2013/03/30 00:52:19
(BUW7b5zb)
先日、NAN-NET経由で催眠のご依頼がありました。
ご連絡を下さったのは、宮崎から遠く離れた福岡のご夫婦、ご主人からでした。
ご主人の希望は、
”一回妻がされてるところ見てみたい”
というシンプルなもの。
その数日後、メール等で綿密な打ち合わせをすることもなく、
「○月○日、宮崎にお邪魔します。よろしくお願いします。」
とのご連絡がありました。
この時点で、私にはちょっと不安な点がありました。
というのも、ご夫婦と全く面識がなく、催眠についての説明もしていません。奥様を催眠導入する時、過剰な緊張や不安は、失敗の元になってしまいます。
ですので、一計を案じ、2013年3月7日にココへ投稿した奥様(以下、奥様M)に、同行をお願いしました。
実は、この奥様Mも、自分以外の人が催眠に入るところを見てみたい・・と興味津々で、あっさりOKを頂きました。
(よく考えると、自分で自分の催眠中の状態って見られないんですよね。当たり前ですが)
そのことをメールでご夫婦に伝えると、”喜んで”とのお返事が。
実は、催眠は、誰か一人が導入されると、その姿を見た人の被暗示性(催眠の掛かりやすさ)が急速に高まります。
一度でも、”あんな感じで入っていくんだ・・”と理解してもらえれば、催眠について100の説明をするより有効です。
力強い味方を得て、当日、インター付近の複合施設駐車場でお待ちしました。
到着したクルマに歩み寄り、ご主人に挨拶します。運転席越しに助手席でこちらを見つめる奥様(以下、奥様F)は、とても不安げな表情です。
ご主人は私より上の世代ですが、美しい奥様Fは私と同級で、これからに期待が膨らみます。
予約してあるホテルのチェックインまで時間があるということでしたので、私たちのクルマに来てもらい、しばらく駐車場でお話をすることにしました。
後ろの席に私と奥様F、運転席にご主人、助手席に奥様M、と座り、みんなで雑談です。
奥様Mとご主人は、後ろを振り返るような形で会話に参加します。
奥様Fの表情は硬く、かなり緊張されている様子、少しでもリラックスしてもらおうと、ご主人から何と言われて宮崎まで来ることになったのか聞いてみました。
「NAN-NETの投稿を見て、催眠でこんなことが出来る人がいる。宮崎だったらクルマで行けなくはないから、一度体験しに行こう」
と言われたそうです(^^;
私の責任は重大です。ここで、頼もしい助っ人に協力をお願いします。
私は、同行してくれた奥様Mに、催眠中ってどんな感じです?すごく気持ちよさそうですけど・・、と話を振りました。
「そうね、気持ちいい。でも、眠っている間はどうなっているか分からないから、今日、(催眠に掛かっているところが)見られると嬉しい」
と言われました。
私は、
「そうですよね。催眠に入っていく瞬間、とても気持ち良さそうですものね。」
と、言い終わるか終わらないくらいのタイミングで、奥様Mの口をグッと塞ぎました。過去、何度も言ってますが、私の好きな導入法です。
「ぅ・・・」
一瞬で、奥様Mは、後ろを振り向き気味のまま、背もたれに倒れ込んで、深い催眠に掛かってしまいます。。
これには福岡のご夫婦、ビックリ。
すぐ横で見ていたご主人、
「一瞬なんですね・・」
私の横の奥様Fも、言葉もない・・という状態です。
「これ、すごく気持ちいいらしいんですよ・・。もうすぐ奥様も体験できますので。」
その時、一瞬、”あぁ・・”と恍惚の表情をみせた奥様F、他の方は気づかなかったと思います。
時間を空けず、奥様Mを催眠から目覚めさせます。
もぉ~!といった表情の奥様M、すごく恥ずかしそうです。
「気持ちよさそうでしたよ。気持ちよかったでしょう?」
私は、意地悪く目覚めたばかりの奥様Mに話しかけます。
「気持ちはいいんだけど・・恥ずかしい。。」
まぁ、その言い分は分かります。ホンのちょっと前に会ったばかりのご夫婦の前でいきなり落とされてしまうわけですから。
「一度、ここで、イッてみます?」
私の提案に、奥様Mは小刻みに首を横に振ります。
「恥ずかしいですか?分かりました。」
私は微笑みながら、奥様Mの服の上から、右の乳首がある場所をひねりあげました。
「うっ・・クッ・・」
奥様Mの表情がゆがみます。
「ほら・・このまま全身に快感が広がっていきますね。 そう、そのままイッてしまいますよ。。」
程なく、奥様は、こもったうめき声をあげながら、イッてしまいました。
とても恨めしそうに、私を見つめます。
「もぉ・・欲しくなっちゃうからダメ。。」
ご夫婦の、生唾を飲み込む音が聞こえるようです。
今の様子を見て、奥様Fは、かなり被暗示性が高まっていると思われます。
雑談をしながらも、少しずつ、話を催眠の方向へ持って行きました。
いよいよ、催眠の掛かりやすさを見極める被暗示性テストです。
まずは、定番の指固めからトライ。結果はバッチリ。驚くほどの被暗示性です。最初に、奥様Mの催眠導入を見たからに違いありません。
ぶら下げた振り子も振れて、これもOK。腕固めも難なくこなし、徐々に催眠状態が深くなっていきます。
更に深い催眠導入のために、お名前を語りかける必要がありましたので、下のお名前をお聞きしました。
奥様Fのお名前は、真由美(仮名)さん(以下、真由美さん)。ある程度催眠状態が深まったことを確認して、更に一気に深く持って行きます。
ペンライトを見つめてもらい、どんどん深い催眠に入ってもらいます。
程なくして、真由美さんは、目を閉じ、背もたれにぐったりと倒れてしまいました。
催眠は、寝て覚めてを繰り返すことで、どんどん深くなっていきます。その後も深化法を繰り返し、奥様は更に催眠の世界に沈んでいきました。
ここで、ちょっと休憩。催眠は、脳の普段使わない部分を酷使します。あまり催眠状態を続けると、とても強い疲労感を感じたりします。
私もお相手の状態を見ながら、即座に暗示文を考えて伝える必要がありますので、即興の文章を考えるという点で、脳を酷使します。
一旦、催眠から目覚めさせて、真由美さんに、催眠でどうなってみたいかを聞いてみました。
聞くと、真由美さんは、胸があまり感じない、マンコに指を入れられるのも苦手・・と話してくれました。
イク・・という感覚は知ってはいるけど、イキっぱなしになったり失神したりはない・・とも。
実はこれはとてもいい情報です。催眠には、なりたいこと、やりたいこと、希望や願望、妄想などを後押ししてくれる力があります。
ご主人から”一度体験しに行こう”とだけ言われ宮崎まで来た真由美さんですが、ここで初めて、自分が催眠に入る意義(目的・理由)を見つけることが出来ました。
この会話から、私にも目標が出来ました。催眠で真由美さんを失神させる・・、と。
さて、催眠再開です。催眠の途中で、『私がおでこに触って、”眠って!”と言うと真由美さんは一瞬で、以前より深い所まで催眠で落ちてしまう。』という暗示が入っています。
私は、雑談中の真由美さんのおでこに触れて、一気に深い催眠状態に持って行きます。真由美さんは、再びシートに沈みました。
『今から数字を数えていくと、真由美さんの身体は、どんどん全身が敏感になってきます。目が覚めた後は、どこを触られても、すごく感じて、気持ちよくなってしまいますよ。。』
そして、目を覚まします。
「真由美さん?気分はどうですか?」
「ん~、頭がボーーっとしてる。。」
「気分は悪くないですか?」
「悪くないで・・あぅ!・・」
真由美さんが話し終わらないうちに、私が真由美さんの首すじを爪の腹で撫でたのです。真由美さんは、痙攣したように身体をくねらせ、私の指から逃げました。
「どうしました?」
私は意地悪く尋ねます。
「いや、今、すごくこそばゆくて・・」
「そうなんですね。では、私が指を鳴らすと、こそばゆさが、気持ちよさに、快感に、変わっていきますよ。。」
パチン!!
ゴン!!!
ゴン!という音は、振り向きつつ後ろを見ていた奥様Mが、シートに頭をぶつけた音。奥様Mは、指を鳴らされても、一瞬で深い催眠に落ちてしまう暗示が入っています。
私は、真由美さんに集中していて、その暗示を忘れていました。これには、私も運転席で見守るご主人もビックリ。
ただ一人、真由美さんだけが、力のない目のまま、正面を向いていました。奥様Mはそのままにして、真由美さんの催眠導入を続けます。
指を何度も鳴らして、奥様の皮膚感覚を変えていきます。そして、再度、首すじを、つぅーーっと撫でると・・、
「あぁぁぁ・・」
「ほら、どうですか?こそばゆいですか?」
「あぁ・・ぁ・・気持ち・・いぃ・・」
首すじだけでなく、肩や腕、ほっぺたや耳たぶも、触れるか触れないか程度の優しさで撫でていきます。
「ああ・・ああ・・あぁ・・」
真由美さんは、身体を小さくくねらせながら、感じてくれています。それを見つめるご主人、とても興奮しているようです。
「真由美さん?どんどん気持ちよくなっているでしょう?これから数字を数えると、今度は、髪の毛の一本一本がすごく敏感になってしまいますよ。」
数字を数えた後、真由美さんの髪を優しく撫でます。
「ああ・・うっ!。。」
明らかにレベルが違う恍惚の表情で、真由美さんが感じ始めました。
「ほら・・どうですか?どんな感じか教えて下さい。。」
「あぁ・・何だか・・髪を撫でられているだけなのに・・ゾクゾク・・する。。あぁっ!・・」
私は両手で真由美さんの髪を撫でました。快感が倍になっているのでしょう。感じる声が大きくなってきます。
ここで、奥様Mを起こします。自分が寝ている間に、あれだけおしとやかだった真由美さんが、髪を撫でられているだけで悶えている変化に驚き、自分も感じて来ているようです。荒くなってきた息づかいで分かります。
ふと時計を見ると、ホテルのチェックイン時間も間近、また、奥様Mもこれから用事があるということで、ここでお別れです。
この後、駐車場からホテルに移動し、更に深い催眠導入で、真由美さんは、ご主人の目の前で、私の言いなり人形になっていくことになります。
この続きは、次回『ご主人に見られながら、奥様が催眠で。。【ホテル編】』でご報告したいと思います。
今回も、長文・駄文にお付き合い頂き、ありがとうございました。