターが一階に着いて扉が開くと、ダメだ!

イベント好きの住人が、エントランスで、餅つきをしている

冷静に考えれば、回覧板で餅つきの事が書いてあって、会費の千円も徴収されたんだった

エレベーターから出ると、世話好きの、同じ階の奥さんが話掛けてきた、「あら!お出掛けですか?今、出来たところだから、どうぞ!」

このおばさんは、世話好きの話好き、ミセススピーカーの様な人だ

終わった…

言い訳を考えながら、後ろに居る筈の彼女を見ると、居ない!

辺りを探すと、平然と歩いて、エントランスを出る所だった

おばさんに餅を渡されて車に行くと、車の陰から彼女が出てきた

「早く行こ!」とドアを持ってる

何も言わず、後部座席に寝転び、身を隠している

駐車場から出た所がエントランスで、住人だらけの中を脱出成功!

また、彼女の気転に助けられた

手を繋いで出てくれば、バレるだろうが、不特定多数の人間が出入りするマンションのエレベーターで、他人と乗り合わすのは、日常茶飯事

住人も、知らない人には声を掛けない

車も、助手席に座れば、外から見えるが、後部座席に寝転べば、外からは簡単には見えない

完璧だ!

この子は、どこかの国のスパイかも知れない!?

少し走った所で、「前に座りたい~!」と甘えた声で言ってくる

車を停めると、後部座席から、助手席に移ろうと、ミニスカートにも関わらず、大股を開いて尻餅をついて「手伝って~!」と言っている

どっちが本当の彼女なんだろう?

今度、後ろから石でも投げてみようか?と真剣に考えていた

自宅から、東に向かって高速に乗る

ETCも彼女は初体験だった様で、「ぶつかる~!」と大声を出されて、本当に料金所に、当たりそうになった

帰省ラッシュもピークを過ぎていた様で、順調に流れていた

急に「運転上手だよね。彼の車に乗ったら、いつも車酔いするから、あんまりドライブ好きじゃないけど、昨日も平気だったし、今日も楽しいもん」と笑顔で話し出す

「多分、車が良いからだよ」と謙遜して言うと「そうなんだ!彼の車ボロいからね」と納得してしまった

クソ~!謙遜なんかするもんじゃないと心に誓った

そのまま順調に進んでいたが、このままでは、余りにも早く着きそうだったので、降りる手前の大きなSAに寄る事にした

車から出ると、大晦日の風は流石に寒い

温かい格好をしてきたつもりだが、風があるので余計に寒く感じる

隣を見ると、彼女はミニスカートで生足!

見てるこっちが、震えてきそうだ

「寒い!寒い!」と言いながらも、足踏みして笑顔

おしゃれは、やせ我慢!と言うが、俺には無理!

トイレに行って、軽食コーナーでコーヒーを飲んで彼女を待っていた

トイレの方から、彼女が足踏みしながら入ってきた

隣の若者グループの1人が、彼女を見つけて、仲間に「可愛い子が居るぞ!」と言っている

隣でザワザワ相談してる様だ

彼女は、俺を見つけて、笑顔で手を振りながら、こっちに向かってくる

勘違いした隣の若者が、手を振り返してる

当然、彼女は俺の横に座って、腕を組んで「寒い~!」と言いながら、飲んでいたコーヒーを奪い取って飲み始める

隣の若者の(チェッ!)と言う顔と(エッ!マジ!)と言う顔が忘れられない

勝ち誇った気分で席を立ち、(若者よ、男は運が大切なんだぞ!)と背中でアピールしながら出て行った

車に戻って、この格好では、夜はもたないんじゃないか?と話し合った結果、服を追加で買いに行く事にした

つづく

172
2010/01/20 19:50:56 (V7lY.l5H)
年末から年始にかけて、居候との出会い、続編です

「言って~!」対キスの攻防にも疲れたので、「一回だけだよ」と念を押して、目を見ながら「すきだよ」と言った

彼女は「私も大好き~!」と言って抱き付いてきた

嬉しいのと同じ位の後悔をした

いつまでも、裸にしておく訳にもいかないので、パジャマを着させた

ニコニコ顔の彼女を見ていると癒される

夕飯を食べてない事に彼女が気付き、作ってくれる事になった

メニューは、白菜たっぷりクリームシチューなんだそうだ

キッチンに立ってる姿も、いい感じ

手際よく材料を刻む音や、彼女の鼻歌を聞いていると、幸せってこんな事を言うんだろうな~と考えてた

確かに、結婚当初はこんな感じだった気がする

それが、月日が経つとお互いを思いやれなくなり、一緒に生活するのが苦痛になった

きっかけは何だったんだろう?

思いだせない、きっと些細な事だったと、今なら思うんだろうな

手際よく食卓に列べられていく料理を見ながら、考えていた

離婚を後悔してる訳ではない、元嫁とも連絡をとったり、一緒に食事に行ったりと、離婚直前よりは仲良くやっている

元嫁の彼氏にも会った

二人は、今年結婚するそうだ

信頼出来るパートナーを見付けてくれた事を、心から祝福した

「食べよ!」と声がして、我に返る

こんなに誰が食べるんだ!と言いたくなる位の量が、並べられていた

「どう?美味しい?」と一口食べる毎に聞いてくる

初めは、その都度「美味しいよ」と答えていたが、いい加減邪魔臭くなって「本当に美味しいから、ゆっくり食べさせて」と言うと「つまんない!」と膨れっ面になってしまった

本当に(メンドクサイ!)

女って生き物は…

食べ終わる頃には機嫌も直って、片付けを手伝ってあげていると、食器を手で洗い出した

食洗機がある事を教えると、「便利~!この部屋ロボットが一杯あるね、ここに住みたい~!」と喜んでるが、ロボットってと突っ込みを入れると、また(メンドクサイ)事になりそうなので、やめておいた

人は、学習する生き物である

食欲が満たされると、眠くなってきた

彼女も同じ意見だったので、寝ることにした

寝室に入ると、寒い

リビングが暖かかったので、余計に寒く感じる

エアコンを掛けて、リビングに避難したが、ただ待つのもと思い、風呂にも入る事にした

2人とも風呂好きなので、今日、2回目の風呂でも苦ではなかった

風呂では、恒例になった介護を受け、十分温まって出た

部屋も、充分温まっていたので、裸のまま布団に入った

彼女は、腕枕が好きになったそうだ

抱き寄せてキスをしていると「今日は、お預けばっかりだったね」と言って胸に顔を埋めてきた

頭を撫でながら、髪の毛にもキスをしてあげる

仰向けにして、ゆっくり愛撫を始めた

手のひらで頬を包み込み、耳たぶで遊び、首筋をなぞる

期待からか?彼女の体は、既に左右に揺れだす

胸には行かずに、腕をまわって手のひらを合わせ、指を絡ませる

暗闇の中で、彼女の息遣いだけに集中して反応を楽しむ

絡めた指を離して、腰の辺りから太股へと降りていく、くびれた腰で指を止め、一気に抱き寄せ、向かい合い、キスをしてあげる

指は背中にまわり、うなじからゆっくり下へと下ろし、腰の辺りで円を描くと、彼女の息が、荒くなってくる

強く抱き寄せ、キスをしながら、尻を揉みしだく

吐息混じりに、声が聞こえる

再び仰向けにして、胸の上に手を置くと、早くなった心臓の鼓動を感じる

手のひらでは収まり切らない胸を、持ち上げる様に揉んで、乳首に指が当たると、小さく「あっ!」と声が出る

左右均等に揉んでいると、彼女が手を掴んで、下に下ろそうとする

耳元で「まだだよ」と言って手を胸に戻す

彼女が焦れてきてるのが分かったので、乳首に刺激を集中して揉んでやった

声は、喘ぎ声に変わり、腰を左右に振りだした

胸から手を離し、溝落ちからへそを指先でなぞり、恥骨の上の陰毛の生え際辺りで折り返す

焦れて、腰を上下左右に振って催促を始める

もっと焦らす為に、抱き寄せディープキスを楽しむ

手は尻を揉み、広げ、抱き寄せる

再び仰向けにして、恥骨の上を円を描く様に遊んでいると、手を掴んで股間に持っていかれた

「イジワル!」と言われたので、「何が?」と答えると「も~!」と可愛く言われた

これ以上焦らすのも可哀想なので、内太股から少しずつ近づき、足を広げた

開いた足を自分の股間に挟み、勃起した物を足に押し付けながら、股間に手を当てた

十二分に焦らされたそこは、シーツに染みが出来る程濡れていた

指に愛液を絡ませながら、「我慢してたんだね」と囁くと「うん」と可愛く答える

愛おしく感じたので、強く抱き寄せた

膣の周りを撫でながら、キスをしてあげる

喘ぎ声は、更に大きくなり「気持ちいい~!」と言い出した

クリに指先を当て、少し刺激をしただけで、全身を硬直さし足を伸ばして「イク~!」と逝ってしまった

息は荒く、お腹をピクピクさせてるので、抱き寄せて休憩させてあげる

腕枕をしながら、「可愛かったよ」と言うと、「気持ちいい~」と言って胸に顔を埋めてきた

この子の反応は、素直で演技がない

抱き寄せていると、半勃起を手で掴んできた

顔を上げて、イタズラをする前の子供の様な笑顔で見ている

「大っきくしてあげるね」と言って、シゴキ始めた

向かい合わせでは、シゴキ難いと仰向けにされる

そんな事しなくても、キスをすればMAX状態になるのだか、一生懸命に奉仕しようとする姿が愛らしく、したい様にさせてみた

小さな手で不器用に扱う、その不器用さが、妙に心地良い

「気持ちいい?」と何度も聞いてくる

「気持ちいいよ」と答えていたが、どうも手が疲れると聞いてくるみたいだ

止めるきっかけを探してるのかな?

「ありがとう、気持ち良かったよ」と抱き寄せてキスをしてあげた

彼女に覆い被さり、頭の先から足の先までキスを繰り返す

初めは「くすぐったいよ~」と笑いながら身をよじって、逃げようとしていたが、つま先から内太股へ折り返す頃には、息が荒くなっていた

股間を通り過ぎ、期待をはぐらかせて、両手で胸を揉みながら、乳首を舌で転がす様に舐めていく

気持ちいいのか?俺の頭を両手で掴み、胸に押し付け様とする

強く吸うと、声を出し、舌で転がすと身をよじる

ホントに楽しい

乳首を甘噛してみたが、「痛いっ!」と強烈に拒否された

出産経験者には喜ばれるテクニックなんだけどな~とは言えず、撤退

徐々に下にキスをしながら降りていき、股間の手前で、陰毛を指に絡めて遊んでいると「恥ずかしい~」と股を広げて言ってるのが、滑稽に思える

体を股の間にまで下げ、両手で膝の裏側を高く持ち上げM字にさせ、顔を近付ける

手で股間を隠そうとするので、「舐めれないよ。いいの?」と聞くと、手を引っ込めた

暫く眺めたり、息を吹き掛けたりしてると、「イジワル~」と言うので、「どうして欲しい?」と聞くと、「気持ちよくして~」と答えた

あまり遊んでいると、機嫌が悪くなりそうなので、ゆっくり円を描く様に、内太股から中心に向けて舐めていった

膣の近くまで来ると、両手で頭を掴んで、押し付ける様にし、体を左右に振りながら、クリへの刺激を催促してきた

全体を舐めている時から、逝きそうな感じがしてたので、一気にクリを吸い上げて、舌先で転がしていると、頭を持った手に力が入り太股を閉じて、頭を挟まれてしまった

挟まれたままで、クリに吸い付き続けると、急に上体を(くの字)に曲げて、逝ってしまった

力の抜けた太股を押し開いて、顔を上げると、髪の毛を振り乱した後の彼女が、息も絶え絶えに、横たわっていた

体勢を戻して、長い髪を手でとかしながら、腕枕をしてあげた

全身で呼吸をしてる彼女を腕に抱きながら、頭を撫で髪にキスをした

「死ぬかと思った~」と言うので、「人間はそう簡単には死なないよ。死にたいと思ってもなかなかしねないからね」と答えた

会社でも「死ぬ気で頑張ります!」とか言うヤツに限って、大した事無いヤツが多い

(死ぬ)って言葉を、軽々しく使う事に、昔から抵抗感が強かったので、こんな状況でもいい気がしなかった

彼女の頭を撫でながら、今日はこれで止めようと考えていた

息が収まり、平静を取り戻した彼女が、顔を上げてキスをしてきた

「大丈夫?」と聞くと「うんっ!」と楽しそうに答える

抱き締めてキスをして、「寝よう」と言うと、えっ?って顔をして「まだしてないよ」と心配そうな声で聞くので「お楽しみは、後になる程、倍増するからね。疲れただろ?寝よ」と明るく言ったつもりだったが「何か怒ってるの?謝るから言って」と聞いてくる

確かに、彼女にしてみれば青天の霹靂の様なもんだろう、絶頂を迎えて気分がハイになってるのに、突然の中止、理由が分からないから、尚更不安なんだろう

しかし、理由を言った所で理解し難い内容だと思うので、言わない事にした

「怒ってなんか、ないよ。また明日楽しも!」と言うと、納得いかない顔をしなからも「分かった」と言ってくれた


つづく

173
2010/01/19 20:52:07 (gd1ZXl44)
年末から年始にかけて、居候との出会い、続編です

誰の目にもとまらずに、車には乗れたが、行き先も決めてないので、西とだけ決めてスタート

今日は晦日、車の量は多くなく走り易い

隣では、何処に行くのか?尋ねる事もなく、上機嫌の彼女が居る

寒いので、温泉を目指す事にした

2時間程で、一度訪れた事のある温泉街に到着

ここを選んだ理由は、日帰り利用の、貸し切り露天風呂があるからだ

利用時間も、1時間半と長く、長風呂好きには好都合な所だ

幸運な事に、予約していないにも関わらず、キャンセルがあったからと入れる事になった

何も用意してきてないので、売店でタオル等を買って二人で向かった

受付の若い女性従業員に、白い目で見られた気がした、気付かない振りをしたが、内心はドキドキもんだった

関係を聞かれたら、何て言えば納得して貰えるのか?父娘?恋人?友人?親戚?他人?どれも混浴露天風呂に入る歳の差がある2人には、ツッコミ処満載な気がする

(沈黙は金)昔の人は上手く言ったもんで、こちらから言わなければ、聞いてもこない

何食わぬ顔で、入って行った

彼女は、日帰り利用の温泉がある事も、当然入った事もないので、受付してる隣で、キョロキョロ・ウキウキ・ワクワクと落ち着きなく、「お前は子犬か~?!」と言いたくなる位、挙動不審人物と化していた

無事?脱衣室に着いたが、相変わらす好奇心と探検心満開な彼女を残し、服を脱いで先に入った

日中でも山の温泉地なので気温は低く、身震いしながら湯船に浸かった

湯加減は最高で、冬枯れした山の景色を見ながら、旅愁に浸っていると、「寒っ!」と賑やかに彼女が出てきた

飛び込む様に湯船に入り、抱き付いて来たので、ゆっくりキスをした

2人共長風呂好きなので、外にも出ず、ず~と抱き合いながらキスをして楽しんだ

イタズラ心から、胸や股間に手をやると、ここで?という顔をしながら、股間を掴まれ反撃された

抱き合ってる時点で、勃起していたのだが、掴まれてシゴかれると、MAXになってしまった

無言でイチャイチャしていたが、彼女の息が荒くなりだし、小さな声で「入れて」と言い出した

入れたいのは山々だが、ここは公衆の露天風呂、貸し切りと言っても外だから、声でも聞かれて注意されるのも嫌なので「後で、部屋に帰ってからね」と言うと「ケチ」って言われた

世間体を気にする小市民だが、ケチなんて言われた事はない!と、思ったが所詮小市民なので笑って聞き流した

時間も限られてるので、体を寒風摩擦の様に洗い合い、露天風呂を後にした

宿を出る時に、鍵を受付に返すのだが、受付には違う同年代の男性に変わっていて、2人を見てにこやかに「またいらしてください」と満面の笑顔で言われた

きっと彼になら、俺の気持ちを理解してくれる筈だとの意味も込めて「ありがとう」と、笑顔を返しておいた

少し遅くなったが、昼食を食べようと、温泉街をウロウロしていると、当然の様に彼女は腕を組んでくる

悪い気はしないのだが、小市民の心はドキドキもの

お土産屋のおばさんに、「仲の良い父娘だね」なんて言われて、否定するのも変だと思い「はい」と答えてる俺

彼女は、「父娘だって!」と相変わらす小悪魔スマイル

やっぱり、日中に2人で出掛けた事を後悔した

食事も済み、車に戻っていると、彼女が側から居なくなってるのに気付き、探していると、小型犬を連れたお婆さんと仲良く話をしている

どうも、彼女は犬好きの様だ

近づかずに遠目で眺めていると、こちらを指差し二人で笑っている

戻ってきた彼女に「何話してたの?」と聞くと、「あの人、私の彼氏ってお婆ちゃんに紹介したら、『あじゃま~』って驚いてたから笑ってたの。お婆ちゃんに『お幸せに』っていわれたよ」と嬉しそうに話してはくれたが、自宅の近所では、言わないでくれよと願った

この子は、今の状況をどう思ってるのだろう?

見ず知らずのおやじに抱かれ、世話をし、遊ぶ

俺ならイヤだな

いい事を言っても、所詮、弱味に付け込んでるスケベおやじだから

温泉地から自宅に向かう車の中で、気持ち良さそうに寝ている彼女の寝顔を見ながら、大人の葛藤をしていた

このままでいいのか?後、4日もある、きっと近所の人に見つかり、噂になる、彼女の家は隣町、母親の耳にも入りかねない、会社に知らされたら?etc…

考えながら運転してたら、二時間の道中も、あっという間に過ぎた

自宅の近く迄帰ってきたが、まだ暗くなって間がないので、用心のために時間を潰さなくてはいけない

夜の港に、夜景を見に行く事にした

港に付いても、まだ彼女は起きない

車から出て、煙草を吸いながら夜景を見ていたら、「きれい~!」と彼女が起きて車から出てきた

「おはよ」って言って、抱きしめてキス

暫く二人で夜景を見ていたが、「寒いから車に戻ろ」と彼女が言い出し、我慢大会なら勝ちだなと思いながら車に戻った

車の中で、帰りに考えていた疑問を、彼女に聞いてみた

俺「会った事もない、俺みたいなおじさんと一緒にいて楽しい?」

彼女「楽しいよ。知らない所にも連れってくれたし、一杯いろんな物買ってくれたし、いつも優しくしてくれるもん」

俺「只の、キミの弱味に付け込んでるスケベおやじだよ」

彼女「じゃ、スケベおやじ大好き!」と言って、助手席から抱き付いてきた

言いたかった事は違うんだけどな~とは思ったが、彼女に理解出来る様に、説明する自信も無かったので諦めた

時間も大分潰せたので、自宅に向かう事にする

港から自宅まで、俺の左手は彼女の物になっていた

街を歩いてるバカップルを見て、世も末だな~なんて言っていたが、これからは、自粛しないといけない

自宅に着いて、周りを見渡し、人の気配が無い事を確認してから、ダッシュで部屋まで入った

彼女が「何か悪い事してるみたい~」と言っていたが、十分反社会的な事をしてる自覚の無い子に説明するのはやめた

倫理って?道徳って?何?と聞かれて説明出来ます?俺は無理

だって、理解して自分の物にしてたら、今の自分の行動はしないから

自宅に帰っても、する事がない

だから車で出掛けたんだから

テレビを見ながらソファーでイチャイチャ

しかし、彼女は楽しそうに満面の笑顔

やってる番組も特番でつまらない

DVDを大人買いしたのを思いだし、見る事にした

見たかった映画ばかりをチョイスしていたので、真剣に見ていたら、隣で「つまんない~」と彼女が言い出し、俺にチョッカイを出しだした

まったく!この子は、子犬か?子猫か?と思う位、ソファーの上や、俺の膝の上で転げ回ってる

気が散って仕方ないので、見るのをやめた

寝るにもまだ早いので、彼女に「何したい?」と聞くと、「おじさんのしたいこと」と小悪魔スマイル

完璧に遊ばれてるなと自覚した

相手がその気なら、やってやる!と変な闘争心に火が着いた

ソファーの上で寝かし、ディープキスをしながら、一枚、一枚ゆっくりと脱がしていく

下着姿になった所で、キスをやめ、「立ってごらん」と言って立たせた

モジモジしながら「恥ずかしいよ~」と言ってる彼女に「ちゃんと真っ直ぐに立って、買った下着を見せてごらん」と意地悪を言う

真っ直ぐ立ったところで、「くるっと回ってごらん」とさらに指示する

恥ずかしがりながらも、指示に従う

「じゃ、ブラだけ取ってごらん」と言うと、渋々取るが、片手で胸を隠そうとするので「隠したら見えないよ、手を除けてごらん」と更に指示

上半身裸のパンツだけの女子高生の出来上がり

何も言わず、見つめていると、「もういい?恥ずかしいよ」と言ってくる

「もう少し、綺麗な裸を見せて」と言うと、恥ずかしそうに目線を外し耐えているのがわかった

寒さからではなく、真っ白い肌が、赤みを帯びてピンク色に染まっていくのを、ただ見ている

本心から「きれいだ」と呟いた

泣きそうな顔になってるのに気付き、「おいで」と言って膝の上に座らせた

強く抱きしめながらキスをしていると「イジワル」と小声で抗議してきた

更に強く抱きしめて「好きだよ」と言ってしまった

なぜ言ったのか?言ってしまったのか?

帰りの車で考えている時に、自分で気づいていた

この子の事を好きだという気持ち

でも、歳が違い過ぎる、環境も違い過ぎる、彼女には明るい将来がある、だから言わないでおこうと決めてたのに…

実に軽率な一言だった

すっと顔を上げて「ホントに?もう一回言って!」とさっきまでの泣き顔から一転、満面の小悪魔?スマイルで見てくる

彼女には、どう見えたのかな?

思いを告げて、ホッとしてる顔だったんだろうか?

それとも、シマッタッ!と後悔してる顔だったんだろうか?

「嫌だ!もう言わない!」と言ってキスをした

いつもは、キスをしたら目を閉じる彼女が、目を閉じずに、キスをしてるにも関わらず「言って~!」と言ってるので、黙らすためにキスを続けた


つづく

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2010/01/19 00:26:55 (gd1ZXl44)
年末から年始にかけて、居候との出会い、続編です

一緒に風呂に入ると、湯船に向かい合わせに入り、「おじさん、キス好きだから、こっちの方がいいでしょ?」と可愛い事を言ってくれるので、既にMAX勃起

膝の上に跨いで座るので、抱き締めながらキスをしていると、丁度彼女の股間に当たる

入れたい欲求にも襲われたが、なんとか我慢した

シャワーの時と同じに、介護の様に、体と頭を洗って貰い、彼女の長い髪を洗うのを湯船から見ていた

彼女が「小さい時に、パパとお風呂に入ると、同じように見てた。私は、お父さん大好きだったんだけどな~」というので、鬼畜に成り下がった自分を恥じる気持ちからか?勃起も収まっていった

彼女の父親は、小3の時に離婚で離ればなれになり、中2の時に父親が再婚してからは会ってないらしい

養育費も払ってくれてるらしく、大学の進学費も全額父親が出してくれたんだそうだ

だから、父親が大好きで、離婚をした母親が嫌いなんだと話してくれた

離婚原因は2人とも教えてくれないそうだが、祖母が父親の浮気を許さなかったからだと聞いた事があると言っていた

母子家庭で、四大に進学と聞いていたので、母親が頑張っているのか?と思っていたが、なるほどと理解出来た

おやじキラーな笑顔は、このファザコンに由来する物なんだなと思った

風呂では、色々と話してくれ、汗だくになりながら長風呂を楽しんだ

湯上がりにビールを飲んでいると、「私も飲みたい」と言うので、飲みさしを渡すと「苦い~!何でこんなの飲むの?」と可愛い事を言う

お互い髪も乾き、何も言わないでも通じる古女房の様に、寝室へ向かった

ベッドに入ると、彼女は自分からパジャマも下着も脱ぎ去り、抱き付いてきた

「おじさん、優しいからホントに好きになっちゃった。もう、彼とは別れるから付き合ってください」と言うので、「それは無理だよ、親子程歳が離れ過ぎてるからね、君のお母さんより年上なんだよ」と笑いながら答えた

彼女は「えっ~!ママより年上なの?全然そうは見えなかった~」と嬉しい事を言ってくれる

「だから、今回は成り行きでこうなってしまったけど、君には歳相応の彼氏を見つけて幸せになって欲しいと思ってるよ」と言うと少し考えてから、「じゃ、泊めて貰ってる間だけは彼女にして?」というので、返事の変わりに強く抱き締めながらキスをした

この曖昧さが、大人のズルさだなと自分で自分が嫌になった

昼間に味わった若い味を、手放せなくなってる自分に気付き、動揺した

一方、もう1人の自分は、こんなチャンスなんて絶対無いから、楽しまなきゃ損だと言ってる

悪魔の囁きに負けた…

電気を消し、腕枕の中でキスを始めた

ゆっくり、ゆっくり全身の凝りをほぐすかの様にくまなく愛撫を続ける

昼間の行為の時に見つけられなかった性感帯を探る

キスをしながら、背骨をなぞっていると、腰の辺りで息が荒くなる

重点的に腰を愛撫していると「気持ちいい~」と言い始めた

唇を離し、うつ伏せにし、うなじから唇を這わし、背中・腰回りへとゆっくりと降りていく

無意識に腰を振っている

うなじをくすぐったいと言っていたのに、今では性感帯になったかの様に感じている

背中への愛撫を続けながら、手を胸に回し揉みしだいてやると、可愛い声を出しだした

丁度、勃起した物が、尻の割れ目に添うので、パイズリならぬシリズリの格好で押し付けていると、三点攻めになる

胸の手を乳首中心の攻めに変えた時には、断続的な喘ぎ声になっていた

うつ伏せの状態から腕枕に戻し、ディープキスを楽しみながら股間に手をやると、指に愛液が絡み付いてくる

愛液を絡めながら、全体を回す様に愛撫し、クリ中心に刺激を続けると「イクッ~!」と逝ってしまった

息が荒くなっているので、キスをしながら腕枕で暫し休憩

彼女が「ホントに気持ちいい。いっぱい逝っちゃって自分の体じゃないみたい。好き!」っと言ってキスをしてきた

十分キスを楽しみ、昼間からお預け状態の勃起もMAXに達し、正常位で挿入を開始

やはり入り口はきつめでよく締まる、最近は出産経験者とのセックスばかりだったので新鮮に感じる

初めは入り口辺りでピストンしていたが、慣れてきた様なので、ゆっくり奥まで入れてみた

「凄い~!中が一杯!大きいよ~!気持ちいい~!ゆっくり動いて!」と賑やか、入り口程はきつくは感じないが、中もしっかり圧力を感じる事が出来る

速くしたり、ゆっくりしたり、反応を楽しみながら変化を付けてやる

ゆっくりしてやると、自ら腰を振って応えようとするのでとても気持ちいい

彼女の足を片方だけ下ろし、横ハメをする

より深く入り過ぎたのか?痛がったので、そのままうつ伏せにして、足を閉じさせたままバックに移行

胸も同時に揉んでやると、「気持ちいい~!」を連呼するので逝かさない様にスローダウン

正常位に戻し、ハイピストン、逝きそうになるとスローダウンしてキスを楽しむのを繰り返していると、「イジワル~!」と言い出した

焦らすのは、ホントに楽しい

少し疲れたので、騎乗位に変更

手を添えて入れるのが恥ずかしいらしく、股がった状態で抱き付かせ、ゆっくり入れてやった

上体を起こして腰を沈めると、深く入り過ぎて痛いらしく、浮かせてるので腰を振りにくく楽しめない

上体を伏せて抱き付きながらのピストンは気持ちいいようだ

速くすると逝きそうになるので、また焦らす

流石に逝きたくなってきたので、正常位に戻し、ハイピストンしていると、頭を左右に振りながら、シーツを広げた手で握りしめ、唇を噛んでる姿は堪らず、腹の上に射精をした

ティッシュで拭いていると「気持ち良かった~、何回も逝っちゃった~」と笑顔で話すので、腕枕をしながらキスを楽しんだ

久々に心地良い疲労感で、眠りについた

目が覚めると、隣に寝ている筈の彼女が居ない

時計を見ると、8時前だった

寝室を出てリビングに向かうと、「おはよう!」と元気な声

「顔洗って、歯を磨いてきて」と言われ、俺は子供か?と思いながらも、指示に従い、再びリビングに戻ると、「朝ごはん出来てるよ~」と台所から声がする

食卓には、湯気の立っているご飯に味噌汁、目玉焼きにサラダ、いつも朝食なんて食べてないので、考えてもいなかった

突っ立って見ていると、「早く座って!食べよ」と満面の笑顔の彼女が言う

昨日、食材の買い出しは、すべて彼女がしてたので、何を買ったのかも分からずにいたが、こんな朝食まで考えていたとはビックリした

どうりで、鍋の種類や数、食器や調理道具等を聞いていたんだなと理解出来た

「お口に合いますか、どうか?召し上がれ~」と、いっぱしの事を言われ、笑ってしまった

味噌汁も出汁からとって作ってあり、大変美味しかった

家でも、仕事をしている母親に変わって、家事全般をやっているそうで、逆に母親の料理は、食べれない程不味くて下手なそうだ

喧嘩の理由が、手伝いの事と聞いていたので、不思議に思い聞いてみると、推薦試験勉強中に家事をサボってたら、母親が「ちゃんとやりなさい!」と自分はしないくせに言ったから、喧嘩になったそうだ

家事を娘に任せ、自分は男と旅行に行く母親ってと思ったが、一方だけの話を聞いて、他人が意見するのも…と思ったので何も言わない事にした

聡明で可愛く、料理までこなすこの子は、きっと良い嫁になるなと考えていた

食事も終わり、片付けもテキパキとこなし、さ~、これからどうしようか?と考えてたら、「洗濯物貯まってたから洗ったよ。他にはない?」と、ベランダを見ると洗濯物が干してあった

「ウチの洗濯機は乾燥機付きだから、干さなくても良いんだよ」と言うと、「そうなんだ、使い方知らないから、洗って干しちゃった。外に干した方が、太陽の臭いがして気持ちいいよ」とお婆ちゃんの様な事を言われ苦笑いしていると、「そうだ!布団も干そう!」と寝室へ入って行った

ウチのマンションは、外から見える布団干しは御法度なので、追いかけて伝えると、「え~!なんで~?気持ちいいのに」とご立腹でした

「じゃ、どうしてるの?」と聞くので、布団乾燥機を出してセットすると「便利な物があるんだね」と本当に歳を疑う発言連発だったので、からかい半分で、自動掃除機の(ルンバ)を見せて説明してやると「いいな~、私も欲しい~!」と盗まれそうな勢いで目をキラキラ輝かせてた

テレビを見ていても、特番ばかりでつまらない

いつもの休日の過ごし方は、昼迄寝て、気が向けばゴルフの打ちっぱなし、買い物、外食ってパターンなのだが、彼女が居るので、日中の外出は控えたい

ソファーに座っていると、隣に座り甘えてくる

家に居る事が少ないので、過ごし方が分からない

困った挙げ句出した答えは、(外出!)

人目に触れる危険はあるが、家に居ると、また抱きたくなってしまうと言うのが、本当の理由

若くはないので、そうそうHばかりは無理

彼女はその気で甘えてるのかも知れないけど、無理なものは無理

結局、行き先も決めずにドライブに誘い、昨日買ってやった服に着替えた上機嫌の彼女を連れて家を出た


つづく
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