2024/09/20 21:25:01
(tGiKJuGr)
昨年の年末、帰省したら、懐かしい人と再会した。
もう、別れて24年になる元妻だった。
お互い、五十路になってたけど、2年付き合って3年一緒に暮らした仲、何となくわかった。
別れたのは、俺が遠方に出向になったこと。
元妻は一人娘で、俺との結婚が許されたのは、地元企業に勤務してたから。
出向先は新幹線で2時間、通勤する距離じゃなかった。
もし、出向を断れば冷遇は確実、受けるも地獄、断るも地獄だった。
散々揉めたが、子供がまだだったから、泣く泣く別れた。
二人で、アパートのドアを閉めたときが哀しみのマックスだった。
その後、離婚届を出しに行き、他人になってたけど、ステーションホテルで最後の夜を過ごした。
切ないセックスだった。
30分以上元妻のマンコを舐めてた。
挿入してからも動かず、抱き合ってキス、かなり長い時間繋がってた。
最後の精液を元妻にかけて、お別れのセックスを終えた。
翌朝、元妻と朝食を食って、駅で元妻と別れた。
今後一切かかわらないように、携帯から連絡先を削除して別れた。
「元気でな。早く、新しい男を探せよ。幸せになれよ。さよなら…」
「あなたも、向こうで幸せになってね。さよなら。元気でね。」
俺30歳、元妻27歳、まだやり直しがきく年齢だった。
手を振る元妻に背を向け、二度と振り返らずホームに向かった。
ボロボロ泣いてて、振り返れなかったのだ。
出向先に行って、ずっと元妻が忘れられなかったけど、1年過ぎたら、何となくいい感じになった女がいて、1年ぶりに女体を抱いた。
その女は、今の妻だ。
元妻より美人ではなかったが、とにかく良い身体してた。
ムチッとした太腿がたまらなくて、マンコは元妻より緩かったが、圧迫感が良かった。
俺33歳、妻29歳で結婚、すぐに子作りした。
妻は30歳と33歳で出産、結局俺は出向先に根を下ろし、そのまま出向先の社員となった。
今年、上の子が成人、俺は54歳、妻は50歳、五十路夫婦となっている。
五十路になっても、妻の身体が良すぎて、まだセックスしてる。
週に3回くらい、セックスがある。
あんなにピンクだった妻のマンコも、今や真っ黒け、使い込んだマンコだが、何度入れても気持ち良いし、とにかく身体が凄く良い。
妻も喜んで抱かれてる。
まだ生理が終わってないから、安全日以外中出しできないが、妻は毎回仰け反ってイキまくる。
長年連れ添った妻だが、全く飽きない。
昨年、帰省した時、元妻の夢を見て、ふと、一人である神社に行ってきた。
そこは、27年前に元妻と将来を誓った思い出の場所、再選を投げ入れ、参拝して振り返り、参道で女とすれ違った瞬間、お互い振り返った。
お互い見つめ合い、その身体つきというか、身のこなしに元夫婦と気づいた。
二人とも結婚指輪してて、再婚してると分かった。
「元気か?」
「ええ。あなたは?」
「元気さ。」
お互い子供が2人いて、上の子が成人式だと知った。
ほんの十数分、会話しただけで、お互いが幸せなことを知って、連絡先を交換することなく、
「じゃあな。元気でな。」
「あなたも元気でね。」
と別れた。
元妻は、美しく年を重ねていた。
その夜、子供たちや兄家族が寝たのを確認し、妻を抱いた。
実家でする夫婦の営みは、どことなく緊張するが、営みを3日開けると禁断症状が出る夫婦だから、仕方がなかった。
下だけ脱いで、静かに交わった。
妻を抱きながら、昼間再会した元妻を想った。
もし、出向がなかったら、今も一緒だった元妻と歩んだもう一つの人生…
きっと元妻も、同じこと考えてるだろうなと思った。
1月2日に帰って来る時、新幹線の改札で、元妻との別れを思い出した。
エレベーターぬ向かって歩き、あの時、振り返れなかったのを思い出し、振り返ってみたが、そこに元妻の姿はなかった。
元妻に、さよならと呟き、新幹線に乗った。
そして、おそらくはもう二度と会うこともないであろう、今も愛しい元妻の幸せを願った。